The Load of Aji-fry V (アジフライ物語

June 28 [Mon], 2010, 17:37
美味しいアジフライを求めて、Tailor(テイラー)フィッシングへ行くも不発。
小アジを求めて、サビキ・フィッシングへ行くも不発。
魚屋へ行けばイワシに目が移り、なかなか美味しいアジフライにたどり着くことができない。



週末、近所のおじさんと話をしていて、Fingal Headでたくさんのテイラーを釣っている人を見たという。
しまった...朝、Fingal Headへ行くかMooball Creekへ行くか迷った末、
Trevally(トレバリー、シマアジ)を求めて、Mooball Creekへ行ってしまったのだ。



Trevallyにもいくつか種類があって、Giant Trevally、和名をロウニンアジと呼ぶが、
これは1m80cm、80kg、つまり私と同じサイズくらいまでに成長する。
単独行動するので、浪人武士に見立ててロウニンアジ、
あるいはいかつい顔の鰓蓋骨の線がまるで切り傷跡のようなのでロウニンアジなどの由来があるようだ。

Mooball CreekやHasting Creekなどの入り江には
Golden Trevally(コガネシマアジ)の若魚が入ってくるので、それを狙ったわけだが、
釣れるのはBream(クロダイ)やTarwhine(ヘダイ)ばかり。
入れ食い状態なのは良いのだが、本当に欲しいのはアジフライなのである。



水面より少し高い岩場から釣りをしていたが、
水はとても透明度が高く、水深4mくらいの底が良く見える。
クロダイやシロギスがうじゃうじゃいるのが見える。
その時突然、足元の水中を大きな大きな黒い物体が一匹の魚をくわえて横切った。
何だぁ!?と思ったら、横切った先から鵜が浮かび上がり、
心配そうな顔できょろきょろと周りを見回している。
本当にびっくりした。



さて、この日、あまりにも悔しかったので、
夕方、Terranoraから車で10分程度のFingal Headへ出かけてみた。
数名、釣りをしている人がおり、10分ほど彼らの様子を眺めていたが、何も釣れる気配がない。
当たり前だが、もうテイラーはここにはいないであろう。
しかし、このまま引き下がるのも癪なので、とりあえず釣りをはじめることにした。
潮があがってきているので、崖下に下りるのは危険なので、

餌をイワシからエビの剥き身にかえたところ、ガツ、ガツとあたりがあった。
少し待って大あわせ。何かかかったぞ!



引き上げる途中、きらきら光る魚体が見えてきて、なんだかがっくりしてしまった。
Dart(ダート)...
尻尾がツバメの尻尾みたいに長いのでSwallowtail(スワローテール)と呼ぶ人も多いが、
Rock Fishing(磯での釣り)、あるいはSurf Fishing(砂浜での釣り)の外道的魚である。
大きなものだと1mを超えるものもあるが、今回のは40cmほどの中型魚。
非常に泳ぎの速い魚で、身体は薄身、
外洋性の回遊魚に多く見られるが、堅い表皮に小さなうろこ、体表を粘液が覆う。



しかし、我々はダート、ダートとばかにするが、
れっきとしたアジ科魚類で、和名をコバンアジという。
小判のように円くすべすべきらきらしているからこの名前がついたのであろう。
ちなみに、兄弟種でもう少し体高が高く、丸みを帯びている種がいるが、
こちらはマルコバンという名前が付いている。

しかし、海産物には変な名前のものが多いものだ。
ロウニンアジ、コバンアジ、マルコバン...
中にはイレズミコンニャクアジなんていう名前のアジさんもいるのだ。
体表に紫班があり、棘鰭が無いことからこの名前が付いたのだと思われる。
スベスベマンジュウガニ(岩場に生息する毒を持った小カニ)や、
ブンブクチャガマ(ウニ一種)、ヤリマンボウ(尻尾が槍のようにとがるマンボウ)など、
誰が名付けたか知らないが、もうすこしセンスの良い名前は無いのかいね、と思うような名前も多い。



話が随分それてしまった。
ダート一匹を釣り上げたところで、雲行きが怪しくなってきて、小雨がポツポツ、
竿をしまい、帰途に着いた。
さあ、明日の晩御飯はコガネアジフライだ。
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