『見るもの』と『見られるもの』 

November 08 [Sun], 2015, 19:56



『見るもの』

ヨーガスートラ第一章第2節
『心のはたらきを死滅することが
ヨーガである』

ヨーガスートラ第一章第3節
『その時見るものは
それ本来の状態にとどまる』

訳 インテグラルヨガより

ヨーガスートラを初めて読んだ
大方の人はこの『見るもの』という
表現でまずつまずく

この『見るもの』を『本当の自分』
または『自己』と表現するのではなく
『見るもの』と表現するのが
ヨーガスートラらしさだと思う

『見るもの』がいるなら当然
『見られるもの』対象が必要である

ここでは『心のはたらき』が
『見られるもの』で『見るもの』が
『心のはたらき』を見ていることになる

ここに二人の私がいる

どちらが本当の私なのか?

本当の私って何か?

私たちはこの体や心を普通私と考える
皮膚が私と世界の境界線を作っている
皮膚の内側が私で外側が世界
皮膚によって私と世界は分断されている

この分離された身体に巻き起こる
感情や思考を私と考える

ヨーガスートラ第1章第4節
『心がはたらいているとき
私は、その心のさまざまなはたらきに
同化した形をとっているように見える』

ようするに『見られるもの』対象である
身体や感情や思考を私と同一視する

人間の心というのは、その人独自の
バーチャルな世界を創造する

心というのは必ずしもありのままの世界を
見ているのではない

人間の限られた五感で知覚した世界を
知識と推測で補って世界を創造する

一人ひとりの見る世界
感じる世界は相当違う

ハエは世界をどのように見て
どのように感じているのだろうか?

ミミズは世界をどのように見て
どのように感じているのだろうか?

想像してみる(笑)

私とミミズが全く違う世界を見て
感じていることだけは容易にわかる

私が見ている世界が真実で
ミミズの見ている世界が偽りだろうか?

私が見ている世界が真実で
彼(他人)が見ている世界が幻想だろうか?

地図で見るニューヨークが
本当のニューヨークとは全く異なるように

科学も数字や図や言葉で
バーチャルな世界を創造する

『見られるもの』である身体や感情や思考を
ジャッジせず分析せずただ観照し続け
『私の心が私である』という
同一視から解放されると
『見るもの』とは心の底に流れる
意識のエネルギーであり
ハエやミミズやすべてのものの
底流にあるものも同一のエネルギーだと
深く理解できる

その時、世界と自分の境界線が脱落する

『その時見るものは
それ本来の状態にとどまる』
ヨーガスートラ第1章第3節









『いとをかし』 

October 11 [Sun], 2015, 15:11



『いとをかし』

一ヵ月くらい前、時間ができて
急に思い立ってマイコさんの
マントラのワークショップに出かけた

彼女のワークショップは
今回で2回目だけど
豊富な知識を彼女なりに咀嚼して
わかりやすく伝えてくれる

特にサンスクリット語を
語源からひもとく彼女の解釈は
毎回興味深く楽しめる

今回は日本語の『いとをかし』と
いう言葉を例に日本語の
美しさの話から始められた

正確には覚えていないが
『日本人の中にある無常観が
この言葉の中に凝縮されている』
というようなお話だったと思う

対称的に『愛』と言う言葉は
中国から来た言葉で『嫌いだ』と
言っていた(キッパリ)

『愛』と言う言葉は
現代の多くの日本人女性が
むやみに(笑)大好きな言葉だと
感じていたのでその言葉を
『嫌いだ』と言い切る
彼女のキャラクターが面白く
ひそかに心の中で笑った

『愛』と言う言葉は
常に変化している微妙な心や
感情の動きを許容しない
押し付けがましい響きが感じられ
僕もちょっと困った感じになる

ヨガではよく最終的に形に
現れている物質のような形態
姿や形などを粗雑なものと表現し
まだ形に現れる前のエネルギー
のような状態、心や魂などを
より微細なものと表現する

