WAIS-3検査結果の見方を知ろう(言語性・動作性IQ、ウェクスラー成人知能検査)

March 02 [Wed], 2016, 12:49
発達障害の検査(WAIS-3)が終わると、おそらく担当の心理士か主治医の先生から検査結果を教えてもらえます。

私は1時間説明を聞いて「なんじゃこりゃ?」となりました。
ぜひ事前に知っておきたい基礎知識をまとめました。


(1) 全検査IQ




検査結果では、まず自分のIQを教えてもらえます

IQとはご存知、知能の高さのこと
平均は100前後

70未満くらいから療育手帳(知的障害の手帳)の対象になります。

その日の体調や運もあるので(最近テレビで見たことが出題されたとか)、まあ目安くらいに考えるといいでしょう。


(2) 言語性IQと動作性IQの差




次に言語性IQと動作性IQというものを教えてもらえます

言語性IQとは、ことばを理解してあやつる能力のこと。
たとえば理論を考えたり、説明したりすることなどです。

動作性IQとは、視覚的・空間的な情報をあやつる能力のこと。
ことばを使わずに絵や図形などで考える力のことですね。
たとえばパズルを完成させるとか、一度見た風景を描くなどです。





両IQの差が15以上あると、何らかの発達障害が疑われるようです。

というのも、これらのIQはバランスが大事。

たとえばどちらかが極端に高い(低い)と、難しい論文は読めるのにとっさに左右が分からないとか、説明書を見ずに機械を自作できるのに会話は苦手とか、生活しづらさが出やすくなります。


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・発達障害の人に向かない職業
・ADHDの人に向く職業
・アスペルガーの人に向く職業
・女性は診断を受けた後に落ち込みやすい
・発達障害は何科を受診すればいい?
・診断や検査はどのようにおこなわれるの?

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《私が診断を受けたとき》
・私が受けた内容と費用・期間
・私の検査の結果(IQとスコア)
・検査で分かった私の得意・不得意

《参考文献》
上野一彦、市川宏伸 2010年 『図解よく わかる大人の アスペルガー症候群』 ナツメ社 136pp
岡田尊司 2009年 『アスペルガー症候群』 幻冬舎 271pp
中山和彦、小野和哉 2010年 『図解よくわかる大人の発達障害』 ナツメ社 143pp
星野仁彦 2012年 『大人の発達障害を的確にサポートする!』 日東書院本社 103pp
サラ・ヘンドリックス 2010年 『アスペルガー症候群の人の仕事観』 明石書店 200pp
テンプル・グランディン 1997年 『自閉症の才能開発―自閉症と天才をつなぐ環』 学習研究社 299pp

  • URL:http://yaplog.jp/ayukko/archive/664
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