新ブログに 

June 07 [Sat], 2014, 0:41
かよこです。

こちらのブログは「それは誰にもわかりません」を最後に終了しています。

2011年3月より、新しくアート大好きブログを開設しております。

*アート大好き(新ブログ)→こちら

コメントをいくつかいただいていますが、
こちらはもう更新する予定はございませんので、
是非新しいブログにお越しいただけますようお願いいたします。

新しいブログで皆様のご意見、ご感想をいただき、ディスカッションできることを楽しみにしています。

それは誰にもわかりません 

April 27 [Mon], 2009, 11:26
先日、東京の銀座のギャラリーをまわっていたときのこと。
こんなことがありました

版画のグループ展をやっているギャラリーにおじゃましました。
お話を聞いていると、カルチャースクールの発表会ような主旨で展示している展覧会だそう。
作家さんは年配の方ばかりでした。

私:「何かの版画団体なんですか?」
作家:「カルチャースクールです。○○先生に教えて頂いてます」
私:「そうなんですか」
作:「○○先生はご存知ですよね?世界的に有名な版画作家ですからね」

…誰?
はっきり言って知らないです
その後も、○○先生の自慢話をたくさんお聞きしました。
世界中で個展をされていて、受賞歴も素晴らしいのだとか。

あまりに疑問で聞いてみました。
私:「世界ってどちらで個展をされてたのですか?」
作:「どこだったかしら?アメリカだったかしら」

あらまぁ漠然としたこと

お茶を出して頂いてる間に、その○○先生登場
お名刺いただきました。

先生:「はじめまして○○です」
私:「はじめまして」
先:「私はね、海外では数えきれないほど個展をしてきましたが、やっぱり日本はいい」
私:「そうなんですか。どちらで個展を?」
先:「アメリカだよ」
私:「ニューヨークですか?」
先:「ああ、そうだ」

どうでもいいけど…あやしいですよね
私に取っては損にも得にもならないけど、あまりに自信満々なので突っ込んでみました

私:「私は仕事柄、よくニューヨークに行くんですよ。どちらのギャラリーで?」
先:「。。。」
私:「70年代にニューヨークで個展ってことはSOHOですか?」
先:「そうだ!思い出したよ!SOHOギャラリーだ!」

はい!アウト〜

SOHOはエリア名です
ギャラリー名ではありません
そこでピンとこない様じゃ怪しすぎます

しばらくすると、
「A(有名芸術家)くんをしっているかね?あれは僕の教え子なんだよ」
「B(有名彫刻科)くんはね、よく一緒にご飯を食べたんだよ」
こういう人特有の自慢話が始まりました

そろそろ帰るきっかけがほしいと思い…

私:「先程お聞きしましたけど世界的なコンペ受賞歴がおありとか?」
先:「まあね」
私:「どのような?」
先:「。。。」

私は年齢から察するに、せめてリュブリアナ、クラコウ等の国際版画ビエンナーレぐらいの名前が出てくるのかと思ったのですが、またもやあやふやな返事(笑)

まぁ聞くまでもありませんでしたよね…
さっさと失礼しました

偽ってるのか、言いたくなかっただけなのか、それは誰にもわかりません
だからといって、その人がやっているカルチャースクールがダメだとも言い切れません
少なくとも、そのグループ展の年配の作家の方々は楽しそうでしたから…


帰宅してネットで名前を検索してみました
世界中で個展をしてて、世界的なコンペで受賞しているなら出てこない訳が無い

。。。

結果は言うまでもありませんよね

もう少し 

April 22 [Wed], 2009, 12:34
ブログを放置して2ヶ月と少し
仕事が忙しくて、これが理由です

誤解のないように言いますが、アートから足を洗った訳ではなく、日々ギャラリーや美術館をまわっています。
仕事を通してですが多くの出会いがありました
多くの作家と話し、多くの作品と向き合い、そして多くのことを学び、これからの自分の方向性を大きく左右する出来事にも巡り会うことができました。
やはりアートは素晴らしいです


