中川家の血すじ
/ 2007年12月20日(木)
コツーンコツーン……コツ……コッ……なんか変な音がするー
翔子が脳味噌にキツツキでも飼ってんのかしら?
と思って横にいる翔子を見たら
翔子が無心に爪で前歯を叩き続けていた。
「……翔子、何してんの?」
「え?」
「爪……前歯……」
「おわ!気づかなかった!」
忘れてたけど
この人昔からたまにやってたなぁこの癖……。
さらにこの後
自分で気づいたのを良いことに更にヒートアップして
コツーンコツーンコツコツコツコツコツコツコツコツッコッコツコッーン
と小気味良いビートまで刻みながら前歯を必死につつき続ける彼女……
キィーいらいらする〜〜〜〜!!
小気味良い音なのが余計にいらいらする〜〜〜!!!!
いらいらにはカルシウムよ、
カルシウム、不足、シテイマセンカ?
してますしてます、とりますとります。はい。
コッコツコッーンコツコツコツコツコッコツコッーンコツコツコッコツコッーン(ほんとにずっとやってる)
キィー!!
このいらいらが無縁なほどにカルシウムの豊富そうな前歯にまたいらいらするのよ〜〜〜!!!
桂子さん!娘さんが!娘さんが変です!
と桂子さんに助けを求めると、
桂子さんは
なぜだか帽子をタイツのように顔全面にすっぽりかぶり
ふじつぼのような表情でゲッターズさんの占いを聞いていた。
いったい占いで何を言われたらあんなことに……?
ゲッターズさんはもう全てスルーしていたけど
これも多分癖なんだと思う。
隣では翔子がコツコツしてるし……
この親子はちょっと血が濃すぎると思った。
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