サッカーと市民農園の夏
2009.07.01 [Wed] 21:32

今年の夏は、大好きな2つの趣味に興じることにしました。
サッカーと野菜作り。
これで、この夏は決まりです!

サッカーは、去年の秋から始めて早9ヶ月。
少しずつですが、上達してきているかな?
前より、動き方がだいぶわかるようになりました。
冬の間はフットサルでしたが、
やっぱり天気の良い日に外でサッカーをするのは、最高!!
オウル周辺の地域の女子チームとトーナメント形式で、毎週試合をしています。



今年は市から100平方メートルの畑を借りて、
野菜を育ててみることにしました。
おととしはベランダでプランター栽培をいろいろとやってみましたが、
やはりベランダでは限度があるので、
今年は畑に挑戦してみることにしました。
5月くらいから9月まで借りて、12ユーロととても安いので、
気軽に始めることができます。
ただ、去年まで草地だったところを耕すのはものすごい労力が必要でした。
男の人でも、100平方メートル全部は無理だったくらい。



写真は、Timoというフィンランドの品種のじゃがいも。
さすが、じゃがいもは丈夫で、畑の中でも一番元気が良いです。
じゃがいもをたくさん食べるフィンランドでは、気候にも合っているのでしょうね。
Timoに加えて、他に2種類のじゃがいもを育てていますが、
みんなイキがいいです。



野菜のほかにも、ハーブをいくつか育てています。
写真はディル。直播きで、思った以上にぐんぐん育っています。
ハーブは他に、コリアンダー、パセリ、フェンネル、セロリ、タイム、セージ、バジルなど。
野菜は、ズッキーニ、大根、にんじん、玉ねぎ、にんにく、エンドウ豆などなど。
しっかり収穫できるまで、順調に育ってほしいものです。

畑は、私にとって聖域みたいなもので、
好きな時に好きなだけいて、
気持ちをリフレッシュすることができます。
汗をかきながら、少しずつ少しずつ耕して、
作物が毎日ちょっとずつ大きくなるのを見守るのが、
何よりの楽しみ。
ちっとも進んでいないように見えて、
確実に前に進んでいる。
確実にこの手で何かをつくりだしている。
そんなことが実感できる、大切な菜園です。

四葉のクローバー
2009.06.25 [Thu] 21:10

預かっている友人の犬の散歩をしていた時、
ぼけーっとクローバーが生えているところを見ていたら、
「あれ?葉っぱが4つない??」
近づいてみたら、やっぱりありました。
見つけました。
フィンランドで初めての、四葉のクローバー。



雑誌にはさんで、さっそく押し葉に。
日本では小さい頃にたくさん見つけた記憶がありますが、
フィンランドに来てからはクローバー探しする暇もなかったんだなぁ
と慌しい時間を実感。
フィンランドでも、幸運を呼ぶと言われる四葉のクローバーですが、
私は四葉を見つけた時にとても幸せな気分になるので、
それ以上の運は期待しない方でした。

でも、さっそく嬉しいことが…。
夏休みなんだし、ロヴァニエミに友達に会いに行きたいなぁと思っていたのですが、
なんだかんだで忙しく、連絡を取れずにいたら、
高校の友達ヴァルプから電話が。
「いつ、ロヴァニエミに来るの?今週末、泊まりでおいでよ」
やっぱり良いことをひき起こすパワーが、四葉にはあるのかもしれません。

ノキアの長靴
2009.06.19 [Fri] 21:32

靴の話が多くて、まるで靴マニアみたいですが(笑)
ノキアの長靴のお話です。

フィンランドの長靴と言えば、ノキア社の長靴がとてもポピュラー。
その歴史は、1898年にまでさかのぼります。
その昔は、携帯電話のNokiaと同じ会社が靴も製造していたそう。
今では、製造は他のヨーロッパの国で行われています。



ノキアの長靴は、なんといっても履き心地が抜群!
完全防水のオリーブ色の長靴は、
野外授業コースの野鳥観察で、湿地に行った時に大活躍しました。
これを履いて何キロ歩いても、足がちっとも疲れないんです。
底がボコボコしていて、滑りにくいし。
足にちょうどよくフィットする感じです。



