(無題) 

2006年03月08日(水) 21時26分
本当に久しぶりに更新します。今日は大問題が発生したので、そのことを書きます。設計には段階があって、工事が始まる前に基本構想、基本設計、実施設計と段階を踏んで行きます。実施設計というのは、工事ができるように図面を詳細に書いたりします。つまり、基本設計が終わった段階で建物の外観、間取り、配置などが決定するわけです。おれのような下っ端は主に実施設計をします。大問題というのは、基本設計が終わり、実施設計でおれに基本設計図面がわたされ、おれが法規のチェックしたところ、上の人が考えた建築計画が違法だったということです。先ほど、基本設計の段階で建物の形は決まっていると書きましたが、決まっているからには最低、法律にすべて、適用していなければなりません。建物を建てるにはいろんな法律がからんできます。最近、構造計算偽造問題で一般の人にも知られた建築基準法を軸に民法、都市計画法、消防法、土地区画整理法などがからんできます。このことからわかるように建築家になる前にまず法律家になるようにしなければいけません。今回の法にふれた点は単純で最も基本なことです。正直おれでもこんなことで、ミスはしません
。おれは親父に基本設計が一番、難しいと教えられました。実際、おれもたまに基本設計をする時がありますが、その教えが身にしみています。おれは日頃、この上の人の基本設計に対する考えに疑問を持っています。敷地調査をろくにせず、計画をしてしまうのです。本来、一番大事なところがおざなりにされています。今回はそういうことで、問題が発生しました。もうすでに何回か打ち合わせをし、建主はこの案で承認し、建つものだと思っています。たぶん、信用は失われると思います。おれが気付いたのはすでに上の人が帰った後で、おまけに電話すら通じませんでした。なので明日の朝伝えることになると思います。考えただけで、情けなくなります。修行の道はつらいです。

リフォーム 

2005年10月13日(木) 23時27分
おれは今、勤めている事務所とは別にときどき休みの日に、おやじの事務所の手伝いをしています。そこで今、マンションリフォームの設計をしています。といっても施主は祖父と祖母です。
少し、祖父母の紹介をします。二人は母方の両親です。現在、静岡に住んでいますが、色々な事情があり、うちの近くのマンションに11月中旬に引っ越してくることになりました。
マンションはとても狭く、現在のままでは使いにくいため、リフォームすることになりました。
おれの印象ですが、リフォームは新築よりもやっかいな感じです。新築はいちからきめられますが、リフォームは他の設計者がつくったものを変えていくということなので不明確なことが多いのです。しかも、マンションは一戸建てに比べてさらにやっかいです。一戸建てはすべて自分のものなので法の許す限りどんなことでもできますが、マンションは違います。独特の法律がかかってきます。共有部分と専有部分というのがあって、原則的に専有のところしか、改築てきません。例えば、玄関扉がおもしろい例です。扉の中の塗装はかえられるけど、外の塗装は変えてはいけないというのがあったりします。
他にもたくさん規約などあります。なんかそれだけでも、マンションリフォームって、あんまり変えられなくて、おもしろくなさそうと思うかもしれませんが、そこが設計屋の腕のみせどころ(まだまだありませんが)です。むしろ、いろいろな制約があった方がデザインがひかる場合があります。
小さい頃からかわいがってくれた二人のためにいい部屋をつくってあげたいと思います。

現在の事務所に思うこと 

2005年10月09日(日) 11時35分
 葛藤。おれの心の中には、常にこの言葉があります。現在の事務所には5ヶ月ほど、勤めていますが、所長さんとおれの考えには違いが少なからずありそうです。(建築に関わらず)どちらが悪いということではありませんが、「何で、もっといいものを追求しないんですか?何で、すぐ見切るのですか?何で、めんどくさいからというのですか。」と時々、叫びたくなります。
 所長は経営のことを考えなければいけない。だから、数をこなさなければいけないというのは、おれは理解しています。ですが、あまりにも、事務的にこなしていることに疑問を感じます。住宅に関しては、人は一生に一度建てるか建てないかというものです。そこには妥協は許されないと思います。その点からいっても、建築家というのは重大な責任を背負っています。施主のいうことだけ聞いて家を建てたら、存在価値はほとんどありません。施主がいっていることを解きほぐして、発展させ施主が想像してもみなかったことを実現させるというのが建築家の使命だと思います。あきらめのプランが所長から出されて、おれが図面をひくことになった時、とてつもない罪悪感にさいなまれることもあります。
 否定的なことを書きましたが、これを所長に叫ぶ資格はおれにはありません。まだまだ、ひよっこ、事務所も持っているわけでもない。ましてや、そこでお世話になり、給料をもらっている身、今、言っても説得力がありません。将来、言うこともないですが。

自己紹介 

2005年10月06日(木) 21時12分
早速、更新しようと思います。今日は自己紹介です。
昨日、設計事務所に勤めていると言いましたが、まだまだひよっこなので修行していると言った方がいいかもしれません。
普通、設計事務所に勤務する方は建築系の高校や専門、大学を卒業された方が大半ですが、おれはそういうところには行っていません。大学には行きましたが、全く違う学科で学んでいました。音楽大学です。じゃあ、なぜ建築?と思われるかもしれません。大抵の人に言われます。親父の影響があります。実は親父は建築家で設計事務所をひらいています。
おれは一年間、ここでお世話になりました。今、外の事務所で働いてて、ふりかえると、おれにとっての建築の学校だったと感じます。だいぶ建築の道を目指すのに、まわり道した感じです。でも、音楽をやっていたことが必ず将来、おれの最大の武器になるだろうと思っています。建築系の教育を受けた人のようなものは出来ないかもしれませんが、逆におれみたいな経歴じゃないと造れない建築があるはず。そういうものを目指して、修行しています。

よし、やってみよー。 

2005年10月05日(水) 21時20分
初めまして、たまきといいます。現在、小さな建築設計事務所で働いています。なぜ、ブログを始めたかというと、完全に彼女の影響です。本来、俺はインターネットやメール、ホームページ、ブログにはあまり興味がありませんでしたが、彼女が楽しそうにブログをやってるのを見ていて、興味がわきました。それと、うらやましいってのもあるかな。
このブログでは、普段の仕事についての日記や建築に対する考え方などを書いていこうと思っています。
普段、一般の人があまり関心をもたない建築ですが、このブログを見て、少しでも、興味を持って頂けたら、幸いです。毎日、更新していくことは出来ないと思いますが、頑張って書いて行きたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

2005年10月05日(水) 7時25分
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