小説20 

May 15 [Tue], 2007, 1:43
【20】
翌朝包丁でまな板を叩く音に僕は目が覚めた、僕は台所に向かうと裸にエプロン姿で優子は朝食の用意をしていた。
「あ!?俊夫起きちゃったのぉ〜!?・・
昨日着ていた服は全部洗濯しちゃって、着る物が見つからなかったからコレしか着てないの。
恥ずかしいから向こう行ってて!」
(ナイス シチュエーション!)僕は心の中でガッツポーズをし、そんな優子の後ろ姿をだらしなく見入っていた。
「俊夫のエッチ!あまり見ないで〜!」
 朝から優子のお叱りを受け、止むを得ず僕は居間で優子の朝食を待っていた。
朝からこんな出来過ぎたシチュエーションを僕はどれ程待ち望んでいた事か、感動のあまり涙が込み上げてくる。
昨日の夜の事を思い出す、やっぱり僕は下手だった・・・。
優子は少し痛そうな素振りをしていたのに対し、僕はその時は無我夢中になっていた。
涙を見せた優子に多少気い取られつつも、僕はそのまま続けてしまい優子の中で僕は童貞を断ち切った。
その後少し罪悪感が残り優子に謝ると、優子はそんな僕に黙って笑顔で応えてくれた。
それから一言「嬉しいよ、俊夫?」と・・・。
昨日のモヤモヤな気持ちが今だに冷めてはいない・・
さっきの優子の姿を見て再びその感情が湧き上がってしまった。
そうこうしている内に優子の手料理が運ばれてきた、昨日のカレーライスに加えて具沢山なミネストローネスープである。
「お待たせ、俊夫ぉ〜♪」
食欲よりも別の欲望が渦巻く中、僕は優子の作ってくれた手料理を優先し優子にお礼を言うと早速食べ始めた。
「美味い!!」
一日経ったカレーは具の内部にまで味が染み渡り、まろやかな味わいを醸し出している。
ご飯もやや固めで『このカレーにこれアリ』と言った具合に完璧にマッチしている。
そして次に具沢山なミネストローネスープであるが人間が生きて行くのに必要な栄養素がこれ一つですべてが補える程に具が充実し、更に味の方もビーフ・ブイヨンを利かした洋風仕立てだと言うのにも拘らず決してその味はしつこくなく、それでいて野菜の風味・食感を損なう事無く仕上がったこのスープはお腹にとても優しい究極の味を誇る、正にパーフェクトな食べる薬と言っても過言では無い程のものであった。
僕は寝起きで食欲が殆ど無かったにも拘らず、朝からおかわりをする程に優子の手料理は美味かった。
「朝からそんなに食べて大丈夫なの〜俊夫!?」
優子の心配を他所に僕はこの幸せを妨げる今日の仕事が憎くなってきた、そこで僕は生まれて初めてズル休み計画を実行に移す事を考えた。
どんな言い訳で休もうか?・・今の僕の頭の中には会社を休む事しか考えられない。
親が死んだ事にするか・・バレたらまずいし・・・。
誰かの葬儀に出席・・身内まだまだ健在だし・・・。
ありきたりの方法ではあるけど体調不良を訴えて休ませてもらう・・緊張で元気に喋りそう・・・。
基本的に嘘がつけない僕はどう足掻いても何かバレる様な気がする、そこで僕は良い事を思いついた。
(そうだ!体調不良を偽るんじゃ無くて、体調不良になれば良いんだ♪)
そこで僕は早速計画を実行する為に冷凍庫より氷を取り出し、その氷を水風呂の中に入れ更に冷やして僕は携帯電話を持ち込むとそのまま浴槽の中へと飛び込んだ。
(ぎえ〜!冷たい!!)
あまりの冷たさに僕は外に飛び出してしまった。
「俊夫ぉ〜、何してるの〜?」
優子は僕のこのおかしな行動を見て心配している。
僕は「体が熱いから冷やしている」と適当な言い訳をして優子を説得させた。
僕はもう一度意を決し、氷風呂へと飛び込んだ。
(ぐぁ〜!ちめたい〜!・・・堪えろ俊夫!お前は病人だ、病人にならねば今日は無い!)
僕はそう自分に言い聞かせ早速携帯電話で会社に連絡を入れた。
「もじもじ鈴木でず・・今日は咳が出て、めまいがじて、下痢に嘔吐、それから吐血に加えで持病のイボ痔がまた再発しまじで・・。
「え!大丈夫ですか!?すぐに入院をしないと・・声もかすれていますし・・。」
「どうにか気合で明日中までには治じまずので・・」
どうにか会社側には上手く騙せた様だった、今回のズル休みには罪悪感があるが仕事の為に優子との大切な時間を失いたくは無い。
僕は優子に今日の休みの事を告げると、優子はもう少し早く言って欲しいと少し怒り気味ではあったがその後は一緒にいられる事に喜んでくれた。
トイ助の奴は今だにのんきに小屋で寝ている、僕はやっと手に入れた今日と言う日を大切に過ごす為にも優子を連れて第2のデート計画を目論むのであった。
続く・・・

