野球賭博 豪栄道も関与か 大嶽親方「時期来たら話す」(産経新聞)

June 18 [Fri], 2010, 10:17
 日本相撲協会の現役力士や親方らによる野球賭博問題で、大嶽親方(42)=元関脇貴闘力、本名・納谷忠茂=と幕内の豊ノ島関(26)=本名・梶原大樹=のほか、豪栄道関(24)=本名・沢井豪太郎=も野球賭博を行っていた疑いのあることが17日、捜査関係者への取材で分かった。3人とも大関琴光喜関(34)=本名・田宮啓司=と同じ仲介者の紹介だという。警視庁組織犯罪対策3課はすでに大嶽親方から事情聴取し、大嶽親方は賭博への関与を認めた。

 同課は豪栄道関と豊ノ島関からも事情を聴く。角界の「賭博汚染」はさらに拡大する見通しとなった。

 日本相撲協会も同日、大嶽親方と豊ノ島関から事情聴取。聴取後、大嶽親方は報道陣に「自分からは何も言えない。時期が来たら話す」と述べた。協会は21日に緊急理事会を開催する。

 捜査関係者によると、琴光喜関は平成21年末、仲介者に野球賭博の「勝ち金」を求めた際、元暴力団組員とみられる男から「賭博をばらされたくなければ口止め料として1億円を支払え」と脅され、現金約300万円を脅し取られたとされる。同課は元暴力団組員とみられる男を恐喝容疑で立件する方針を固めている。

 この捜査の過程で、大獄親方と豪栄道関、豊ノ島関の3力士が、同じ仲介者の紹介で野球賭博を行っていた疑惑が新たに浮上。大嶽親方は琴光喜関から恐喝被害の相談も受けていた。

 豪栄道関は17年初場所で初土俵。18年九州場所に十両昇進、19年秋場所に新入幕を果たした。最高位は関脇。

 協会の調査で65人が野球賭博などへの関与を自己申告し、琴光喜関は7月11日に初日を迎える名古屋場所の出場を辞退。文部科学省は協会に名古屋場所への対応や氏名公表を検討するよう求めている。

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