はじまりはいつも。

February 08 [Sat], 2014, 23:26
さりさり



ハッと思って見てみりゃ前回の日付が随分前だった。
この峯田カズノブ氏ばりの更新に対する適当ぶり。

いやでもこれくらいでイイよ俺は。

冬のバカンスが終わってから一ヶ月くらい経過したけど


フランスにいれるのも残り三ヶ月なのね。

空を飛行機が飛んでるのを見る度に
"あー、あれに乗れば日本に行けんのかー"
ってよく思ったよ。

別に言うほど帰りたい訳じゃないけど。


日本の腐った封建社会が蔓延る料理業界が嫌で
半ば勢いに任せてやってきたフランス。

重厚なソースやフォアグラ、バター全開の
バリバリなクラシック料理を頭の中浮かべてたわけで。


俺がやりたいのはそうゆう料理だーって。
最近流行りのよく分からん創作フレンチじゃねーのよって。

でもこっちに来て日本食から長く離れてみて
少し感じてきたのは俺はやっぱり日本人だってこと。

魚をブールブランソースで食べるより
醤油で食べた方がご飯三杯はいける。

スープとパンより味噌汁と米だろ夕飯は。

鴨のコンフィや仔羊のローストも最高だけど
焼き肉とご飯とかどんぶり三杯はいける。

パスタをフォークでクルクル巻いて食べるよか
蕎麦をズズッって音立てて食べた方が粋だろ。

チーズの匂いより納豆の臭いの方がお腹空いてそりゃあもう。




当たり前なんだけど、俺は日本人なんだった。
でもこんな当たり前も日本にいたままなら
果たして考えただろうかーって。

ワインをたくさん使って
バターをたくさん使って
生クリームをたくさん使って
マッシュルームをたくさん使って


それを原価に見合ったコストで料理を提供出来るのは
フランスが農業大国でほとんどを自国生産出来てるから。

輸入に頼る日本じゃあまり現実的ではないかも。


どうしてもフランス料理はお高くとまってしまうのよね。

でもそれでイイよ。


毎日食べるなら日本人には日本食。
フランス人にはフランス料理。


日本に帰ればフランス料理は非日常的な存在。
俺がお客に提供するのは非日常的なものなわけだ。


それでイイよ。



それがイイ。





うん、すごくイイ。








さて今夜の夕食は牛頬肉の赤ワイン煮だ。














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