小説19 

May 15 [Tue], 2007, 1:42
【19】
「優子の体、変じゃない?」
優子は心配そうな表情で僕の方を見て質問してきた。
「ぜ〜んぜん!」
僕は慌てて前を隠し、なるべく平然を装ってそれに答えた。
「良かった〜♪変な体で俊夫に嫌われたら嫌だから・・・、そろそろ私出るね。」
そう話すと優子も恥ずかしそうに前を隠しそのまま浴室を出ようした、そんな優子に僕は下半身の恥じらいも自然と無くなり優子を引き止め後ろから強く抱き締めた。
「優子・・体の事で優子の事を嫌いになんかならないよ、今までだってそうだろ?」
僕は自分の気持ちを素直にそのまま話した、それを聞いた優子も少し照れながら頷いた。
抱き締めた優子の体はお風呂のお湯で熱っており、締め付けた僕の腕に優子の軟らかい胸が溢れんばかりとはみ出した。
僕のアレはここで収まりが利かなくなり、優子のお尻に「コツン」と当たってしまった。
「駄目ぇ〜、俊夫!・・・ベットの中でね?」
優子はそう言うとそのまま脱衣室へと向かった。
僕はここで冷静にはいられなくなった、今度こそ初めての初夜・・・。
僕達は夫婦なんだから当たり前の事、・・しかし奥手だった僕はこの30年間の人生で初めての経験でもある。
どうやったら良いんだろう?・・下手とかで優子に嫌われないかな?・・その手のものなら見た事あるけど・・・。
いざとなると弱くなるのが僕の悪いところ、しかしこの興奮は収まる事を知らない。
とりあえず僕は全身を隅々まで良く洗い、入浴を済ませた。
ベットへ向かう前に身だしなみとして体に香水をつけ、口の中も薬用マウスウォッシュで洗浄する。
普段は前に下ろしていた前髪も後ろへと流し、殆ど着た事も無いバスローブを取り出し鏡の前で自分の姿を確認してみる。
「良し!・・・僕は大人の男だ!」
鏡の前で僕は自分の姿をハリウッド映画に出てくる様なワイルドな主演男優を意識し、優子のいる部屋へと向かった。
僕が部屋へ入ると小さな灯りのみ点いた状態で、ベットの中で毛布に包まった優子がそこにいた。
僕は意を決し優子のいるベットの中へと入った、優子はベットの中で裸の姿のまま僕を待っていてくれた。
「ねえ俊夫、海で夕日が沈むところを一緒に見たの覚えている?」
優子は僕に背を向けたままの状態で質問してきた。
「もちろん覚えているよ・・、あの時は優子の体が海水に浸かった後で正直心配だったよ。」
僕はあの時の心配していた気持ちを優子に打ち明けた。
それを聞いた優子は寂しそうに言葉を返す。
「それだけ?・・・」
僕は慌てて言葉を探したが、返す言葉が見つからなかった。
「ごめんなんさい・・あの時の俊夫は優子の事心配してくれてたんだね、嬉しいよ・・・。
でもね私、あの時薄れていく意識の中でこの綺麗な光景と優しい俊夫の事は絶対に忘れない様にと思ったの・・・。
勝手かも知れないけど・・優子にとっては良い思い出なんだよ・・・。」
優子はここで自分の思いを語り終えると僕の方を向き、目には涙を浮かべて僕に抱きついた。
そんな優子の気持ちも察してあげられずにいた僕は、情けない思いでいっぱいになった。
「ごめんな優子、解ってあげられなかった僕が情けないよ・・・。」
僕は誠心誠意の気持ちで優子に謝った、そんな僕の気持ちが優子に届いたのか優子は優しい笑みを浮かべて僕の頬に軽くキスをした。
「ねえ、俊夫・・・いいよ?」
僕はこの日初めて童貞を捨てた。
続く・・・

