第壱拾六回 ナナンプの巻 

2004年09月22日(水) 23時32分

ナナンプ」と読みます。

よく年賀状を作る時に、イモ判とかゴム判やりましたよね。
彼女の武器は「消しゴム」
最大葉書サイズ、最小は1センチ四方に鮮やかな小宇宙をつくりあげます。

精密でいて大胆
繊細でいて御茶目




←の作品は
アネモネの代表曲「PIANO」をイメージして作って頂きました。
伝わってきませんか?
波の音と海の底の青さが。























←そして、はんこタトゥーという新技も編み出しました。
これが、また芸が細かいのです。

アゲハ蝶。

どうやって作るかというと。
まず、左羽と右羽は別々に作ってあるので、インクを付け丁度真ん中でくっつくように押します。
これが難易度10。
そして、一つ一つ色をつけていきます。
面倒臭さ100%!
出来上がり所要時間は約10分です。

凄いや!



アネモネCD「アネモウヌ」のCD盤面もnanamp作です。

彼女の才能は留まる所を知りません。
これからも期待してます。



↑「PIANO」ハンコの種明かし↑

第壱拾伍回 乙一の巻 

2004年09月22日(水) 23時19分
最近読み始めた作家です。

まだ彼の作品は読破していないし、詳しい事は何も知らないので此処に載せていいものかと悩みましたが、今一番はまっているので勘弁して下さい。

最初に彼の名を眼にしたのは普通の本屋。
ツボ過ぎる装丁のハードカバーがありまして、題名を「GOTH−リストカット事件−」と言いました。



そそりますでしょう?
そして、作家名は「乙一」。
「おついち」?
ふぅん…
不思議な印象を受けました。
でも、その時点はそれで終わりました。←ワタシはこういうのが多い。
しばらく経ってからまたその本屋に立ち寄った時に見たのが「平面いぬ」
そのタイトルから何かインスピレーションを受けまして、これは読まなきゃと思いました。

思惑通りか否か判りませんがまんまとはまってしまったわけですよ、乙一ワールドに。
ワタシは基本的に通勤等の移動中に読むのですが、 今回に至っては肌身離さず持ち歩き暇さえあればページを開いてます。
一心不乱に読んでいる姿は、端から見たらかなり気味悪いと思います(苦笑)。

何が、ワタシをこんなに夢中にさせるのか。

彼の作品は(失礼な言い方かも知れませんが)、漫画の様に読めてしまうのです、良い意味で。
そこで起こっている絵が頭に鮮明に浮かぶのです。
枯れ草の中の廃墟の暗さ・血の匂いさえも。
それも手伝ってか読者をその世界に引き摺り込み、蜘蛛の巣、或いは蟻地獄の様に逃れられなくしてしまう力が作用していきます。

あともうひとつ。
人を裏切る天才です。
どんでん返しにつぐどんでん返しで、ワタシの立てた仮説・推理は、ぐちゃぐちゃにされてしまいます。 でも、悔しいけど、楽しいんだなぁ、これが。
なんだそうだったのか!くそー、と地団駄踏んで悔しがりつつも、次こそは!!という気にさせられます。

いや、しかしね、一番驚いたのは、
デビューが17歳!
只今若干25歳!
若い、若すぎる( ; ゚Д゚)

末恐ろしいですが、乙一の紡ぐ言葉の魔力は今後もワタシの脳を混乱させることでしょう。

第壱拾四回 MOTHER GOOSEの巻 

2004年09月22日(水) 23時14分
が好き

独特な声なのです

とにかくそれにつきます



曲調はダンサブル

面白いバンドです


MOTHER GOOSE『red limit』
SKD-002

TOO DANCE
RED STAR
IN THE FAR EAST
LULU
CHANNEL 2
BISS
XENO
MISSING SPACE

第壱拾参回 楠本まきの巻 

2004年09月22日(水) 23時09分



触れたら壊れそう...




1カット、1カットに溜息をついてしまう程、


美しい線で構成されています。




繊細・緻密・そしてアンニュイ。


その世界に憧れを抱かずにはいられません。




素敵です




楠本まき『Kissxxxx』 マガジンハウス。

第壱拾弐回 夢野久作の巻 

2004年09月22日(水) 22時57分
夢野久作作品を初めて読んだのは高校生の時。
お約束の「ドグラ・マグラ」でした。
独特な文体…
摩訶不思議な世界…



彼の経歴も興味深い。
右翼の巨頭杉山茂丸の息子として生を受け、作家の他に、新聞記者、能の教授、郵便局長などの色々な顔を持っていました。
慶応の英文科に籍を置き、パン食(当時は珍しい)に凝っていたインテリさんでもあった様です。
面白い人でしょ?

ワタシ的には
「少女地獄」
「瓶詰めの地獄」
がお気に入りです。

どうぞ火星の女の置土産、黒焦少女の屍体をお受け取り下さい。
私の肉体は永久に貴方のものですから……ペッペッ……。

『少女地獄〜火星の女〜』より


夢野久作『少女地獄』角川書店

第壱拾壱回 ASYLUMの巻 

2004年09月22日(水) 22時47分
初めて聞いた時、とにかくやられました。

時には激しく、時には絞り出す様なGAZELLE氏の声。

どくんどくん

パンキッシュであり、ロックンロールな音の洪水。

ずきんずきん

しかし、詩はあくまでも闇の中にある。

ずぶずぶ
................

