起業は誰でもできる?

April 03 [Wed], 2013, 14:05














「こんにち、学生で起業する人が多くなったような気がします。
実際に成功している様子などがサイトやブログで日々更新されており、同じような歳の若者が成功していく様を見る度に私はとてつもない焦燥感にかられます。
学生起業家が成功する為にはどんなことが必要なのでしょうか?
彼らは本当に成功しているのでしょうか?
また、成功した人に話を聞くと起業するためには、学歴はほとんど関係ないような事を良く聞きます。
ならば、自分は高卒ですが、高卒でもできる起業して成功する方法を教えてくださ
い。
自分も将来起業して成功したいと思っています。
会社を作る前に準備することや読んでおいたほうがいい本とかあったら教えて下さい。
最後に
資金がなくても簡単に起業して成功する方法があったら教えて下さい。

とにかく、僕は社長になって成功したいのです。」

(結構時間が経っているので、うろ覚えだ(笑)・・ただ、大体こんな感じだろう。
毎回こんな質問しかこない(笑)
まとめて、起業についての誤解について下記に回答する。

■全くもって間違っている。

何が?
こんにち、起業予備軍に属するほとんどの人が、「起業」について間違った概念を持っている。
起業後進国である、我が国日本は、困ったことに10年は遅れてしまった。
いつまでたっても根性論と精神論ばかりが先行し、ディテールに根ざした成功方程式をアドバイスしようにも、他の雑音にかき消される。
起業について、正しい概念を持たねば、いつまでたっても、世界を席巻するようなまともなベンチャーが日本から出てこない。
世界で稼げない奴らを量産してどうする?
それでは、私の仕事柄・・・・困るのだ(笑)
普段、この手の質問には答えないが、やや厳しめに現実を語ることで正しい情報にアクセスする意義を回答しよう。


■起業は大きく分けて三種類ある。


◇独立・フリーランス
今まで勤めていた会社や仕事の延長線上で、会社を辞め、独立採算性をもって基本一人でビジネスを始める行為。
デザイナーやカメラマン、営業マン、プログラマーなど。

◇開業
資格や才能などを活かし特定の専門分野で事務所を開業したり、飲食で店を開店したり、個人事業主や小さな法人として活動拠点を有しながら、ビジネスを始めること
コンサルタント、会計士事務所、飲食業、整体院、病院、美容室・・・

◇ベンチャー起業
自分自身も未経験な、新規ビジネスを立ち上げ、組織を法人化し、社会にイノベーションを起こし、大規模なビジネスをおこなうことを念頭に置く。
出口がIPOだったり、M&Aだったりする。
ベンチャー企業、ギャンブラー

■誰でもできる独立と開業

上記した
独立∞開業≠ノついては、ハッキリ言って申し訳ないが、別に学歴も、本も読まなくても、IQが20ぐらいでも、まじめに努力すれば誰でもできる。
「経営は学歴など関係なく、その都度の経験をいかにその後に、いかしていくかです。」などとしたり顔でノータリンな自慢話をする奴らは多い。

このレベルなら、商店街の煙草屋のばあさんと基本ロジックはなんら変わりない。
一生、商工会議所や青年会議所の奴らとつるんで、地元≠ナ穏便な暮らしを望むなら、まじめでありさえすればいい。
社長室の壁に「商いは飽きない。」とでも張り紙をして、まぁまぁきれいな地元で一番の美人なかみさんと、まぁまぁな人生を過ごすことはたやすい。
事業計画書も、その辺の司法書士やチェーンの会計士に書かせ、頭の悪い信金の担当者を適当に騙せば、簡単に借りれる。
この手の融資の質問で、悩む奴の気が知れない。
私は、ある起業家の融資に関するコンサルで、公的融資を最短、申し込みから着金まで14日でおこなったことがある。

