女子三千の穂積が6位 男子千五百はデービスV

March 13 [Fri], 2009, 21:20
スピードスケートの今季最終戦、世界距離別選手権が12日(日本時間13日)、来年のバンクーバー冬季五輪会場となる当地近郊の「リッチモンド五輪オーバル」で開幕。男子千五百メートルは世界記録保持者のシャニー・デービス(米国)が2大会ぶりの3度目の優勝。日本から唯一出場の杉森輝大(吉羽木材)は21位だった。女子三千メートルはレナテ・フルーネウォルトがオランダ勢として同種目初制覇。日本勢は穂積雅子(ダイチ)の6位が最高だった。エステキャップ

 ◇デービスが圧巻の滑り「順位でなく自分のベストを」

 男子千五百メートルはデービスの「横綱相撲」だった。

 最終2組前で地元・カナダのモリソンが自身の持つリンク記録を更新すると、続く組でで米国の19歳の新鋭、マルシカノがさらに更新。そして最終組で登場したデービスは、当然のようにリンク記録を塗り替えた。

 前週は米国ソルトレークシティーでのW杯最終戦で、千メートルと千五百メートルの世界記録を奪還した。特に千メートルは、10組前にマルシカノがマークした世界記録を最終組に登場して更新するという、今回と同じパターン。若手の力を出させた上で、最後に勝つだけに余計に強さが際立つ。

 来年の五輪の舞台となる今回のリンクについて、デービスは「(氷が)本当に滑らない。持久力が必要で、一生懸命に足で(氷を)押さなければならない」と話す。そんな重いリンクでも、ソルトレークシティーのような高速リンクでも、どちらでも強さを発揮できるのが、今のデービスだ。スピードスケート界の第一人者となった26歳は、「私は順位とかではなく、自分のベストを尽くすことが大事」と淡々と語った。
P R