4万年前に描かれた洞窟壁画

October 12 [Sun], 2014, 2:13
インドネシアの洞窟で発見された手形の壁画が、4万年前に描か
れたことが分かったとの研究結果が8日、発表された。芸術発祥
の地は欧州だとする通説を否定する研究だ。
インドネシア・スラウェシ島の洞窟にある壁画は、岩に押しつけ
て広げた手の周囲に赤っぽい色の顔料を吹きつけて描かれた。
世界最古の芸術作品とされる欧州各地の洞窟絵とほぼ同年代
か、それ以前のものの可能性がある。
英科学誌ネイチャー(Nature)で研究結果を発表したインドネシア
とオーストラリアの国際研究チームによると、同じ洞窟で発見され
たイノシシの仲間「バビルサ」の絵は、約3万5000年前に描かれ
たことが年代測定で確認されたという。

研究チームはこの発見により、人間の芸術的表現の歴史をめぐる
従来の見方に対し、2つの異説がもたらされたとしている。1つは、
芸術は世界各地で独立して同時期に発生したとする説、もう1つ
は現生人類ホモ・サピエンスがアフリカを出て世界中に拡がって
いく際に各地にもたらされたとする説だ。
人類学では、壁画を発想や出来事などについて熟考する能力であ
る「抽象的思考」の始まりを示すとみなしている。「欧州の人々はも
はや、抽象的思考を発達させた最初の人類は自分たちだと主張す
ることはできない。少なくともインドネシアの初期人類と分かち合わ
なければならない」と、豪ウロンゴングのアンソニー・ドセト氏は述
べている。

ドセト氏と研究チームは、スラウェシ島にある7か所の洞窟で発見
された手形12個と動物の写実画2個の年代測定を行った。これら
の古代の壁画は50年以上前に発見されたが、正確な年代測定は
これまで行われていなかった。1万年前より時代が古いものは、熱
帯の気候ですべて腐食してしまっているだろうとこれまで広く考えら
れていた。

今回の壁画の上には、ケーブポップコーンと呼ばれる小さな鍾乳石
に似た方解石成長が厚さ10ミリ足らずの層を形成していた。研究チ
ームはこの層に含まれる微量のウランの放射性崩壊を測定した。
この手法では、壁画の年代として最も新しい推定値しか得られない
ため、実際の壁画の年代はもっと古い可能性があると研究チーム
は指摘している。

これまで最古とされていた洞窟壁画はスペインのエルカスティーヨ
洞窟のもので、ここで発見された手形の年代は3万7300年前とさ
れていた。
ジェフリーキャンベル
repetto
gregory
マウンテンパーカー
nudie jeans
ジョンブル
whc
redwing
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/asasdokla/index1_0.rdf