酒飲みのざれ言

May 21 [Mon], 2012, 17:39
そりゃビールは好きだったし、飲んでいる年数も相当なもんだ。
基本的に365日、晩酌でビールを飲んでいた。
量は少ないけどね。
でも、毎年の健康診断で尿賜lが順調に右肩上がりなのを見ると、こりゃいかんなぁ、と発泡酒に変更した。
で、数年の間、発泡酒を晩酌にしていたんだけど、ある時に思ってしまったのだ。
旨くもないのに、毎晩どうして飲んでるんだだいたいアサヒスタイルフリー糖質ゼロまったく味が無いではないかキリンの淡麗グリーンラベル70オフにしても、旨いという観唐ゥらではなく、他のマズい発泡酒からするとマシというレベルでのチョイスだし。
そうこう感じている時期に、欧州への出張やらでワインを飲む機会が増え、なぜかお歳暮でワインが続いたこと、そしてある日、イタ飯屋で飲んだワインが人生をかえる1本のワインだったことで晩酌が全て赤ワインに代わった。
いま思うと、少しずつ土台が形作られていたんだと思う。
ちなみに自分を人柱にして実験した結果、赤ワインのおかげで尿賜lは急下降、血糖値や腎臓、肝臓機能、血圧にも悪い影響が出なかったことを報告しておく。
で、飲んでいて面白いのが、ワインは他の酒に比べて、まわりのウケが良い。
ということだ。
どうやらお洒落に見えたり、高級そうに見えたり、文化的に見えたりするようで、我が家で飲んでいても否定的な小言を食らうことは無い気がする。
これが日本酒にハマッてたとしたら、タの酒飲みオヤジとして、ムサい顔で扱われること必至だし、酔ってガーガーといびきをかいて寝ていようもんなら、粗大ゴミと化したロクデナシとレッテルを貼られてしまうだろう。
だが個人的には、赤ワインこそが、ロクデナシの酒の筆頭候補というイメージが強いのだが、これって意外に思われるだろうかこれは若かかりし頃にフランス、イタリアに行った時に沁みついたイメージだ。
酒場やカフェで中高年のオヤジ達が、鼻やら耳やらを真っ赤にしてググと会話しながら延々と飲んでいるのが赤ワイン。
それに対して、女性達やお洒落な男性達は白ワインやスパークリング、あるいはカクテルを飲んでいた印象が残っている。
そこらのカフェやビストロでもである。
どうも赤ワインは労働者の酒、肉体労働者の酒としてのイメージがするのだ。
また夜中の裏路地の浮浪者が抱えていた瓶は必ず赤ワインだったのも印象深い。
分かりやすいビジュアルイメージでいえば、パイレーツオブカリビアンに必ず登場する酒場のシーンを思い浮かべてほしい。
あのような汚くて臭い酒場で、風呂にも入らない汚らしい中高年オヤジ達がジャックスパローと一緒に浴びるように飲んでいる酒は全て赤ワインだ。
去年、仕事でパリに行き、夜中までカフェでワインを飲んでゲラゲラ笑ってしゃべっていた時、とても居心地が良く感じたと同時にあぁ、とうとう俺も赤ワイン飲みのオヤジになっちまったか。
と、我が身を振り返り、しみじみと中高年を痛感したものだ。
そうそう、パリのメシ屋で1人で晩飯を食ってると、たまに日本女性のお客を見かける。
地元民しかいないような店にいても見かけるから、最近の日本人女性のバイタリティと情報収集能力には恐れ入る。
で、こちとら1人なもんだから会話する人もいないし見るモもないので、何とはなしに彼女達を眺めたりすると、最初から赤のハウスワインなんかをグラスでオする光景を見かけたりする。
下手をすると数人でやって来て、全員が1グラス頼んでる人を見ると、やめろー、それじゃオッサンだろーと気恥ずかしくて顔を伏せたくなる。
フランス人から見たらどうかってそりゃ知らない。
これは今度、渡仏したら聞いてみようと思うのだが、赤のハウスワイン一番の安酒を、数人いるのにグラスで頼むつまりコップ酒ことを考えると、新橋の立ち飲み屋でコップ酒をグイッとやるイメージなんではなかろうかと想像する。
日本人女性にすれば、せっかくパリだしお洒落にワインをなのにね。
1人1グラスのワインというのはピッチャーでワリカンはイヤっとか自分の飲んだ分だけしか払いたくないとかのアル中オヤジのケチ臭いイメージがつきまとい、かつ肉体労働者の赤とくればブルプレーでアウトっぽいのだ。
要するに、赤はけっしてお洒落な飲み物ではなく、日本酒のようなものなのだ。
しかもハウスワインは一番の大衆酒、つまり二級酒ということだ。
だから出来ればグラスの白、あるいは泡スパークリングを頼んでほしいと余計なことを考えながら、私は片隅で1人で悶々とメシを食っているのでございます。
アンヴェールドヴァンルージュシルブプレ赤ワインをグラスでくださいは、大人他人からどういう目で見られてもよいと開き直る年齢になってからでしょうかねぇ笑そうそう、数人でどうしても赤ワインだという場合は、アンカラフェドヴァンと言えば、ハウスワインをピッチャー300cc程度でサーブしてくれます。
それならイメージからすると、仲の良いOL達が、普段着感覚小倉奈々で一杯という庶民的言っておくが決してブルジョワ風ではないで微笑ましいと思う。
お洒落に決めたいのなら、ランチなら一杯目はパナシェビール+レモネード、ディナーならブランリメ白ワイン+レモネードあたりのカジュアルなカクテルならカフェにもあるし、キールみたいな気取ったカクテルじゃないのでオススメしたい。
ほほぅ、ワインですか。
なんて顔で同席者から見られ、なにかと話題にもなるので、この頃はビジネスシーンでも割りと飲むかな。
好きなのは赤のほうなんで、赤ワインばかりをオするんだけど、日本だと何となく赤ワインの方がツウなイメージがあるようで少し気持ちが良い。
だけど歴戦のワイン飲みからすると、おっ最近ワインを飲みはじめたなぁぐらいに思われてクスッとされるのがオチなので、ウンチクは言わぬが華である。
逆にいやいや、実はここ最近、ワインの旨さに目覚めましてなどと言えば、これがまた話しに花が咲いて、なかなか評判が良いのであるが。
ビジネスシーンは別として、プライベートで飲む場合は、シェリー酒や泡スパークリングこの頃はグラスで頼める店も増えた、あるいは白から始めて、食事と一緒に赤ワインを2杯ほど楽しんで、最後に最初に飲んだ泡が美味しかったし、シメにもう1杯なんて小粋な台詞が言えれば格好良いのだが、如何せんアルコール処理能力がない私は赤、赤、赤、赤でウンである。
これをせめて、ロゼ、赤、赤、赤とするだけでお洒落なのだが、アルコール処理能力のフルマックスを全て赤ワインに傾注したいのだから仕方ない。
そんな飲み方をするにつけ、やっぱり私は、ワシ鼻の先を赤くしながら飲んでいる、白目が黄色くなったパリのオヤジ達と何ら変わりない中高年なんだなぁ、とアルコールで霞んだ脳味噌でモ思いにふけりながら、今夜もまた赤ワインを飲んでいるのである。
良い週末を。
合掌
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