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馬油の成分は人間にとても近いと言われています。なんと、馬以外でそっくりな脂肪を持っている動物が人間だという報告があります。
馬油は、馬の脂肪の部分を時間をかけて煮詰め、油脂を取り出してから、不純物を漉して使用するのです。豚や牛、魚類まで含めても、それら私たちに身近な動物では代用がききません。馬から取り出した脂肪が私たちに人間に効果的なのです。それは、不飽和脂肪酸が多く含まれていることが似ているからです。
馬油の成分を特徴づける不飽和脂肪酸には、リノール酸・オレイン酸・リノレン酸などがあり、いずれも動物が体内で生成できない成分です。馬以外の動物でも、少しは不飽和脂肪酸を持っていますが量が少ないのです。
リノレン酸などは、抗炎症作用と抗アレルギー作用があるといわれています。アトピー性皮膚炎に、馬油の成分が良いと言われるのはこのためです。
リノレン酸をはじめとする不飽和脂肪酸という馬油の成分によって、植物性油脂のようにさらっとしている油であるのも特徴です。これは、脂肪のとける温度が低いために低温でも固まらないという性質によるものです。
このため、シャンプーなどへの加工をしても、馬油の成分を損ないにくいのです。そして、人の体温で温まることで、とけて浸透しやすいというメリットも、馬油の成分からくるものです。
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