世界でも稀に見る簡単なアホシステムである。


三番目のベンチャー起業を選択した場合、上述した全てのロジックが変わる。
全く別物だと思った方が良い。
独立・開業の延長線上に、ホリエモンのような成功があるとみんな勘違いしている。
ほぼない。
起業の仕方が、180度違うのだ。
経営の仕方も、志も・・・目線も・・・全く違う。
ここを履き違えているやつがなんと多いことか。
分かりやすく言えば、オリンピック代表やワールドカップに出場したいのに、土日だけ、仲間内でフットサルをやっているようなモノだ。
それでいながら、帰りの居酒屋で、ザッカーバーグの話をする。
イチローや北島にはなれないと分かるのに、なんでジョブスには、商店主と同じことをしていて、なれると思うのか理解できない。
それなりのトレーナーとコーチと監督とチームに恵まれなければ、IPOなどできるわけはない。

なので、ギャンブラーになるのか、商店主で一生を過ごすのか、先ず選択しなければならない。


■成功までの道のりを創造する

第二に起業を事務作業と勘違いしているやつがいる。
社長になりたければ、キンコーズにでもいって名刺を刷れば、2時間もかからずに代表取締役だ。登記など日本語が読めれば誰でもできる。
一方で、その事務作業とその後の成功を二極化して捉えている者も多い。
起業して、成功か破産。
創造力の欠如とはこういうことを言う。
米国は、起業をラウンドで捉える。
スタートアップ、セカンドラウンド、サードラウンド・・・IPO、M&A・・EXIT・・・
日本は、なぜにこういうフェーズで起業を捉えない?

不思議でならない。

「スタートアップのラウンドでのVCとの交渉で最も気を付けることを3つ上げてください。」なんて質問を見たことがない。
米国では当たり前だ。
起業から成功までを長い線でとらえ、そのフェーズごとで、どのような対処を経営者としていくのか?といった具体策を聞いてくる奴がいない。
当たり前だが、スタートアップと、IPO前夜でのアドバイスは、全く違う。
サードラウンドでのシニアエグゼクティブは、業界の人間が良いか、経営のプロが良いか、意見を求める・・・といった質問など皆無だ。

■学生起業家

就業構造基本調査という総務省の統計局のデータ(平成19年・・・古くて悪いな)では、学生のうちに

自営業者になる奴は、8600人、全体では420万人
会社を興す奴はもっと少なく1100人。全体では160万人

自営業者は488人に一人。
会社創業は、1454人に一人だ。

米国(シリコンバレー)は、一流企業に就職するよりも、起業する方がカッチョイイ≠ニいう風習がある。起業できなかったバカが敢えなく就職という考え方だ。
なので、就活も全く違う。卒業が近づく3年生になると、学生は資金調達や投資家へのプレゼンにいそしむ。

独立や開業を選択せずに、ベンチャーの起業を選択した場合について
社会に出て、厳しさ≠学んでからのほうがいいと言う人も多い。
私は逆で、早い方がいいという。
全く新しい新規事業で全く新しい市場を開拓する場合、それを熟知しているやつがどこにいる?
下手に、一流企業に就職すれば、オフィスラブが楽しくて、起業≠キる魂などあっという間になくなり、毎日の通勤電車のつり革にぶら下がり、ボウっと窓の外の景色を見ながら・・・なんか違うと中年になるまで思い続けるだけだ。

ビジネスマナーや交渉のスキルや、駆け引きなど、何倍ものスピードで就職しているやつより早く学べる。
なぜか?
知らなきゃ・・・学ばなければ死ぬからだ。
その緊張感は、少々ボケてても許される会社勤めとは大違いである。
敵者生存のビジネスのダーウィンの淘汰は、想像以上に厳しく、それ故に、経営者をスピーディーにビジネスアスリートとして鍛え上げる。
学生で起業する場合の利点を簡単に上げておこう。

