京都観光 父の暴走 

May 06 [Sun], 2007, 18:49
この歳になるまで、まともに親孝行などしたことなかったので、
父親と京都観光に行ってきた。
父親のリクエストを尊重しつつ適当な観光コース。
恙無く京都観光を遂行するはずだったのだけど、
父親のアグレッシブさとお人好しの性格をすっかり忘れてた・・・

父親の方もカメラが趣味で、
観光中自分の理想の構図位置を見つけては、
人物が入らないように人通りが途切れるまで只管待ち続け、
夢中で写真を撮っていた。

龍安寺にて、カメラを構えてじっとしていた父親が近寄ってきて、
(外国からの観光客と思しき人を指して)
「あの人、写真撮ってほしんじゃないのかな?」
と小声で聞いてきたが、
どうだろうねと曖昧な返事を返す。
暫く、様子を見ていたと思ったら「ちょっと行ってくる」
と言ってスタスタと近づく父親。
ええ?喋れるの・・・?
と思ったのだが、身振り手振りで話してる様子。
そして、満面の笑みでこちらに駆け寄ってきて、
「はい、ちょっと聞いてきてあげて。写真撮ってあげて」とのたまう。
ええ?話してきたんじゃないの?写真撮って欲しいとか言ってたの?と聞くと、
「いや、何て言ってるのかさっぱり解らなくてね」と何故だか満面の笑み。
父親に突然声をかけられた外国の方もニコニコしながらこっちを見ている・・・
「語学留学いった経験をここで生かさないと!さあ、ちょっと行ってきて」
語学留学って・・・
大きな声で自慢できるほどの語学力を身に付けてきたわけでもなく・・・
むしろ、語学留学という名の観光旅行だったわけで・・・
父親にそんなことは知ったことではないのだろう・・・
変な汗をかきながら、
話しかけられた方が不憫になる文法もへったくれもない殆ど単語連発で
コミュニケーションを図り、カメラのシャッターを押し、
感謝の?握手を頂戴した。
父親はまるで子供のように、
「凄い、凄いなぁ〜」と御満悦。
「誰にも彼にも英語が通じるわけじゃないから、話しかけられない限りこちらから話しかけないほうがいいよ・・・」
と一応釘を刺したのだけれど・・・

その後京都観光が終わるまでに、
カメラをもっいる外国の方を見かける→父突撃→息子に振るのコンビネーションで、
何度もカメラマンをする事になるとは・・・

観光旅行を終えて、
帰り道に目を輝かせて思い出話しをする父親を見て、
それはそれで良かったのだけれど、
こちらもこんな体験が出来るとは思ってもなかった・・・
親孝行も楽じゃない。
P R
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