更新!

December 25 [Sat], 2010, 1:08
サイトに冬コミ新刊「手からこぼれる砂」のサイドストーリーというか、
後日談と言うか
ただのエロ文アップしますた

よかったら見に来てくださいねん


これまたおひさしぶりです

December 13 [Mon], 2010, 23:08
広告でちゃってましたね
すみませんこんばんわw

おかげさまで新刊の入稿が無事終了しました
ああ、よかった…

それで、先着50名様に「故国の景色はもう見えない」を無料配布しちゃいまーす!
ぜひぜひおこしくださいませ!

新刊ですが、イギのエロ度アップを目標に(笑
エロシーンアップを目標に(苦笑
萌萌なエロ満載を目標に(薄笑

ちょっとシリアスをかいてみました
お手にとってのぞいていただけたら幸いです

表紙はですね…
またもやMIPAに描いてもらいました
中学校1年生にR18の本の表紙描かせてどうすんでしょうねー
「キクデレラ」のカットを考えるとすごい成長率ですねー
これからもはりきってw肌色書いてください
カラーと加工はとうやくんにお願いしました
さすがだね!ありがとうよw


番外編の短編を近いうちアップしますね〜
こんな感じです

お久しぶりです

November 05 [Fri], 2010, 23:29
ほんっとうにお久しぶりです

あれから転職したりイベント主催したりとあわただしくしておりましたーw
これからサイトも色々更新していきます
いやあ、色々すみませんです

さて、このブログも連載するにはちょっと不都合が生じているので、連載はこのままやめようと思います
未完だったmaternity!maternity!はサイトに更新していますので、もしよろしかったらそちらに指をお運びくださいませ

これからちょこちょこサイトを更新して…
更新報告をブログに載せて行こうと思います

それから冬コミですが…



受かってましたwwww

ああうれしい

しかもなんかとても分不相応なお席で…

水曜日 東地区 ネ 24a


嬉しいので既刊本を1種類


無料配布

しーちゃおっかなー

なんて考えてます

どれにしようかな…

maternity!maternity!(5)

May 02 [Sun], 2010, 1:27
(こちらはみっひーが腐女子モード全開でお送りする連載用ブログです。間違えてこられた方、BLに理解が無い方、意味のわからない方、18歳未満の方はご覧にならないでください。すべて自己責任でお願いいたします。過去の連載や他の文についてはサイトに掲載しています)

(気がついたら1カ月が経過してしまいました!すみません)





「これ見る?コピーだけど良く映っているだろう?エコーの写真。パスケースに入れらされて持ち歩いてんだけどさ」
 フランシスは胸ポケットから上質な赤茶色の皮のケースを取り出し、片手でスっと開いた。
「産婦人科で撮ったアーサーの腹のエコー」
 菊がためらいがちにそれを受け取った。
「これは…」
「そう、腹の子ども」
 そこにははっきりと人型が映っていた。はっきりと…
「ちょっと俺にも見せるんだぞ…え?…これって…」
「だな…」
 人型はしっかり全身が映っている。しっかり8頭身なのがみてとれた。
「完成体…っていうか、大きさは指ほどでも大人の体型じゃないか…じゃあ…」
「妖精さんが、映りこんでまで協力したくなるほど、アーサーは子どもを産むことを望んだんだろうな…」
「なんでこんなこと…」
「さあな…」
 フランシスはケースを受け取り再び胸ポケットに入れた。
「だからいいんだよ。あいつがそこまで望んでいる事なら、俺はとことん付き合うって決めたんだ。今までが今までだったからな。俺達。こうでもしなくちゃあいつは俺に甘えることすらできない。実際苦しんでいるし、それに…いや、なんでもない。じゃ、そろそろアーサーの所にもどるよ」
 スッと立ちあがって菊の肩を叩く。
「俺は…そんなのはよくないと思うんだぞ」
「アル?」
「そんなのアーサーじゃないんだぞ」
 フランシスはクスリと笑い、研究室のドアを開けた。

