書けるときに書く

September 20 [Tue], 2011, 21:41
『卵の緒』を読みました。やっぱり元から日本語の作品は読みやすい気がします。
高校生のときに現代文の先生が薦めていらしたのでずっと知ってたんですけど、読みたい読みたいと言って読まなかったのでした。勢いで書店で買って、読んでみたら100ページもない短編で、やっぱり私には思いきりが足りないんだなあと思いました。今日できることは今日やるようにしたい。

子どもの描かれ方が秀逸だと思いました。私はバカで無知で純粋な子どもというのもまあ好きだけど、どちらかというなら「小さい大人」寄りの子どもの方が好感が持てます。物語中に限った話です。子どもと大人は断絶されているものではないと思うし、「子どもらしさ」はともするとただの筆者の願望になってしまいますよね。大人が子どもを描くのは本当に難しいと思います。なんていうか、子どもが「子どもらしくてかわいい」のは、ちょっとずるい気がする。みたいな。
そんなバランスのところで、『卵の緒』収録の2作品にそれぞれ登場する子どもたちは、すごくかわいかった。なんていうかテンプレートを必要としないかわいさでした。もう本当に勝手な話で、私は前述の気持ちの一方で「何もかも達観してる子ども」に対してもちょっと反感がある(物語に限った話!)んですけど、その辺のバランスも絶妙です。

あと、主人公が「両親の愛をめいっぱい受けて育った子どもの無敵の暖かさ」を羨みながらも、「それがない者には別のものがちゃんと備わっている」と認識しているのが印象的でした。引け目を感じるように描かれがちのような気がしていたので。著者(語り手)→読者で呼びかけるよりも登場人物→読者の方がストンと落ちてくるなあと思いました。

Twitterでも書いたけど解説って役に立つんですね…「そうそうそうなんだよ!!」って思いながら読める。私が感じてた言葉にならないものはこう言えばよかったんだ!と毎回思うので、しかし読了直後に読むのはちょっと悔しい。しかし読了直後に読むのが一番楽しいのもまた事実!!実に二者択一です。


あと、私自身について、以前より「自分が気持ちいい言い回しをする」みたいな傾向が出てきてるような気がするのが気持ち悪いので、徐々に直したいです。

♪ 暑すぎた夏が終わる ♪

September 19 [Mon], 2011, 16:40
春休みは本を読むぞー!からはや半年とは本物の恐怖…これ次に意識戻ったらもう還暦なんじゃねーの><空っぽ系60代女子ってか?笑えないです><

当たり前っちゃそうなんですけど、嵐が丘も読み終わりました。憎しみと復讐の連鎖が断ち切られるのが愛情によって、という話で、後半はわりとジンとしました。それにしてもずっと荒々しい雰囲気のあるお話であった。あと作中のマイフェイバリットワードは「八月の黄金の午後」です。黄金の午後とな!日本の八月じゃ絶対出てこないですよ!

本を読むぞーといって春休みにあまり本を読まなかったのが後ろめたかったです。
ごみごみした話になるのを承知で付け加えると、後ろめたい気持ちになっていることがさらに後ろめたかった。そんな義務感なんかで読むんだったらやめっちまえよ!!!っていう気持ちでした。そんな春休みを越えて、最近は「読まなきゃー」というよりは「読みたい!」で本を読めているので、悪くないのかなと思います。どうだろう。
もいっちょごみごみするのを承知で付け加えると、見栄(教養ないように思われたくない!とか)から離れた立場で言う「本を読みたい!」っていう欲求ってもしかして結構恥ずかしいものなんじゃないかっていう…本って言ってもいろいろあるけど?っていう話なんですけど…ちなみに私は論文系はとっても「読まなきゃー」なので、私の読みたい本とはすなわち小説(まあ一応随筆とかも)に限られています。なんで小説が読みたいのかっていうと、じわんとした心の動きを感じたいからです。つまり、「本を読みたい!」=「小説が読みたい!」=「じんわりした思いをしたい!」ということで、「自分は今こういう気持ちになりたいんです!!!」という主張になってしまうな!と気づいてしまってからこっちはなんだか非常に居心地が!悪い!
ここまで読んでくれた方は充分「考えすぎだろ気持ちわりーなこいつ」とお思いでしょう、その通りです。多分まわりに自分のことをたくさんは知られたくない時期なんでしょうね。思春期かよ気持ちわりいな!思春期は別に気持ち悪くないけど今の私が思春期みたいなのは気持ち悪いです><多感(笑)
(笑)って言ったけど、スキルのない若者なので売りにできるのは多感さだけなのである。多感に頑張ります。