小説18 

May 15 [Tue], 2007, 1:41
【18】
優子の作ってくれたカレーライスを満腹まで食した、こんなに食べたのはどれ位ぶりだろう・・・。
僕は体力的にも精神的にも満たされた思いであった。
「ねえ俊夫、優子お風呂が入ってみたいな〜♪」
「!?・・・」
優子の大胆発言に僕は戸惑いを隠せない、以前優子は海水に浸かり故障を起こしている。
しかし今の優子なら確かに防水加工が施されているから多分大丈夫だとは思うが・・・。
僕は念の為に今日狩野さんより頂いた説明書を取り出し、早速調べて見た。
【ニュー・マースは防水対策がほぼ万全な為、全身が水に浸かっても安全です。】
(やった!!)
僕は優子がお風呂へ入る事を許可し、早速お風呂のお湯を張る準備をした。
「優子この体になって俊夫に裸見られるの恥ずかしいから、一人でお風呂入るね♪」
何と優子に羞恥心が!?・・・。
見るなと言われると余計に見たくなるのが男心、優子が一人でお風呂へ入る事の心配もあり半ば強引に一緒にお風呂へ入る事にした。
「優子お風呂ぐらい一人で入れるもん・・。」
「僕と一緒に入るのがそんなに嫌かい?」
「そうじゃ〜ないけど・・・。」
「じゃ、決まり!♪」
そんなやり取りをしている内にお湯が沸いた様だ。
優子が先に浴室に入って、そこからお呼びがかかるまでは僕は浴室に入らない事を条件にお風呂へ一緒に入る事を優子は承諾した。
優子が脱衣室へ向かってから10分が過ぎた、こんなにも10分の待ち時間が長く感じる事はそうは無い。
優子からの返事はまだ無い、僕は優子の事が心配になり優子の下へと向かった。
「優子〜、大丈夫か〜?」
僕が優子の下へと駆けつけると、浴室から優子の返事が聞こえた。
「入って良いよ〜、俊夫ぉ〜♪」
僕の心配とは他所に優子は浴室で入浴を楽しんでいた。
改めて思うと今までの優子であれば全身メタルボディーの体であったから裸と言っても何とも思わなかったが、今の優子は顔だけ見ても見た目は完全に人間そのものである。
考えて見れば僕は若い女性とこうして一緒にお風呂なんて入った事が無い、僕は緊張からかこの土壇場でいつもの弱腰に戻ってしまった。
「どうしたの?・・・俊夫?」
優子は痺れを切らして浴室の中で声を掛ける、僕は意を決し服を脱ぐと浴室の中へと飛び込んだ。
すると浴室の中で湯煙に巻かれた優子が浴槽の中で気持ち良さそうに湯船に浸かっている。
僕は思わず優子の裸体を見ようと優子の方に目を向けるが、湯煙と湯船に体が覆われていてまるで見えない。
優子の姿に僕は見入っていると優子からお叱りを受けた。
「俊夫のエッチ!そんなに優子の裸が見たいの?」
僕は首を大きく縦に振った。
「・・・・・なら見せてあげるよぉ〜♪」
そう言うと優子はおもむろに湯船より立ち上がり僕の目の前でその姿を披露した。
その作りは上から下まで完璧な女性の体そのものであった、僕の倅は恥ずかしくもここで男になった。
続く・・・

登場人物2 

April 27 [Fri], 2007, 1:26
【登場人物の紹介2】

NAZAジャパン
「NAZA(国立航空宇宙局・人型ロボ研究開発部)」の日本基地名
極秘で調査・研究・開発等を行っている。 
優子のメンテナンスにはロボット科学研究班 班長「若本 則之」が担当となっている。



「マース(女性型アンドロイド)」
アメリカのNAZA(国立航空宇宙局・人型ロボ研究開発部)で開発された学習型人工頭脳を持つ女性型アンドロイド。
その殆どの機能はまだ未知数であり、試作段階な為NAZAは情報収集を目的とし世界中に10台を民間の手に渡した。
マースが収集した情報は直接NAZAに電送される仕組みになっている。
今現在NAZAが特に力を入れているのが
【人間のホルモン分泌による感情の変化をロボにも組み入れられないものか?】をテーマに掲げている。



「新・優子」
俊夫と海へ行った事で海水を直に浴びてしまい優子は故障してしまうが、その事がきっかけでNAZAの力により更なる進化を遂げた、女性型アンドロイド。
以前の様に海水による事故が無い様に、全身を人工皮膚による防水加工が施されている。
各国にあるマースの情報を一括に集め管理している【マザーコンピューター】その情報を優子に注いだ事により以前の優子に比べそのIQは一段とパワーアップした。
更に人間で言う五感(視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚)の機能に変わるセンサーが備わっており、人間同等の様な感覚を持つまでになった。
他にもNAZAは何らかの手を加えていた様であるが、その力を開花するのは優子自身に掛かっている為まだまだ優子の能力は未知数と言えるだろう。
俊夫との関係から、以前には無かった感情や愛情が芽生る。

身長    155cm
体重    70kg
年齢    0.4歳
見た目年齢 ギリギリ18歳もしくはそれ未満
血液型   混合オイル
好きな物  俊夫・トイちゃん
嫌いな物  俊夫に迫る女性



「鈴木 俊夫」
ごく普通のサラリーマン。
彼女いない暦30年恋人欲しさに様々な挑戦を試みるが、無残にも尽く失敗に終わる。
未来科学雑誌には昔から興味があり、その懸賞に一通のハガキを出した事で後に彼の運命を大きく左右させる優子と出会う事になる。
優子との関係で彼が得たものとは何か?・・・。

