こんちわ

February 09 [Sat], 2013, 1:11
中国の女性が男性に求める結婚相手としての条件、第1位は「向上心がある」

・結婚相手に求める条件のコメントに、中国のディスカッションでは「孝行」や「善良」というワードが頻出した。

・中国における婚活の経験率は、男性64%、女性58%。日本ではそれぞれ32%、51%といずれも中国の方が高く、特に男性で差が大きい。

・日本の独身男女の婚活をしない人の理由のTOP3は、「してみたいがきっかけがないから」(39%)、「何かがっついた感じがしていやだから」(35%)、「費用が高い」(35%)。

・経験したことのある婚活の種類は、中国は「親戚・友人が段取りしたお見合い」が最多、日本では「合コン」「パーティー」が多い。

・将来の婚活意向は、日中男女ともに6〜7割が婚活願望あり、日中の差はあまりない。

・婚活に対する姿勢は、中国が「天命を待つ」、日本が「運命に任せる」という一見似ているようで、実は異なる傾向が見えた。




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■調査結果と考察

1. 結婚相手に求める条件で日中男女に共通するのは、「価値観が近い」、「楽しい、面白い」、「一緒にいて楽」だが、中国女性の1位は「向上心がある」

 MROC内のディスカッションで出たキーワードを基に実施したアンケートの結果では、日中男女全ての層で、「価値観が近い」、「楽しい、面白い」、「一緒にいて楽」が、5位以内に入っており、日中において男女問わず条件としている。しかし、中国女性では「向上心がある」が1位となっており、中国男性でも5位である。一方日本では、男女とも「向上心がある」の順位は高くない(日本男性17位、日本女性13位)。この項目に関して日中で共通しているのは、男性より女性の方が順位が高いことである。すなわち、「向上心がある」を条件に入れる人の比率は、高い方から中国女性、中国男性、日本女性、日本男性の順となっている。

 また中国のディスカッションでは、女性から男性に求める条件に「孝行」、「仕事」、「責任感」、「向上心」、「容姿」、「身長」、「収入」、「安定」などの単語が多く出た。一方、男性から女性に対しては「孝行」、「善良」、「優しい」、「仕事」などの単語が多かった。


2. 中国の独身男女の約6割は婚活の経験があり、日本より高い割合を占める

 婚活の経験率を聞いたところ、男性は中国64%・日本32%、女性は中国58%・日本51%と、いずれも中国の方が高く、特に男性の差が大きい。婚活経験率の違いの理由をMROC内のディスカッションにおけるコメントから読み解くと、以下のように推測できる。

1)中国では儒教的伝統の反映と考えられる家族(親)からのプレッシャーや社会的規範から、結婚することへの外発的動機付けが強い。これに対して日本では、女性においては、文化的背景や出産年齢という制限もあり、比較的強い外発的動機があるが、男性ではこの動機が弱い。
2) 中国においては、人生が発展していく過程の中に結婚が位置づけられている。ところが、日本では、このような人生に対するビジョンが、相対的に弱く、結婚の位置づけもあいまいにならざるを得ない。

【中国におけるコメント】

「実家に帰るたび、親が私の結婚問題を心配してぶつぶつ言われる。時々お見合いを段取りしたり、本当に心を尽くしてくれる。しかし、私もいつも運動や水泳をするし、朝の運動の習慣も続けている。これは全て個人の魅力を向上させ、自分を磨くためである。こうしないと、スタートから他人に負ける。」(北京女性 25歳)

「婚活は幸せな結婚に対する生活態度であり、結婚のためにいろいろな方法で結婚相手を探すことである。」(上海男性 26歳)

「自分を閉じ込めず、心を開き、自分を解放して、生活態度を変えることが婚活と思っている。」(上海女性 38歳)

【日本におけるコメント】

「三十路突入ということもあり、できるだけ早く結婚したいですね…。30代になって周りがみんな結婚し始め、友人たちとも集まる機会がめっきり減り、淋しい日々を過ごしています゜(゜´Д`゜)゜」(日本女性 30歳)

「結婚をしたいと思いつつ、趣味の時間と自分の時間を大切にしてしまい、まだ具体化していないのが現状です。」(日本男性 37歳)

また、婚活をしなかった人に理由を聞いたところ、中国で最も多い理由は「何かがっついた感じがしていやだから」58%。日本では「してみたいがきっかけがないから」が最多で39%。







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3. 将来の婚活意向は、日中男女ともに6〜7割が婚活願望あり

