報知オールスターカップ 

2008年01月07日(月) 3時35分

もう昨日のことになるが、駅伝観戦を終えた私は、その足で川崎まで初詣へ行くことにした。

向かった先はもちろん川崎大師…
ではなく川崎競馬場である。

競馬仲間には
『初詣は馬頭観音へ』
などと冗談でメールを飛ばしている私だが、世の競馬好きの中には、競馬場内の馬頭観音へお参りしたのが今年の初詣だったという人も、決して少なくはないだろう。
いや、真の競馬好きならば、やはりそうあるべきだろう。
こういう心情は、なかなか女には分かってもらえないものだ。


この日のメインレースは重賞の報知オールスターカップである。
以前は真夏のマイル重賞として長く親しまれてきた競走だったが、近年になって川崎記念のステップレースとしての性格を強め、年明けの2100m戦へと更衣している。

1番人気はJRAからの転入馬ビッググラス。
昨年の根岸Sを制し、フェブラリーSでも3着に来たバリバリのオープン馬である。
だが今回は、3月のマーチS以来となる長期休養明けであり、また過去2戦の不甲斐ない惨敗劇も気になる。
実力は申し分ないのだが、+18キロという大幅な馬体増となって現れたことにも疑問が残る。
状態面、精神面の両方から見て、危険な人気馬と言えるだろう。

2番人気には愛知から遠征してきたマルヨフェニックスが押された。
昨年夏、大井の黒潮盃を4馬身差で楽勝し、一躍全国区の馬となった。
だが、初コースの一戦はいつも成績が悪く、今回もアテにはならない。おそらく何につけても慎重な馬なのだろう。

私は本命馬を、川崎転入後11戦9勝のガッサンプリンスに決めた。
これまでに敗れた2戦は、いずれもレース間隔がなく、不十分な状態で参戦しての3着敗退であった。
つまり、まともに出走してきた時は、まだ負けたことがないのである。

巷の評では、まだ格下だろうと5番人気に甘んじていたが、パドックを悠然と歩く同馬を見ていると、能力的には全く遜色ないどころか、むしろこのメンバーでは頭一つくらい抜けているようにさえ見える。
私はガッサンプリンスの未知の力に、全てを託すことにした。

相手には長距離がベストの好調馬ナイキコランダム、昨年のニューイヤーC優勝馬レッドドラゴン、そして私が競馬場へ行く度になぜかよく出走してくるクラウンCの覇者エスプリベンを挙げ、最後にマルヨフェニックスを加えた。

レースは好スタートのエスプリベンが果敢に逃げ、ガッサンプリンスは最内の好位三四番手を進んだ。
1番人気のビッググラスは、58キロの斤量を気にして早目に先行集団へと取り付いた。

だが勝負所になり、全体のペースが上がると、まずはビッググラスの手応えに蔭りが見え始めた。
騎手のアクションが激しくなればなるほど、同馬は徐々に他馬から遅れを取りだし、やがて波間に消えるように馬群に飲まれて行った。
それを見た場内の観客からは歓声と溜息が大きく交錯した。

対象的に、ガッサンプリンスは内目を虎視眈々と進んでいた。そして手応え十分に勝負所から仕掛け出した。

ところが、窮屈な内目にいたガッサンプリンスは、外側の馬を捌くのに少々手間取り、直線で馬群から抜け出せた時には、エスプリベンが二の足を使って逃げ込みを図ろうとしていた。

慌てて追うガッサンプリンスは、鞍上今野の懸命な鞭に呼応して、一歩、また一歩とエスプリベンとの差を詰め始めた。

私はこの光景を、手に汗を握りながら見ていた。
実は、ガッサンプリンスの勝利を信じてきっていた私は、その連単馬券しか買っていなかった。
このまま二着では当たりにはならない。
そして、いつもは期待して買っている筈のエスプリベンの逃げ脚が、この日ばかりはただの厄介者に映った。
自分が買わないときほど、馬というのはなぜかいじらしく伸びるものだ。