身長   175cm
体重   75kg
年齢   30歳
血液型  A型
好きな物 優子
嫌いな物 優柔不断(自分が優柔不断だから)



「トイ」
ペットのハムスター(メス)
優子のいない間に俊夫の精神的極限状態にまで落ち込んでいた寂しさを紛らわす為にペットやで購入したゴールデンハムスター。
しかし俊夫にはなつかない、生理的に受けつけない様である。
優子の事は良き理解者だと思っている。

身長    4cm
体重    ひ・み・つ?
年齢    0.4歳(優子と同じ歳)
好きな物  優子・ひまわりの種
嫌いな物  俊夫

小説17 

April 27 [Fri], 2007, 1:25
【17】
「さあ、トイちゃんはそろそろお休みの時間だよ〜」
僕はそう言って優子にトイちゃんを小屋の中へ入れる様に説得した。
「うん、またねトイちゃ〜ん♪」
優子はトイちゃんとお別れの挨拶を済ますと、優しく小屋の中へと入れてあげた。
トイちゃんもやけに素直である・・・。
(やっと優子に逢えたのに、このトイ助の奴め〜!)
何ヶ月も一緒に築き上げた優子の感情を初対面のコイツにいきなり奪われた気分であった。
「ねえ俊夫?さっき玄関の方から女性の声が聞こえたけど、知り合い?・・・。」
優子の方から意外な鋭い突っ込みを食らった僕は、変に緊張してしまった。
「知らない人だよ・・・
うん、そう!全く見覚えも無い人!新聞の勧誘だよ♪」
僕はNAZAからの訪問者を明らかにして優子に変に気を使わせない為にも、嘘をついた。
「その人・・綺麗な人だった?」
またまた鋭い突っ込みを食らった・・僕の額には嫌な汗が滲み滴り落ちる。
「綺麗!?・・・全〜然!ブス!・・凄いブスだよ!!
・・・もう見れたもんじゃないくらい!♪」
「そうなの?・・・」
優子は悩ましげに僕の顔を窺っている、僕はそんな優子の視線を避けないでいるのが精一杯であった。無理やり作った笑顔もぎこちない。
「良かった〜♪
・・優子、俊夫にフラれちゃうのかと思ってドキドキしちゃった♪」
確かにさっき来ていた人は万人が認める程に綺麗な人であった事には違いない、嘘・誤魔化の下手な僕に対し優子が素直な子で良かったと今日程思った日は無い。
意外に鋭い考え持つ優子に、うかつに浮気は出来ないなと俊夫は思った。
「ねえ俊夫、ご飯食べた? 良かったら優子が料理作るよ〜♪」
時計を見るともう午後の六時・・確かにお腹も空いてきた、久しぶりの優子の手料理に僕は期待に胸が膨らんだ。
ここで僕は初めて一切手伝わずに献立から優子に全部任せてみる事にした。
それから暫くして優子は台所から鍋を持って来た、スパイシーな良い匂いを漂わせながら。
「有り合わせの物で作ったんだけど、どうかな〜?」
優子の作ってくれた物、それはとても美味しそうな【カレーライス】であった。
待ちに待った優子の手料理に僕はむさぼる勢いで優子の作ってくれたカレーライスを口に運んだ。
「!?・・・・・・・・・」
今日まで生きてきた中でこれ程美味しい食べ物に僕は出合った事が無い、しかも料理の下手だった優子にこれ程の物を作って貰えるとは・・・。
僕は優子の作ってくれたあまりのカレーの美味しさに言葉を失い、知らずの内に涙を流し食べていた。
「どう?美味しい俊夫?・・・。」
心配そうな顔で僕の方を見ている、それはあまりにも人間ぽく顔形も良過ぎて僕は照れから直視が出来なかった。
「死ぬ程・・・美味しいよ優子♪」
それを聞いて、優子の顔色が変わった。
「死んじゃ〜嫌!」
優子は涙目になって僕に抱きついて来た。
(このまま死んでも良いかも・・)
幸せを独り占めな俊夫であった。
続く・・・