「ん…フランシス?」
「そろそろ起きろ…大丈夫か?気持ち悪くないか?」
「ちょっとお腹がすきすぎて気持ちが悪い…」
「ホットレモネードを作ってきた。まずこれ飲め」
 アーサーの体を起こすと口元にマグカップを持ってきた。ちょうど良い温度のレモネードは体に沁みるようだ。
「明日は朝から会議だ。しっかり食べてゆっくり寝なきゃな。晩御飯は何が食べたい?食べに行けるか?それとも買ってくるか?」
「…ここで食べる。ローストビーフが食べたい」
「ウィ、買ってくるよ」
「端っこが食べたい!」
「わかった。ちゃんと起きて、温かい恰好してな」
 フランシスはとろけるような顔をしてアーサーの頬にキスした。

(あああああ、終わらなかったぁ…てか短い!!次回は11日深夜の予定です)

本日は…

April 11 [Sun], 2010, 18:10
連載するつもりだったのですが、プライベートの多忙さとモチベーションの急激なる低下につき、今日もお休みします
本当にごめんなさいです(ペコリ)

次回は21日の予定ですが、その前に続きをかけたら書きたいとおもっています

どうぞよろしくお願いします

みっひー

きょうはおやすみ

April 01 [Thu], 2010, 23:43
ごめんなさい
年度始めで多忙につき
一回お休みです

次回は4月11日深夜の予定ですw

maternity!maternity!(4)

March 22 [Mon], 2010, 23:56
(こちらはみっひーが腐女子モード全開でお送りする連載用ブログです。間違えてこられた方、BLに理解が無い方、意味のわからない方、18歳未満の方はご覧にならないでください。すべて自己責任でお願いいたします。過去の連載や他の文についてはサイトに掲載しています)





 数か月が過ぎた。永遠に続くかと思われた悪阻も治まり、アーサーは会議に出席すると言いだした。国内に特別な異状は見られない。体形もまだ変わった様子もないので普通にスーツででかけた。飛行機に乗るのは危ないとフランシスがなんども止めたが言うことを聞かない。
「アーサーさん!」
 アルフレッドのところに到着すると菊が空港で出迎えてくれた。今回の会議はアルフレッドのところで行われる。日程にも余裕を持って、フランシスが同行しやってきた。
「菊!久しぶりだな」
「体調はいかがですか?」
「ああ、だいぶいい」
「まずはホテルへ…少し休んでください」
「アルは?」
「あー…後からアーサーさんのお顔を見に来ると…仕事で…」
「そうか」
 アーサーが機嫌よく頷くと菊はホテルへと案内し、疲れただろうからと休ませた。
「ひと眠りするといいですよ。疲れるとまた悪阻がぶり返しましからね」
 菊はそう言ってアーサーをベッドまで誘導し、ブランケットの上からトントンまでしてアーサーを寝かしつけた。いつも眠いと言っているアーサーだ。すぐに目を閉じる。
「さて、フランシスさん。こちらへ…」
 アーサーの寝息が聞こえると菊はフランシスの手を取り部屋の外へと連れ出した。
「なんだい?菊。俺もアーサーと一緒に休みたいんだけ…」
 キっと菊に睨まれ言葉を飲み込む。フランシスは言われるままに菊についていくと、到着したのは誰でも知っている有名な大学の一室で、中にはアルフレッドも待っていた。
「やあ、フランシス…待っていたよ」
「なんだ、アルフレッド。俺をこんなところに呼び出して…」
「アーサーのことで話があるんだ。いや少々気になってね。俺達でアーサーの妊娠について調べてみたんだ」
「ほお」
「まずは座ってください。フランシスさん」
 菊に椅子を勧められ、腰を下ろす。アルフレッドはパソコン画面をフランシスにむけた。
「これが意味することがわかるかい?」
「ああ?」
 画面に顔を近づけて眺めてみたが、普通の地表図にしかみえない。
「わかんねえよ。こんな線見せられたってさ」
「ですよね…普通の地表図です」
 菊がコーヒーを淹れて持ってきてくれた。
「んで?」
「まったく変わり映えのしない、アーサーさんの家です。まったく変わっていません」
「だからぁ…何なんだよ」
「んもう、わかんないかなーフランシスは…変わってないんだよ。何一つ。地形も人も、政策も!経済も!アーサーはさ」
「……」
 フランシスは画面を睨みつけた。
「何が…言いたいんだ…」
「だからね、妊娠してないんだよ。あり得ないんだってば。俺たちにそんな…」
「誰も調べてくれなんて言ってねぇだろう!」
 フランシスはドンと机を叩いた。コーヒーが入っていたカップがユラユラと動き、どうにか零れずに止まった。
「…フランシスさん…知っていらしたんですか?」
「…子どもはいるんだよ…いるんだ。妊娠期間が300年ぐらい続くかもしれないけど…ひょっとしたら1000年ぐらいいっちゃうかもしれねえけど…でも…いるんだよ…あいつが、アーサーが望むなら本当に妊娠だってするんだよ。ほあたって……天使になれる奴なんだぜ。妊娠ぐらい…」
 アルフレッドは天井を向いて息を吐きだした。菊はフランシスの肩に手を置き、フランシスの顔を覗き込む。
「アーサーさんが望んでいらしたんですか?」
「……」
「なんで…そんなことを…」
「羨ましかったんだと思う…きっと…」
 どれぐらいの命が繋がれていくのを見送っただろう。この手で、命の温かさに触れたかった気持ち。
 そして素直じゃない、アーサーらしい自分に対する甘え方。
「じゃあ数百年の間、ずっとこうして過ごすのかい?それはいいことなのかい?チヤホヤして甘やかして、なだめて気を遣って…それでいいのかい?」
 フランシスはニヤリと笑った。

