過去 

August 29 [Wed], 2007, 16:16
生きる意味って何


「あんたなんか、生まなきゃ良かった。」
呪文のように俺の頭に絶え間なく響いている。今日を明日も明後日も


過去

昔は幸せな夫婦だったあの人たちは僕が物心つく頃から時々喧嘩していた。
理由は、ほんの些細なことだろう。
それがどんどんエスカレートしていった。そして・・・・。



その矛先が僕に向いたんだ。


僕があの人たちの視界に入るだけで暴力を振るう。目に入らないように隠れても見つけ出してまた暴力。

頼る人もわからず、それをとめる方法もわからず。

ただ苦しくて。つらくて。







小学校二年の時それは起きた。

学校の帰り、なるべくあの人がいない時を見計らって家に入った。


途端に目に入ってきたのは『赤』

まるで自分の目が赤で塗られたように視界が全部  赤赤赤





その中で倒れている人と両手を真っ赤にして立ち尽くす人・・・・





僕の頭の中は真っ白だった。只、今まで以上に怖い。


「あんたが・・・あんたのせいで・・・」


ッダン



「・・・・や・・め・・・」

押し倒されて真っ赤な手を首に巻きつけて気道を失われる。

「あんたのせいよ・・・・あんたが・・・いるから!!」



そう強く強く締め付けてくるその手





もう声を出すこともできない。





もう駄目だと思ったとき、その強さが急に緩んだ。



「・・・ッヒュッゲホッゴホッゴホッ・・・はぁ・・・はぁ・・・・」




今さっきまで僕の首を絞めていた人は



俺の上で動かない・・・・・・



その人の背中の背中にはぐっさりと包丁が刺さっている。


刺した人も動かない・・・・・





「ぁあぁぁあ・・・うぁい・ぁ・・・ぁぁぁああああああああ!!」










目の前が真っ暗になった。





成長 

September 05 [Wed], 2007, 17:39
成長



あの事件があって
病院に警察にとお世話になって
とにかくいろいろあった


精神科にも世話になって
女性に対する嫌悪感も軽くなって
少し気分が悪くなるくらいに落ち着いた


親戚の人の家を転々とした
何処でも邪魔者だった


必死で勉強して寮のある高校に入学

もちろん授業料とかそこら辺は全部免除だ

男子校に入ったので女性と触れる機会は殆どない

楽だ


今でも病院には通っている
不安定になると過呼吸とか起こって大変だ
薬は手放せない


そんな日々













浅月健=あさづきけん
高校1年
学年1位
無口
情緒不安定に陥るといきなり倒れたりする



飯塚武=いいづかたける
高校一年
健と同じ部屋
学年400人中50位くらいの中には入っている
明るい性格
間近で健をみていてとても心配している


秋田潤=あきたじゅん
高校1年


白石悟=しらいしさとる
高校2年
寮長
学年1、2位のどっちかには大抵いる
寮生を第一に考えていて好かれタイプ


田中倖=たなかこう
高校2年
会長
寮長と深い結びつきがある


佐伯純一郎=さえきじゅんいちろう
高校2年
会計

臼井章介=うすいしょうすけ
高校2年
書記






   
   

 

November 19 [Mon], 2007, 17:10
君は一人でしたか




いつもの朝、いつもの昼


君は一人でしたか



笑い声がきこえました

泣き声がきこえました


君は一人でしたか


君は生まれてきました

美しくて汚くて壮大でちっぽけな

はかないこの世に


君は一人でしたか


感じてください


この空気を


この暖かさを


差し伸べてくれるその手を


君は一人ですか



まだ一人ですか



















1 

February 07 [Sat], 2009, 16:50
1






ピピッッピピッッピピッッピピッッピピピピッッ-----



けたたましいアラーム音


それが今日の始まりの合図



7:00 起床



まず、顔を洗って目を覚ます


朝風呂につかる


支度する


7:30 朝食

8:00 登校

歩いて5分の学校に通う

それが朝の習慣



8:30 HR


いつもギリギリセーフで教室に入室するあいつ

決まって言うセリフ

「健!お前!起こせよ!置いてくな!」

同じ部屋の同居人、武



もうそのセリフは聞き飽きた





1限 現代国語
2限 古典
3限 数U
4限 物理
昼食
5限 体育
6限 自習



体育は今日は何時も以上に辛かった
体が重い

自習時間
保健室で計ってみたら
37.5℃
熱、あったんだ


少し休んで
寮に帰る




「・・・・・だる・・・」

帰ってベットにダイブしての第一声


だんだん熱が上がってきてるのが分かった


霞む視界

ヤバい。と思っても、もう遅くて

俺は意識を手放した





-----------------------------





聞こえてくる罵声

鼻に付く鉄の匂い

視界にこびり付く赤


夢だと分かっているのに
妙にリアルに感じる


だんだん呼吸が辛くなって・・・・・・・








・・・・け・・・ん・・・けん・・・・健!



自分を呼ぶ声・・・
誰??



「健!!!」


「・・・う・・・ん」



「健!大丈夫か?すごい汗だ。」




「・・・た・・け・る」



「そう、俺。もう吃驚させんなよ」


心底、心配していたように肩の力を抜いている



「お前さぁ、体調悪いなら学校休めよな。
早退するって言ってたから、どうしたんだと思ったよ」


「・・・勝手に人の部屋に入んなよ・・・」



だんだんクリアになっていく意識の中俺は言った


「おい、お前。人がせっかく親切に起こしてやったっていうのに
なんだよ。その言い方」


ふてくされて武が言った。


「取り合えず、熱あるんだろ?悟先輩読んでくるわ」


あまり気にしていないのか

寮長を呼びに出て行ってしまった




「クソッ」


もう終わった事なのに

まだ、駄目なのか

まだ、あれは俺を苦しめるのか

思い出すと
だんだん体が震えてきた




















助けて











たすけて














タスケテ











タス・・・・・・・ケ・・・・・・・・・テ







最新記事
2007年08月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
アイコン画像KAMI
»  (2008年10月22日)
アイコン画像タイラノ清盛
»  (2008年10月17日)
アイコン画像猫男爵
»  (2008年10月13日)
アイコン画像†*もぇちゃ*†
»  (2008年10月10日)
アイコン画像チャーリー
»  (2008年09月29日)
アイコン画像ikumi
»  (2008年09月25日)
アイコン画像ハム太郎
»  (2008年09月21日)
アイコン画像MASA
»  (2008年09月18日)
アイコン画像佳奈美
»  (2008年02月20日)
アイコン画像彰浩
» 過去 (2007年12月08日)
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:aoisekai-sk
読者になる