どういうことかと言うと
『怒りという感情』があるが
この感情は形に現れると
顔の表情として現れたり
血圧が上がったり
エスカレートすると
暴力という行動となって
暴走する場合もある

表に現れるものを粗雑と表現する

元々その『怒りという感情』には
そのベースとして流れるエネルギーが
存在する

目には見えないけど
表面に現れる前の状態や
ありさまを微細と表現する

その同一のそこに流れるエネルギーは
ちょっとした言葉や出来事で
恐れのエネルギーや怒りのエネルギー
悲しみのエネルギーや喜びのエネルギーに
などさまざまに変化する

私たちはちょっとした言葉や
出来事で何か気持ちがザワッと
することがある

何か怒りがこみ上げてきそうな瞬間

自分には受け止めきれない
言葉や出来事に接したとき
怒りのエネルギーが湧いてきて
とまどうことがある

そんなとき、この自分の気持を
自分なりに納得し正当化したい
という気持ちが湧いてきて
心の中で自分を納得させる
ストーリーをつくる

『私をこんなに不快にした
責任をこの人はとるべきだ』

『もともとこの人はこういう傾向が
あった。だから私に怒りの感情が
芽生えるのも当然なんだ』などなど

自分なりに正当化された怒りは
強化され形となって表出する

そんなときこの怒りのエネルギーを
正当化しようとする衝動をじっと我慢してみる
言葉に表現し納得しようとする衝動を我慢して
そのエネルギーの底を流れる
外の世界と交流しているより微細な
エネルギーの変化に耳をすましてみる

するとそのエネルギーは固定せず
常に変化しているのがわかる

悲しみの方向に変化する時もあるし
そこはかとない笑いの方向に
変化する時もある

恐れや怒りの感情も
無常の光で照らすと
『いとをかし』
美しい世界へとつながる




太陽礼拝行《chuck milluer高野山リトリート》 

September 15 [Tue], 2015, 6:36




高野山のチャック先生の
リトリートに行ってきた

高野さんはずっと行きたかったけど
なぜか行けなかったところ....

今回ヨガとチャック先生を通して
不思議なご縁でここにたどり着いた

大阪の難波から南海線で
一時間半くらい紀伊半島の
奥へ奥へと山を分けいっていく

昔は当然電車もなく
歩いて行ったわけで
昔の人の体力に思いを馳せる

今のようにいたるところにコンビニがあり
日本国中どこにいても食べ物に困ることがない
我々と違い空海は何を食べながら
この山奥へ踏み入って行ったのだろう?

