薬膳とは

May 07 [Sat], 2016, 10:22

お久しぶりでございます☆
今さらですが、ここに言及したことがなかったなぁ
・・・と思いましたので 本日は薬膳について書いてみます(笑)


薬膳(やくぜん)とは中医学理論に基づいて
食材、中薬と組合せた料理のことで
栄養、効果、色、香り、味、形などすべてが揃った食養生の方法、とあります。

自然界にあるものすべてを食物と考え、
生薬の原料になるものを材料として用いたもので
「薬食同源」という思想のもと
人それぞれの体質や臓器に適した食物をどのように摂ることが効果的か
…を意識した料理です。

「薬」という言葉の印象が良くないということで
「医食同源」という造語が日本で生まれました。
「薬」のイメージが化学物質に直結する故のことかと思われますが
本来 中国に古くから伝わるのは「薬食同源」の方になります。


たくさんの書物が残されていますが、
中国最古の医学書と言われる『黄帝内経』の中の
「素問」=基礎理論 では食の医療作用を明確に解説しています。

五穀:麦、黍、稗、稲、豆;穀類は主な食材として五臓を養う。
五果:スモモ、杏、大棗、桃、栗;果物は五臓の働きを助ける。
五畜:鶏、羊、牛、犬(馬)、豚;肉類は五臓を補う。
五菜:葵、藿、薤、葱、韭;野菜により五臓を充実させる。

・・・など 多くの食材を組合せることで、
バランスよく身体の精気を補うことができるとされました。
さらに食材によってそれぞれの臓腑に働くことも認められていました。

五穀については、他にも
「周礼・天官・疾医」では、麻・黍・稗・麦・豆
「孟子・滕文公上」では、稲・黍・稗・麦・菽
「楚辞・大招」では、稲・稗・麦・豆・麻
「素問・臓気法時論」では、粳米・稗・麦・大豆・黄黍

などの記載があるようです。
中国って やはり歴史があるだけにすごいですね。
書物の数もはんぱない。

生薬・・・中国では、中薬(ちゅうやく)と言いますが
薬膳に用いられることの多いこれらの食品は

1.解表類(かいひょうるい)
2.清熱類
3.袪湿類(きょしつるい)
4.温裏類
5.理気類
6.理血類
7.消食類
8.化淡止咳平喘類(かたんしがいへいぜいるい)
9.補益類
10.収渋類(しゅうじゅうるい)
11.その他         ・・・の大きく11個に分類されています。


なんとなく漢字の意味で分かるような気も
…しなくもない って感じですよね^^;

この中でもさらに分類されていたり
以前記事にした(ような気がする)五味・五性などの分類も含め
かなり細かく定められているんですね。



古来 王様の食事の支度をする「食医」が最高位の医官であったように
食事とは お医者さんの仕事の中でもかなり重要なものでした。
いい加減な食事してちゃダメだなぁ・・・とつくづく思います。

とはいえ、食事を用意するだけの仕事 というのは少ない現代
大変ではありますが、そこは便利になった文明の利器を十分に活かして
出来る範囲で 口にも体にも美味しい食事を頂きましょう☆

大型連休も最終盤ですね!
本日も素敵な一日になりますように♪
ここまでお読み頂き、ありがとうございました!




P R
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