今回で1章はおしまいです。
でもコウちゃんはまだまだ活躍します。
とはいえ、5章まで出番はありませんが(汗
この日も黄乃はギアとアメリアの声で目覚めた。
「でもまさか、能力強化してあれだけの力が出せるとは思わなかったな」
「それほどの力を持ってたって事よ。私の予想は的中ね」
「まあな…でも、手伝わなくてよかったのか?」
「強い子はいて損は無いでしょ。それに…あの時の様な事が、近々起きるから…」
「お前、それ…」
「でも今回は前の二の舞にはならない。だって、強い子達がいるもの」
「…そうだな」
黄乃がそーっと体を起こすと、後ろから「コウちゃん」と呼ぶ声が聞こえた。
「かな?!」
振り向くと、そこにはいつからいたのか、果菜枝がたっていた。
「コウちゃん、かなそろそろ行こうと思うんだ」
「行く?どこに?」
「天国(そら)に」
果菜枝は寂しげに微笑んだ。
「もういいの?やりたいことあるんじゃないの?」
黄乃の言葉に、果菜枝は首を振る。
「まだやりたいことはいっぱいあるよ。」
「じゃあまだ」
「でもねコウちゃん。このままかながここにとどまったら、かなの魂につられて、悪霊が寄って来る
でしょ?そしたら、コウちゃんが危ないもん」
果菜枝はそこで息をついた。
「かなはね、コウちゃんを助けたい。だから、天国に行くの」
一瞬の沈黙の後、果菜枝の背後から声がした。
「貴女の最期の願い、私が叶えてあげる」
真加はベッドから身を起こすと、果菜枝に向かって微笑みかけた。
果菜枝はそれに答えるかのように真加の目を見ると、ゆっくりと頷いた。
「神よ…清らなる魂を無事天国(そら)まで送り届けたまえ…」
真加が胸の前で手を組んで唱えると、果菜枝の体が光を放った。
「昇天…!」
その瞬間、果菜枝の体が光の粒へと変わった。
「…え?かな…?」
光の粒は、名残惜しそうに黄乃の側を回り、やがて窓から空へと昇っていった。
「これって…」
唖然として窓をみつめている黄乃に、真加は言った。
「今のが私の能力(ちから)」
「朝丘さんの…能力」
しばらく状況が掴めずぼーっとしていると、突然部屋のドアがあいた。
「2人とも、目が覚めたみたいだな」
「ぎ、ギア様っ!」
真加があわてて正座をすると、ギアが苦笑いを浮かべた。
「そんなにかしこまらなくていいのに。でもコア、本当に無事でよかったよ」
「あ、ありがとうございますっ!」
ギアはくるりと黄乃の方を向くと、「君もね」と言った。
「ダリア。君の能力(ちから)、見せてもらったよ」
ギアは微笑むと黄乃の頭をわしわし撫でた。
「あの霊、成仏できてよかったな」
ギアがささやきかけると、黄乃は無言で頷いた。
「さてと」
ギアは大げさに言って2人の顔をみると、「だいぶ体力も戻っただろう?そろそろ帰る時間だ」と言
った。
ギアが重々しい音をたてて扉を開くと、真加がベッドからぴょんと 飛び降りた。
「行こ、沢田君」
黄乃は大きく頷くと、真加を追いかけて行った。
でもコウちゃんはまだまだ活躍します。
とはいえ、5章まで出番はありませんが(汗
この日も黄乃はギアとアメリアの声で目覚めた。
「でもまさか、能力強化してあれだけの力が出せるとは思わなかったな」
「それほどの力を持ってたって事よ。私の予想は的中ね」
「まあな…でも、手伝わなくてよかったのか?」
「強い子はいて損は無いでしょ。それに…あの時の様な事が、近々起きるから…」
「お前、それ…」
「でも今回は前の二の舞にはならない。だって、強い子達がいるもの」
「…そうだな」
黄乃がそーっと体を起こすと、後ろから「コウちゃん」と呼ぶ声が聞こえた。
「かな?!」
振り向くと、そこにはいつからいたのか、果菜枝がたっていた。
「コウちゃん、かなそろそろ行こうと思うんだ」
「行く?どこに?」
「天国(そら)に」
果菜枝は寂しげに微笑んだ。
「もういいの?やりたいことあるんじゃないの?」
黄乃の言葉に、果菜枝は首を振る。
「まだやりたいことはいっぱいあるよ。」
「じゃあまだ」
「でもねコウちゃん。このままかながここにとどまったら、かなの魂につられて、悪霊が寄って来る
でしょ?そしたら、コウちゃんが危ないもん」
果菜枝はそこで息をついた。
「かなはね、コウちゃんを助けたい。だから、天国に行くの」
一瞬の沈黙の後、果菜枝の背後から声がした。
「貴女の最期の願い、私が叶えてあげる」
真加はベッドから身を起こすと、果菜枝に向かって微笑みかけた。
果菜枝はそれに答えるかのように真加の目を見ると、ゆっくりと頷いた。
「神よ…清らなる魂を無事天国(そら)まで送り届けたまえ…」
真加が胸の前で手を組んで唱えると、果菜枝の体が光を放った。
「昇天…!」
その瞬間、果菜枝の体が光の粒へと変わった。
「…え?かな…?」
光の粒は、名残惜しそうに黄乃の側を回り、やがて窓から空へと昇っていった。
「これって…」
唖然として窓をみつめている黄乃に、真加は言った。
「今のが私の能力(ちから)」
「朝丘さんの…能力」
しばらく状況が掴めずぼーっとしていると、突然部屋のドアがあいた。
「2人とも、目が覚めたみたいだな」
「ぎ、ギア様っ!」
真加があわてて正座をすると、ギアが苦笑いを浮かべた。
「そんなにかしこまらなくていいのに。でもコア、本当に無事でよかったよ」
「あ、ありがとうございますっ!」
ギアはくるりと黄乃の方を向くと、「君もね」と言った。
「ダリア。君の能力(ちから)、見せてもらったよ」
ギアは微笑むと黄乃の頭をわしわし撫でた。
「あの霊、成仏できてよかったな」
ギアがささやきかけると、黄乃は無言で頷いた。
「さてと」
ギアは大げさに言って2人の顔をみると、「だいぶ体力も戻っただろう?そろそろ帰る時間だ」と言
った。
ギアが重々しい音をたてて扉を開くと、真加がベッドからぴょんと 飛び降りた。
「行こ、沢田君」
黄乃は大きく頷くと、真加を追いかけて行った。
[ この記事を通報する ]
- URL:http://yaplog.jp/are-na/archive/513

