懲りない

January 25 [Tue], 2011, 0:30
 

どうにも懲りないというのか、また手元に楽器が増えた。

1980年製のAria Pro II TSB-650というモデルだ。実際には片側6連ペグのモデルが最初期のデザインであり、左右対称ヘッドは第二世代のデザインということになる。Aria Pro II お得意のメイプルネック+センボディ、スルーネックでヒールレスカッタウェイ。指板はローズウッドが使用されている。ピックアップはハムバッカーが2つ、それぞれをデュアルサウンドスイッチでシリーズ/パラレル接続に切り替え可能。ピックアップセレクターは無く、バランスはボリュームポッドで決定される。スケールはRSBやSBより短く、所謂ミディアムスケールだ。

音はというと、意外と太い。PCに録音してノーマライズしてみるとドンシャリの傾向が強いSB-900より太い音で驚いた。ただし出力はやや控えめなので、スタジオやライヴではそれなりにゲインを稼いでやらないと本領を発揮できない楽器かもしれない。重量も4kg程度で軽く、使い勝手は良いと推測される。無論、マツモク工業製である。

Orange tone

January 09 [Sun], 2011, 12:50
Tech 21のSansampが世に出た時は良く憶えている。誰が使い始めたかは知らないけど、とにかくこの器材は流行した。ギターにもベースにも使用できて、ディストーションのみならずDIやアンプシミュレータとしての機能も充実していて、1993年ぐらいの時期に数々のプロミュージシャンが録音やライヴでSansampを使用した。

私も1996年ごろにBass driver DIという商品を買った。しかし実際にステージで使用したのは数回だった。最後に使ったのは昨年1月のライヴだったが、歪みとしてではなく只のイコライザーとして使用した。
正直、Sansampのシミュレータとしての機能は、あまり好きな音色ではなかった。

しかし、昨年暮れにこんな商品が出たと知り、ちょっと気になっていた。

中でも気になったのは、オレンジ色のこのペダル。



その名もOxford、である。

新春早々にイシバシ楽器店のセールで見つけてしまい、中古で購入してみた。なんと言ってもあのOrangeの音色をシミュレートしたと言う。Orangeというと思い出すのはBeat Club出演時のBlack Sabbathだったり、Mark Bolanだったり。またWishbone Ashの"Argus"の内ジャケットでもOrangeのアンプがSteve Uptonの背後に見えていた。

使ってみると確かに良い感じ。とくにギターの歪みは、まさしく70年代英国の音色。こういう器材を手に入れると自分が挫折したギタリストである、ってことに後悔を感じる。でも悪乗りして、こんな音源を録音して楽しんでいる。


[VOON] Oxford_records

ベースもギターもOxford介して録音。ギターはAria Pro II のPE-R80、ベースは下にも出したAria Pro II RSB-800。

ヴォイニッチホテル

January 08 [Sat], 2011, 19:07
最近喜んで読んでいる漫画家の一人が道満晴明

入手可能な単行本では「最後の性本能と水爆戦」と並んで万人におすすめできる一冊がこれ。ヤングチャンピオン烈に連載している作品なのだけど、足掛け5年にわたる連載がようやく一冊にまとまった。

中身は一言、素晴らしい。ユーモラスで残酷で、オカルトとラブコメと、グロテスクな美しさがごった煮となって読者に快楽を与える。2010年に読んだ漫画では個人的にベストだった。

手に入るうちに書店へ急げ!


自分へのご褒美

December 23 [Thu], 2010, 21:29
 

今年の自分への誕生日プレゼントはAria Pro IIのRSB-800。

前のオーナーが大事にしてくれていたようで、状態も良好。弦高が高かったのだけど、少しネックとブリッジを調整したら大変弾きやすくなった。嬉しいのは重量4.6kgとSBシリーズにしては軽い。ボディ材はセンと思われる。

要するにSB900のプロトタイプ的な楽器なんだろうけど、音は比較的初期SB900に似ている。ピックアップセレクターが無いのだが、フロントかリアのボリュームをほんの少し下げるだけで、前後どっちかのピックアップ単独の音色と大差ない音になってしまう。

やっぱりSBは2ピックアップのモデルが使いやすいなあと思う。SB代表機種のSB1000が1ピックアップだったせいか、世間では2ピックアップのSBの人気は少し低い気がする。まあ良い楽器が安く買えるのなら、それも良いことだ。

希望

October 11 [Mon], 2010, 13:15
40代突入と同時に考えるのは、将来的にはもっとのんびりした人生を生きようということ。

あくせく働かなくていい、って意味じゃありません。
こう見えても仕事は速い方です。決して働くのは嫌いじゃない。

よくキャッチ&リリースの釣りってあるじゃないですか。
釣った魚を平然と逃がしてしまう釣り。
ああいうのを、楽しんでやれるような人生って憧れるのです。

残念なことに、まだ私には出来ないと思う。
釣った魚は食べたい、と考えちゃう人なので。

たとえば音楽にしても、1週間前に弾けなかったフレーズが弾けるようになったとか、そういった些細なことだけでも、楽器弾きとしては楽しめるんじゃないでしょうか。

それなのにどうして、自分よりも上手な人を見て激しく劣等感を感じてしまうのか。そして努力して前よりも弾けるようになったときに、それを聴いた人から思っていたほど褒められないことに虚しさを感じるのか。

