5話目::関係発覚 

September 23 [Fri], 2005, 14:53
目の前にいるのは、金色の瞳をした、梓君系の女の子。
いや…ま…まって…?
この子、ズボンはいてるんだけど!男の子なの??!!

「え…あ…ハイ…。話してました」

今にもなきそうなくらいビクビクしてる。本当に男なの?!って感じ
外国の人かなぁ?髪も日本っぽくない色してるし。


キーンコーンカーンコーーーン

「・・・!あっ本鈴…!ごめんね;引き止めて!」

「いえ…こ…ちらこそすみません;」


バタバタと走って、教室にはいる。
景に変な目でみられた。なんか言おうとしたみたいだけど
気のせいかな?そんなことを思ってる間に授業が始まった

少ししてから、珍しく景が授業中に話し掛けてきた


「…雅輝、お前さっき、あいつ等と話してただろ?」

「え…?」

「梓と、神谷聖(かみやひじり)ってやつ。」

「あ…うん。(神谷君っていうのかぁー)」

「変なこと言われなかったか?とくに梓。」

凄く心配そうな顔で話す景。
梓君に弱味でも握られているようなそんな顔をしていた。


「…?大丈夫だよ?」


ヘラヘラと笑いながら返す返事に、呆れ顔。
今日の景はコロコロ表情がかわって、とても面白い。


「あっでも、"ほんの挨拶だよ"って言われたよ!」


その一言に景の顔の血の気がいっきに引いた…
急に顔がこわばり、他には?!と小さい声ながらも怒鳴ってきた


「べ…べつに…特には;ねぇ、景、梓君とどういう関係なの?あと神谷君。」

梓は、イトコ。聖は幼馴染み。


…声ちっさいよ景様。まぁ聞こえたけどさ。
って…!何その関係…!!!!!!!!!!!!!梓君イトコなの…?!


「いっとっけど、聖、あいつ、バリバリの日本人だからな。
しかもあいつ…いや、やっぱいいや。なんでもない。」

「・・・・・?ぁ…うん。」


恐るべし景関係者。もう何があろうと怖くない気がした。

でも、なんだろう…最後の"しかもあいつ"って。




授業がオワリ、休み時間、僕は神谷君に呼び止められた

そして、景のあの言葉の意味を理解した・・・・・・・・。

4話目::金色の瞳 

September 12 [Mon], 2005, 16:47
景が・・・、知らない女子と・・・。
・・・・・いやっ!そーだ!俺も話しに入れば良い!
そーだ!そうしよう!

でも、どうやって話しかけようかな・・・。
"何はなしてるのー?"とか?あつかましくないかな?
俺から話題持ちかける?景だけ呼ぶとか。
ってそんなことできるかーい!

俺が(メッチャ)困ってると後から、

「サァァァァァァキィィィィィ・・・・・。」

と、ほとんどうめき声に近い声が!

「う?わぁぁ!ミツ?」

メッチャ俺のこと睨んでる。
あぁ、もしや梓と話してたの見られた?

「サキ!お前わざとかっ?!ってゆーかわざとだろ!」

「ちがうちがう!そんなことしないって!」

スッゴイ焦った。
俺は君と話してるよーな時間は無いの!

「その話はあとで・・・ってあぁー!!!」

「なっ・・・。なんだよ・・・。」

「景がいなぁーい!!うわーん!」

「うわーんて・・・。」

女子も一緒にいなくなってた!
あぁ!俺としたことが!

キーンコーンカーンコーン

「あ。」

「サキ・・・。また後で・・・なぁ?」

その笑顔がすっごく恐かったのですが・・・。
とりあえず教室にかえろ。
遅れたら先生五月蠅いしね。

そう思って走り出してすぐ。
知らないことぶつかった。

「アイタッ!」

「うわぁ!ごッ・・・ごめんなさい!」

そう言った金色の瞳の子は
始めてみる顔だった。
それに・・・。

「君・・・。さっき景と話してたね。」

3話目::榊原梓という男 

August 25 [Thu], 2005, 16:17
せっかくできた仲間だ。
なるべくなら・・・妙な勘繰りを入れたりはしたくないんだけど・・・
スッゴイ心配になってきた…!


「ねぇ、君が加賀雅輝君?」


振り向くとそこに居たのは、ミツの意中の相手
榊原梓…君。
女の子みたいな整った顔で、とても華奢な体。
お…男の子に見えない…!


「あっハイ…!そうです!!」

「良かった。間違えてたらどうしようかと思ったよ」


フフッと笑う顔がかなり可愛らしい。って俺は景なの!!景が好きなの!!
うかつに話かけないほうが良いな…!惚れそう!
パッと上を向くと、榊原君と目が合う。吸い込まれそうな綺麗な瞳を
食い入るように見ていると、榊原君の口が開いた。