鹿や猪などの獣の姿が思い浮かぶ

昔の人は獣のように
わずかな芋などの食料を携帯し
山中の道なき道を
歩き続けたんだろう

現代の私たちとは「もの」が違う

途中から電車は山中に入り
標高500m近くまで登り
極楽橋という駅にたどり着く



そこからはケーブルカーに
乗り換え山頂まで進む

ここのケーブルカーは
日本一の急勾配らしい

その斜度は30度

体感的には断崖絶壁を
よじ登っている感じ
もしロープが切れたら
真っ逆さまに地獄行き
そんなことを考えてしまう

それはまるで娑婆世界から極楽に
向かって登っていくような感覚
昔の修行者たちもそのような思いで
この崖を登ったに違いない

ムーラーダチャクラから
サハスラーラチャクラまで
一気によじ登っていく感じ

なにか心が踊る

高野山に到着してぐるっと
山頂の街を巡ったけれど素晴らしい

私たちが襖や絵画で見てきた
日本人の浄土(極楽)のイメージ
がここにある

台風とも重なったせいか
ほとんど観光客がいなく
澄み切った空気と静寂が
そのイメージを増幅させる

まさに日本の霊性の源

さっそくチャック先生の
リトリートがはじまる



おととし東京と福岡で受けたときは
どちらも立った姿勢(サマスティティヒ)から
始まったが今回は座った姿勢(スカアーサナ)から
始まる

でも立って始まっても
座って始まっても原理は同じ
地(下)を押す力を使って
空(上)に体を伸ばしていく

筋力で無理に体を立てようとしない
地(下)を押す力が骨盤から脊柱を通して
少しずつ上に伝わっていく

一番下が地で一番上が空

インドでは古代のウパニシャッドの時代から
世界は5つの要素でできていると言われていた

地・水・火・風・空

地からはじまり空へとつながる

高野山では浪切不動尊いう
宿坊に泊まる



ここも美しいお寺で襖や
ちょっとした掛け軸も
文化財になるような歴史と
芸術性を感じさせる

高野山は他の多くの観光地にあるような
けばけばしい看板もなく
静かな澄み切った佇まいが印象的で
空海が世俗を離れて修行の道場を
開いたその志のようなものが
まだ生きている

この浪切不動尊は毎朝ご住職が
護摩を焚く



毎日護摩を焚くお寺は
ここだけではないかとご住職が
お話しされていたが毎朝6時半から
一時間のお勤めができた

きちんと護摩焚きを見たのは
初めてだったが熟練した住職が
焚く護摩の炎はものすごくきれいに
上に伸びていく

その模様は不動明王の後に
立ち昇る炎そのもので
また不動明王そのもの
のようにも感じられた

火というものの性質

ものすごい力で上に昇っていく
様をまざまざと見せつけられた

引力(地球の中心に向かう力)は
私たちの世界にものすごく
大きな影響を与えていて
すべてのものが地に向かうように
決定付けられている

それに反して火だけは
上に向かおうと何か
命がけの努力をしている
ようにも感じられる

宮沢賢治の「よだかの星」の
夜鷹のように....

5大要素の3番目火は
私たちを自由と開放へ向かわせる
クンダリーニのエネルギー

チャック先生は、このリトリート中何度も
「身体の知性」という言葉を使った

「私たちの体も心も強く
条件付けされている」

弱ってくると
下に向かう力が働く

その人のカルマの傾向性に
引きずられる

無意識な体の部分を注意深く
意識してその闇に光を当てる

そして潜在印象(サンスカーラ)に支配された
私たちの体と心を条件付けから解放していく

ちょうど昨日チャック先生は
「マーラ」と結びつけてその話をした

「マーラ」は釈迦が悟りを開く禅定に入ったときに
瞑想を妨げるために現れたとされる魔神のことである

「マーラ」に誘惑されないように
自分の体に刻み込まれた条件付けを
注意深く自覚し溶かしていく

僕は少年の頃、猫背でそれがこうじて背骨が側弯し
それがコンプレックスで隠そうとして
ますます歪みがひどくなり二十歳の頃には
肉体的にも精神的にも最悪のピークを迎え
いつも死ぬことを考えていた

その頃ヨガに出会い
ひたすら地から空に向かって
伸びていこうとずっと
もがき続けてきた気がする

40年近くもがきつづけ
やっとちがう景色が見えはじめた

私たちが泊まった浪切地蔵尊の
ご本尊は不動明王である

不動明王はシヴァ神の化身とも
言われ、私達が「マーヤ」に
誘惑されないように私たちを
煩悩から救おうとする
火のエネルギーである

全てがつながっている

世界はシンクロしている

次の日奥の院に行ってさらに驚いた

奥の院には弘法大師空海が
眠っているとともに
その道の両側には歴史上有名な
数々の武将や偉人のお墓が連なる

豊臣秀吉、織田信長、上杉謙信
などなど数え挙げればキリがない
その古い墓石は苔生して
歴史の深さを感じさせる

ほとんどのお墓は串刺のおでんのように
丸や三角の石が積み上げられたような
面白い形でその一つ一つの石に
サンスクリット語(梵語)のような
文字が書かれている

その中の一つのお墓はその文字が
日本語ではっきりと書かれていた
下から土・水・火・風・空と...



世界を構成する5つの要素である

いろんな人のお墓があるが
その中でも戦国の武将の
お墓が多いのは....

