<着服>区政協力委員長に疑い、領収書偽造し 愛知県警捜査

July 15 [Thu], 2010, 17:41
名古屋市千種区内の学区の区政協力委員長を務める60代女性が、市が委員に対して支払う費用を着服した疑いがあることが関係者の話で分かった。愛知県警千種署は15日、同委員長宅を有印私文書偽造の疑いで家宅捜索し、本格捜査を始めた。

 捜索の容疑は09年秋、費用にかかわる領収書を偽造したとする内容。協力委員の一部には費用を受け取った委員もいるといい、慎重に捜査を進めている。

 市によると、区政協力委員は、行政と地域のパイプ役として町内会や自治会が選出し、市長が委嘱する名古屋市独自の制度。市内に約5500人おり、女性が委員長を務める千種区の学区には十数人の委員がいる。

 区政協力委員には、兼務する災害対策委員の費用を含めて月額約4500円が支払われる。毎年3月と9月に、半年分の金額と領収書をそれぞれの委員の名前を書いた封筒に入れ、学区の委員長を通じて支払う仕組みになっている。

 委員長はその後、領収書を集めて区役所に提出する。

 市の担当者は「現時点では確認ができていない。本当なら、全学区調査した上で、確実に委員に支払えるよう事務の見直しも考えていかなければならない」と話している。
P R
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