システムトレードの活用 

June 25 [Fri], 2010, 18:57
最後に、「システムトレード」について触れておきます。システムトレードとは、100%テクニカル分析に基づいて行う取引です。○○の時は買い、××の時は売り、といったルールが細かく決められていて、そのとおりにトレードしていきます。まさに、システマティックです。

システムは、様々な人がつくっています。FX業者が無料で配信しているレポートもあれば、有料サービスとして提供している会社もあれば、情報教材として売られているものもあります。分析に自信があれば、自分でつくることも可能でしょう。有名な学者が本を書いていたりもしますね。システムトレードは、繰り返しになりますが、100%テクニカル分析に基づいています。ファンダメンタルズに左右されることはありません。次のような考え方を持っているからです。

(1)ファンダメンタルズはテクニカルに反映される。
(2)感情に流されず、淡々と取引を繰り返し、トータルで大きな儲けになればよい。

確かにそのとおりです。どんなに分析しても、勝つときは勝ちますし、負けるときは負けてしまいます。そのたびに一喜一憂することなく取引を続けていけばよいのです。

ではここで問題。ファンダメンタルズとテクニカル、どちらが重要だと思いますか?答えは、両方です。ファンダメンタルズを無視すると、将来のことを予測できません。あなたは、景気が今後さらに悪化すると思っているとします。それでも市場は楽観的。さあ、買いますか?買わないか、買うとしても短期のトレードや小さな取引など、若干手控えるのではないかと思います。

では逆に、テクニカルを無視するとどうでしょう。いつ景気の悪化が相場に反映されるのかもわからないのに、参入するタイミングをつかめなくなりませんか?すると、チャンスを逃してしまいます。つまり、ファンダメンタルズで長期的な目を養いながら、近い将来をテクニカルで判断する、これが正解ではないかと思います。

システムトレードの話に戻りますが、システムトレードは、ルールのとおりに行うゲームのようなものです。システムが完璧なら、悩むことも、頭を使うことも、傷つくこともありません。しかし、投資は自己責任です。システムトレードを利用するとしても、自分なりにファンダメンタルズとテクニカルの知識は持つべきだと思います。