小説16 

April 27 [Fri], 2007, 1:22
【16】
突然僕の目の前に現れた可愛らしい女性、もしやと思い僕は声をかけた。
「もしかして優子かい?」
その女性はいきなり僕に駆け寄り抱きついて来た。
「逢いたかった、俊夫・・・。」
その目には涙を浮かべていた。
優子に訳を聞くと、早く僕に逢いたいが為に一人でここまで来たのだと言う。
僕は正直驚いた、優子が自分の意思で行動を起こしその上一人でここまで来れた事に。
まるで普通の人間の様に・・・。
姿だけに限らず、その行動までもが急激な成長を遂げた優子。
僕は優子の体を強く抱き締めた、すると優子の体は柔らかかった。
「俊夫、そんなに強く抱き締めたら苦しいよ♪」
その言葉に驚いた、強く抱き締めると苦しい?僕は試しに黙って優子の腕をつねってみた。
「痛〜い!・・俊夫何するの!?」
思った通り今の優子には痛覚がある、僕はすぐ様謝ると早速優子を部屋へと招き入れた。
部屋に入るとハムスターのトイちゃんが元気に水を飲んでいる。
「可愛い〜!・・この子どうしたの俊夫!?」
優子はハムスターを見るや否やすっかり虜になった様でトイちゃんに見入っている。
「今日ペット屋で見つけて来たハムスターで、名前はトイちゃんって言うんだ。」
優子は早速ハムスターのトイちゃんに話かけている。
「トイちゃんか〜、可愛いね♪
トイちゃ〜ん♪私優子、ヨロシクね?」
正直僕はトイちゃんには悪いけど、優子の方が断然可愛く思えた。
「ピ〜ンポ〜ン♪」
優子の可愛い姿に見とれていると、玄関のチャイムが鳴り響いた。
僕は優子にトイちゃんの面倒を見ている様にと話すと、玄関へと向かった。
玄関先で現れたのは、20代半ば位の見知らぬ長身の綺麗な女性であった。
「初めまして俊夫さんですね、私はNAZAの特殊調査員で
【狩野 冴子】と申します。」
「NAZAの方ですか!?・・・・。」
狩野冴子と名乗るその女性は僕にNAZAの一員である証明書を見せると、僕に名詞を渡し話を始めた。
「いきなりの訪問大変失礼いたします、実は今回優子さんには内緒で尾行をさせて頂きました。」
狩野さんの話ではNAZAで優子と出合ったあの日より、早くから優子は僕の下へと帰りたがっていた様である。
そしてある程度の検査が終了した段階で、先日自分の意思により家へ帰りたいと優子の方から訴えがあり、帰り方のプログラムを優子に入れて狩野さんは優子の安全確保の為に後を付いて来たとの事であった。
そして優子の話へと変わった。
優子の容姿は殆ど人間に似せて出来てあるが、中身はロボットの為に定期的なメンテナンスが必要との事から、
【一年に一度はNAZAで回収し、検査を受けてもらう】との事であった。
優子の身の安全の為にも必要な事と解釈し、僕は喜んでそれを承諾をした。
新たな優子の説明書を置いていくと、狩野さんはそのままNAZAへと帰っていった。
今の僕は何よりも早く優子の下にいたかった、僕は襖の向こうにいる優子の下へと向かった。
「あ〜トイちゃんったら、手の上にウンチした〜♪」
何と優子はトイちゃんをカゴから出してあげ、トイちゃんもそんな優子にもうなついている様であった。
「あ!俊夫ぉ〜、この子可〜愛いね?」
僕に全然なつきもしなかったトイちゃんがもう優子に!・・・。
優子とトイちゃんの関係に嫉妬心を燃やす俊夫であった。
続く・・・

小説15 

April 23 [Mon], 2007, 15:48
【15】
せっかくの休日と言うのに肝心の優子はいない・・・。
優子とNAZAで別れてからもう一ヶ月が過ぎようとしていた。
あれ以来NAZAからは何の連絡も無い、優子の無事も確認出来たので極力作業の邪魔にならない様にと僕はNAZAには連絡をせずにいた。
しかしもう限界だ、僕の精神状態は優子がいない事にすでに崩壊し始めている。
僕自身こうも弱い人間だったのだろうかと自己嫌悪に陥る位に・・・。
最近の僕は休日でも家から一切表にも出ずに引きこもっている、NAZAから電話が掛かって来るのを期待していると実家からだったりする。
「俊夫、何の連絡もよこさないで、お前生きているんかい!?」
家のお袋だ、その後にお袋が言う言葉は大抵いつも決まっている。
「お前も良い歳なんだから早く良い嫁を貰って、私に可愛い孫を見せてちょうだい!」
正直うざい・・・。
僕はいつも通り何もせずベットで横になっている。
最近の食事はと言えば外食がメイン、家にいる時はインスタントかカップメンしか記憶に無い。
優子の手料理が食べたい・・・。
味はともかく優子の料理には愛情を感じたし、食べた後は不思議と元気が湧いてきた。
目を閉じれば頭に浮かぶのは優子の事ばっかり、情けない・・・。
僕は優子のいない孤独感を紛らわす為に、ペット屋へ足を運ばせる事にした。
家はアパートなのでペット厳禁と言う事もあり、小動物を選んでいると可愛らしいハムスターに目が止まった。
一目惚れであった、僕は【メスのハムスター】一匹と餌や小屋の入った【ハムスターセット】をすべて買い揃え自宅へと持ち帰った。
早速ハムスターの小屋に木クズを敷き詰め遊び道具と餌を置き、その中にハムスターを放した。
見ているとコイツがまた偉く可愛い、お腹が空いていたのか早速ひまわりの種にかじりついている。
今度はハムスター用の水飲みタンクを上から吊るしてみるが、一向に水を飲む気配が無い。
水の飲み方をまだ知らないのかと思い、僕はこのハムスターに飲み方を教えてあげようと手でそいつを掴もうとした。
かじられた・・・。
そいつはそれっきり僕の姿をみると小屋の隅へと隠れてしまい出て来ない、どうやら嫌われたらしい・・・。
そこで暫くそいつの様子見るだけにした。
僕が何もしないでいるとそいつはとたんに元気になり、地面を掘り出したりして元気に遊んでいる。
そういえばコイツの名前がまだ決まっていなかったな・・・。
僕はその場で思いつきのまま、名前を決めた。
「おもちゃみたいな奴だから・・・・TOY
【トイ】トイちゃんに決定!」
優子の名前を決める時程難しくは無かった。
結果このトイちゃんのお陰で僕の心は少し癒された。
「可愛いな〜トイちゃん♪、優子と一緒にコイツを見られたらもっと楽しいだろうな〜・・・。」
優子の事を少しでも忘れようとの思いでハムスターを飼ったのだが、どうしても優子の事を思い出してしまう。
また僕の気持ちは沈んでしまった。
それに比べてトイちゃんは思いっきり元気に遊んで喉が渇いたのか勝手に水飲み場を見つけて水を飲んでいる・・・。
「プルルルルルルル・・・・」
電話が掛かってきた「もしや優子からの?」僕は急いで受話器を取った。
「はい、鈴木です!」
すると相手は可愛い女性の声で話し始めた。