ですが、いかんせん時間が足りません
ブログ更新まで手がまわらないのが現状

今のアート界を少しでも変えようと思い、自分の意見を投げかけ多くの美術関係者に意見を聞きたい ブログなら匿名でディスカッションのが持てるかもしれない

そんな思いではじめたこのブログ
2007年12月からスタートで少しずつの更新ではありましたが、ギャラリーオーナー、作家、美大生など多くの方からコメントもいただきました


無念ではありますが、放置し過ぎるのは無惨だと思い、もう終わりにしようと久しぶりにログインしました…


。。。



アクセス数を見て驚きました

落差はあるものの未だに多くの方々にアクセスしていただいてることが判明
これには驚いたと同時に、嬉しい気持ちでいっぱいになりました

こんなスタンスでもアクセスして下さる方がおられるんだと
アートに興味を持って下さる方がおられるんだと
本当にありがとうございます


更新がままならない状態ではありますが、今はもう少し続けてみようかなという気持ちです

相変わらずの卒業制作展 

February 08 [Sun], 2009, 21:37
出ましたね、今年も

無惨…

そうです
芸術系大学の卒業制作展

いろんな方々からお知らせをいただくので、
仕方なく会場に足を運ぶのですが…

無惨な展示とクオリティの低い作品の数々に、
気分が悪くなってしまいます

「観てる」というより「見てる」かな?
いやそれとも「歩いてる」が正しいですね
会場をただただ足も止めずに歩いてるだけ
首を振るだけで目にはうつりますからね
それで充分です

これを読んでいる方の中には、
「学生の作品なんだから、そこまで言わなくても」
とおっしゃる方も多いと思いますが、
その思いは既に芸大生作品を低レベルだと思ってることを認識して下さいね

どうしてあんなのが「美」なんでしょうね?
芸術のカケラも感じません
間に合わせの臭いがプンプンしています

先日、某芸術系大学の卒業制作展に行ったところ、
先生と生徒が集まってるところに遭遇しました。
彫刻専攻が現地で合評をしていたんです。
面白そうなので、後ろで話を聞いていると…

先生「どうしてこの素材Aを使ったの?」
生徒「使ってみたかったし」
先生「事前に出したコンセプトシート?には素材はBって書いてるよ?」
生徒「あはは お金無かったんで」
先生「そういう問題じゃないと思うけど(苦笑)」
生徒「仕方ないじゃないですか 価格は1/10ですよ」
先生「この場合、素材Bじゃないとコンセプトの意味がズレてしまうから」
生徒「別にいいですよ(笑)」

いやいや、笑ってる場合じゃないですよ
そんなものが卒業の集大成なんですか?
高額のお金を支払って(親でしょうが)、
4年間何をしてきたんでしょうか?

ここでの問題は、生徒にお金が無かったことではないんです
素材Bじゃないといけないのに、お金が無いから、
価格が1/10だからという理由で素材Aを買うという安直さ

素材Bじゃないといけないのに、お金が無いなら、
安くて素材Bに限りなく近い素材を探さないとダメです
どうしても見つからないのなら、
コンセプトから練り直してみないと
そこが重要なんですよね

「仕方ないから、これで間に合わしておけ
お金に限らず、時間のかけ方も目にあまります

どうせバイトや遊びに時間を取られて、
「時間が無くて出来ませんでしたぁ…」
みたいな言い訳なんでしょうね

無惨…
これが芸大生の現状なんですよね

来年こそは
そんな期待はもう持たない方がいいんでしょうね…

アートコメンテーター?美術評論家? 

February 02 [Mon], 2009, 12:00
私がことごとくガッカリしていることがあります
それは、
アートコメンテーター?美術評論家?なる人物

単なる趣味程度の知識や経験で、
偉そうなコメントをするのは止めていただきたいと、
声を大にして言いたいと思います

雑誌やラジオ、テレビなんかで堂々とそんなこと言うと、
影響力が大きいことを分かっているんでしょうか?

