献血のリスクについて

November 13 [Thu], 2003, 0:02
その手のサイトではあまり触れられていない献血のリスクについて、少し触れてみたいと思います。

リスクの発生率は、総献血者の1%程度です。これには軽微なもの(内出血等?)が含まれるそうです。その1%のうちで、医療機関を受診しなくてはならない被害は、0.01%。仮に100万人の献血者が1年に1度献血をしたとすると、1万人が軽微なものを含むリスクを負い、そのうち1名が医療機関を受診する計算です。

まずリスクの救済措置から
献血者健康被害救済制度
2006年10月1日から、この制度は開始しました。献血によって副作用等の被害を被った場合に救済を求めることができる制度です。
この制度は始まったばかりですから、まだ多分適応例はないと思います。

リスクを見ていきます。
内出血
軽微なリスクの一つと考えられます。献血後に揉んだり、重いものを持つ等、献血した側の腕を酷使することによって起こりえます。また、献血の針を刺すときのミス、成分献血の返血失敗によって起こりえます。私はおこったことがないですが、様々な方の話からすれば、湿布をし包帯で巻き、塗り薬をくれるとか…。正しい情報ください。

クエン酸反応
成分献血特有の副作用です。血液が固まらないように、クエン酸ナトリウムと言う無害の成分を血液に混ぜます。これは、人間の体内に入ると速やかに肝臓で代謝され、排出されるそうですが、個人差もあり、処理に時間が書くことがあるようです。このときに唇の痺れ等が発生します。

私は軽微なものがおこったことがあります。カルシウムを多く含むお菓子や飲料をベッドに持ち込み、少しずつ飲む、食べる、というのが一番の対処法になると思いますが、持ち込み禁止ルームは気をつけて。

血管迷走神経反射反応(VVR)
痛みの刺激、不安などを要因とし、気分が悪くなってくるようです。最悪の場合は意識を失います。初めての採血のときは、テレビを見たりして気を紛らわせることでこれを防ぐことができるかと思われます。2回目以降で慣れてくればあんまり気にしなくてもいいかもしれない。もともとの体調が悪いと起こりやすいとも言われるので、体調が悪いときの献血決行はやめた方が無難でしょうね。

神経損傷
針を刺すわけなので、神経を損傷する可能性がないわけではないです。


と並べてみましたが、もう一度書くと、リスクの発生率は軽微なものを含めて総献血者の1%程度です。交通事故にあって、がんで、輸血を受ける確率に比べれば、小さいかもしれませんよ。

献血について。

October 13 [Mon], 2003, 0:01
2006年12月現在、血液に完全に代わるもの(人工血液)は未だ開発されておらず、また代替血液は開発されてはいるが、限度がある。そのため輸血には人の血液を使用せざるを得ない。献血制度が整備される以前は売血によって血液の需要を充たしていたが、金銭を得る目的で過度に売血をする者が多数現れ、これらから得られる血液は血液としての質(「黄色い血液」)および供血者の健康の面で問題があることが多かったため、現在は輸血用血液は専ら献血によりまかなわれている。

以上Wikipedia日本語版
「献血」 2006年11月30日 (木) 12:35 61.211.38.133版 より引用

黄色い血液、とは、回復の遅い赤血球の回復を待たずに売血を続けたことで、赤血球の赤い成分が少ない状態の血液のこと。血漿の色が見えてきてしまっているものによるのでしょうか。

そのような利益目的の「血売り」による健康被害を減らすことなどを目的に、今日本では、建前上善意に基づく献血によってのみ血液を賄っています。

2005年までは日本赤十字社が主体として血液事業を行ってきましたが、法改正により現在では厚生労働省が主体となっています。

〜献血の種類と制度〜
全血献血
血液をすべて提供するものです。200ml(16歳から)400ml(18歳から)の二種類があり、共に採血開始から約5分から10分程度の所要時間となります。
200mlは男性45kg、女性40kg以上、400mlでは男女ともに50kg以上の体重が必要とされています。年間で男性が合計1200ml、女性が800mlまでと制限されています。
この種類の献血は、回復が比較的緩やかな赤血球も採取するため、200mlは4週間後の同じ曜日、400mlで次が全血献血の場合男性12週間、女性16週間、成分献血の場合男女ともに8週間をあける必要があります。

