最悪だったよ
/ 2009年11月29日(日)
知り合いのグループで大きめの箱でライブをやることになって、私はすごく盛り上がる曲を良い順番で歌うことになった。
練習十分気合いばっちり、よーし頑張るぞー!
舞台では次々ライブが行われて、ついに自分の出番がやってくる。
支度も整って、高まる緊張、会場も盛り上がって、プレッシャー。
だけど大丈夫!もっと盛り上げるよ!
壇上の真ん中に立ち、音楽を待つ。
しかし、伴奏が聞こえてこない。
あれ?音出す人、間違えちゃったのかな?
それともこれ、無音ではじまる歌だっけ?
突然の無言状態に盛り上がってた客席もだんだん真顔に。
音が出るまでなんとかつなげなきゃ、
と冗談を言ったりしても会場はくすりとも笑わない。
曲は?まだ出ない。
スタッフも真顔で見てる。
仕方なく私は一番盛り上がるはずだった曲をアカペラで歌い出す。
客席は真顔でもちろん盛り上がるはずもなくシーンとしている。
やばい、やばい、と思うほど声はうわずり、歌はどんどん酷いことに。
心が折れる。
せめて和やかな雰囲気にしたい、
と一番が終わるころに冗談を言ったりするけれど、無反応。
音は出ず、ただ私のうわずったアカペラだけ、冷静な客席に流れた。
いたたまれなくて楽屋に戻ると、
次のステージでは違う人が完璧な音響の中歌を歌って盛り上げていた。
観客の歓声も聞こえた。
私のときだけなんであんなことになってしまったの?
私は今日のこの失敗を誰かに電話して
「最悪だよ、こんなことになっちゃってさ」
と冗談みたいに話して
「ひどいね〜最悪だね」
なんて言ってもらいたかったけど、
電話をかける相手も見つからなかった。
そんな夢。
もっと幸せな夢が見たい。
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