ケスラー先生の「死にゆく人の17の権利」

August 20 [Sun], 2017, 23:33







ケスラー先生の「死にゆく人の17の権利」を読み終えました。マザー・テレサも推薦。日本語版は、1998年。

前半の方では「病人の前で泣きましたか?あなたがどんなに寂しくなるか。あなたがこの状況をどんなに嘆き、憤りを感じているかを病人に話しましたか?」  わたしたちは病室の外に、愛する者から離れたところに平安を求めるが、わたしたちは彼らに対して正直であり、彼らにもその悲しみに参加させるべきである。。。って 所に赤線をひきました。
死ぬ行く人にも、送る人にも、共に、癒やしが必要であることを著者は語ります。

後半は、いかに死に直面している人を孤独にさせているかの所で、赤線をたくさんひきました。

1969年の「死ぬ瞬間」のキューブラー・ロス先生とも、著者は親交があって、救急医療からターミナルケアーまでドクターとして体験されています。

時代背景的には、現代は、患者自身が、自分で判断できない認知症の問題が増えていて、そのあたりの問題には、突っ込まれていませんでした。

マザーテレサの推薦文が良かったです。「死とは完全に愛に身を委ねること。あたかも神の腕の中に落ちていくようなものであることを理解する助けになるでしょう。死とは神のもとに帰ることなおです。」

3月に母を送った時の事も、いろいろ思い出されました。
一気読みするよりも、何度も読み返したい本でした。

石田衣良さん 「シューカツ」

August 09 [Wed], 2017, 11:52




石田衣良さん 「シューカツ」を読み終えました。
関東の私学の雄 「ワシダ大学」(早稲田をパロったと思います)の 7人の就活仲間。 難関の マスコミ テレビ系の就活に挑みます。 エントリーシート。インターンシップ。OBOG訪問。一次試験 二次面接 役員面接 最終面接。。石田衣良さんは、よく調べてて、まるで、読者が一緒にシューカツしてるみたいにストーリーが進みます。

まるで、自分の全人格が否定されるような不合格通知。お部屋から一歩も出れなくなって 引きこもりになるヒロ君。学園クイーンで帰国子女、三カ国語ペラペラで、関東TVアナウス部に早期合格のエリコ姫。  美貌も、高偏差値もない千春ちゃんは、そんな中、ひたすらガッツと笑顔で 内定を目指しますが、大失敗の連続・・・。就活戦線、異常あり。

千春ちゃんとよしひろが、ひこもりのヒロくんの部屋のドアの前で語りかけます「みんな恐いさ。面接も試験も恐い。なんとかやってるのは自分が完璧じゃないとわかってるからさ。ヒロは頭が良すぎるんだ。みんなでシューカツ生き残ろうよ。」 

「恋愛中毒」 山本文緒さん

August 05 [Sat], 2017, 14:28




「恋愛中毒」 山本文緒さんを 読み終えました。文緒さんですけど、女性の作家ですよ。よ。

いやー。はじめは何の話しかなと思ったけど、読み出したら止まらない。そして、女の人、怒らせたら、こわーーい事になるーー。   心の中にある孤独。空虚感。誰かに必要とされたい気持ち。誰かを独占したい気持ち。そんなこんなが壊れると、異常な行動へと・・・こわーい。みなさん、女の人と、へたな別れ方をしたら、たいへんな事になります。恐いけど、山本文緒さん、他の本も読んでみたいと思いました。

安田賢治さん 「教育費破産」

July 28 [Fri], 2017, 15:31

安田賢治さん 「教育費破産」

教育費って、高すぎよね。うちも破産しそうよ。どうしましょう。
私立大学の理系なんて、年間 140万円。 どうすんのよ。

リバース 湊かなえ さんを読みました。

July 28 [Fri], 2017, 15:18



リバース 湊かなえ さんを読みました。 娘が読んでたのを借りて読み始めたら一晩で読んでしまいました。
湊かなえさんて もっとどろどろしてるのかと思ったら 中身 高校生から成長できてないみたいな変な素直さがあるんですね。その素直さが良かったです。三章当たりで一連の出来事の犯人ってわかってしまいました。
主人公や犯人さんやら みんな かなえさんの投影なんでしょうね。 
地味な人側と 派手な人側がいたら かなえさんは 地味側で 地味側の人の心をうちのでしょうね。テレビのドラマは見てないので残り見てみたいです。
終章で懺悔って単語が出てきます。