「あ!俊夫さんですか〜♪ ワタシぃ〜、〜子と言います?」

!!?・・・・もしや優子!?
僕は受話器に食い付く勢いで耳に押し当てた。

「あのぉ〜♪ 今〜俊夫さんは〜何かお勤めされてますか〜??」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ガチャ!」
僕は何も言わずに電話をきった。
何でこんな誘いしか僕のとこには来ないんだろう・・・、
この前も同じ様な勧誘が電話にも玄関先にも来たところだ。
「ピ〜ンポ〜ン♪」
今度は玄関のチャイムがなった。
「また今度は誰なんだよ!」
僕は肩を怒らせ玄関先へと向かって行った、そして玄関の扉を開ける。
「はい、どちら様!・・・・?!」
そこには家に丸っきり縁のなさそうな可愛らしい高校生位の女性が立っていた。
「としお、来ちゃった♪」
そこにいたのは姿は変われど、紛れも無く優子であった。
続く・・・

小説14 

April 23 [Mon], 2007, 15:47
【14】
僕の前に突然に現れた優子、まるで以前動かなかった事が信じられない位に元の姿に戻っていた。
「優子〜!!」
僕は我も忘れて僕の前に姿を見せた優子を抱き締めた。
「トシオ ウレシイ アイタカッタ♪」
僕は涙を流し何度も頷いた、もう言葉にもならない位に僕は嬉しかった。
ここで若本さんが冷静に話しを進める。
「今回あなたの『マース』え〜・・優子さんですか、優子さんはあなたの記憶が殆ど残っていた為に早い修理が可能となりました。
他の今まで学習した大部分のプログラムは消去されていましたが、各国のマースの情報を一括に集めるマザーコンピューターより行動プログラムをすべて優子さんに注いだ結果、以前よりも優秀なマースとして生まれ変わる事が出来ました。」
若本さんの熱弁を他所に僕と優子はいつまでも抱き合い喜んでいた。
「優子ごめんよ・・・僕が悪かった許してくれ・・・」
僕は償いきれない思いを胸に優子に頭を下げた。
そんな僕に優子は許すどころか自分の方こそ悪いと謝ってきた。
「僕が海へ連れて行ったのが悪かったって言ってるだろ!」
「イイエ ワタシガ ウミヘ ハイッタノガ イケナカッタノ・・・」
そこで若本さんが僕達2人の仲裁に入ってくれた。
「あなたもいけなかったし、優子さんもいけなかったと言う事でここはお互いにこれから気をつけると言うのではいかがですか?」
若本さんの説得により僕達はお互い謝ると、僕は若本さんに呼ばれ優子をここに残して相談室へと向かった。
早速部屋に入ると、そこにはメイドの姿をしたロボットが僕達は待っていた。
「お茶を頼むよ」
若本さんがそのロボットに声を掛けると、早速僕達の下にお茶を運んでくれた。
さっきまでの若本さんとは一転して真面目な顔つきで話始めた。
「以前電話でもお話した事ですがもう一度確認させて頂きます、今回の優子さんの修理に関わる費用の事ですが全部を合わせますと約5千万円が掛かりました。
そして更に人工皮膚やより人間の体に似せる様改造を加えますと、凡そその1.5倍の7千5百万円が掛かる計算になります。」
・・・・・・・・・・・・・
「しかし以前にもお約束して頂いた様に、私達NAZAに協力する事でその費用は全部こちらが負担する事が出来ます。
その事に同異ありませんか?」
口調は落ち着いているが、真剣そのものと言った表情で若本さんは僕に問いかけてきた。
どの道僕に選択の余地は無い、ここは男らしく即決で承諾した。
「解りました・・・それでは優子さんの事は我々NAZAが全面的に責任を持ち、今後もバックアップして行きます。
そこであなた様には優子さんとこれから最低5年間は恋愛をして頂きます。」
「恋愛!?」
僕は若本さんの話の内容に驚いた。
正直どんな課題が与えられるのだろうと内心ヒヤヒヤしていたにも関わらず、そんな事で良いのかと思えばそれこそ願ったり叶ったりである。
若本さんの話は続いた。
「今回の優子さんの様に恋愛感情を持ったロボットと言うのは他のマースには一切例が無く、今後のNAZAとしても、優子さんの恋愛感情がとても重要になって来るのです。」
若本さんの訴えに「優子の事は任せて下さい!」と僕は力強く承諾した。
それこそまるで娘を貰い受けるかの様に・・・。
若本さんとの話を済ませた後、僕は真っ先に表で待っている優子の下へと向かった。
「優子・・・また僕とは暫く逢えないけど、気を落とさずより可愛くなって僕の下へ帰っておいで・・・」
そう話す僕の方こそ情けない事に優子の前で気を落とし、涙が堪えきれずに泣いてしまっている。
「ユウコ ニンゲンニナッテ
トシオニ キニイラレル オヨメサンニ ナルンダカラ♪」
僕と優子は別れ際に抱き合い、若本さんに挨拶を済ませると僕は自宅へ向けて帰って行った。
続く・・・