そんなわけで、読書遍歴=欲望遍歴なのでたいそうお恥ずかしいんですけど、ようやく自分のための記録としてのブログの使い方に思い当ったので春休みからこっちで思いだせるのを書きます。

『ドリアン・グレイの肖像』 …OTANBI><人物以外の描写がいちいち繊細でうっとりでした。OTANBIなんだけど「人間グロいな」系のお話でした。だけどってこともないな。
『月と六ペンス』 …モームの他のも読みたい!劇作出身というのが非常によく分かります。人物の魅力が分かりやすいのと、あとなんか描かれ方が動画に思い起こしやすい感じ。20代最初の一冊としては非常によかったです。
『木曜日だった男』 …なんかよく分かんなかったれす(^p^)飽きた!タイトルが一番面白かった><「一つの悪夢」をもっとちゃんと受け止めるべきであった。
『ジーキル博士とハイド氏』 …すっきりした中編でした。ていうか普段の私がだらだら読みするのがよくないんだけど!これもまた「人間グロいな」って話でした。肉体が魂の器なのではなく、魂が肉体の器っていう見方ですね。

光文社の古典新訳シリーズが好き!です。読みやすい!あと表紙がかわいい!
あとこの先は日本語のをもっと読みたい。『金閣寺』をひとつ。訳は結局訳ですもんねー日本語で書かれたのを日本語で読みたい。
きったねえ欲望の話で失礼しました。

嵐が丘(上)

February 06 [Sun], 2011, 2:27
春休みは本を読むぞ〜!たっかい学費払って入試前後の1カ月間は入構禁止とかまじお笑い草だよね(≧▽≦)分かってて進学させてもらったものの親から学費が高い話をされると申し訳なさ・不甲斐なさで体が捩れる(^3^)-☆chu!まあ寝てるんだけどね(^ω^ω^ω^)死ぬにゃん(^^ω^^^^^)ていうか私の人生自体が現在まで両親の庇護下にしかないわけだから不甲斐ないとか思うこと自体がおこがましいっていうハナシ!(ゝω・)キャピ
いやそうじゃなくて、春休みは本を読むぞー!っていうハナシ(ゝω・)です。第一弾は「嵐が丘」です。以下はただの読書感想文です。ネタバレはしていませんが長いです。

