
藁まみれの稽古場。
『照準Zero in』には「藁」が登場する。それはあくまで作り物では無く、祭事用に使われる本物の米の付いた「稲」である。わざわざ購入しているのだ。
大阪・北九州公演でも使われていた稲ではあるが、今回は様子が違う。というのも、東京公演はこれまでの小屋とは全く違うサイズの小屋だからである。
各所各所で芝居の変更がなされたが、この稲の使われ方にも変更がなされた。そのため、稽古後には毎回驚くほどの藁がそこかしこに散らばっていたりする。
野荒らし。
まるで何かの獣が、その場を荒らして去って行ったような光景である。「すいませ〜ん」。そう言って片付けをする藁の使い手は、超獣・ののあざみ。
なら、納得。
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