小説13 

April 23 [Mon], 2007, 15:46
【13】
それからNAZAは約束通り、夕方に優子を回収して行った。
NAZAによると優子の修理には凡そ一ヶ月前後はかかってしまうとの事であった。
優子が生き返ると思えばとても嬉しい筈なのだが、今までずっと一緒だった優子が僕の側にいない事に僕の気持ちは次第に沈んでいった。
次の日通常通りに仕事へ出るがどうにも仕事に張り合いが持てず、簡単なミスさえも目立ってきた。
それから一週間が過ぎようとも僕は情けない事に気持ちが立ち直るどころか、優子が無事に帰って来るのかがとても気掛かりで毎日NAZAへ進行状況を確認する始末。
そんな僕の質問にNAZA側は丁寧に対応をしてくれた。
職場のみんなも僕を心配してか相談に乗ろうと声を掛けてくれる、しかしこんな自分勝手な言い分を誰に打ち明けられよう・・・。
僕は日々最低限の仕事のみをこなし、優子に逢いたいと言う気持ちから早く一日が過ぎるのだけを待った。
優子が搬送されてから凡そ3週間が過ぎた頃、NAZAの方から一通の電話が入った。
今現在試作の段階ではあるが人工的な皮膚を優子に付けてみないか?との事であった。
以前僕は優子を海へ連れて行き、それが原因で優子を壊してしまった。
しかしこの人工皮膚を優子の体全体に貼る事で優子に防水加工を施し更には、より人間に近ずく事が出来るとの事であった。
僕は人間の姿になった優子を想像し、すぐに承諾した。
そしてここでNAZAより今現在の優子の進行状況を確認させる為に直接NAZAジャパン支部へ来る様にと僕は招待された。
僕は会社の連休を利用し、NAZAジャパン支部のある沖縄へ向かう事にした。
飛行機で沖縄空港へ着陸し、それからタクシーに乗って一時間位の所にそこはあった。
流石に世界のNAZAである、いくらジャパン支部と言えどその広さは絶大であった。
僕は早速事務所の受付の人に話すと男性の係員を呼んでくれた、そしてその人はすぐに現れた。
早速その人から名詞を受け取り簡単な挨拶を済ませると、すぐに研究所内を案内してくれた。