有川浩さんの 海の底 を読み終えました。

July 28 [Fri], 2017, 15:16




有川浩さんの 海の底 を読み終えました。
潜水艦をぶたいに 十五少年漂流記を書きたかったんですって ある日 横須賀港のイベントに来た子供達 巨大化した深海えびの大群が襲います。停泊中の潜水艦に逃げ込んだ子供達 救出されるまでの一週間のストーリーです。
子供達の中の人間関係が閉鎖された危機状況の中でリアルに描かれます。思いやりもあれば自分だけ助かろうとしたり、
深海えびの巨大化って ウルトラQ か アウターリミッツを思い出しました。

桐野夏生さんの 魂萌え を読み終えました。

July 28 [Fri], 2017, 15:15




桐野夏生さんの 魂萌え を読み終えました。
としこさん 59歳 夫が心臓麻痺で突然逝ってしまいます。
呆然と落ち込むとこさんに 自分たちの事しか考えない娘と息子 おまけに信頼していた夫の愛人まで出て来て自分がうらぎられているのを知る。
そんパニックのなかで 残された自分の生き方を求めて としこさんがもがきます
詳細の描写も とてもリアルで さすがで 思わず引き込まれて読みました

有川浩さんで 空飛ぶ広報室を読みました。

July 28 [Fri], 2017, 15:13



またまた 有川浩さんで 空飛ぶ広報室を読みました。
交通事故でブルーインパルスに乗れなくなって広報室に回された空自退院の空井さんと 熱心過ぎてクレームで報道から外された稲葉リカさんが 最初はくさって嫌々だったのが 仕事にやりがいを互いに見つけていきます。 本の発売前に311の津波に空自の松島基地が被災して一章付け足しになっています。 だいぶ前に ガッキーが稲葉さんを演じるテレビドラマがありました。
前に読んだ 海の底は海自で これは空自でした。有川浩さん、自衛隊に詳しいです。

乃南アサ さんで 風のエピタフ を読み終えました。

July 28 [Fri], 2017, 15:11




またまた 乃南アサ さんで 風のエピタフ を読み終えました。
登場するのは お馴染み ヒラの所轄の女刑事 音道貴子。
とある家の建築現場から胎児を抱く女の白骨死体が発見されます。貴子ははからずもその現場処理で白骨死体の叫びを聞くようです。読者も一緒になって、貴子と地道な聴き込みに参加されます。やがて自己中心や自己保存、人の心の闇がとんでもない事件を引き起こしていく様子が描かれます。 読み終わっちゃったって寂しさを覚えるほど のめってしまいます。

桐野夏生(きりの なつき)さんの「 OUT アウト」

July 28 [Fri], 2017, 15:10





桐野夏生(きりの なつき)さんの「 OUT アウト」を読みました。 途中で恐くなったけど、やめれないで一気読みしてしまいました。
夜勤の弁当工場で、朝まで弁当詰めで働く 貧乏主婦の4人組。夫は、ぷー太郎に、かけごと依存に、のんだくれ。夜勤から帰ると、家族に朝ご飯を食べさせて 倒れるように 寝てしまう生活。 そんなある日、仲間で一番大人しい山ちゃんが、最後の貯金に手をつけた夫に腹を立てて、玄関で飲んだくれて倒れた夫の首にベルトをつけて ひっぱります。気がついて正気に戻った時は夫は死んでました。 4人仲間で、死体をばらして、「普通ゴミ」にしてしまいます。こわ。
そして、気がついた時、平凡の主婦仲間が、死体解体処理の掃除屋をはじめます。桐野夏生さんは、なんでもない人が一線を越えていく姿を描きます。  それにしても夜勤の弁当工場ってたいへんですね。こんなふうにして、コンビニに弁当が並ぶのですね。ね。