メリット

1、失敗した場合、再出発のセカンドライフがしやすい。50代で起業したらこうはいかない。
2、全員、自分より目上の先輩だ。頭を下げやすい。つまり支援者を作りやすい。
3、吸収力が早い
4、実家にいれば生活費が事実上かからない
5、体力があり、徹夜に堪えれる
6、仲間を作りやすい。(仲間も若い。つまり騙しやすい(笑)
7、守るべき家族がいない(リスクテイカーになりやすい)

ディメリット

1、実績が大学卒業という学位ぐらいしかない
2、金がない
3、恋もしなければならない
4、能力が発展途上なので、伸びしろを示す方法が必要
5、ノウハウや技術、コミュニケーションといったビジネススキルの基礎を学ぶ費用は全て自分持ち
6、今の視野でジャッジする。つまり狭い社会経験で判断しがち
7、経験が少ないので騙されやすい
8、経営資源が少ないため、全額ベット(賭け)になりがち、失敗した場合瀕死の重傷を負いやすい。つまりリスクヘッジをかけずらい。

ようは、経営資源が熱意とか情熱とか・・・目に見えないものしかない。
事業計画書など紙代しかかからない。そういうことに気合いを入れるしかない。
なので、血の通ったモノを書くことしか方法がない。
投資家の元を何度も足しげく通う、執着心を魅せるぐらいしかない。
人脈などまともなモノは作れない中で、ただで優秀なアドバイザーを獲得する運もなければならない。
一方で、学生だからこその詳しい分野はある。
就活、学習、若者のファッション、流行、スマホ、10代の女子の好み、漫画、仲間内の流行り・・・・

ビルゲイツは、ハーバードを休学中に、ジョブスも中退して、googleのラリーペイジもスタンフォードの博士課程で、ザッカーバーグも在学中にfeacebookの前身を創った。
集中≠ヘ膨大に時間がある学生だからこそだ。
何か好きなことに的を絞り、社会の常識やビジネスマナーなど、どうでもいいという奴が、時代を革新する。
常識≠叩きこまれた社会人には、それはできないよ。とやってもいないうちにジャッジし、ギャンブルのテーブルにもつかない奴は多い

■学生起業家の成功方程式



学生で起業する奴は、上述したように、統計で見ればほんのわずかだ。

希少だから目立つ。
そして、そのほとんどが失敗する。
なので、安心して良い。
ほぼ絶滅する。
なんとかビジネスコンテストで優勝しましたとか言うやつも、全員失敗する。
20年を越えてVCをしているオレが保証する。1万人に一人の確立でしかない。
しかし・・・宝くじより確率は高い(笑)
他人に運命を任せるより、確率は上がると言うことだろう。
ミリオネラーなどどうでもいい。少なくともビリオネラーになった奴らは、どうやったのか?
知りたいか・・・(笑)

ほぼ全員が2回目≠ニいえる起業を途中でやる。
つまり、死なずに、現実に打ち負かされずに、致命傷を負わずに・・・・ギャンブルに勝つ方程式を血を吐きながら学び
もう1回やる。
倒産も破産もせずに生き残った学生起業家は、その辺のサラリーマンより、恐ろしい早さでビジネスのスキルを学び、自分を立てなおし、2度目の起業といえる大きな勝負をかける。
会社を新しく作るヤツもいれば、そのまま前の会社で勝負する奴もいる。
ゲームで言えば、勝負できるアイテムを若いうちに貯め込み、ボスキャラを倒す方法を学び、どう仲間をつくるかを知り、金の集め方と使い方を学び、もう一度参戦する。
ゲームにだ。
これが、学生・・・実は肩書はどうでもいい。重要なのは若いうちから勝負して、学んだ奴の成功方程式だ。
40代ではこうはいかない。

