ワン・デイ 23年のラブストーリー

July 21 [Sat], 2012, 16:24
男女の23年にわたる恋と友情を毎年7月15日にスポットを当て、ロンドンとパリを舞台に描くロマンチックなラブロマンス。
彼への恋心を胸に秘めているまじめカードキャプターさくら エロなヒロインをレイチェルの結婚のアンハサウェイが、彼女の親友で自由奔放な男性を、ラスベガスをぶっつぶせのジムスタージェスが好演する。
私はどちらかと言うと男女の友情など存在しないと思う人で、この2人はタの腐れ縁に過ぎないんじゃないか、とは思います。
しかし、一方で、エマとデクスターが早くから一緒になっていたら、早々に分かれてしまって、ここまでの深い愛情を育てることなど出来なかっただろうとも思える。
親友と割り切る関係が、実は本当の愛を育て熟成させる為に必要だったという稀なケースを見せて貰ったのだろう。
純愛には程遠い愛の歴史。
それは獅も甘いも全て包み込んだ人生そのものでもあった。
エマは真面目な努力家で恋愛は奥手だった。
そして、デクスターのチャラ男さ加減に、何でこんな男に惚れるんだろうという理不尽を感じてしまう。
しかし、恋はするものでは無く、何時の間にか落ちているものであるという箴言は正しく、第三者には理解し難い理不尽なモであるのも確かだろう。
物語は毎年7月15日のエピソードを重ねながら進んでゆく。
普通に二人だけで旅行に行くのに、敢えて恋人未満にする為に3つの条件をデクスターに要求するエマがカワユイ。
要はエッチ禁止なんだけど、そこまで求め合っていて、更に禁欲的でも無い二人が結ばれなかったのは、逆の意味で愛の奇跡と言えるのかもしれない。
デクスターが究極のちゃら男道を突き進む。
エマが着実に夢を叶えてゆく。
芸能界で失敗し、できちゃった婚までするデクスターをエマは許し、更に愛を密やかにしてゆく。
エマを演じるアンハサウェイが、年を重ねるに従い美しく変貌してゆく様子が何とも眩しい。
全てをリセットして人生をやり直そうとするデクスターは、漸くエマを愛する資格を得たと言うことなのだろうか愛し合うようになった二人の愛は眩く光る。
その輝きが余りにも強いがゆえに、愛の儚さおも感じてしまうのも不思議だった。
やがて来る運命の7月14日。
鑑賞したその場ではこんな展開は有り得ないだろうと衝撃を受ける。
こんな結末はイヤだ、と私の中で反発が猛然と沸き起こる。
だが、不思議なんだな。
1日経って思うと、こういう人生もあるんだろうという考えと共に、だからこそ、二人の愛は最高の輝きに封じ込まれたのだろうという考えも浮かんでくる。
デクスターの父が言う。
出来るさ、私は10年、そうやって来た。
このセリフが妙に胸を満たし、人生を豊かにする自分を発見する。
なんとも不思議で、否定しきれない味わいを持った映画だった。
もう少し早くレヴューすべきだったのですが今日で上映終わっちゃいます。
気になった方はDDでどうぞ81刀
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