(次回は4月1日深夜の予定です)

maternity!maternity!(3)

March 12 [Fri], 2010, 23:27
(こちらはみっひーが腐女子モード全開でお送りする連載用ブログです。間違えてこられた方、BLに理解が無い方、意味のわからない方、18歳未満の方はご覧にならないでください。すべて自己責任でお願いいたします。過去の連載や他の文についてはサイトに掲載しています)





 アルフレッドはパソコン画面に見入っている菊の横に立ち、同じ画面を眺めた。
「何かわかったかい?菊」
「いえ」
 菊はふうと息を吐いて椅子の背もたれに寄りかかる。アルフレッドはそっと菊の肩を揉んだ。
「アーサーさんが…つまり私たちのようなものが妊娠するということは、どういうことなんでしょうね。可能性としてドーヴァー海峡の真ん中にでも島が浮かぶのかとも思ったんですがその可能性もないみたいです」
「地殻変動?」
「ええ、地震が起こり、津波が来て、国土の形も変わり…気が付いたらアーサーさんの家でもない、フランシスさんの家でもない、島がひょこんとドーヴァーに浮いてた…とか、実際最悪のことも想定して調べてみたんですが…」
「菊はネガティブだからなぁ。悪く考えるのはお家芸かい?」
「わざと悪いように考えて、何かあった時あまり傷つかないようにしておくという行為と、今のこれは違いますよ」
 菊は笑ってアルフレッドの手に自分の手を重ねた。さりげなくマッサージの手を止めさせたのだ。痛いばかりで気持ちよくない。
「フランシスさんの子なんでしょうか…」
「…それ以外に誰がいるって言うんだい。あの二人は付き合っているんだぞ」
「それは…人間の場合ですよね。私たち国に両親はありますか?国としていつのまにか生まれてきていて…つまりは、アーサーさん一人の子だっていうことも考えられます」
「だったとしたらフランシスは可愛そうなんだぞ。アーサーのわがままを全部叶えてる。そう、笑えるぐらい」
 菊はフフっと笑ってマウスに手を伸ばした。
「ちょっとだけ…うらやましいですね…さてと、アルフレッドさん見てください。これがドーヴァー海峡の海底地表です…」
 菊はアルフレッドに画面を見せながらパソコンを操作し始めた。