こちらの赤い長靴は、畑用に買ったもの。
赤い長靴なんて、小学生ぶりでかわいらしいです。
こちらも底がしっかりしていて、とっても履きやすいです。

沼や湖のほとりなど、何かと湿地帯が多いフィンランドの郊外を歩く時、
そして道路が水浸しになる春の雪解けの時期にも、
長靴は欠かせないです。
そんな身近な履物が100年以上もの間
開発され、手が加えられ、形を少しだけ変えながら、
人々に愛され続けてきたのです。

原点に返れる場所
2009.06.14 [Sun] 20:03

6月3日から10日までの1週間、
オウランカ国立公園内にあるオウル大学の研究所に泊り込んで、
魚類や水生昆虫、動物プランクトンの勉強をしてきました。
オウランカは、北極圏のラインのすぐ真下で、ロシアの国境にもとても近いところにあります。
オウルからは車で3時間ちょっとで着きます。



オウルでは、初夏のような天気が続いていたのですが、
やはり東の果ては想像どおり寒かったです。
晴れていたのは、初日と最後の日だけで、
あとはみぞれや雪が降っていました!
気温も日中でも2度とか…。
暖かい服装を準備しておいて大正解でした。



オウランカは、本当に美しいところでした。
古くて高い木々、ダイナミックに流れる川。
そういったものに触れていると、
私は自分の原点を見ることができます。



森って本当に不思議なところ。
他者との距離が一番短くなるのが、こんな自然の中だと思うのです。
ハイキングをしている見知らぬ人々とすれ違うたびに
あいさつを交わしました。
同じ人でも、都会だったら、こんなことはありえないなと思いながら…。

この1週間は、本当に「最高に」楽しかったです。
オウランカに着いた頃は、これと言って友達がいなかったのですが、
帰る頃には、みんなと仲良くなっていました。
「コミュニティ」の良さを感じた日々でした。
同じ大学の同じ学部の人たちとは言え、
年齢がバラバラで、いろんな人がいて、
それがすごく楽しかったです。
意気投合して、いっぱい笑い合いました。
5日目の夜には、先生対生徒でバレーボールをしたり。
先生たちも、本当に人間らしくて、親しみやすくて、最高でした。

まったく新しいグループの中で、
私が久しぶりにただの「Erika」になることができたのが、
本当に新鮮でした。
「先生」でも、「記者」でも、何でもなく、
プレッシャーも、期待も、何もない空間に身を置いて、
原点のErikaという人間になれたのが、
すごく心地よかったのです。
もちろん、「先生」であることができるのもとてもありがたいことですが、
たまにはそうではない自分に返る必要があるんだなと感じました。



大喜びで、小舟をこぐ私。
サンプル採集のために、湖の真ん中まで行ったりもしました。
もちろん勉強の方もはかどりました!
本の写真や絵を見るよりも、
実物を見た方がずっと印象に残りますしね。
オウランカに生息する魚類や水生昆虫、動物プランクトンは、
学名で言えるようになりました。
帰る時は、終わるのが寂しいくらいでしたが、
本当に実りの多い野外実習コースでした。

森のかけら
2009.06.12 [Fri] 19:05

5月の最後の1週間は、生物の野外コースで、
バードウォッチング&野鳥調査をしてきました。
オウルの郊外に集まったり、バスでLiminkaやYlikiiminkiの方まで足を運んだり。
毎日朝から1日中調査をするのは、なかなかハードでしたが、
毎日生まれて初めて目にするものに出合うことができ、
大収穫の1週間でした。



フィンランドで初めて蛇を見ました。
Kyy(Vipera berus)というこの蛇は、日本語でヨーロッパクサリヘビ。
毒があるそうですが、
見つかった途端、みんなで囲んで写真撮影です。



蛇がいたところとは遠いところに、イソシギの巣を発見!
卵が4つありました。



高い木の上にオオタカ(Accipiter gentilis)の巣がありました。
オオタカの姿は見えませんでしたが、毎年ここに巣を作っているそうです。

先生がクマゲラ(Dryocopus martius)が以前巣を作っていた場所を知ってるというので、
行ってみることにしました。
クマゲラは、日本では国の天然記念物に指定されていますが、
フィンランドではそれほど珍しくないようです。
生態が脅かされていないこの地で、クマゲラを見るのは夢でした。
「今年もその巣穴を使っているかどうかはわからないし、
使っていたとしても本人(クマゲラ)がいるかどうか…」と先生は言っていましたが、
巣穴のある木の下に集まって間もなく、
キュルキュルキュルという声と共にクマゲラが姿を現しました。