そして、それにのせられて、
有名人のように取り上げるギャラリーや美術館

愚か…
怒りを通り越して、あきれますね

今回は後者の話題ではないので省きますが、
アートコメンテーター?美術評論家?なる人物
もっと自分の言葉に責任を持ちましょう
メディアで話すなら尚更です


先日も「二番煎じ」みたいな作品を雑誌に取り上げて褒めちぎってるアートコメンテーターを目にしましたが、自分の無知さを露呈しているだけで愚かで情けないなぁと感じました。

趣味なら構わないんです
自分だけがいいと思って楽しんでるなら
なのに、雑誌に書いたり、テレビで話したり…
何してるんでしょう?

料理や素材に詳しくない人が、
普通(またはそれ以下)の料理を食べて、
美味しいと大絶賛して雑誌に書いてるのと同じ

もうすでにある料理を食べて、
「こんなオリジナリティーがある料理は初めてだ!」
と褒めちぎっている…

本当に分かっている人が見たとき、
「この人、恥ずかしくないの?」である

皆さんも自分の得意分野に置き換えて考えてみて下さい
怒りが込み上げてきませんか?


何度も言いますが、
趣味として、いち観客としてなら構わないと思います

どうどうと「私はアートコメンテーターだ」と
看板掲げて言うのなら自分の言葉に責任を持ちましょう
メディアを巻き込んでいるなら尚更です
そしてちゃんとアートのことを勉強しましょう
知らないもんだから、書いてあるアート説明の端々に綻びが…


素人をダマせる程度の知識しかないのなら、
小さくやっててほしいと思います
作家にとっても迷惑なことですから

ここまで言ってもわからないアートコメンテーター?美術評論家?なる人物は多いと思うんですけどね。
分からないからそんなことを平気でやってるんでしょう(笑)

美術館の展示って? 

January 27 [Tue], 2009, 17:20
先日、百貨店内の美術館に勤務している知人に会いました

その時に聞いたお話を今回は書きたいと思います
内部事情なので書ける範疇も限られているのですが、興味深い内容でしたので、皆さんにご意見を聞きたいと思っています


その知人は、昔私と同じ現代美術作家として活動していました。もっと多くの人が美術に触れてほしいと美術館に勤める道を取ったのです。美術に対する熱い想いと、学芸員免許の取得者である彼女にはすぐに勤務先が決まりました。百貨店の中にある美術館でしたが彼女はとても喜んでいて、その時、一緒に就職祝いをしたのを今でも覚えています。

でも先日会った時、彼女の顔は沈んでいました
その理由を聞いてみると…

百貨店にある美術館というのは、ある意味、客寄せであればいいだそうです。美術館目当てに来場してもらい、帰りに買い物でお金を落としてもらえればそれで成功だから美術館はだいたい上の階にあって、帰りは降りて行きながら買い物をしてもらえるようになってるんですって。

だから、一般人にウケる展覧会をしないとイケない訳です。
絵本展や、イラスト原画展など、女性や子供ウケする展覧会
ピカソやモネ、セザンヌなど、誰でも巨匠だとわかる展覧会

「百貨店だからそういうもんじゃないの?」と思いながら聞いていました
でも興味深かったのは展示にはあるルールがあるということを聞いたからなんです

それは「見やすい展示」「美しい展示」ではなく、
できるだけ作品を多く並べるということ
壁面には作品同士がくっつかない程度に、
ぎゅうぎゅうに展示することが決まりなんだそうです

当然、空間は圧迫されて美しいものを観る空間では無くなっている
隣の作品同士の相性や、壁と作品との点数などはおかまいなし
レイアウトどころでは無いんだそうです

たまらず館長さんに申し出た彼女、その時の会話
(知人の監修のもと再現しています)

