さみしさの周波数 

2004年06月25日(金) 19時59分
乙一『さみしさの周波数』を読んだ。
乙一作品を読んだのは『失踪HOLIDAY』が初めてだったのだが、
読む動機になったのが表紙のイラストだった。
羽住さんの絵じゃなきゃ手に取らなかったかもしれない。
でも実際読んでみると面白かった。とゆう経緯でこの本の感想を書いてみる。
それなりにネタバレると思うので気をつけてくらさい

『手を握る泥棒の物語』が、この短編集の中で一番楽だった気がする。
この短編集の中身は「切ない」がモットーのようで、
その意味でいくとかなり軽めの内容なのかもしれない。
ネタバレるので話の内容は言わないでおきますが、
ラストがなんとなく素敵だなァと個人的に思っています。
主人公が青くて微笑ましい。
『失はれた物語』は多分この本の中で、一番暗いお話なんじゃないだろうか・・
男の「自殺する方法」が、そう考えるまでの彼の思考が、
悲しくて、そこのところが気に入ってます(?)
犠牲の愛、と言いますか…私が彼ならきっと彼女を道連れにした。
そして最後の文章から察するに、彼は死んでしまったのではないかと思うのですが
皆さんはどういう風な解釈をなさっているのでしょうか。
『未来予報』も「切ない」。せっかく両想いらしいのに口惜しい。私が口惜しい。
この本自体の趣旨を理解しないまま読んだせいか、
あんな唐突に死んでしまうのでわりと驚いた。
『フィルムの中の少女』。実は怖がりなのでびくびくしながら読んだ記憶が。
・・あまり理解できていないお話なので、もう一度読み直そうかと思っている。
文章のタッチが変わって少し読みにくいな、と(あくまで私の感覚ですが!)

結局のところ、私は乙一さんの作品が(むしろ乙一さん本人が)
好きなので他の本も読みたいです。
こんだZOOだな。

天より授かりしもの 

2004年06月18日(金) 21時23分
アン・マキャフリー『天より授かりしもの』を読んだ。
短編だったので1時間もかからない。
ぱぱっと何か読みたい人には最適な長さかもしれない。
内容を少し説明すると、
生まれながらに植物を育てる能力を持つ王女ミーアンが宮廷の暮らしに耐えかねて逐電し、森の奥深くの小屋に一人暮らしを始める。でもお姫さんだから火も起こせずに途方に暮れていたところ、ウィスプ少年が現れてミーアンを助けてくれます。2人は姉弟のように仲良しになり一緒に生活するように。そこへ王女を探していた宮廷の使いが現れるやいなや、ウィスプ少年は態度ばかりか姿形まで豹変させる……とゆう。

個人的にウィスプがかわゆいと思う。モ、モエ!
登場人物がたった4人しかいないのだけど、私は楽しめた。
むしろ少ないほうが把握しやすくてよいなァと。
アン・マキャフリー作品は他に『だれも猫には気づかない』を読んだと思ったのだけど
内容をスッカリ忘れてしまった上に本がどっかいってしまったので割愛。
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