写真の真ん中に小さくシルエットが写りました。感動的でした!
巣は今年も使っているようなので、邪魔をしないように、その場を去りました。

勉強だとは思えないくらい(笑)ゆったりとした毎日でした。
担当の先生もまた、とってもユニークな人。
鳥の声を聴くために立ちどまってまた先に進もうと歩き出した途端、
「ちょっと待って。靴の中から『森のかけら』を取り出さなければ…」
と言って、先生が靴を脱いで逆さにすると、小枝がポロリ。

調査を終えて、迎えのバスが来るまでだいぶ時間があったので、
野原に寝転がってお昼寝しました(笑)。



先生もぐっすりだったので(笑)、
私も熟睡しました。
外でお昼寝は初めてだったかもしれません。
心身共にとってもリフレッシュできた、楽しい1週間でした!

お母さんの勲章
2009.05.10 [Sun] 13:16

今日は、フィンランドでも母の日でした。
(父の日は11月)
母の日は、フィンランドでは1918年から祝われるようになり、
とても長い歴史を持つ記念日です。
今日も、オウルのあちこちで、フィンランドの国旗がはためいていました。

母の日には、毎年大統領から最も活躍した「お母さん」に勲章が贈られます。
今年もフィンランド全国各地の37人の「お母さん」たちが、
勲章を受けとっている様子がニュースで放送されていました。

「みんなでお互いを思いやることが大切。お母さんは、子どもたちに自信をつけてあげることが重要ですが、
お母さんの自信も家族でつけてあげる必要があります」と、ハロネン大統領。

去年のリストを見ると、勲章をもらったお母さんたちの職業は
農家、歯科医、保育士、看護士、専業主婦など…
こういった人たちの活躍をどこから見つけ出すのだろうと、思いましたが、
お母さんたちの家族や友人が、
「この人が相応しい!」と、応募し、ハロネン大統領がその中から選ぶようです。

ニュースのキャスターが言っていた言葉も印象的でした。
「大統領からの勲章も良いですが、
やはりお母さんにとっては、子どもたちからの手づくりのお菓子や花束が一番のご褒美なのでしょう」

Jukka-Pekkaの印象的なひとこと
2009.04.25 [Sat] 15:37

4月も終わりになり、
大学の授業もほとんど終わりました。
今期とっていた動物機能生態学のコースでは、
2,3人のグループに分かれて、研究及び発表をしました。
私たちのグループのテーマは、オオタカの胸骨の左右相称を計ってその原因を考えること。
統計学が苦手な私には、難題でしたが、
一緒に取り組んだメンバーのおかげで、なんとかやり遂げることができました。

同じグループになった、Jukka−Pekkaは、
いつも男女かまわずたくさんの友達に囲まれている明るくて楽しい人。
でも、初めて話してみて、すごい人なんだなっていうことがわかりました。
いつも、半年で22ポイントの単位をやっと取ってきた私。
Jukka-Pekkaは、この春(後期)で、60ポイント近い単位が取れるそう。
私なんて、1年でもそんなに単位とらないのに!
何でそんなにいっぱい勉強するんだろう??とびっくりしていると、彼はこう言いました。

「僕は、自分でも困るくらい、いろんなことにすごく簡単に興味を持つ性格なんだ。
ちょっとでもおもしろそうなコースがあると、あれもこれもって取っちゃうんだよね。
その結果、こういう60ポイントなんてことに…笑
そりゃあ、もっと1つのコースにたくさん時間を割いて、
じっくり取り組んだ方がいいとも思うけど、
結局そんなにたくさんコースを取っても、自分は全部こなせるのがわかってるんだ。
だから、わざわざブレーキかけることもないかなって」

確かに、今興味があるのに、それを後回しにするのはもったいないかも。
子どもでも、大人でも、一番よく学べるチャンスっていうのは、
自分の中で知りたいという気持ちが一番つよい時。
それを逃す手はありません。
フィンランドの大学は、個人のペースで学べるところが本当にありがたいです。
Jukka-Pekkaも本当に結晶みたいな人でした。
ロヴァニエミに劣らず、オウルにもすごい人がいっぱいです。

青い靴
2009.04.14 [Tue] 22:38

青い靴を買いました。
「Haglo"fs」は、フィンランドでも人気な、アウトドア系のスウェーデンのブランドです。
アウトレットショップで、またもや破格でこの靴をゲットしました。
雪解け水で、ところにより歩道が湖のようになっているこの時期、
ゴアテックスの靴は重宝します。