友人「この展示は窮屈過ぎて、作品の良さが出ないと思います」
館長「これでいいんだよ」
友人「え?どうしてですか?」
館長「善し悪しの分かるお客は来ないから(笑)」

(凄いこという館長だなぁと思う私

友人「そう言う問題じゃないと思います」
館長「…」
友人「作品の良さを引き出すのが私たちの仕事じゃないんですか?」
館長「わかってないね…」
友人「最高の展示を提供しないからお客さんに分かってもらえないのかもしれないし、作品を貸し出して下さった作家やコレクターに失礼ですよ」
館長「君は若いね」
友人「え?」
館長「そんなこと気にしても時間とお金の無駄なんだよ」
友人「…」
館長「ここに来るようなお客は見たって充実感だけが残ればそれでいいんだよ!とにかくたくさん作品が並んでたら納得するぐらいのレベルなんだ!質は関係ない!」
友人「私に展示をやらせてもらえませんか?」
館長「美術になんて時間をかけてられないんだよ。他にも業務があるんだから」

他の上司にも聞いてみたそうなんですが、結果は同じ
それは以前にあったこんな出来事のせいだそうです。

フリーのキュレーター(名前は出せませんが、この世界ではかなりの有名人です)を呼んで、ある展覧会の全てを任せたそうなんです。美術関係者からは評価されたのですが、一般客からは「作品数が少なくて見応えが無い、お金を返してほしい」とクレームがきたんだそうです
その事件以来、こういう方針がずっと続いているんだとか


私は百貨店系列の美術館にも出かけますが、美術鑑賞という感じなく、遊園地に出かけるような感覚です

「一般人にあわせてあるんだろうなぁ」と思って見ているし、美術的な展示コンセプトを求めていませんそこまで考えられている展示にも出会ったことがないからかもしれませんが。

それに、百貨店系の美術館に勤めている人は、従業員でまかなっていることが多く見られます(語弊がないように言いますが、あくまで多くみられます)美術に詳しい人、つまりキュレーターや作家経験者、美術企画に関する経験者が行っていることはマレです。「高校のとき美術部に在籍してました」とか「美大は出ましたけど…」「絵本が好きです」程度の方が企画担当だったりするので、ぶっちゃけそこまでのクオリティは求めてないんです。いや、求めるのはコクだと言えるのです

それは百貨店系列の美術館に限ったことではありません。
学芸員資格がないと勤務できない場合もありますが、有名な美術館でも業務的な仕事感覚の展示は本当に多く見られます

その作家に取って何がいいのか、
どうすれば魅力が拡張するのか、
考えていないように思えてなりません

「お金も時間も無いんだよ」と言い訳する関係者は多いだろうけど、お金をかけなくてもいい展示はできるし、それは考え足らず、アイデア無しの美術館ということを自ら告白してしまっています例え、有り余る程資金があっても結局使いこなせないと思いますけどね。そんな人達は向って行く方向が分かってないんだから


職業柄いろんな美術館関係者に会いお話を聞きますが、企画段階に見込んでいる数字より、来場者数を大きく下回ることが多く、お金も時間もかけられないと悩んでいます

だからといって、
ダメな展示だと分かっていて適当に済ませている現状はどうなんでしょうね
この程度でもお客は文句言わないだろうと…
質より量でごまかしておけと…

私個人の感想ですが、過去に素晴らしい展示に出会っています
作品の良さをよ理解し、額の選び方、広告やキャプションに行き届いたアイデア性、そして空間との兼ね合い、全てのバランスが本当に心地良いと感じる展覧会でした

ですが、そんな展示は今までで数回です
ほとんどが業務的、今までの展示に右絵ならえしたようなものばかり。
キュレーターいらないんじゃないの?と思ったりします

美術館には美術館なりの事情もあるんでしょう。
美術館は人が入らないと潰れます
ですが、魅力的な展示がなされてないから人が入らないとも言えます

皆さん、美術館の展示ってどう思いますか?