「?どうしたの?俺の顔になにかついてた?」

「あっ違ッ…!えっと…!」

「…ついてたなら、とってほしいな…雅輝に」


そっと近づいてきて耳元で囁く。
顔が真っ赤になってくのがわかる。やばい…榊原梓は魔性だ!!
頬にそえてた手をそっと離し、僕のほうを見る。


「クスクスッ。本気にしちゃった?」

「〜〜〜〜〜っっ!!!!////」

「今日はほんの挨拶だよ♪こんなので真っ赤になってるようじゃぁ…

君に景君は譲れないなぁ。

「・・・・・・・え??!!!」


どうする雅輝!!これってライバル登場・・・・・ってコト?
ミツの思いはどうなるの…?
ヤバイ…目の前が真っ白になって…どうしよう俺…・・・・泣きそう。


「プッ…アハハハハハハハ!!冗談冗談!あははおなか痛い…!
今のは嘘だから!!そんな泣きそうな顔しないでよ!」

「??え…?」

「だから、今日はほんの挨拶だって言ったでしょ?君と親しくなりたいんだ♪俺。
悲しくさせてごめんね?;」



変な男榊原梓。
これから、僕の恋路の障害になりそうな予感…

ってアレ…?景…が知らない女子と喋ってる…
どうしたんだろう…急に胸が締め付けられるように苦しくなってきた…

2話目::仲間 

August 25 [Thu], 2005, 13:57
席が隣ってだけで心臓が止まりそう・・・
ってかもう爆発寸前。
なのに教科書一緒に見るなんて無理です。
でも、早く終われって気持ちともう少しこのままって気持ちが
ゴッチャになってるから頭も爆発寸前でぇぇ・・・。
あ゛−−−−−!!どーしよー!!

なんて考え事してたらいきなり

「はい、じゃあここをサキ君!」

「はぇぇ?!」

なんてさされてビックリ。
答えなんか分かんなくて、
でも景に"答え教えて"なんて・・・
言・・・え・・・ない・・・。
絶対無理無理!そんなこと言えないよォォ///
しかも結構先生ねばってくるから
答えられるまでずっと立ちっぱなしだよ・・・。
なんとか答えても何度もさしてくる。
いじめ・・・?
のこりの15分。最後の最後でまたさされた。
だから今は景の事で頭がいっぱいなんだよぉー!

結局答えられなくてショボーンとしてたら
いつの間にか授業は終わってて・・・。
・・・・チョットショック・・・。
と、声に出しそうになったけれど
なんとか抑えて席を立とうとした時

「よッ!サキー!」

と声をかけられた。
彼は秋守光紀(アキモリミツキ)
以上にテンションが高い友達。
まぁ、話しやすいといえば話しやすい。

「なぁ、お前って景のこと好きだろ?

「え?うん。・・・・じゃなくてー!!!」

「やっぱ?俺って天才ー?」

「なななッ!なんでよ!なんでそんなこと!」

「いやいや、仲間だな。と思って。」

え?何?仲間?ハテ?
いったいどういう・・・。
もしかして・・・。

「あぁ、でも勘違いすんなよ。俺が好きなのは梓だからvv」

梓・・・あぁ、たしか隣のクラスの。
榊原梓(サカキバラアズサ)のことかな?

「さて、話はこれくらいにしてアズのとこいってくるワァ!」

「え、うん・・・。」

「じゃなー!!」

ご機嫌だ。タブン、仲間がいて嬉しかったんだろう。
ってか、僕もなんだけど・・・。
ってか・・・あいつばらさないよな・・・?
・・・・・・ちょっと心配・・・。

1話目::お父さん・お母さん。 

August 25 [Thu], 2005, 12:49
お父さん、お母さん、ごめんなさい。僕はどうやら

男 の 人 に 恋 を し た みたいで・・・・・す。本当ごめんなさい。


どうも。ただいま恋に苦難中の加賀雅輝(カガマサキ)です。
僕の恋はいつのまにかだった。本当にいつのまにか。
気が付けば目で追っていて、仲良くなりたいとか思い始めたのが
大きなきっかけだと思う。さっき気付いたんだけど。
友達としての""好き""なのかまったくわからないんだ。今でも。
あぁ…恋に悩む女子の気持ちがよくわかる…
もっともっともっともっと仲良く・親しくなりたいって思っちゃうんだもん。


「あー…苦しいー!」


胸を抑えながら思ったことを吐き出す。
昼休みの教室、こんな声届くわけもなく、完璧皆スルー


「誰か助けてぇーあ゙ー死ぬー!」

「ハ?じゃあ死ね。今死ね。即死ね。」

「グアァアァァァーーーッ!!!!アッアッ…!///急に現れないでよっ!!」


お父さん、お母さん、この人です。
この人が、僕の好き?な人。羽嶋景(ハシマケイ)・・・・・。
偶然というかラッキーというか…隣の席なんですこの人。
だから毎日心臓がもたな…ぃヨ!


「うるせぇ。此処が俺の席なんだから良いじゃネーか。」

「えっ。あっ。ハイ///;;ってそうだけどーーっ!!」

「なんだよ。」

「ぅ゙っ…いえ…。」


まともに目をみられるとかなりキツイ…!
景の目ェは凄い綺麗でもうなんだか男ォ?これで男?みたいな
綺麗な肌でもう…!完璧ほれ込んでるなぁ僕…。


「ハーイ!皆さん、授業始めますよー!」


テンション高い数学の先生が教室に来ると景はいつも不機嫌になるんだ。
ムスッとした顔が面白いくらいわかりやすい証拠。
その顔をみてると思わずクスッと笑ってしまう。
それを景に見られると小さい声で"死ね"って言われるんだよねー。

っていうか…今のこの状況から僕は逃げ出したいんですけど…!

景 と 一 緒 に 教 科 書 見 る っ て ど う い う 奇 跡

近くて、授業に集中できないよー!ってかなんで景のヤツ教科書忘れてんの…!
どうしようお母さん、今日の数学はキツすぎます。
あと1時間どうのりこえよう・・・・。