仏モンブランの氷河内に大量の水、決壊すれば大被害に 

August 30 [Mon], 2010, 8:09

パリ 26日 ロイター] アルプス山脈モンブランの氷河内に大量の水がたまっているのが見つかり、フランス当局は決壊してふもとの住民3000人以上に被害が及ぶ恐れがあるとして、水を抜き出す作業を始めた。
 この水は、フランス国立科学研究センター(CNRS)の研究者が先月、テートルース氷河で発見。その量は推定6万5000立方メートルに上るという。
 現場の監督者は「水を抜き出し始めると水圧が下がるので決壊、氾濫のリスクは大幅に減少する」と説明。ただ当局は、数カ月あるいは数年先に再び水がたまる可能性があると指摘した。
 1892年には、同じ氷河にたまった水が決壊し、200人前後が亡くなる事故が発生している。
2010.08.28