青は、保育園の頃から私の大好きな色。
「青は男の子の色だから、赤かピンクで塗りなさい」と保育園の先生に言われたこともありましたが…。
そして、憧れのフィンランドが「青い国」だと知った時は、
つよい運命を感じずにはいられませんでした。
これからも自分にまっすぐに、
青く生きていきたいです。

ヘアサロンのラウラ
2009.03.19 [Thu] 14:19

きのう、ヘアサロンに行って、髪の毛を染めてきました。
LS-styleというサロンが行きつけです。
今までは、なるべく日本で美容院に行こうと我慢してたり、
無残になってきたら自分で染めたりしてたのですが、
ようやく信頼できる美容師さんに出会うことができました。
やっぱり日本人とフィンランド人の髪質って全然違うので、
失敗談も時々聞きますし、
初めてのサロンに行く時は、なかなか勇気がいります…。

今回も私の担当をしてくれたラウラは、カラーがとっても上手です。
黒く伸びてきた生え際だけ染めてもらったのですが、
アッシュ系って難しい色だと思うのに、ほかの部分と色の差が出ることなく、
きれーにカラーリングしてくれました。
日本だとそれが当たり前ですが、
こういう太くて真っ黒な髪をあまり扱ったことがないこちらの人がやるのって
至難の業だと思うのです。
「でも、こういうのって、チャレンジのしがいがあるわ!
ちょっと難しいくらいの方が、やってみようっていう気が燃えるわね」とラウラ。

ラウラは、職業高校で美容師の勉強をして、卒業後すぐに就職したそう。
若くして、プロの手さばきを見せる彼女は、本当にかっこいいです。

「飛び込むんじゃないよ!!」
2009.03.06 [Fri] 01:42

科学を専攻しているオッシは、とてもオープンな人。
このブログにもコメントをくださるしおりさんがオウルに着た時に、
私も初めてオッシに会いました。
日本に興味があって、初対面でも話が盛り上がったとは言え、
会ったその日に家にご招待してくれましたので、
なんて無防備な人……という印象でした。
その後も、興味深そうな人がいると、
何の躊躇もせずに話しかけるオッシ。
この間は、インド人の男性とカフェでお話していました。
その積極性、私も脱帽です。
「科学の学部の友達は、わりといつも同じメンバーで行動しているんだけど、
それでなくてもいつも授業で一緒なのに、ランチまで一緒にする必要はないなと思って。
だから、僕はランチの時は誰かおもしろそうな人いないかなって見わたして、
学部の友達とは別のテーブルに行って食べてるんだ。
もったいないじゃない。すごい出会いが、ころがってるかもしれないのに」
う〜む、これじゃあ簡単に変人だと思われそうな……。
でも、科学のお友達は、そんなオッシをオッシらしいと考えて、
しっかりと受けいれていて、とても慕われているように見えました。

そんなオッシはある夜、友達とのパーティーの帰り道、
橋のところで立ちどまって物思いにふけていました。
月夜だったし、一部凍りついている冷たい川もきれいで、
立ったままいろんなことを考えていたそう。
すると、しばらくして上の方からこんな声が。
「とびこむんじゃないよ!!」
「……え?!」オッシが振り返ると、
後ろのアパートの上の階のベランダに、
こっちを見ている女の人。
「とびこむつもりはないよ〜」とオッシは答えましたが、
それでも何度もちらちらと心配そうに見ていたとか。
去り際に手を振ると、
向こうも振り替えしてくれたそうです。
「ただの通りすがりなのに、
赤の他人のことを、本気で気にかけてくれる人がいるんだなぁ」と、
オッシはとても嬉しい気持ちになったそうです。

「とびこむんじゃないよ!!」
その一声があったら
守られた命は、一体いくつあるのでしょうか……。
P R
2009年07月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
エリカ
夏休み、最終日。 (2010年10月30日)
Lilly
夏休み、最終日。 (2010年10月05日)
みゃお
夏休み、最終日。 (2010年09月30日)
ゆきこ
夏休み、最終日。 (2010年09月22日)
m@s@
夏休み、最終日。 (2010年09月18日)
salt
夏休み、最終日。 (2010年09月16日)
KELLY
夏休み、最終日。 (2010年08月29日)
Shiori
夏休み、最終日。 (2010年08月24日)
QRコード