使用される患者の側に立つと、400mlの方が副作用の可能性が抑えられるため、400mlを積極的に頼まれることもあるかもしれません。ただ、200mlの方が献血者にとって負担が少ないことは確かだと思います。

成分献血
血液の成分のうち、回復の穏やかな赤血球を体内に戻す献血者にとって負担が軽い献血方法です。血液を一旦抜き、外界とは遮断されたキット(使い捨て)の中で遠心分離にかけ、赤血球と採取する成分に分離して、成分だけを集めます。採血開始から約40分から60分程度の時間が必要です。
血漿成分献血血小板成分献血とがあり、共に18歳からできます。
体重制限は男性45kg以上、女性40kg以上です。
男女ともに2週間後の同じ曜日から全ての種類の献血ができますが、血小板献血1回を2回にカウントして年間で24回が成分献血の上限となります。

血小板は、採血後72時間が使用期限になります。その前に検査のために大きなセンターに搬送される等の時間を考えると、実際に使える時間はどうしても短く、少量を短期間に安定的に確保することが大切と考えられます。
長野県では、午前中の血小板成分献血が予約カードにて推奨されています。午後の遅い時間帯の献血の場合、血小板成分が十分に集まっていることが多いので、多く血漿成分を頼まれます。


詳しい条件は公式なホームページにあります
また、海外渡航、海外居住、予防接種、血清接種の関係で一定期間献血できない期間が決められています。
⇒See also 用語説明


用語説明

October 13 [Sat], 2001, 0:00
以下には
献血の種類
献血の装置
についての記事があります

〜〜献血の種類〜〜
全血献血…血液成分を全て提供する方法です。200ml400mlの2種類があります。16歳から献血できますが、400mlは18歳からです。採血から10分程度で終わります。この記録では、「200」「400」と略記しています。
成分献血…血液を一度抜き、機械を用いて遠心分離にかけて血液の成分を分けて採取する方法です。時間はかかりますが、体内回復の遅い赤血球を体内に戻すので献血者への負担は小さくてすみます。血漿成分献血血小板成分献血があります。血小板献血では血漿を同時に採取することが多いですが、合計すると同じくらいの量になるように調節されています。18歳から献血できます。採血開始から40分から60分かかります。この記録では、血漿を「PPP」、血小板を「PC」と略記することがあります。

See also 献血について


〜献血の装置について〜
・全血献血では、専用の機械を用いることが多いようですが、私のよくいく長野県内のルームでは「台秤」を利用することが多いです。看護師さんが忙しくてついていられないときや血液の出が悪いときは機械にかけられることもあります。18歳になる前に1度だけかけられました。
・成分献血では、専用の機械が用いられます。ないと成分分離ができませんから。。
松本のルームにはヘモネティクス社の「CCS」、「Multi」(予備機か?)、テルモ社の「テルシスS(テルモアフェレーシス装置AC-555)」が配置されています。3機種ともPPP,PC+PPPのどちらの成分献血にも対応しているようですが、松本ルームでは「テルシスS」はPC+PPP限定で利用されているようです。

〜「サイクル」とは〜
成分献血で、「血液を抜く⇒遠心分離⇒返血」を1サイクルと呼びます。
ルームなんかではよく「○回」とかって説明を受けますけれど…。

私の場合、3から4サイクルが標準的です。



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プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:tsugu
  • アイコン画像 誕生日:1987年10月13日
  • アイコン画像 現住所:長野県
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献血の啓蒙も兼ねて、私の献血記録を更新していくことにしました。

16歳のときに200mlで献血デビュー。
18歳の誕生日に血漿成分で成分献血デビュー。

月1回のペースで通っています。

今までにも数名、友達を献血に誘(いざな)ってきました。
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