引っ越します! 

2006年07月12日(水) 16時22分
ブログを引越しすることにしました。
検索機能など使えなかったりで、ちょっと不便に感じてきたので。

引越し先はコチラです。「お気に入り」に入れてくれると嬉しいです。
http://ayatan777.blog72.fc2.com/

>急太郎さん
「ベッカムに恋して」のベッカムは、そう!イングランドのベッキャムだよ!

ばるぼら/手塚治虫 

2006年06月10日(土) 21時07分
長塚圭史がブログで取り上げていたので、気になって読んでみました。

人気作家のもとに、アル中で薄汚い身なり、奔放な若い女・バルボラが現れる。彼の元に居座ってしまった彼女を最初は疎ましく感じていた作家だが、次第に彼女が芸術家の女神であることを知る。
ある日バルボラは見事に「女」として作家の前に現れ、作家は彼女の虜になり結婚を迫る。しかし彼女は姿を消す。



手塚治虫の作品を久しぶりに読んだけど、こんな雰囲気だったっけ?
読み込みが足りないのか、今ひとつ言いたい内容が分からなかった。

流行作家であり注目を集める男が、裏では異常性欲という持病に悩まされ、みじめな毎日を送っている。そこに現れた女により更に成功を手にするが、結局女により破滅してしまう。という話。
彼は結局、バルボラの存在によって救われた、ということだろうか。

ソングブック/ニック・ホーンビィ 

2006年06月03日(土) 1時37分
大好きニック・ホーンビィ。でも、どちらかと言えばフィクションの方が好きで、エッセーとなるとよく分からない単語(イギリス人のみぞ知る、的な)が多くてあまり読まない。

これは彼の好きな音楽へのエッセー集。15曲くらいについて書いているけど、私が知っている音楽ってほんの一握り。で、やっぱちょっと流し読み。

ただ、このエッセーには私には嬉しい箇所がある。ホーンビィはアン・タイラーへの想いを書いているのだ。それもかなり自分に近い好きの気持ちを書いていて、ツボである。嬉しい、すごく嬉しい。
彼は作家になろうと思い出した頃、タイラーの「ここがホームシックレストラン」を読み、僕の気持ちがここに書いてある、と思ったのだそう。

あと、ネリー・ファータドのIm like a birdについても触れている。姉のCDを拝借してたまに聴いているが、確かにあの曲は気持ちがいい。

14階段ー検証新潟少女9年2ヶ月監禁事件ー/窪田順生 

2006年06月01日(木) 15時15分
2000年1月に発覚した新潟少女監禁事件。
当時27歳の引きこもり男が9歳の少女を9年2ヶ月にわたって部屋に監禁したあの事件のルポルタージュ。犯人と同居していた母親へのインタビューが主な内容だ。

この事件が報じられたとき、かなりの衝撃があったし、10年近くもの間、2階に住む息子が少女を監禁していたことに気付かなかった母親ってどういうことだろう、、、と不思議であった。

酸素ボンベを引きずりながら男への差し入れに競馬新聞を持って刑務所に向かう母親の姿。息子に暴力を振るわれていたことを必死に否定して、息子をかばう母。
そして、息子はと言えば、捕まった後も減刑を訴え、少女への執着を残し、反省している様子が見えない。14年の刑ということだが、現在80近い母はその時どうなっているんだろうか。それよりも何よりも、そんな短い期間で出てくる犯人の存在を、20代になった少女はどんな気持ちで受け止めるんだろう。

フライデーの元・記者である著者がかいたものだけど、ちょっと決め付け的な文章が多い気がして、そこが少々気になりました。

子供を育てることの怖さを感じずにはいられない。育てる予定はないとは言え。

レイクサイド/東野圭吾 

2006年05月30日(火) 14時13分
中学受験のため、4組の親子と若い塾講師が東京近郊の湖畔にある別荘で「お受験合宿」をする。
そこで撲殺された一人の女性が見つかる。女性は、並木家の父親の愛人。妻が「私が殺した」と自白し、4組の親たちは隠蔽工作に奮闘する。



うーん。(私の)東野圭吾史上、あんま面白くなかった度が高かった。
ラストに至っては、「そりゃないよー」という感じで。
いくら自分の子どもが可愛いとは言え、こんな親ばかにだけは絶対にならないぞ!

