バーカウンター千夜一夜 第9夜:山崎

August 12 [Sun], 2012, 19:32
ウイスキーと言えば皆さんはどの銘柄を思い浮かべますか?

スコッチ、バーボン、カナディアンウイスキー、アイリッシュ、ジャパニーズの5つの種類は5大ウイスキーと呼ばれる分類です。それぞれ製法や原料、香りや味が違うので、飲み比べてみると面白いと思います。

今日紹介するウイスキーは、日本を代表するウイスキー、「山崎」
仄かに甘い上品な香りと味は、日本ウイスキーの中でも最上級の味わいと言えるでしょう。

この山崎、なんで山崎というかわかりますか?
山崎さんが作ったから?
ではなく、蒸留所が京都郊外の山崎というところにあるからなのです。

1923年、ジャパニーズウイスキー最初の蒸留所、山崎蒸留所がサントリー創業者の鳥井信治郎氏によって設立されました。
ウイスキーに向いた上質な環境と清涼な水があるから、というのがロケーションの理由。鳥井氏は「良いウイスキーを生み出すのは良い自然環境だ」とこだわりぬき、決して妥協はしなかったといいます。
その時の責任者が、あの竹鶴政孝氏だったのは、後に歴史が生む皮肉になるエピソードです。(竹鶴さんは後にウイスキー作りの姿勢の対立から、ニッカに移動している)

当時はスコッチはまだ一部の人の間でしか飲まれていませんでしたから、日本人に合うウイスキーを作り出すのは至難を極めました。

その後「山崎」というブランドを完成させたのが、1984年。当時はブレンデッドウイスキーが主流の中、こだわり抜いたシングルモルトでリリースしたのは、同じく山崎への徹底的なこだわりだったのでしょう。

ホワイトオークの樽を使った10年は、オーク香がグラスからほのかに香ります。さらに12年はシェリー樽からも厳選された原酒が使われています。
香りは芳醇でノーブル。甘くふくよかでややコクの強い味わいが特徴的。


価格は10年もので3500円前後、12年もので5980円前後と、国産ウイスキーの中でも最高級。さらに18年ものも、その上には25年ものも10万円前後で販売されています。
昨年は、「山崎50年」が、50本限定で100万円で販売されもしました。しかも!翌日完売という。さすが山崎にはファンが多いというべきでしょうか

また現在、山崎蒸留所とインターネットでは、「山崎樽出原酒」という限定モノを買うことができます。


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