「パッセンジャーズ」

March 19 [Fri], 2010, 13:07


「驚き」を売りにしたサスペンス映画を見る時は、出来る限り雑念を消し去って、目の前に展開される「場面」にのみ集中することが、幸福な映画ライフを送るためのポイントだ。

主演のアン・ハサウェイの愛嬌のある演技に一喜一憂しながら、用意された顛末に素直に“驚きたい”映画だったと思う。

悲惨な飛行機墜落事故、奇跡的に助かった5人の生存者、彼らをカウンセリングする主人公……。
ある程度映画を見慣れている人であれば、用意されたプロットは大概想像できる。
ただ、それに気付かぬふりを自分自身にし続けられるのも、映画を見慣れている人の利点だ。

登場人物の少なさ、キャスト陣の地味さから低予算作品であることは容易に伺える。ただその中で、ねらった映画世界を丁寧に構築出来ていると思う。

何と言っても、アン・ハサウェイの瑞々しい魅力が、今作の一定の完成度を支えている。ポスト”サンドラ・ブロック”と言うと、褒めているのか貶しているのかは微妙なところだが、幅広い作品に出続けて、ゆくゆくは“オスカー獲得”という路線は約束されているようにも思える。

期待せずに、国際線の機内ででも観ると、ある意味物凄く“心揺れる”映画だろう。


「パッセンジャーズ Passengers」
2008年【米・カナダ】
鑑賞環境:Blu-ray
評価:7点
  • URL:http://yaplog.jp/awoi-sekai/archive/384
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その真相を
追ってはいけない──



アン・ハサウェイだけでいいです。


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