映画版「レイクサイド・マーダー・ケース」。友達が言うには「ビックリするくらい役者が手を抜いている」とのことだけど、気になる。今度観てみよう。

ディナーの後に 

2006年05月28日(日) 13時57分
(amazon紹介から)
現代韓国女性のセックス観を等身大の視点で描いたドラマ。それぞれ価値観・生い立ち・趣味の異なる3人の女性がディナーの後のデザートとして選んだのはセックスに関する話題。止めど無く交わされる会話によって互いが意識の変化をもたらせていった。



ソル・ギョングが主人公の一人(ジン・ヒギョン)と一夜限りのお遊びをする漫画家を演じている。
というので借りてみましたが、「わー、すごいの観ちゃった」という映画でした。あ、描写がね。物語的にはまっとうな、女性たちの人生を描いていて、まあまあ面白かった。
ソル・ギョングは、「あー、こんな男性いそうだ」と思わせる腑抜け具合がうまい!出始めの頃の作品だと思うけど、やっぱいいなあ。

あとで調べて、「あ、この人は・・・」と思ったのが主人公の恋人役の彼。「悪い男」の、あの長淵剛チックな俳優さんだったのだ。これはまるで気付きませんでした。韓国俳優、役の幅広し!

人間そっくり/安部公房 

2006年05月27日(土) 23時45分
「こんにちは火星人」というラジオ番組の脚本家。火星ロケット着陸の成功に世間が沸く中、番組の人気は下降線を辿っていた。ある日、彼の家に火星人を自称する男がやって来る。単なるキチガイとして対応していた脚本家だが、男の巧みな話術に、この男が人間そっくりの火星人なのか、それとも人間なのか、そして自分が何者なのか、わけが分からなくなっていく。



安部公房は今まで『砂の女』しか読んだことがなかったのだけど、面白く読んだ記憶があって、今回このタイトルに惹かれて読んでみた。作者が故人だと、何となく昔の文体の小説をイメージしてしまうのだけど、とてもとても読みやすい。会話がまるで劇のシナリオみたい。
あとユーモアが多くてニヤリとする面白さもある。
例えば、男が保険の外交員としてセールスに来た時の話。今回新しく作られる精神病限定の保険の名前を以下のどちらにしたらいいか、そのアンケートに来るのだが。その候補が「狂人保険」と「正気保険」。なんだそれは・・・。

まくしたてるように持論をぶる男の、話の腰を折る妻の一言が、「あ、煮物がこげてるみたい」とか。なんか可笑しいのだ。

安部公房、他にも色々読んでみよう。

ある朝スウプは 

2006年05月27日(土) 17時56分
パニック障害になり社会生活がままならなくなった北川(廣末哲万)。同棲相手の志津(並木愛枝)は組織改変でごたつく会社を辞め、転職活動をするがなかなか内定がもらえない。

在宅のデータ入力の仕事を始めた北川だが、セミナーと称してどこかへ出かける以外は一切外出をしない。志津は彼がいきなり黄色いソファを狭い部屋に買い込んできたり、夜中に呪文のようなことを唱えていたり、手首に数珠をはめだしたり、そういった奇妙な行動が増えたことを気にする。
ある日、志津は二人名義の口座から40万円が引き出されていることにうろたえる。北川は新興宗教にはまり込んでいたのだった。



ほぼ、二人の部屋で展開されるこの映画。ハッキリ言ってテーマも作風も相当暗い!つかれたー。
どんどん変わっていく北川しか見ていない私は、ひたすら「こんな男、捨てちゃえ」なんて思っちゃうのだけど、志津にとっては愛しい一人の男なのだ。だから、彼を助けてあげたいし、元の彼に戻って欲しい。一方の北川は、弱る自分を助けてくれる存在を彼女ではなくて、宗教の方に見出してしまう。

私だけじゃなく、観客のほとんどは志津側でこの物語を観るだろう。明らかに怪しい宗教に染まっていく北川が気味悪くて、志津が哀れに思えるだろう。
でも、最後の最後に、トイレにこもった北川が泣きながら「カルマが、カルマが」とわけの分からないことを言っているのや、一人でパニック障害の発作に苦しんでいる図を見てしまうと、ひたすらに救いを求めて宗教に出会ってしまい、何とかそこにすがって、もがいて苦しんでいる男の姿が見えてしまい、なんともやり切れない気分にもなる。

