「ぬくとまる」とは、鳥羽・伊勢・志摩の方言で「暖まる」ことを意味します。 直訳すればそれまでですが、「ぬくとまる」には、必ず「人」の「心」や「手」が加わっていると私たちは考えます。 と、言うことで、この鳥羽を観光していただくみなさんに、ハードだけでなく鳥羽の人の「ぬくたみ」(あたたかみ)をも感じてもらえるような情報を発信して いければと考えます。 ちなみに「ばりふりっと」は造語で、バリアを軽やかに飛び越える様子を言葉に表してみました。 街を歩いているときに立ち止まり、ホッとぬくとまる空間に気付いてもらうための日記です。 これらの情報は鳥羽駅前に事務所を構えるNPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが発信しています。
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鳥羽若女将と行く海の町ツアー / 2008年03月21日(金)
3月12日は鳥羽の若女将の会「うめの蕾会」主催のツアーに参加しました。
その名も
鳥羽若女将と行く海の町ツアーシリーズ
相差ご利益海女の町ツアー


※『うめの蕾会』とは鳥羽で2006年に発足した若女将の会。
「うめ」とは、養殖真珠の生みの親である御木本幸吉を献身的に支えた奥さんのお名前にあやかってから名づけられたそうです。
そこに蕾とつけるところが、謙虚で奥ゆかしいですね


本日お供していただいた若歌女将は
『海月』と『胡蝶蘭』の美人女将です。
また、ガイドは地元出身のNさん。
この日のためにいろいろ予習してくださったそうで、
その成果はばっちり!
分りやすい説明に参加者全員うなずきっぱなし。
やはり適切なガイドがあると、ゆっくりじっくり見学できるし、楽しさも倍増します。


さて、最初の見学先は、相差海女文化資料館。
こちらでは海女の文化や歴史をジオラマやビデオで知ることが出来ます。
(相差地区は伊勢志摩の中で一番海女さんが多いんですって)

また、あわび採り体験装置なるものが・・・
模型の岩場にマグネットで張り付いたあわびを、専用の漁具で引き離す作業を体験!
ふむふむなるほどね。えっ、これじゃ、傷物になるって?
難しいなー。それに、実際の作業は水中。それも素潜りですもの。
海女さんって、すごいね。

次に訪れたのは神明神社。そしてその参道にある祠が石神さん。
石神さんは女性の願いを必ず一つは叶えてくれるということで、全国各地から参拝に訪れます。
また、女子マラソンの野口みずき選手がオリンピックの時にお守りを身に着けていたことでも有名になりした。
某タレントも結婚を祈願したら、2ヵ月後にプロポーズされて、めでたくご結婚さてたとか。
先日もその話をラジオで語ってらっしゃいました。

そんなこんなで、本日の女性参加者もこぞって祈願!


それから昇竜の松を見学。こちらは相差海女文化資料館のすぐ左横にあります。
松の形が竜の姿に似ているところからその名が付けられたそうです。
樹皮もまさに竜の鱗のよう。また、根元も竜の爪に見えます。
まるで今まさに天に昇ろうとしている竜の姿のようなので、開運の松とも呼ばれ、幹に触るとご利益があるといわれているそうです。


続いて梵潮寺(ぼんちょうじ)の境内にある長寿蘇鉄(ちょうじゅソテツを見学。
こちらは樹齢700年とも800年とも言われている大蘇鉄。
もこもこと枝分かれして延びる姿から子孫繁栄・延命長寿の木として大切にされています。
なんだか宇宙を感じますね。


歩いて学んで、お腹がすいたところで、今日のメインイベント
「相差はちまんかまど(海女小屋)」にて昼食タイム!
相差の現役海女さんたちに、取れたての魚介類をその場で炭火焼きしてくれます。

メニューはサザエ、桧扇貝、大あさりの炭火焼き。鯛の刺身に本日大漁だったアジの塩焼き付!ご飯と味噌汁、それにデザートのみかんもつきました。

ベテラン海女さんとの会話を楽しみながら、心づくしのおもてなしに身も心もお腹いっぱい!
大満足の海女小屋体験でした。


そして最後の目的地、菅崎園地へ。
ここはかつてこの岬沖で遭難した駆逐艦・春雨の殉難記念碑があります。

明治44年に横須賀から佐世保に向かう途中、台風の影響で菅崎に座礁した春雨の乗組員を荒海の中、相差の青年団、漁師、海女たちが決死の覚悟で現場に向かい、8数が救出されました。
しかし、救助にあたった住民もその時の傷や重油を飲んでしまったことから、その後数名が亡くなったそうです。
その時亡くなった住民や乗組員の霊を供養し、救助に当たった村人の献身的な努力を称えるという2つの意味から、記念碑として昭和12年に建立されたそうです。
現在でも毎年行われる慰霊祭には、自衛隊の方をはじめ、多くの方が参列されているそうです。

そして岸壁に聳え立つのが菅崎園地春雨展望台
こちらはチャペルをイメージしたつくりで、左右の階段から男女が分かれて登り、途中で出会い、手を取り合って展望台の上にあるとことわの鐘を鳴らし、永遠の愛を誓うというもの。
昨年は、鳥羽市観光協会主催で毎月行われる『真珠婚』のセレモニーが行われたそうです。
こんな景色のすばらしい所で愛を誓えば、その愛は永遠に続くでしょう!


相差を巡るツアーはこれでおしまい。
美人女将と過ごした一日。とっても楽しかったです。
また、相差のことをいろいろ勉強させていただきました。
これで自信を持ってお客様にも案内できます。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。
また、こんなツアーを企画してくださいね。

おまけ
この日はセンターの車椅子を持参。
今日の行程は実際に車椅子でも行けるどうか、検証しながらのツアーでした。
また、そこで車椅子介助のミニ講習会も行ったのでありました。


ばりふり情報。
@相差海女文化資料館
駐車場は砂利ですが、入り口にスロープがあり、車椅子でも利用可能。
また、車椅子対応のトイレが男子トイレの中のみにあります。

A神明神社と石神さん
相差海女文化資料館から徒歩5分。かなりの上り坂なので、車椅子の人は介助が必要です。
また、車で境内まで行けるコースもあるそうなので、資料館に人に問い合わせてください。
参道には2段の段差あり。介助があれば、車椅子でも参拝できます。

B梵潮寺(ぼんちょうじ)の長寿蘇鉄
相差海女文化資料館から徒歩3〜4分。車椅子でも見学可能。

C「相差はちまんかまど(海女小屋)」
相差漁港(駐車場)から徒歩5分。車椅子の方でも利用できます。但しトイレは簡易トイレのみ。
海女小屋 料理体験 値段は2〜3名5000円/1人 4名以上3500円/1人(要予約)
その他に海女の話を聞くおやつ体験もあります。
詳しくは伊勢志摩 兵吉屋まで
電話0599−33−6145


D菅崎園地
車で行けますが、途中の道がかなり狭いくねくね道なので、運転に注意。
園内は砂利。展望台は階段のみ。


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