 将来の婚活意向について聞いた結果を見ると、現在既に婚活をしている人も含めて、将来婚活意向がある人の割合は、中国の男性67%・女性66%、日本の男性70%・女性64%と、日中の差はあまりない。この結果からは、一見将来の婚活に対する意向は日中で変わらないように思われるが、MROC内の書き込みを見ると、その中身は前述の人生に対するビジョンの差を反映して、その質が異なることがうかがえる。

【中国におけるコメント】

「自然の流れに従った方がいいと思う。強要すると、間違った判断をしやすい。先に自分を磨いてベスト状態を維持すれば、すばらしいことが待っている。」(広州女性 27歳)

「わざわざ何かをしなくてもいい。良い心理状態を保ち、積極的に努力し、暇があれば体を鍛えたり、自分がやりたいことをすればいい。いつ縁が訪れるか分からないから、常に良い精神状態を保つべきである。」(上海男性 26歳)

【日本におけるコメント】

「私は、飲み会(コンパってやつ。)には、予定の合う限り参加します!でも、結局出会いなんてほとんどなくて『やっぱりな…』と落ち込み、それでも懲りずにまた誘われたら『(今度こそ!)行く!』というルーティンをもう何年も繰り返していまーす!」(日本女性 31歳)

「これまで婚活は全くしたことがなかったので、今後は飲み会や今回初めて知った料理合コンや街コンなど興味を持ったものに積極的に参加して行こうと思います。またすぐに結婚に結びつくようなものでなくても、出会いを大切にして交友関係を広げていきたいと思います。」(日本男性 39歳)

 このように、中国が、いわば「人事を尽くし天命を待つ」のに対し、日本では、「料理合コン」や「街コン」などの流行に敏感でありつつも、先延ばしにして運命に任せているという様子がうかがえる。


4. 経験した婚活の種類は、中国では「親戚・友人が段取りしたお見合い」が最も多い

 中国では「親戚・友人が段取りしたお見合い」の経験者が男性71%、女性79%で最も多い。次いで、「友人・同僚が主催した合コン」が男性37%、女性50%。結婚紹介業(結婚相談所、結婚・恋愛サイトなど)を通して結婚相手を探す人は比較的少ない。日本では、合コン、パーティーが多く、新しいタイプの「婚活」として、「街コン」、「料理合コン」がある。





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5. 中国における今後の結婚相手探しに対する考えは、まずは「自分磨き」と「自己向上」

 MROC内の書き込みを見ると、中国においては、結婚相手を探すために「自分磨き」と「自己向上」をまず優先すべきと思っており、次のステップとなる具体的な婚活には積極的ではないようだ。多くの人は縁にこだわり受身な立場になっており、年齢や親からのプレッシャーで、お見合いなどの婚活を考え始めている。

【中国におけるコメント】

探すではなく自分を磨いて、出会いを待つ

「結婚相手を探すために、まず自分のイメージを向上させ、相手にとって頼りになる雰囲気を出す。また、いろいろなパーティーにたくさん参加して、友人とよく話をしたり、親戚や友人から気に留めてもらう。」(北京女性 26歳)

「一生懸命働き、積極的にダイエットし、各方面のセンスを向上させる。いずれも全力を尽くして自分を磨いてto be waiting for her。」(上海男性 24歳)

結婚は運命的なもの。縁を信じ、自然のなりゆきで

「自分のものは結局のところ自分のもので、自分のものでないものは強要しても自分のものにならない。自然の成り行きに任せた方が良い。」(上海女性 24歳)

「やっぱり自然の成り行きに任せた方が良い。結婚のために婚活するなら、最後に損するのは結局自分である。」(上海男性 24歳)

いろいろな活動に参加して人間関係を広げ、自分の世界を広げる

「誰かからいい相手を紹介してもらったら、お見合いする。普段、よく交流してよくパーティーに参加して人間関係を広げる。ダイエットなどをして、一生懸命自分を磨かなきゃ。」(上海女性 24歳)

「人間関係を広げる。親戚・友人から紹介してもらったり、交際サイトに登録する。今後自己素質を向上させるために、知識をもっと増やし、見解を広げる。」(広州男性 22歳)






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結婚適齢期になった時に婚活を考える

「30歳になっても彼女がいなかったら、お見合い活動への参加も考えてみる。何といっても年を取っているので、このようなことは待つだけではうまくいかない。」(広州男性 26歳)

「私は28歳ぐらいに『婚活』を始めようと思っている。その時になったら、みんなに紹介してもらって、いろいろな男性とお見合いしたり、交際したりして、良い配偶者を探すために努力する。現在は自分がやるべきことを続けてやる」(広州女性 24歳)

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