使い回しのプログラム。

September 10 [Sat], 2011, 2:12
いもの様に目が覚めて、いもの様に人差し指でラジオのスイッチを上に上げる。いものパーソナリィーが曲を紹介している間にシャワーを浴びる。支度を整え、時計に目を移すと、いもの時間。まだ眠気の残る無意識の中で、よくも同じ行動をまるで同じ時間に行動していくものなのだろう。階段のほぼ同じ場所で、毎朝すれ違う若夫婦。バイクに跨り、ヘルメットを装着するときに横を通り抜ける女子高生。はじめの曲がり角ですれ違うサラリーマン。みなんがいもの様にいもの時間に存在する。これは現実なのか何かに作られた世界に、動かされているのか針が飛んだレコードと同じ様にリピートを繰り返す世界に閉じ込められている様だ。そして分遅れた場合の世界にも、絵は違くとも同じようなことが起こっている。階段ですれ違うのは太ったサラリーマン。バイクの横をすり抜けるのは、早足でハイヒールの音を響かせる。曲がり角ですれ違うのは、犬を散歩させる奥さん。分後の世界には分後の世界が同じ様にリピートしている。ただ違うのは、私自身がどちらに居るかということだけ。きっとこの世界はレコードの面なのだろう。人間の行動も蟻や動物と変わりはしない。プログラムされたマクロの世界と変わりはしない。こう考えれば、普通のこの世界にはリアリズムが無い様に思える。ランダムな環境に置かれた映画の世界の方がリアルではないだろうか。果たして人間に意思など存在するのだろうか。プログラム通りの行動。プログラム通りの思考に支配されているだけではないのだろうか。会社食堂いものお天気お姉さんが予報をする声を聞きながら。いものおいなりを頬張る。この世界を変える一歩として明日からサンドイッチにしてみよう。セブンイレブン焼きおにぎり円なんてのもいいかも。
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