名詞
【NAZAジャパン第10研究所 ロボット科学研究班 班長「若本 則之」】

若本さんはロボットに関するエキスパートと言った感じの身形をしており、歳は40前後 見た目は完全に科学者で、やはりソレっぽい眼鏡もかけている。
どうやらこの人が普段電話に出てくれる人で、僕をここへ招待してくれてた人らしい。
僕は若本さんの案内でエレベーターに乗り地下10階で止まった、そしてそこで人工的なロボの研究や開発が行われていた。
ここで若本さんより説明を受ける。
「ここでは人型ロボの研究開発を中心に行われています、今現在主に開発しているのが人の変わりに仕事をこなす事が出来るロボットの生産をしています。」
驚く事に研究所内の作業員達の殆どが皆ロボットで出来ている、僕は作業している彼らに感情があるのかを聞いてみた。
すると若本さんの話ではここには感情を持つロボットは全く存在しないとの事であった。
床がガラス板になっており下が透けてみえる、工場内を見るとロボがロボを作り出し、そしてそれを支持しているのもロボであった。
何とも不思議な光景に僕は我も忘れて見入ってしまっていた。
それから若本さんに連れられ研究所内の奥へと進んで行くと、コンピューターが何台も設置してある部屋へと案内された。
ここでまた若本さんより説明が入る。
「この部屋は本拠地であるアメリカのNAZAへと情報を交換するコンピュータールームです。
ここであなたのマースより電送された情報を受け取り、そしてアメリカにあるマザーコンピューターへ更に電送される仕組みとなっています。」
若本さんの話ではマースは日本中全部を合わせても実験段階な為、まだ5台しか無いとの事であった。
そしてここで若本さんは話を本題に切り替えた。
「実はですね、あなた様のマースの事でなんですが・・・」
僕は緊張からか肩に力が入る。
「マースの内蔵コンピューターが大部分を浸水の為に破損していたにも関わらず、あなたの情報だけは殆どが残っていた様です。」
若本さんの話によると優子は浸水時にプログラムの破損を間逃れる為、自主的に残存機能の残っている部分にそのプログラムを移したとの事であった。
そしてここで、コンピューター室の奥より誰かが僕の元にかけよって来た。
「トシオ〜〜!♪」
その姿は紛れも無く優子の姿であった。
続く・・・

小説12 

April 23 [Mon], 2007, 15:45
【12】
俊夫は説明書を手に取り調べてはみたが優子を直す事に関する記述は一切記しては無く、一般人が簡単に直せる程優子は単純ではなかった。
そこで僕は説明書を確認し、故障による問い合わせ先を確認する事にした。
すると説明書の最後の方にその記載が記してあった。

「解らない事による質問・故障トラブル等がございましたら、お気軽にコチラまでお問い合わせ下さい」
【アメリカNAZA研究所 ジャパンNAZAチーム未来科学研究開発支部】
【住所】沖縄県**町****番地 
【Tel】 ***-***-****
「電話でのお問い合わせは年中無休で、24時間受け付けております。」

今の時間はもう深夜をまわっていたが、ここは24時間電話での対応で応じてくれる。
僕は早速ここへ問い合わせをし、優子が壊れた原因の経緯を話した。
すると向こうからは意外な答えが返って来た。
「その事に関しましては、以前お宅様にお届けした【マース】に何らかのトラブルが起きたとの情報をコチラは事前に認識しております。」
正直僕は驚いた、聞く話によると何と優子の学習したプログラムは電波信号により【NAZA】へ送信されていたとの事であった。
僕はまったく知らなかったが説明書にはその事に関しての記述はされているらしい。
ただし【マザーコンピューター】で一括して管理運営を行っている為に、
個人情報やプライバシーに関する事は基本的にNAZAの開発関係者と言えど一切洩れる事は無いとの事であった。
僕はここで本題である優子が生き返るのかを聞き出す事にした。
すると次の様な答えが返ってきた。
海水が全身に浸かってしまった事により外面なら多少は濡れても大丈夫との事ではあるが、体の内側まで海水に浸ってしまっては内蔵コンピューターに何らかの異常が出てしまうとの事であった。
そしてその事により、優子の全プログラムが消去されている可能性が高く、つまりもしも優子が直ったとしても僕との思い出はすべてなくなっている可能性があると言うのである。
ただし優子の学習したプログラム情報はNAZAへ電送されている為に、そこから優子の情報を取り出し優子にその情報を再度入れる事で元の状態に近づく可能性はあるが、あくまで必要最小限度の情報だけしかNAZAへは送信がされない為、完全に元の状態に戻れるかどうかは今現在では不明との事であった。
今の僕には優子に対して何もしてあげられない、僕はNAZAに優子の修理を依頼する事にした。
NAZAによると通常であれば修理費用が凡そ6千万円は掛かってしまうとの事であった。
正直僕は6千万円と言う大金など持っている筈も無く、サラ金からかき集めてでも優子を助け出したいと思った。
更にNAZAからの話は続く。
今回僕の優子【マース】はまだ試作の段階な為にNAZAにしても一般家庭でのマースのテスト情報は必須との事から、
【NAZAへ直接協力する】を条件にNAZAは無料で修理を受け持つとの事であった。
何よりも優子が僕の側にすぐにでもいて欲しかった、僕はNAZAの協力を二つ返事で承諾した。
明日の夕方にはNAZAが優子の回収に来られるらしく、僕は一先ず安心し静かにベッドで横たわっている優子の隣で僕は就寝する事にした。
続く・・・
2007年05月
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