戦乱の恐れと怒りの世界を越えて
燃え上がり上昇し大日如来(太陽)になると
いう願いの現れのような気がする

すべてが繋がる
不思議な四日間だった

インドの古代の思想が
高野山へとつながり

ヨガが仏教へとつながり

1200年の時空を超えて
空海とチャックと私たち30人は
ここで出会う

namaste









『耳を澄ます』 

May 20 [Wed], 2015, 14:33



水の音を聞くのが好きだ

水の音を聞くのは
僕にとっての瞑想

川辺で水の流れる音を聞く

よく耳を澄ますと
いろんな種類の音が
混じっているのがわかる

ボコボコ
さらさら
ジャージャー

水が渦巻く音
砕ける音
波打つ音

早い流れ
遅い流れ

全てが一つになって
オーケストラのように
川の音色を創る

雨音を聞く

大きな水滴が
車のボンネットを
シンバルのように叩く

小さな水滴が
マシンガンのように
天井を連打する

それぞれに秩序だった
リズムがあるのか?
と耳を澄ますが...

全てが不規則な
リズムを奏でる

ぼくは雨の音さえ
まともに聞いたことが
なかったことに気づく

何年か前、ある時、フッと
『僕は、ありのままの会社の
状態を見れてないんじゃないか?
いや見てないんじゃないか?』
と思った

大きな借金を抱えて
資金繰りに奔走していた

今に満足できない未来志向の
ぼくのマインドが
現実との間にブラインドを
かけているんじゃないかと...

僕は自分の願望や
思い込みを捨てて
今のありのままの現場に
耳を澄ましてみる

すると今まで
聞こえてこなかった
音が聞こえてくる

現実は一つの音から
できているのではない

『耳を澄ます』

過去も未来も
今この瞬間の
この現場の中にある
いやこの瞬間の
現場にしかない

『耳を澄ます』

聞こえなかった音が
聞こえてくる











上海 

April 26 [Sun], 2015, 13:23


週末を利用して上海に出かけた

上海で8年間生活したシホコさんと
ウェイロン先生のお誘いを受け
初めての中国旅行だ

上海は凄い!

何が凄いかって全てが凄い!

福岡から飛行機で
たった一時間半なのに
SF映画の中のような
パラレルワールドだ

30年以上前インドに行った時も
破壊的な熱さでもうろうとしながら
ここは地獄か天国か?
思考を拒絶する混沌の世界の中で
赤痢になる(笑)
ちょっと思い出した


まず上海空港から
タクシーで市街地へ向かう

一時間少しかかったと思うが
その間一度も山を見ることがなく
広大な平野が続く

子供の頃、世界で一番長い川は
揚子江だと聞いたことを
思い出す

揚子江の河口に広がるこの平野も
多分世界で一番広いのかも...

昔の日本人は中国のことを
大陸と呼んだ

僕も今大陸に来ている
ちょっとうれしい(笑)

車の量がハンパない!

市街地に近づくにつれて
ますます増えてくる

市街地に入ると
クラクションのけたたましい音が
そこかしこで聞こえてくる

とにかく鳴らす!鳴らす!(笑)

街中が音の洪水

建設中のガラクタが
そこかしこに散らばる

大声で怒鳴り!
大声で話し!
大声で笑う!

子供の頃見たような景色...

僕が育った炭鉱町の人達と
同じ匂いがする

儚い命を燃焼するみたいな...

多分シホコさんが生まれる
前の大牟田の人達も........

同じカルマを燃焼しているような...

そんな懐かしい感覚が蘇る



今は日本を車で走っていても
クラクションの音は
ほとんど聞こえない

昔は日本でもみんな
もっとクラクションを
鳴らしていた気がする

僕もある時期から極力
クラクションを鳴らさないように
お互い穏やかな気持ちでいられるように
配慮するようになった

今の日本人の若者のキーワードは
『空気読む』だと...
昨日車で流れているラジオで
若者研究所所長の所長?(笑)
という人が喋っていた

それを繊細というか?
洗練というか?
弱くなったとゆうか?

