講習その5
第一段階 項目
9ブレーキ操作
10バランスの取り方(直線)
11バランスの取り方(曲線)
今回で三日目、5回目の講習となる。
ぎこちなかったライデディングギア(ライダー用の装具や装備品)の装着も慣れ、教習本を読みながら待つ。今日から一本橋に挑戦か。
<直線狭路コース、一本橋>
@ 停止線では一本橋に向かってまっすぐに止まる
A ローギアで発進
B なめらかにコースに乗る
C アクセル、クラッチ、ブレーキを調節
D ニーグリップを確実にしてハンドル操作と体重移動でバランスをとり、中央を走行する。
周回しながら、ウォーミングアップ。先生の指導の元、一本橋へ。
幅0.3m 、長さおおよそ15mある アルミ板の上を7秒以上で走行する課題。
今までワンツーマンに近い状態で指導されていたが、人数が増え合同指導になった。
教本通りに説明され、お手本として一本橋を渡る姿を見る。
「とにかく、バランスを崩さないで遅く、遅く。 初めは渡りきることから。」
まず、初めに「落ちないで渡りきる」今日はそれを課題として頑張ろうと、練習しました。
一本橋に向かってまっすぐ停車、ローギアで発進。 課題をこなそうとゆっくり発進させました。しかしこの事でスピードが遅すぎてバランスを崩し、途中で落ちそうになりました。ゆらゆらと揺れながら膝はバランスをとるために開きっぱなし、ハンドルや頭もゆれっぱなし。 なんとかゴールするもギリギリでした。
「ニーグリップを確実に、バランスを取るためには目線は進行方向、ゴール付近を見てね。」
先生の言葉通り、次はニーグリップと視線を気にして挑戦。前回よりもリラックスしたのか、バランスを崩すことなくゆっくりと完走できました。
でも、ただ単に低速走行、それと姿勢が安定していただけでの完走でした。
若干クラッチと前輪ブレーキはするものの、基本的なハンドル操作やアクセル、クラッチ、ブレーキ操作を全くしていないのです。
が、当時は渡れた事の喜びが強く、ただひたすら「低速で安定走行をする。」ことに夢中になっていました。
結果、操作をしないので度々バランスを崩すだけで橋から落ち、低速なゆえに渡ったあと停止した瞬間にアクセルが弱いのでエンストを起こしていました。
「ニーグリップ、ハンドルハンドル、少しアクセルアクセルクラッチクラッチ。」
先生が度々指導してくれる通りに操作しては、なんとかスムーズに渡れるようになりました。途中低速すぎてバランスを崩す時にはアクセルで、そして半クラッチでつないだり離したり。
結果、
>ゆっくり発進させました。しかしこの事でスピードが遅すぎてバランスを崩し、途中で落ちそうになりました。ゆらゆらと揺れながら膝はバランスをとるために開きっぱなし、
ゆっくり発進、途中でスピードが遅すぎてバランスを崩すときにアクセル、クラッチ、ハンドル操作でバランスを立て直してゴール。
>低速なゆえに渡ったあと停止してもエンスト
クラッチを握ったまま、アクセルを上げる行為をこの時点ではまだ気が付いていないので、その後も何度かエンストを起こすが後半には気が付く。
まで、成長。
この非公認教習所と免許センターでの試験5回(完走3回)はこの操作方法で一本橋を通過していました。
緊張したときには一呼吸をして挑戦。リラックス、リラックス。
しかし、この教習所を終えて免許センターの試験に挫折して、公認の教習所で再度通った時に大きな衝撃がありました。それは、ある動作「A」を一度もしていなかったのです。
どー思い出しても「A」の行為をする指導もされていませんでした。
それとは?いったい?なんでしょう。
それは「認可教習所編で」後程説明します。