ガッサンプリンスは懸命に追い詰めようとした。
だが、残り50mのところで脚が一杯になってスピードが落ち、敗色濃厚となった。
結局、エスプリベンは他の11頭に一度も先頭を譲ることなく堂々と2100mを逃げ切り、2つ目の重賞制覇を果たした。

各馬がゴールを過ぎて行き、私は少し我に帰った。
そして今日に限って私に信じられることのなかったエスプリベンが、いつものような健気な逃げ脚を伸ばしたことを、もう一度頭の中で再生し、少々申し訳なかったなと反省した。

もしかすると同じような苦い反省を、ガッサンプリンスに騎乗した今野騎手もしていたのかも知れない。

今野はいつも乗っているエスプリベンを、今日に限って後輩の山崎騎手に譲り、勝つ確率の高そうなガッサンプリンスを選んでこのレースに挑んでいたのだ。

勝負事は蓋を開けて見るまでは分からない。
勝負所で他馬を捌き切れなかった今野にも、馴染みの仲間を見捨てた私にも、苦い後味だけが残った。

結局、298倍という穴を取り損ねた私は、この日、他のレースでも何一つ当たらないまま、新年の初競馬を終えた。

帰りに競馬仲間からメールが届いた。
『おい、川崎2100mは逃げ馬天国だと言っていたのはどこの誰だったよ(笑)』

昼の駅伝の喧騒が嘘だったような、暗闇の多摩川の六郷橋を渡りながら、そんなことを半年くらい前に熱弁した記憶が苦く甦ってきた。

報知オールスターカップ 

2008年01月04日(金) 1時29分

もう昨日のことになるが、駅伝観戦を終えた私は、その足で川崎まで初詣へ行くことにした。

向かった先はもちろん川崎大師…
ではなく川崎競馬場である。

競馬仲間には
『初詣は馬頭観音へ』
などと冗談でメールを飛ばしている私だが、世の競馬好きの中には、競馬場内の馬頭観音へお参りしたのが今年の初詣だったという人も、決して少なくはないだろう。
いや、真の競馬好きならば、やはりそうあるべきだろう。
こういう心情は、なかなか女には分かってもらえないものだ。


この日のメインレースは重賞の報知オールス

箱根駅伝 

2008年01月03日(木) 21時28分

正月恒例の箱根駅伝は、駒大の三年振りの優勝で幕を閉じた。
昨年の優勝校である順大、同2位の東海大がいずれも途中棄権するなど、波乱にとんだ大会となった。

私の家は第一京浜国道沿いにあるので、ランナーたちは目の前を走って行く。
昨朝、目覚めてすぐにテレビを点けたところ、選手一団はすぐ近くの平和島にまで達していた。
私は慌てて着替え、沿道まで飛び出して行ったのだが、時すでに遅く、一団の接近によってすでに信号機が変わらないため、国道対岸から選手を遠目に見送る事しかできなかった。

ところで、

視覚で味わうクラシック 

2008年01月02日(水) 23時27分

暮れから正月にかけて、テレビではクラシックコンサートの中継が多くなる。
今年は私が数えただけでも12番組もあった。

クラシック音楽と言うと、まずは演奏や楽器の質が問われるため、人によっては一流の音ばかりを追求し、視覚面を疎かにしているように見えることがあるかも知れない。

だが本当の音楽家は、視聴覚を満足させてこそ、初めて音楽なのだという事をよく分かっている。

音楽である以上、クラシックもまたポップスやロックと同じで、視聴覚で捉えるのが基本であることに変わりはない。

例えばライブ映像

『自彊不息』…謹賀新年 

2008年01月01日(火) 11時11分

2008年

新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します



新しい年を迎え心機一転、何か新しいことをして見ようかと考え、ちょいとブログに挑戦することにしました。
携帯しか持っていない身分なので、なかなか無謀なことのようにも思えますが、何卒お手柔らかにお願いします。



さて、早速ですが、今年の自分のテーマを決めました。
ジャ〜ン!

  『自彊不息』☆



これは易経にある言葉で
“じきょうやまず”
と読みます。

かなり偉そうですいません


君子以自彊不息
(君子自ら彊(強)め
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