二番煎じ 

January 07 [Wed], 2009, 5:22
明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い致します

仕事、仕事で年末年始、バタバタと過ぎて行きました
今年も手を抜かず後悔しないアート生活を送りたいと思っています


前回のブログにも少し書きましたが、今アート界は“プチバブル”らしいと
どんな作品が売れているのか、気になったので、
知り合いの作家やギャラリー、美術館、アート関係者に聞いてみました

で、私の感想は…“二番煎じ”というものでした
○良美智氏にそっくりの絵画
○上隆氏によく似たイラスト
○ルーヴィジョンズもどきのマネキン作品 などなど…

は?
これは、何?
こんなものが売れているの?…という感じ

まぁ美術史を振り返ってみても、
時代毎で括られる名称のように、
売れると、似たような作家がたくさん出てきて、
○○主義…なんて言われてしまっています。

でもそれは各々がクオリティを持っていることが前提なわけで、
決して二番煎じのようなクオリティを下げたものではないんですよ

模写するだけならオモテに出してはいけないし、
インスパイアされているなら模したもの以上のクオリティで、
更にそこに自分なりのテイストを入れて出すべきであると私は考えます

自分の作品なんですから。単なるものまねみたいな作品はやめましょう
「○良美智氏が好きなのはよく分かりましたから」と言ってあげたくなります

作家も作家ですが、それを買うコレクターもコレクターです
そしてそれを売れるからと言って訳も分からず売っているギャラリーもいかがなものかと…

100歩譲って、コレクターは許しましょう。
自分の趣味な訳ですから。
何も知らずに流行だと思って買っている人はそれはそれでいいと思いますし、
その作品がただ好きなだけなら責める理由もありません。
自分でお金を払っている訳ですからね。

只のものまねになっていることに気付いてない作家さん
訳も分からず、売れるからというだけで売ってるギャラリーさん
そろそろ気付きましょうね
いつ気付くかでその人の芸術価値がかわってきますから

もう既に売れている人の作品を模しても、
ダマせるのは素人さんだけです
玄人さんは見向きもしませんよ〜笑

まぁその程度にウケればいいと思ってわざとやっているのなら、
それはそれでいいですけどね
そこまで確信犯ならもっといい作品になってるはずですけど 笑

今年はもうそんな作品見たくないなぁ…
と、思ってギャラリーや美術館を回りたいと思います

他人のことで自分を大きく見せようとする作家 

December 04 [Thu], 2008, 10:39
忙しい日々を送っていて、ブログの更新ができずに申し訳ありません
ログを見ると、こんな状態でも見にきていただいてることに感謝
サボっている場合ではありませんね
私も頑張って、芸術、美術に関する議題を提示したいと思います


最近、よく出会う人。
それは「他人のことで自分を大きく見せようとする作家」。

この間も、個展におじゃましたところ、
かつて某大学の教授だったという作家さんが在廊。

お話をお聞きしていると、
今売れてる現代美術作家の○○を教えたんだよ」とか、
俳優の△△はね、僕のアドバイスのおかげで有名になったんだよ」とか、
ミュージシャンの□□は、食えない頃に僕が飯食わしたから今があるんだ」とか、
そんな話ばかり

「そんなことはいいから、あなたの作品の話を聞かせてよ」と思うんだけど、
その作家のおしゃべりは止まりません
この前ようやく売れた××って芸人いるでしょ?あれも僕が…
もういいですって

この人は何がいいたいんだろうって思います
この人に限らず、こういう作家さん多いんですよね

僕の教え子にこんな有名人がいる、とか、
こんな有名人と知り合いだ、とか、
あの人は僕が育てた、とか、
私から言わせると「それがどうしたの?」って感じです

そんなこと言ってる作家に限って、作品は売れてないし、ただの無名作家
作品のクオリティも低いし、コンセプトも綻びが…
自分のことは自慢出来ないもんだから、他人の自慢話しかできない…
突き詰めてみると、
話に出してる有名人とも直接話したことも無かったりして…