日本人全員が
京都の人のようになった(笑)

もっともっと洗練されて
虚弱な人間になっていけばいい(笑)


でも上海は騒々しく
粗野なばかりじゃないよ

日本が貧乏な時代から
世界の富が流れ込んでいた

シホコさんが案内してくれて
いままで食べたこともないような
洗練された中華料理を食べ
見たこともないゴージャスな
ヨガスタジオでヨガり
至福のマッサージに浸り
コスモポリタンなBAR
で上海の夜も楽しめたよ!

夢のようなたったの二泊三日(笑)

あっ!そうそう
シホコさんから
上海在住のみなさまに
ヨガの哲学について
お話する貴重な機会を頂いた



自分が人に何かお話し出来る
ような人間とは思って
いなかったけど、ほんの少しでも
役に立てたら嬉しい

シホコさん、ウェイロン先生
ありがとうございました


今度は森の中だけじゃなく
大都会の文明の原生林を遊ぶ
頽廃の魔界、上海リトリート!
アルかもよ(笑)







TOBEさんのyogaレッスン 

April 04 [Sat], 2015, 0:28



トベさんという方が
この港のヨガスタジオで
毎週土曜日18時から19時半
レギュラークラスを
開催することになりました

4月4日明日からです

予約は必要ないようです

料金は2000円です

昨日食事を御一緒しましたが
ヨガの経験も知識も豊富で
ヨガのよもやま話
あれやこれやで
本当に話がつきません

彼がインドで2ヶ月以上の期間
学んだmooji師は
僕の最も敬愛している
ラマナマハルシの
流れをくむ人だと聞き
僕がその時の話も
聞きたいと言うと
まだ自分の中で
熟していないからと
謙遜されて
いつかそういうクラスもしたいと
目を輝かせていました

ヨガのキャリアも長く
こんな落ち着いた男性が
じっくりここに腰を据えて
レッスンしてくれたら
嬉しいですね

キャラクターの違う色んな方が
ここを使ってくれて
英語がわかんなくても
インドやカナダに行かなくても
ここでヨガに親しめます

福岡県福岡市中央区港2-3-16


プロフィール

1999年よりインドでヨガを学び始め、現在まで計63ヶ月となるインド滞在の中、Pankaj Sharma, Usha Devi, Surinder Singh , Ashish Sharma, Vishv Ketu, Swami Govindananda, Rudradev Gowda, その他多くのインドのヨギから教えを享受。

2004年から東京でヨガレッスンを開講。

2010年から2012年までは、
アイアンガーヨガ的アプローチを用いたレッスンで名高いドミニカ・セリガノ主宰SHIZEN YOGA STUDIO でレッスンを担当。

2013年,2014年のインドにて、覚者Sri Mooji の計2ヶ月以上に渡るニャーナヨガのサットサンガに参加。

現在は福岡を中心にヨガレッスン、ワークショップを行っている。

TOBEのレッスンは、長年に渡って優れたインドの師から直接学んできたアーサナでのボディアライメントの(ヨガのポーズの中での身体の調列、整え方)の知識を中心ベースとしたものとなっており、呼吸への意識誘導の中にも、身体の細部に渡る操作誘導と説明が取り入れられ、ヨガ初心者の方にはポーズがどのような仕組みで作られているか理解しやすく、ヨガの熟練者やインストラクターの方には誘導、観察、調整のインストラクションを学べるレッスンとなっている。

意味のない世界に戯れる神々 

March 31 [Tue], 2015, 18:35



森の中で過ごす
二日間のリトリート

その多くの時間を
子供たちと過ごした

すごく刺激的で
楽しい時間だった

つくもは目の前のものに
即座に反応する



ガチョウがいたら
全力でガチョウに突進し
突然、地面に大の字で寝る(笑)

その反応の意味を一瞬探るが
ほとんどの行動の意味はわからず

僕はただ同じ空間を漂うように
眺めていた

彼には時間の感覚もなく
無心に世界と戯れている

ただ時として反抗的な態度を
表す時がある

それは大人のストーリーを
大人が押し付けようとする時

彼は、ちっちゃな牙をむく(笑)

大人には大人のストーリーがある

『お昼はご飯を食べる』

『大事な話をしているときは
騒がない』

『池の周辺は危険! 』

『水道は出したら止める』

『今日は、こうゆう集まりで
こんなスケジュールで
こんなことして
みんなの和を乱さず
みんなと思いを共有して
幸せな気分とともに家路につき
満たされた倦怠感とともに眠り
明日への活力とつなげる』(笑)
などなど...

