なかよしorりぼん? 

2004年10月30日(土) 23時03分
今から遡ること20余年前。
少ないお小遣い(当時月額500円)で「なかよし」を買うか、「りぼん」を買うか、縦笛の突き刺さったランドセルを背負ったまま、書店の前で毎月悩んでました。

当時、今となっては立派にBL作家にお成りあそばした、あさぎり夕先生の黄金期真っ只中。
「こっちむいてラブ!」の続きが待ちきれなくて小学生当時から早売りの書店へ電車を乗り継いで向かうという、我ながら見上げたオタク魂。
(その電車賃があれば、隔月で「りぼん」をかうこともできたのかっ!と今気づく)

しかし、その楽しみで楽しみで発売日前夜は興奮して眠れない!という「なかよし」には、ホラー漫画系も掲載されていて、そのおどろおどろしい絵柄とストーリーにうなされることもしばしば・・・。
特に子供心に「恐ろしい!」と感じていたのは、高階良子さんの「○○殺人事件」シリーズ。
あるときは「交換日記殺人事件」だったり、あるときは「修学旅行殺人事件」だったり、はたまたあるときは「理科室殺人事件」だったり。
あんまり恐ろしかったので、アンケートのはがきに「高階先生のお話は人がたくさん死んで悲しいです。載せないでください」などという優等生ぶった意見を書いてしまった忌まわしい過去も。ごめんなさい、高階先生!

なぜそんな古い記憶が蘇ってきたのかといえば、先日古本屋で懐かしの『ドクターGの島』のコミックスを購入したからなのです。
これは原作が江戸川乱歩というなかなか渋い漫画で、姉を殺されたヒロインが、その真相を解明するため、謎の科学者・諸戸の力を借りてある孤島にたどり着くが、そこには人間を人外の姿に造り変える研究に取り憑かれたマッドサイエンティストの狂気の世界が待っていたという小学生には相当衝撃的な内容のものでした。

久々に読み返す「ドクターGの島」は、さすがに恐ろしいと震え上がるには至りませんでしたが、摩訶不思議で妖しげな雰囲気は健在。懐かしさとともに読了しました。
最近、懐かしコミックスの文庫化が相次いでいて、高階さんの作品も再録されていますが、この作品だけはどんなに探しても見つからなかったので、非常に満足。

ちなみにこの作品、乱歩原作の『孤島の鬼』ではヒロインではなく、男性が主人公で諸戸との関係が非常にホモちっく。だから忘れられない一冊なのかも・・・(笑)
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