結局、何の自慢話なのかも分からないし、
そんなに弱い自分を他人の手柄で強くみせたいんでしょうかね
聞いてて悲しくなることが、最近よくあります。


身に覚えのある作家さん、見苦しいですし、聞き苦しいですから、
やめた方がいいと思いますよ
そんなこと言ってても、口だけ作家だと思われるだけなんですから…
自覚が無いだけにやっかいなんですけどね

皆さんのまわりにもこんな作家いませんか?

ギャラリー廻りしていて思うこと 

October 26 [Sun], 2008, 23:08
ギャラリーを廻ることはもう習慣になっています
それは美大の頃からで、
まず観ることで、目から情報を得ようとしていたんです。

ギャラリーは美術館と違って新鮮な作品に出会えることが魅力
荒削りでもアイデアやパワーに圧倒されたり、
小さな空間でしかできない作品展開に驚いたり、
クオリティの高さも含めワクワクしたものでした

最近、ギャラリーを廻っていて思うことがあります。

それは、大きく分けて3つ
どれを取っても悲しいことばかりです


1つ目 / どこかで観たような作品ばかり
これ本当に多いです
ギャラリーに入った途端、作家本人に、
「○○さんの作品好きなんですか?」と言ってしまいそうなぐらい似てる
学生ならどの先生に習ってるか分かるぐらい似てたりして
そんな二番煎じやめてください

影響を受けるのは構わないと思います。
でも自分の個展に作品として並べる以上、
よっぽどコンセプトが無い限り、真似は意味がありません
好きなのは構わないから家でひとりでやって下さい


2つ目 / 技術不足が目に余る
これは前回のブログにも書きましたが、
ろくな技術もないのにアーティスト気取りの作家が多過ぎます
コンセプトがどうのこうの、口だけ達者で、観るに耐えない…

もちろん技術が全てではありません
ですが、作品を制作してる以上、クオリティが低くては話になりません
絵のイメージを語る前に、たるんでるキャンバスをちゃんと張りましょう


3つ目 / 芸術を知らなさ過ぎる
本当に多いですね
作家だけに限らず、ギャラリーオーナーや美術関係者にも
最初に言っておきますが「趣味」でやってるんなら何も言いません。
芸術家としてやっていきたいのなら、まず芸術を知りましょう
自分の分野はもちろんのこと、
歴史的背景や、他ジャンルからの見え方
そして、今芸術、美術界ではどういう動きがあるのかなど
勉強することは山ほどあります

狭い範囲しか知らないでアーティスト気取りの作家さん
私が突っ込むと「僕はまだまだこれからなんで」という言い訳して、
希薄さを露呈してることが恥ずかしくないですか?
そんな小さな視野で何をするつもりなんでしょう


最近のギャラリー廻りははっきり言って上記に書いた状態ばかり…
時間がもったいないですし、くだらないと感じることが多いですね…
そろそろギャラリー廻りも潮時かもしれないと思うぐらい

そんな状態でギャラリー発表しても意味無いことに、早く気付きましょうね

アーティストなんですか? 

October 11 [Sat], 2008, 0:23
今回の疑問は、
芸術活動しておられる皆さんに、
特にアーティストと名乗っておられる方々に問いたいと思います

あなたは「アーティストなんですか?」ということです

それ以前に、
アーティストって言葉の意味知ってますか?