予告編の中で角田光代が「人間関係の絶望を描いているけど、観終わった後に何故か希望が残る」というような内容のことを言っていた。なんか、その言葉すごく分かる気がした。

りはめより100倍恐ろしい/木堂椎 

2006年05月23日(火) 22時56分
「いじ」は「いじ」より100倍恐ろしい。
中学時代、いじられ続けた羽柴は高校生となり、バスケ部の強い同級生に目をつけられそうになる。自分がいじられる前に、スケープゴートとして仲間のグッキイを「いじられキャラ」に仕立てることに成功。高校生活は他人を落とすことで安泰していくかと思ったが・・・。



この小説によれば、孤立させられるいじめより、仲間うちで汚れ芸人のようにいじられ続けることの方がずっと恐ろしいのだという。この小説は17歳現役の高校生が書いたもので、一時期話題になった。なんと、全て携帯電話で書いたのだそう。
喋り言葉みたいな文章で、時々読み飛ばしたくなる箇所はあるんだけど、いやいやどうして、面白く読んでしまった。ラスト、復讐をするシーンなんて、まさに固唾を飲んで読んだし。

主人公の羽柴くんは、ハッキリ言って相当嫌な性格だと思う。でも、本当は彼も楽しい高校生活を送りたいのだ。みんなと仲良くし、好きなバスケがもっとうまく出来るようになって、勉強だって頑張りたい。でも、人に合わせなきゃいけないし、自分を守るために友達を裏切らなきゃいけない・・・。どうして誰もが「平和」にやってこうとできないのでしょうか。

大人になったって、人をいじったりいじられたりって光景を目にしなくなるわけじゃない。テレビのお笑い番組だってほとんどそういうのばっかりだし。ただ、そこでちゃんと一線を守れるか、守れないか、ではないかと思う。(でもその線引きの解釈って、やっぱり人それぞれだしなあ・・・)
あー、人づきあいって難しいな。

この小説で言えば、古賀くんや一城くんのような人間が、どんどん増えてくれるといいな。

私にも妻がいたらいいのに 

2006年05月21日(日) 12時51分
銀行員のキム・ボンス(ソル・ギョング)は、まだ見ぬ未来の恋人に向けてビデオメッセージを作る。でも、恋の予感はまるでない。独身仲間の友達が結婚することを聞いて、気ばかり焦る日々。

彼の勤める銀行の向かい側には学習塾があり、そこで講師をしているチョン・ウォンジュ(チョン・ドヨン)もまた、出会いのない毎日を送っている。
二人は生活圏内が一緒なので、挨拶をする仲ではあるが、それ以上近づくことはない。

ボンスは偶然再会した同級生の女性と付き合い始め、結婚がようやく近づいたと嬉しくてしょうがない。ボンスを意識し始めたウォンジュなのだが、新しい恋に夢中のボンスには「顔なじみ」としてしか存在を気付いてもらえない。



そんなに期待せず観たら、これがヒットヒット!おもしろーい。そして、この主演の二人が、以前観た「オアシス」と「ハッピーエンド」でまるで雰囲気の違う役を演じていた人だったと、今知り、びっくり!チョン・ドヨンについては何となく気付いたのだけど、ソル・ギョングとは、「力道山」にも出てるあの人だったのだ。うおー、なんてカメレオンな俳優なのだ。

物語の冒頭で、ウォンジュが泣いている女生徒をみつけて「どうしたの?」と声をかける。
生徒「先生に似てるって言われたの」
ウォンジュ「・・・」
軽くショックを受けながらも、「あなたみたいに可愛い子に似てるなんて先生嬉しいな。でも、後姿が似てるだけだよ。ほら」と生徒に後姿を見せるウンジュ。
このシーンで、かなり心を捉えられ、この一風変わった地味目の女性が大好きになりました。

二人がラスト近くで、すごく自然に付き合っている様子。ようやくお互いにとって本当に居心地の良い場所を見つけたんだ、というのが伝わってくる。
こういう出会いって、誰にでも訪れるもの、だといいんだけどなー。
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