地元図書館で探したら結構いろんなバージョンがあったんですけど、児童向けのハードカバー版まであってびっくりしました。なんていうか児童向けにされるような健全な(っていう言い方もどうなんでしょう)名作だと思わなかったので・・・そして上巻を読み終わった現在の感想としては「本当になんでこれ児童向けにしたの?」です。「子どもはこういう本を読んだらよい」とか言わないですけど、「児童」といわれるような年齢の人にこの心理の動きを追うのは難しくないか・・・いや大きなお世話だろ・・・書いてる途中で結論が出ちゃうとたじろぎますよね(^p^)これ大きなお世話だわあ(^p^)子どもが本を読む意義をあえて言うならまずは「いろんな世界に触れられること」だと思うので、児童向けとしてシリーズ化するならやはりいろんな話を入れるべきなんでしょうね。ちなみに、その児童向け版は私が借りて読んだ文庫版より表現が分かりやすく訳されてたと思います。最初の方だけ比べて読んだ。いや文庫版も別にむずかしくはないです。読みにくいと聞いていたんですが、私の場合はカラマーゾフの兄弟の方がよっぽど読み進まなかったです。1年以上前に読み始めたのにまだ読み終わらない。
「嵐が丘」を読みにくい人は、話の飛び方っていうかつなぎ方がくどいのかもしれないなーと思いました。なんかすごく「女の人がしゃべってる話」という感じがします。奔放です。あと作者の「今ここ上手いこと言ったっしょ?」という顔が結構随所で目に浮かぶ。私はそこがいいなあと思いますが、好みが分かれるのかもしれないです。
登場人物がそれぞれ「自分が一番」で生きているところが魅力的です。自分が一番というのも「他人は関係ない」というタイプじゃなくて、相手がいてこその身勝手さだと思います。だから動機がいちいち濃い。前述の通りの「女の人の話っぽい」文体に私はずるずる引きずり込まれて読んだのですが、そうなると動機が濃いのがゴツンと効いてきます。誰が死んだとか、切ないエピソードとかではないのに心が重くなる。怖い。でも読む。
そんなわけで上巻の終盤は非常に一人SM状態でした。ある登場人物の言動がSっていうかただの暴力なので非常に苦しかったのですが、でも読む!というタイプの苦行でした。しかもこれ作品全体で言ったら中盤のど真ん中なのだからこの感じでまだまだ行くんだろうな。つらい。でも読む。やっぱり引きこまれる話なんだろうなと思います。

長い!てかこれまだ読み切ってないからね!下巻読み終わってもきっとこんなに書けないと思います。
寝ます。絵に描いたような遅寝遅起き生活です。10時に起きるとなんか焦るからやめたい><なんで願望なんだよそこは「やめる」だろゴミクズ野郎><ってな><

愛(ゝω・)

February 04 [Fri], 2011, 2:48
ツイッターで言うのはちょっと恐いのでこっちに書きます。いや大した用件ではないんですけど。愛は直接には全然関係ないです。

ずっと前に参加させてもらったアンソロ本を読み返しました。くっっだらねえ〜〜〜!!そして楽しそう!!いいなあー欲望が全開の作品ってまぶしいです。いわゆる中二病全開の絵なり小説なりが傍目になんだかいたたまれない理由もこの辺にあると思う。疑問に思う人がいるのかすら疑問ですが一応弁明すると、このアンソロ本に関しては18禁とかそういうタイプの欲望ではないです。内容はド健全でしたよ。本当です。
こういう勢いを目の前に突きつけられるとああ〜楽しそうだな〜同人って!!と思います。小6の私の将来の夢と言えば「大人になったら同人誌作るんだっ(o^-^o)」でしたが(改めて振り返るとひっでー展望だな)、そんなん出来るの今くらいだよ。社会人になってからは厳しかろう…ああ楽しそう。
あと私の絵が全然成長してない。中3(忘れてたんですが諸々の資料見たら受験生だったらしいので…ドッヒャー\(^o^)/)からちっとも成長してない\(^o^)/謙遜でもなんでもないんだから驚きなんだなこれが!!むしろ当時の絵の方がこなれてる感じです。ドッヒャー\(^o^)/

私は本当に原稿描いて送っただけで、編集やら印刷やらは全て主催者の方に任せきりだったので当たり前ですが、楽しい思い出ばかりです。あー振り返った振り返った。

ちなみに愛というのは私が描いた原稿のタイトルの一部です。そのまま載せたろかと思ったがそこらへんの勇気はやっぱり出ない。

♪ コートの中には ♪

October 29 [Fri], 2010, 18:57
芸祭前日なのに作品が上がってないので、一日中自宅に引きこもっていたのですが、バイト先に行く用事があったので家を出ました。
すっぴんは当然として(^q^)服装がいい加減もいい加減です。おしゃれなルームウェアの方がフォーマルなんじゃねえのってくらいのドカジュアルの上にコート着て「丈長めのコート着ちゃえば分からないだろー」と思って出発したんですけど、これって発想は露出狂と同じですよね。怖い。

引き続き画面を埋めつくす作業に戻ります\(^o^)/
P R
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