■起業は知識以上のモノが必要

大企業は、知識を多く持つ者が比較的上に上る。
しかし、起業は、最初からあなた≠ェトップだ。
知識を持っている者を取締役にするか、パートナーにするか、株主にするかさえあなた≠ェ決められる。
弁護士だろうと会計士だろうとあなたが決める。
他人に自分の人生の勝負について、文句を言われない。
ハッキリ言っとくが、高卒で勝負すれば、苦労はするだろう。
独立・開業であれば、問題ない。田舎の商工会議所で一生いばっている人生なら、問題ない。
しかし、ベンチャー型の起業をして社会にイノベーションを起こそうと思えば、苦労する。
これについては、ああだこうだと言うやつはいるだろうが、
中卒だろうと高卒だろうと成功者した者が全員・・・
「息子は良い大学に行かせたい」と口を揃えて言うのであるから、わかりきった事実だ。
いいかげん決着を付けろ。
タイムマシンがあれば、全員が全員、成功者はもっと若い時の自分に勉強するように言い聞かせると答えるのだから、ハッキリしている。
学歴は関係ないという甘言に騙されて今の勉強をさぼる言い訳は許されない。
学位はあったに越した事はない。
起業家は、大企業の出世頭の上を行く人間だ。
プライドを持て。
学歴は成功への道と関係がないと思った瞬間に成功者へのセンスがあなたにはないと思ったほうがいい。
良い大学に行く奴は最終的に努力をするとか言う問題ではない。
センスの問題だ。ファションセンスと同等の次元だ。
学歴はビジネスの世界でどうでもいいと言い放つセンスのなさがダサいファッションと同等であるということだ。

学歴など最低限の話だ。それ以上の世界の話がしたい。
高卒?
「アホ」という肩書を一生着こなすだけだ。
何歳だろうと大学は入れる。それをしないのはケミカルジーンズを着てるだけだ。
ケミカルジーンズでモテルのは最高にきつい。
ケミカルジーンズをなぜ着ているのかを一生説明し続けなければならない。
そういうことだ。
それをわかって着るんだから、根性を据えなければならない。

こんにちの日本の高等教育では、最低限の社会人としてのビジネススキルを学ばしてはくれない。義務教育で少なくとも世界で戦える社会人になる方法を少しは教えてくれる教育システムに、まだ日本は行きついていない。
最低限の生活レベルに必要な知識と技能、そして稼ぐ力を教えてはくれない。
世界のどこででも稼げる力とは
「英語」「IT(デジタル)思考能力」「ファイナンス」の知識である。
これを学ぶ時間が、高卒よりは、大学に行った者は、4年間の執行猶予として与えられているだけだが・・・
この三つをまともに教えてくれる高校も大学も現在日本には存在しない。

■起業など誰でもできる

起業して成功するまでが難しい、そしてそれを維持するのはもっと難しい。
知識ではないが、極めて重要なモノは、イマジネーションである。
どれだけ具体的に想像し、創造できるかである。ディテールの細部にわたって創造できるかによる。
丁寧に想像する。
雑に二極化して失敗と成功みたいに考えれば、死ぬだけだ。
成功と失敗の間の空間をどれだけ埋められるかが勝負・・・ギャンブルの本質である。

当たり前だが、ベンチャーの踏みこむ領域は、全く新しい新規事業なのだから、誰もわからない。
したり顔のメンターですら、周辺の環境しかわからない。
コアはそれを司るあなたしかわからない。
そのためには、いかに最小限の傷でTRY&ERRORを繰り返し、誰も知らない世界の法則と憲法をいち早く樹立してしまうかによる。

■起業というベガス

私はそういう人生をかけたギャンブラーをそそのかす仕事をしている。

VC(ベンチャーキャピタル)だが、膨大な数のギャンブラーと付き合い、膨大な数の勝負のテーブルを直視してきた。
そういうギャンブラーをベガスでも通用する腕ききに育てるのが仕事である。
イカサマも知っているし、テーブルの降り方も知っているし、勝ち逃げの仕方も教える。

賭けるものがない?
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あるじゃないか・・・人生という最大な価値が。
徹底的にあらゆることを学んだ奴が、人生を賭けてギャンブルのテーブルにつく。
だから賭けは成立する。
ベット(賭ける)ものがあれば、いつでも、ギャンブルの仕方は教えてやる(笑)
ベガスで待ってる。

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