でもほとんどの場合
その目論見は打ち壊される

子供はその瞬間の世界に
ただ反応しているだけで
大人のストーリーの意味が
わからない

『なぜ止めるの? 』

彼は丘に上がってきた
ガチョウを全力で追いかけ
ガチョウだけに全意識を
向けている

このままいけばガチョウと共に
池に落ちる(笑)

大人は先を予測して
先回りしてアクションを起こす

すると子供は意味がわからない

でも放って眺めていると
池の直前で急に視界に
池が入った時点で
絶妙に急ブレーキをかけ
危機一髪止まる

ものすごく危うい状況なのに
全然ハラハラした様子ではない

彼は未来にストーリーを
描いたりしない

大人だとその次に来るであろう
未来のストーリーを
即座に想像する

『池に落ちて
全身びしょ濡れになり
寒さで風邪をひき
楽しいはずのリトリートが
台無しになり
次の日の仕事を休む(涙)』
......(笑)

こんな未来予測とともに
心臓が波打つ

でも子供はもう既に目の前の
次の対象に意識は写っている

彼はいつも完全に
今を生きている

このリトリートの最後
魚楽園で、この二日間の
リトリートの感想や気づきを
一人ずつお話する時間が設けられた

みんな素敵なストーリーを語り
このリトリートを意味付け
してくれた



マオの番になったが
彼は何を言っていいのかわからない

僕もずっとそうだった

彼は何も意味付けしないし
ストーリーも作らない

でも大人が期待している
ストーリーはなんとなくわかる

この場合『楽しかったです!』
の一言で大人のストーリーは
完結する

私たち大人は固唾を呑んで
彼のその一言を待ち続けた(笑)

でも彼はその一言を飲み込む(笑)

『少し考えて最後に話してね』
とシホコちゃんが助け船をだす

彼は二日間
その瞬間瞬間を全力で楽しんだ

それを私たちは皆知っていたから
本当はそれで充分だった

最後に又彼の番が回ってきて言った

『またみんなと一緒に
ここに来たい!』と

いまこの瞬間に
彼がありのまま感じた言葉を
口にしてくれたと

みんな嬉しかった

『意味のない世界と戯れる神々』

というフレーズが僕の心に浮かぶ

つくもやマオやパドマと同じように
ウェイロン先生もミナさんも
子供以上に子供(笑)

スケジュール完全無視(笑)

その瞬間を楽しむ達人

『意味のない世界に戯れる
神々たち』との
二日間の楽しいリトリートでした

チャンチャン(終り)




waylon&shihoko 3月ws  

February 18 [Wed], 2015, 17:15




2月にウェイロン先生のwsを
計画していましたが
ハワイの滞在期間が延び
中止になり申し訳ありませんでした

3月に再び福岡でのスケジュールが
決まりましたのでお知らせします

私たちはなにか
『こんなことをやってみたい
あんなことをやってみたい』と
とりとめもなく夢想することが
あります

ほとんどの人はそれを
現実感のない夢のようなもの
とみなし一瞬だけ夢見た後
現実に戻ります

僕もよくそんな類の夢が
降りてくることがあります

そんな時まずは
現実にやるべきことをやりながら
そっと引き出しの中に
しまっておきます

10歳のときに抱いた夢も
20歳の時に降りてきた夢も
決して忘れていません

忘れなかったら
いつかその舞台が揃って
現実となる日が来ます

そんな経験を何度もしました

ただ僕の場合その期間が
20年後とか30年後とか
忘れてしまうほど
のろまなのです

ただ執念深く絶対に覚えています(笑)

