和歌山「正論」懇話会 木村汎氏講演「北方領土、正当性主張を」(産経新聞)

May 29 [Sat], 2010, 8:14
 和歌山「正論」懇話会の第61回講演会が25日、和歌山市内のホテルで開かれ、木村汎(ひろし)・北海道大学名誉教授が「ロシア双頭政権の対日政略−鳩山政権への提言」をテーマに講演した。木村氏は、鳩山政権の北方領土問題解決に向けての姿勢について「この難問を解決するための格別の妙案、具体的手だてを持っていない」と述べた。

 ロシア側が提案している「独創的なアプローチ」については「北方領土問題を両国合意による法と正義の原則を基礎に解決することを明言した東京宣言を軽視している」と批判。メドベージェフ大統領とプーチン首相の「双頭体制」は、経済援助を優先させたいとの思惑があると指摘し「日本側は北方領土の歴史的経緯と返還要求の正当性を主張すべきだ」と強調した。

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