外は、雨。
傘を差さずにイギリスの家へ向かう。
今日はどうしても会いたかったから。
イギリスは、雨が嫌いだ。
そして、「今日」と言う日も。
原因を作ったのは俺だけど、これは譲れない。俺自身がじっくり考えて決めた事だから。
控えめに、ノックをする。
「イギリス、いるかい?」
いるのを知っていて、声を掛ける。返事はない。居留守なのも分かってる。
音があまりしないようにドアを開くと、暗い部屋のベッドの中でイギリスが布団にくるまって丸くなっていた。
やっぱり、と思いつつ、ベッドに近付いて、そっと布団の上から撫でる。
かすかに身動ぎするのが分かった。
静かに口を開く。
「何度も言うけど、俺は謝らないよ。後悔もしてない。だって、俺はイギリスを守れる力を手に入れたと思ったから。君と対当でいたかったから。だから」
その先は言わない。言わなくてもいつか、分かってくれると信じて。
様子を伺っている感じが伝わってくるけど、あえて無視する。
イギリス。
俺だって、あの平和で優しい、穏やかな時間をずっと一緒に過ごしたかったよ。
でも、自分の気持ちに気付いてしまったから。
いつまでもイギリスに守られてる弱い存在じゃ、嫌だったんだ。
今でもまだ、力不足だと思う。まだまだイギリスを守れるヒーローになれている自信なんかない。
だから。
もっともっと力をつける。イギリスをちゃんと守れる本物のヒーローになれるように。
だから、もう少し待ってて。
思わず出てしまった溜息を飲み込み、
「紅茶を淹れてくるからいつまでもベッドにいないで飲もう?君のスコーンを今日はわざわざ食べに来たんだしね。冷めないうちに来るんだぞ?」
布団を出来るだけ優しくぽんぽんと叩き、部屋を後にした。
雨音は、いつの間にか聞こえなくなっていた。
イギリスの心の雨も、止みますように。
窓の外から空を見上げ、神に祈った。
傘を差さずにイギリスの家へ向かう。
今日はどうしても会いたかったから。
イギリスは、雨が嫌いだ。
そして、「今日」と言う日も。
原因を作ったのは俺だけど、これは譲れない。俺自身がじっくり考えて決めた事だから。
控えめに、ノックをする。
「イギリス、いるかい?」
いるのを知っていて、声を掛ける。返事はない。居留守なのも分かってる。
音があまりしないようにドアを開くと、暗い部屋のベッドの中でイギリスが布団にくるまって丸くなっていた。
やっぱり、と思いつつ、ベッドに近付いて、そっと布団の上から撫でる。
かすかに身動ぎするのが分かった。
静かに口を開く。
「何度も言うけど、俺は謝らないよ。後悔もしてない。だって、俺はイギリスを守れる力を手に入れたと思ったから。君と対当でいたかったから。だから」
その先は言わない。言わなくてもいつか、分かってくれると信じて。
様子を伺っている感じが伝わってくるけど、あえて無視する。
イギリス。
俺だって、あの平和で優しい、穏やかな時間をずっと一緒に過ごしたかったよ。
でも、自分の気持ちに気付いてしまったから。
いつまでもイギリスに守られてる弱い存在じゃ、嫌だったんだ。
今でもまだ、力不足だと思う。まだまだイギリスを守れるヒーローになれている自信なんかない。
だから。
もっともっと力をつける。イギリスをちゃんと守れる本物のヒーローになれるように。
だから、もう少し待ってて。
思わず出てしまった溜息を飲み込み、
「紅茶を淹れてくるからいつまでもベッドにいないで飲もう?君のスコーンを今日はわざわざ食べに来たんだしね。冷めないうちに来るんだぞ?」
布団を出来るだけ優しくぽんぽんと叩き、部屋を後にした。
雨音は、いつの間にか聞こえなくなっていた。
イギリスの心の雨も、止みますように。
窓の外から空を見上げ、神に祈った。
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