どうもそれが僕のカルマのようです

だから今世で実現しなくても
来世も来来世もあると
楽観的にあせらず
心に浮かんだ夢を引き出しの奥に
大切にしまっています

彼らの夢は
『将来エコビレッジを作りたい』
と聞きました

今回のハワイでは
その構想のための得難い
多くの経験を積んだ様です

彼らは軽々と
僕たちが子供の頃に抱いたような
夢を実現していきます

『軽々』と書いたけど
もちろんそこに決意と覚悟と
神様の後押しがある事は
もちろんです

大きなリスクを背負って
夢に向かっています

5年で夢を実現することもあれば
200年かかる場合もあるでしょう

多次元の中で

彼は僕であり
僕は彼であり
僕は世界であり
世界は僕であり

神のリーラを楽しみます




詳細はシホコさんから
またあると思いますが
スケジュールだけ紹介します。

お申し込みはシホコさんに
お願いします

3月15日(日)午前:春日でクラス/@18時〜ズッダヨガ all level
3月16日(月)A7時半〜モーニングクリア/B9時〜ズッダヨガall level
3月17日(火)C7時半〜9時半モーニングサーダナ

3月21日(土)13時半〜春日/D18時〜志保子陰ヨガ
3月22日(日)9時半〜ドネーションクラス@パークヨガ福岡/E18時〜イヴニング・クリア&瞑想
3月23日(月)F7時半〜モーニングクリア/G9時〜ズッダヨガall level
3月24日(火)H7時半〜9時半モーニングサーダナ




waylon & sihoko 2月のスケジュール 

January 20 [Tue], 2015, 11:27



ウェイロンファミリー

が福岡に帰って来ます


世界を飛び回る彼等ですが

ありがたくも福岡を

ホームタウンのように

思ってくれています


成長したパドマちゃんと

また会えます


今回は日程が短いので

早目にスケジュールを

おさえてください


詳細は後日

シホコさんより



@2月14日(土)17時〜2時間 プラーナヤマとクリスタルボール

A2月21日(土)15時〜2時間プラーナヤマとクリスタルボール

B2月21日(土)17時30分〜ズッダヨガall level(2時間)

C2月23日(月)7時半〜8時15分 クリアヨガ

D2月23日(月)9時〜2時間ズッダインフィニティー

E2月23日(月)15時〜志保子陰ヨガorヒーリングロータス(子供OK)

ヴィンヤサダイナミック 

January 19 [Mon], 2015, 9:49



普段日曜の朝は
マイソールクラスを
受けていたんだけど
この頃は少し起きる時間を
遅くしたので2週間連続で
キミ先生のヴィンヤサダイナミックの
クラスを受けた

素晴らしいクラスだった

次第にエネルギーが拡張していき
拡張していくエネルギーが
体を押し広げていく

そんな感じがした

多分それはビンヤサヨガの醍醐で
そんなヨガの醍醐味が
このクラスにはある

もちろんその人の体力や
柔軟性によって、ぴったり合う
クラスやそうでないクラスも
あるのだろう

ただビンヤサヨガで大事なことは
自分の内なるエネルギーに
耳をすますこと

そして呼吸によって作り出された
熱エネルギーの膨張に
リズムを合わせること

形を作ろうとして筋力に
頼り過ぎないこと

筋力に頼りすぎると
酸素(プラーナ)の供給が
間に合わなくなり
かえってエネルギーが縮小していく

先生のリードに
共鳴していけるように
自分の呼吸のリズムや心拍数なども
微妙にコントロールする

すると不思議なシンクロ感と共に
自分の細胞が活き活きと躍動し
体が解放されていく

思考が焦って
形を作ろうとしてはいけない

静かに内側のエネルギーを見つめる

ダイナミックなんだけど瞑想

ものすごく強い集中状態が
瞑想的状況を創り出す

ある程度体を動かすヨガを
やってきた人は是非一度
このクラスを体験してみて欲しい

ヴィンヤサヨガってダイナミックな
エネルギーワークなんだと
改めて感じた

毎週日曜日10時半から
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