何を目指して頑張ったのか。何のための努力だったのか。
果てしなく自己問答は続いていくわけです。

まあ、こういうことを考えるのも、「己との戦い」の一つなのかもしれないですわ。この世は荒野だ、と言ったのは雁屋哲ですが、人の内面にだって荒野はあるんですから。

いいことがあるように

September 25 [Sat], 2010, 11:40


こういうことをやってくれる学校を卒業したかったなあ。

原曲はこちら。

濡れて候

September 08 [Wed], 2010, 16:26
物欲に引かれて御茶ノ水にフラフラと立ち寄ったら、豪雨の餌食に。

足元ずぶ濡れになりながらも何も買わず帰ったのは、あの雨がコレクターを止められない俺を叱っているような気がしたからだ。

でも明日掃く靴がなくなったんで新しいスニーカーを地元駅ビルで買った。



先日LPを400枚売り払ったときに、コレクションで持っていた帯つきLPをかなり売ったんだけど、全然査定が付かないものばかりだった。要するに欲しがる人は物凄く少ない品だったらしい。間違いなくそれほど数は無いんだけど、需要がなければ売れないし供給する意味もない、レコード店にそんな扱いを受ける品ばかりだった。

それでも今日、カナダのSagaの3rdとかFMのSurveillanceの帯つきLPを御茶ノ水のユニオンで見つけてしまったときは買って帰ろうか真剣に悩んでしまった。どうせ持っていても聴かないんだけど、コレクションの対象としてはなかなか物欲がそそられるわけで。あっ笑わないで下さいよ、皆さん。

それでも、我慢して買わずに帰りましたよ。何しろまたLPレコード買い出したら、多分400枚のロスなんて半年くらいでリカバー可能だもんね。だからやっぱり、今日は手を出さなかった。

あとは使ってない弦楽器を減らさないとなあ。でも正直売りたくない品が多いなあ。

Sunny Afternoon

June 26 [Sat], 2010, 15:27
The Kinksの初代ベーシストだったPete Quaifeが死んでしまいました。

彼の演奏は好きでした。なぜなら、堅実だったからです。
私は奇をてらった演奏や、技術のひけらかしは苦手なので、Peteの演奏は安心して聴けるものでした。

ということで、ベースの多重録音で"Sunny afternoon"を弾いて追悼としたいと思います。


[VOON] Sunny afternoon

今後

May 26 [Wed], 2010, 23:15
今考えていることを書いておこう。

・盛んに色々と書いているSNSをなるべく一個に絞りたい。

・日記を書くのもなるべく一個にしたい。BlogとSNSに同じ内容を投稿するのが良いか悩む。

・楽器関連のことを書けるBlogを新たに作るかどうか。

・結局よく解ったのは、ネット上に居るひとは趣味が共通していても、常に心を許せる相手とは限らない。

・そして、美味しい情報に人は飛びつくが、発信する側にその旨みが戻るとは限らない。むしろ美味しい話は人に奪われてしまうケースも多い。

・ということで、やはり用心深く生きる必要がありそうだ。今後は。

Good age

May 25 [Tue], 2010, 12:49
最近、好んで聴いているのは60-70年代の英国のジャズだったりします。

英国の、ってところがミソなんです。ちょこっとですが意味があります。

聴き比べるとピンと来る人は居ると思うのですが、米国のジャズと違うんです。出てくる音が似ていても、何か違う。何かって言うと、「自分たちの音楽は米国の音楽の模倣と言われる宿命にある」という劣等感みたいなものが、音楽に現れている気がします。

それがフリージャズとか変拍子、電化サウンドの導入に繋がり(当然Miles Davisからの影響が強い)、英国ロック+ジャズのミクスチャー化に繋がったんだなあと。

甘ったるさのかけらもない、初期の英国ジャズロック誕生の背景が、それ以前にあった英国のジャズを聴いてると見えてくるのです。

ただ、こういう音楽は、実は10年ぐらい前には熱心に聴けなかった。

13年くらい前に知り合った人で、物凄く音楽を貪欲に聴いている人が居ます。
この人に先日「最近になって英国のジャズの面白さが解ってきました」と語ったところ、こんなことを言われたという。

「それは歳をとってきたからだな。縦ノリ頭打ちのrockより、脳味噌に優しく響くアフタービートが心地よい年になったんだ」

なるほど、と思った。

だから、歳をとるのも悪くない、と思う。新しい楽しみが得られるんだから。
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