旧日本海軍 ライスカレーあれこれ

August 15 [Wed], 2012, 14:39
今日は、海軍経理学校研究部が昭和7年に発行した海軍研究調理献立表から各種カレーを紹介したいと思います。
浅蜊のカレー兵食材料は10人前の食材として、浅蜊むきみ5合、玉葱大4個、バターまたはヘット牛脂のこと麦粉カレー粉塩微塵切生姜の準備が明記され、調理法として玉葱をニ割して薄く切り、バタを溶かした鍋に生姜とともに入れてめ、能くめた中にカレー粉を入れ弱火にて静かにり、麦粉を加えてり続け湯を入れて濃くのばし、其の中にむきみの能く洗ったのを入れて、焦つかぬ様に掻き混ぜながら煮ますと、むきみから出る汁で薄くLOVERS グッ友丁度よくなります。
むきみの充分煮えた頃火から下して調味して御飯に掛け、福崇ミ、紅生姜等を添へて出しますと記されています。
チキンカレー兵食材料は鶏玉葱生姜大蒜チャツネカレー粉麦粉ココナッツスープ塩バタ鶏骨です。
調理法として、鶏は骨の侭適宜に切り鹽、胡椒を振って置き、玉葱は皮をいで織に切り、生姜、大蒜は皮をいで微塵に切り、ココナッツ、チャツネ、揚葱等も微塵切りにして置きます。
次に鍋にバタを溶して其の中に玉葱の切たるを入れてめ、それにカレー粉を入れて弱火にて気長くり、麦粉を加へて一寸りスープを加へて良く混ぜ乍ら延して鹽少々を加へ、鶏骨を入れて弱火にて煮出汁の出来たる時分に骨を取出して捨て、その汁は裏漉しに掛けて鍋に入れ、切ってある鶏肉をバタにてめて加へココナッツ、チャツネ、生姜、揚葱、大蒜等の刻みたるのを加へ鶏肉の煮へる迄煮てから調味し熱い内に供します。
薬味に紅生姜、福崇ミ、玉葱の微塵に切たるのを添へて供すのですと記されています。
チキンカレー士官食材料は鶏玉葱生姜大蒜チャツネカレー粉麦粉ココナッツスープ塩胡椒バタ鶏骨です。
調理法として、鶏は骨ごと適当に切り鹽、胡椒を振って置きます。
玉葱は皮をいて織切りにし、生姜、大蒜は皮をいて微塵に切り、ココナッツ、チャツネ、揚葱も微塵に切って置きます。
次に鍋にバタを溶してその中に玉葱を入れてめ、それにカレー粉を入れて弱火にて気長くり更に麦粉を加へて一寸りてスープを加へて良く混ぜ乍ら延して鹽少々を加へて、鶏骨を入れて弱火にて煮込み煮汁の出た時分に骨は取出して捨て、残りの汁を裏漉しに掛けて鍋に入れ、切ってある鶏肉をバタにてめて加へココナッツ、チャツネ、生姜、揚葱、大蒜等の刻んだものを入れ鶏肉の煮へる迄煮て調味し熱い内に供します。
薬味には紅生姜、福崇ミ、玉葱の微塵切りを添へます。
と記されています。
伊勢海老カレーライス士官食材料は伊勢海老60匁6尾、玉葱大3個、塩古生姜少々、麦粉カレー粉バタ飯、林檎2個、牛乳1合です。
調理法として、生姜と玉葱を微塵に切り、バタを溶かした鍋に入れて狐色にめてカレー粉を加へ、静かに文火とろびで煎り麦粉を加へて煎り湯を入れて良く混ぜ和せ鹽を入れて煮立てる。
海老の頭をぎて切らずに其の中に入れて煮込み海老の味が良くカレーの中に附いたときに頭を引き出して捨て、其のカレーの中に皮をむいた林檎をすり卸して煮る。
海老の賽の目に切りたるを加へて煮、牛乳少量を入れ、更に飯を盛り脇に掛けて供しますと記されています。
ライスカレーの食べ方1、盛りつけライスを盛ってある器から自分の皿に適量をとり移し、その上にカレー汁を適量かける。
薬味皿から自分の好みの薬味福崇ミけ、紅生姜、花らっきょう等をすくいかける。
※注意1各薬味をすくい取るスプーンフォーク類は薬味ごとに別であるので、紅生姜を取ったスプーンで、福崇ミけを取るようなことは無作法。
※注意2ピクルスやチャツネインド料理の薬味、マンゴーなどの果物野菜に種々の香辛料酢砂糖などを加えジャム状に煮詰めたものなど大きなものの場合、ピクルス用フォークで自分の皿の手前に取り、ナイフとフォークで細かく切り、ナイフを皿の縁に置き、フォークで混ぜて食べること。
2、食べ方右手にフォークを親指を上にして持ち、軽く混ぜてすくって食べる。
米料理はたいていフォークで食べるのが通例。
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