May 04 [Fri], 2007, 1:28
アイリスにいた蟲。
紫の毛細血管のような模様の花弁の上
奥へ奥へと蜜を求めて潜る姿。

藤棚の下に行ってもその蟲は沢山居た。

朽ちかけた藤の花の奥
カサカサと音をさせながら名残の花の蜜を求める。

ほろほろ落ちてくる朽ちた花。
足元に更なる屍骸の山が築かれる。


その中に落ちた小さな白い芋蟲。
花の屍骸の上でもがいている。

よく見ると蟻に胴の部分を掴まれ
激しくのたうつその姿。

蟻がものすごい力で引き摺るも必死にもがく。
引張る蟻。
幾本もの足で地面を掴もうとする芋虫。

抵抗空しく足は引き剥がされ
ずるずる ずるずる 死へと引き摺られていく。


世への執着。
それともこれが生きるということなのか。

かくもありありとした2つの蟲の生き様を
私はずっと見ていた。





イカン。
澁澤持って藤棚の下で読書などしたら
妙なことを考えてしまう。。。


迷子 

November 11 [Sat], 2006, 2:37
なんだか迷子になりました。
地図を3枚も持っていたのに。

行っても行ってもたどり着けない迷路のように道のりは長く感じられました。
私の今の気持ちのように。


アノヒトのことが好きなのです。
嘘偽りなく好きなのです。
でも、それは交わらないことに気付いてしまったのです。
もう、おしまいです。
好きのままでは、今のままではいられません。
このぬるま湯のような関係は終わりにしなくっちゃいけません。
お互いのために。

アノヒトが欲しいのは守られることで、私が出来るのは一緒に歩むこと。
どんなに努力をしても、私は違う青を持つことが出来ません。
アノヒトに平凡な幸せをあげることは出来ないのです。
身体を変えることは出来ないのですから。


どうすることも出来ない人を好きになってしまったのです。
それは迷路を歩くことに似ています。
迷子と同じです。
出口が見つからないのです。

他人の恋 

July 13 [Thu], 2006, 1:47
『○さん(知人)に宜しく』というタイトルで知人の彼からメールが来た。
『別れました。・・・おやすみなさい。』

彼にとってはもう私にしかそんなことは話せなかったんだろう。

美人で才能があり、頭のよい二人だからいろいろなドラマのような恋を経験しているのも知っている。

彼の浮気に愛想をつかし、知人が別の人と結婚しようとした時に、人目もはばからず彼は『愛してる』と叫んで奪い返してしまったなんてエピソードもある。

そんな彼らだからこそ、今度もそんな話ならいいのだけれど。

「あなたはいろんな愛に囲まれているから、喩え求めている愛と違っても、あなたは一人ではないよ。おやすみ」と返事を返したら、『優しい愛は時に毒にもなるよ』と彼は云う。

時にエキセントリックな彼らしい返事に、賛同出来てしまう私も少しエキセントリックな傾向があるからなのかな。

願わくば、二人がhappyになれますように。
P R
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