知らない方のために、
辞書には「芸術家。特に美術家や演奏家・歌手をいう」と載っています

何を当たり前のことを言ってるんだと思っておられるかもしれませんが、
意味を知らないアーティストが多いの現状だと感じるのです
あ、自称アーティストというべきでしょうか(笑)

アーティストの意味と言っても、確固たる由来がある訳ではなく、
様々な理由や由来が存在しています。

その中でも、
art(アート)を行う人がartist(アーティスト)
ある意味それも正解なのですが、
私はいろいろな説を聞いた理由からこの説を押したいと思います

フランス語でartisan(アルチザン)という言葉があります。
意味は下記の通りです。
1 職人。技工。
2 職人的芸術家。技術は優秀であるが、芸術的感動をよばない制作をする人を批判的にいう語。

そしてアーティストとは、そのアルチザンの頭の3文字「a.r.t」を越えたものという意味があるそうです。
つまり、技術は職人的であり、そして尚、独自性を併せ持つ者のことを指すのです

はい、ここでまわりを見渡してみましょう
イメージだ
コンセプトだ
と、口では言ってるクセに、
技術的にはボロボロで目も当てられない始末
作品制作以前のことがまるで出来ていない…
ボロが目立ち過ぎてイメージやコンセプトに集中できないのです

それが作為的でコンセプトとしての狙いなら何も言いませんが、
未熟な技術を人前にさらしてアーティストとだと名乗っていることが、
恥だと気付かないんでしょうか…
気付かないんじゃなく、気付けないんですね(笑)

言うまでもなく、技術が全てではありません
ですが、技術がないと表現の幅が狭くなるのも事実
その狭い中で勝負するのも悪いとは言いませんが、
成長するには技術面の向上は避けて通れないと私は考えます

自分のイメージを語る前に、
偉そうなコンセプトを並べる前に、
もっとやるべきことがある人が多過ぎます

いっちょまえにアーティストを語るのなら、
画家さん、キャンバスをちゃんと張ってから言って下さい
彫刻家さん、ノミをちゃんと使えてから言って下さい
版画家さん、見当をちゃんとあわせてから言って下さい
染織家さん、天然染料をちゃんと知ってから言って下さい
陶芸家さん、温度帯をちゃんと知ってから言って下さい
(↑私が出会った自称アーティストさん達です
もっともっといますけどね…書き切れません

ジャンルによっては偶然性が左右するものもありますが、
そこに頼り過ぎてる人も多いんですよね
とにかく、それ以前の人達が多過ぎて、
ギャラリーを回るたび、幻滅してしまいます

未熟な技術をさらして、
イメージだ、コンセプトだ、と言ってる自称アーティストの方々、
いち早く気付かないといけません
あなた達はアーティストではありません
そして、アルチザンでもありません
ただの趣味の人です

勘違いしている人達へ
気付いてしまったら、まず技術向上から始めましょう
技術が向上すれば、表現の幅が広がり、作品のクオリティも上がっていきます
地味な努力だったりしますが、
一定のラインを超えると確実にチカラになってくれるはずです

気付かない人達は…
それは、それで幸せなのかもしれません(笑)
「裸の王様」ですから(笑)

最後に、
「私は作品が売れてるからアーティストです
「私は企画で展覧会をしているからアーティストです
なんて油断している方々へ言っておきます

あなたの作品を購入した人が、
あなたを企画で選んだギャラリーオーナーが、
芸術的見解で作品のクオリティーを判断できているのか、
ということをもう一度問うことをお忘れなく

趣味で作ったものが、
「あ〜可愛い」という感じで売れて行くのが楽しいのなら、
それはそれでいいと思います
町内バザーや文化祭といった感じでしょうか。
わかってると思いますが、それは趣味の人ですので勘違いの無いように

悲しいことに、
そして情けないことに、
ギャラリーを廻っていても、アーティストと呼べる人とはなかなか出会えないです
趣味の人が勘違いしてるただの裸の王様ばかりでいささかウンザリしています
ですので、やすやすとアーティストを名乗らないで欲しいのです

これこそアーティストと呼べる展覧会、芸術家をご存知でしたら、
是非ともお知らせ下さい
自選他薦は問いません
ギャラリーまで伺わせていただきますので
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