窒息しそうでした。



今聞いてもその感覚は失われませんね。
最近は活動を再開されたそうで、是非拝見したいものです。


ASYLUM『FAREWELL(to Lovely・・・)』
SSE8004CD

1.Nothin' To Be A Friend 2.White Dreamer 3.Farewell
4.幸福の終りに 5.Out In The Streets
6.哀願 7.エサ 8.Incest 9.夢宴
10.Finale 11.Christmas N.G
12.Type Vatamia Platami


第壱拾回 Queen Adreenaの巻 

2004年09月22日(水) 22時39分
1990年初め、DAISY CHAINSAW(デイジー・チェインソー)というバンドがいました。
金髪の少女はあどけなさを残しながらもトリッキーなVo.でした。
髪の毛を振り乱し、赤ん坊の人形の頭にドリルを突っ込んだり、牛乳をぶちまけたり。
しかし、このバンドは惜しくも解散してしまいました。


それから7年後。
ケイティが帰ってきました。
Queen Adreenaというバンドを引っさげて。

長い黒髪に花をつけた白いドレスの女性が駕篭から飛び立とうと羽ばたいています。
そこには少女のあどけなさは微塵も残っていません。
ケイティは未成熟な少女から成熟した大人の女になったのです。

GOTHIC色豊かな演奏に幻想的なVoが聴く者の想像をかき立てます。
壊れそうでいて、しかし攻撃的な声が痛みを感じさせます。
時には囁くように。時には何かをぶち壊すように激しく。

ケイティはどこまで羽ばたいて行くのでしょうか?


Queen Adreena『Taxidermy』
WPCR-10721

1.Cold Fish 2.Soda Dreamer 3.I Adore You
4.Yesteday's Hymn 5.Pretty Polly
6.Yemaya 7.Madraykin
8.X-ing Off The Days
9.Hide From Time 10.Friday's Child
11.Sleepwalking 12.Are The Songs My Disease?
13.Weeds 14.A Heavenly Surrender 15.Pray For Me



第九回 蛇の目画楼の巻 

2004年09月22日(水) 22時24分

裏窓
珠虫の絵は情念で溢れています。

彼女は心の奥底から溢れてくる思いを色に込める。

傷み、恨み、憎しみ...

自分を傷つけるように描き続ける。

それは見る者に痛みを与え、奈落の底へと落として行くでしょう。

そして、そこには救済の手は差し伸べられないのです。

決して。








表戸
珠虫の絵はコワかわいい。

パッと見、かわいい・

でもよく見てみると目つき悪かったり、シャムだったり。

すごくブラックなのです。









特別付録
これが噂の「かびフライかっぽーぎ」
デザインフェスタで7枚限定で販売されました。
運悪く目にする事が出来なかった方は、よぉく見て下さいな

第八回 ZI:KILLの巻 

2004年09月22日(水) 22時09分


Vo:TUSK G:KEN B:SEIICHI Dr:YUKIHIRO

ZI:KILLです。
懐かしいっす。
かなりはまりましたねー、このバンドには。

その昔、ビジュアル系全盛期でその中でもポジパンってのが流行ってました。※ポジティブ・パンク略してポジパン
その頃の稚拙な解釈で黒い服着て暗めの曲をやってるバンドはみなポジパンと呼ばれていました。
要するに黒服バンドですね。
ただ、その中にもよいバンドが一つ二つあるものです。
その中のひとつがこのZI:KILLでした。
(といってもワタクシの好みに合うかどうかでの話なので人によって意見は違うと思いますが...。)

このバンドの魅力
その1:歌詞
『真世界』というアルバムは特にそうなんですけど結構とんがってる。若いっ。
「もうTUSKったら天の邪鬼っ」ていう歌詞が多いです。

その瞳の奥に fun walky バックミラーをよく見た方がいいよ
その仮面の下は fun walky うまくいくはずないのに分かってないね

(『真世界』より「GHOST」から抜粋)

なんか意味深げでしょ?

その2:
単純に好きな声というのもありますが一度聴いたら忘れません。
切ない声も、攻撃的な声も、人を小バカにしたような声も全部TUSK氏の魅力であって武器ですね。
表現の引き出しの多い人。

今もたまにZI:KILLを聴きますが、その昔を懐かしんだりして個人的に楽しんで聴けるバンドの1つです。
良い想い出ってところでしょうか。


ZI:KILL『CLOSE DANCE』
EXTASY RECORDS−EXG-002CD

1.TERO 2.WHAT'S 3.SECRET ROMANCE
4.14u 5.LAST THIS TIME 6.THE LAW
7.HYSTERIC 8.PLASTIC LIFE
9.BAD TASTE 10.憂鬱
11.FOR MY LIFE

第七回 丸尾末広の巻 

2004年09月22日(水) 21時53分
ワタクシが高校生の時、ある本屋によく通っていました。
そこは別に何の変哲も無い何処にでも有るチェーン店だったのですが、店の一角がある種異様な雰囲気を醸し出していました。
実はそこは青林堂やらアダルト系やらちょっとマニアックな漫画コーナーだったのですがそこで初めて丸尾末広の『少女椿』に出会ってしまいました。

運命です

水玉の服を着て、お揃いのリボンをつけた可愛い女の子『みどりちゃん』が表紙と言う何ともキャッチー?なモノだったのですが…
中身は一筋縄ではいかない、その頃の田舎の高校生にはかなりセンセーショナルな内容でした。

とにかく丸尾さんの描く絵にはまってしまいました。
が、なんせ学生はビンボー。ワタクシは買うのを涙をのんで諦めました。
でも、やっぱり忘れられなくて1年後くらいにまだあるかな?って見に行ったら...
ありました、ありました。

運命です

もうその場で即買い!!です。
それからは出ているもの全て買いましたよ。

内容的にはSMもの、スカ◯ロもの、サイコものetc.と言った、所謂危ない系です。
そういうの見ると気分が悪くなるという人は絶対読めません。
あと、親には絶対見せてはいけませんよ

皆さんも御注意を。


丸尾末広『少女椿』
青林堂(1984.9.25発行)