蟻日記
蟻の目で見た、この世のニッキ。 時々世界はいいもんになる。
みず
April 13 [Fri], 2007, 14:15
いしいしんじの [みずうみ]を読む。
まだ中盤だが、とてつもない。
神経を研ぎ澄まし、世界の音に耳を澄ますように、読み耽る。
引き込まれた先は、みずうみの水底だ。
全ての水は繋がっている
マヤ文明かどこかの言い伝えにそんな言葉があった。
水は繋がる
我が身にたゆたう水が震える
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雌鳥マーレ
March 01 [Thu], 2007, 15:51
イベリア半島をぐるりと周遊。
旅を終えて、一息。
ああポルトガルの光と風の優しかったこと!
春を間近の河辺の匂いが街に漂う
風には色があった
水彩に溶け出したような、ほのかに甘い風の色
大陸西果てのロカ岬
何にもない、静かな海と空、緑の陸地
ここから海の果てへ漕ぎ出した航海者たちを思う
地球の丸さを体感する
至る所の土産物屋に売られる雌鶏たち。
そうか、ここは鳥の国だった。
雌鳥マーレはまぁと鳴く
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再会
February 05 [Mon], 2007, 17:56
夢で、懐かしい人に会った。
昨日は自分の体の悪さにうんざりしていたのだけど、
夢の中でもその人はそれを察知して、来てくれた。
でも、もう大丈夫って、
私は答えた。
強がりではなかった。
そんな気がしたのだ。
ずっと気になっていたから、会えてうれしかった。
朝目覚めたら、何かが抜けていた。
冷たくて気持ちがいい朝だった。
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てぃんさぐぬ
January 22 [Mon], 2007, 23:44
シネマアートン下北沢にて、
[カメラになった男、中平卓馬] を見る。
とってもファンキーで、人間的で、何か越えてて、
卓馬さん。良かった。
ホンマタカシの方のドキュメントを見たときは、
こういう印象はなかったな。
てぃんさぐぬ花、
これ小学校で習った歌で、
沖縄の民宿で歌うシーンは情緒深かった。
オキナワって、深いなあ。
やっぱり、フィルムが撮りたい!
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街に生く
December 31 [Sun], 2006, 19:17
気が付けば年の瀬。
鉄コン筋クリートを観に行った。
原作への愛が、ちゃんと映像化されていて嬉しかった。
街を、街とは何かを、強く思った。
先に世界か人間か?
街は決して人の背景ではない。
街が動く
世界が動く
その世界に人が織りなす、シロとクロの世界。
人が生きる街に、物語が生まれる。
来年は、この思いをきちんと絵にしたいです。
抱負。2006終わりの会津より。
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エルメスと恋心
December 13 [Wed], 2006, 16:20
今日は素敵すぎる男性に恋に落ちました。
銀座の、エルメスで。
粋な和服に高下駄、片目を瞑り右手には小型のライカ。
すっかり落ちてしまった。
木村伊兵衛。
銀座エルメスで出会った、彼のパリの写真展。
彼の写真はまるで映画、
のようでいて、とても写真らしい。
私が春に歩いたパリと、50年前のそれは全く変わらない。
けれど、写る絵が、何がここまで違うのか。
私はパリの、目に見える外側ばかり撮っていた。
だからなんだかよそよそしい。
彼が撮るのは、その内側。
彼の心の中。空気に似た、生き様。
目に写る外にレンズを向けて、見えない内側でシャッターを切る。
それだけのことなんだ。写真って。
そこに潜む恋心。
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しずくサクラ
November 28 [Tue], 2006, 0:41
まん丸のつぼみをあつめた植物が、
雨の滴にぬれて、
まるでサクラのようだった。
真っ白な、まるい花。
朝、これを見つけたおかげでバイトに遅刻した。
しずくがおちた
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シンプルーツ
November 16 [Thu], 2006, 1:16
当たり前のことに気が付いて、
さぁっと前が見えた。
マンションの廊下の先に差し込む光が、
すべてを肯定してくれることもある。
それが一番リアルだったりする。
私が見るもの。
歩いた道筋。
ルーツとは何か、考えています。
多分答えはとてもシンプルなこと。
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母へ送信
November 12 [Sun], 2006, 13:51
野辺沢はいかがお過ごしですか。
私はようやく時間を使ってのんびり過ごしています。
彼に言われた。
考え過ぎて何も撮れなくなってないかって。
旅の写真よりも、高校のときに何気なく撮った写真の方がずっといいって。
考えて何かするよりも、あたしは感覚で日常切り取るタイプでしょ?って。
当たり前のように核心を突かれた。
そしたら、泣けた。
泣けるほど好きなこと、それだけでいいって。
思い出した。
続けていくことだけ、心に決めました。
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雨夜音
October 23 [Mon], 2006, 21:42
夜が明ける、淵にいた。
雨。下北沢。薄明かり。
空気は澄んで、透明。
静かな音が心に降る。
朝まで過ごしたシティカントリーシティの夜。
静けさと透明の奥に降る音。
フィッシュマンズがぴったり寄り添って、心地よかった。
雨上がりの散歩。
午前4時。
きれいに音は降る。
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ニックネーム:塚田 有那
性別:女性
誕生日:1987年2月12日
現住所:東京都
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