「なぁ、どっちに似てるかなぁ…」
 ベッドの中、後ろからアーサーを抱きしめ、耳元で話す。その手はそっとアーサーの腹を撫でた。まだ全然わからない。
「さあな」
「んー女の子かなぁ…男の子だったらあいつ、シーランドに似てんのかな」
「…」
「俺に似たらさぁ…うーん、ちょっと綺麗系?女の子だったらレースとかたっくさんつけた服着せたいなぁ…なんかワクワクしてきた」
「…」
「なあアーサー、寝てないんだろ?ちょっとは話そうぜ。それとも具合悪いか?」
「いや…今は大丈夫…」
 アーサーはフランシスの腕をギュっと抱きしめる。フランシスは小さな声でヨシヨシと言った。
「俺さ…俺…ちゃんと子育てできんのかな…」
「アーサー」
「だって俺…」
 脳裏に浮かんでいるのはアルフレッドのことなのかもしれない。フランシスにはアーサーがどれだけアルフレッドに愛情をかけてきたのか…そして彼が独立したときにどれほど落ち込んだかを見てきている。
「うーん…あのさ…子どもを育てられるぐらい大人になった時、子どもが授かるんだって聞いたことがある」
「え?」
「そして子どもはどの親のところに生まれてくるか、自分で選んでくるんだとさ。お前がもし、俺が今思っている時代の事を考えて落ち込んでいるならな…あのときよりお前は大人になったし、何より今回は俺もいるから。フランシスパパとアーサーママのところに生まれてきたいって思ってくれた子を、子育てが出来るぐらい大人な俺たちが一生懸命育てたらいいんだよ」
 アーサーはフランシスの腕をギウと握った。そして大きく息を吐きだした。
「髪…髪だけならお前に似てもいい。あと目も」
「目はお前の方がいいだろう?グリーンアイのクリックリ」
「性格は…菊に似てればいい」
「なんでそこで菊の名前が出て来るかな」
「俺にもお前にも似てほしくないんだよ」
「女の子ならセーシェルの妹みたいになればいいなぁ」
「あ、なんかわかる」
「でもレースだらけのドレスを着せたい」
「でもミニスカニーハイは捨てられない」
「同感」
 フランシスはアーサーのこめかみにチュっと唇を落とした。
「さて、寝ますか」
 手を伸ばし、ベッドサイドの明かりを消した。アーサーは口元がほころんだまま目を閉じた。

(次回は3月22日深夜の予定です)

また不適切とな…

March 03 [Wed], 2010, 8:16
昨夜23時ごろアップしたんですが、
また不適切な表現があると言うことで表示されていませんでした
再度アップさせていただきましたが…
どこらへん?

記事もすぐ滑って、ワードで打ったものをコピペしないと書けない状態です
ヤプログさんどうしたんでしょ

とりあえず連載用ブログだけお引っ越し予定ですすみません

maternity!maternity!(2)

March 02 [Tue], 2010, 22:32
(こちらはみっひーが腐女子モード全開でお送りする連載用ブログです。間違えてこられた方、BLに理解が無い方、意味のわからない方、18歳未満の方はご覧にならないでください。すべて自己責任でお願いいたします。過去の連載や他の文についてはサイトに掲載しています)








 それからアーサーはしばらく自宅に籠ることになった。表向きは体調不良…実際悪阻の症状がひどく、日常生活がままならない状態であった。
 フランシスは半信半疑ながらもアーサーの家に通い詰め、せっせと世話を焼いていた。持って来れる仕事は持ち帰りアーサーの家でするようにし、少しでもアーサーの傍に居た。しかし…
「ただいま、アーサー?」
「んー」
 この日も職場からまっすぐアーサーの家に向かった。部屋に入るとソファーに横になっていてアーサーは寝ていたようだ。
「用意してった昼飯食べたか?」
「たべた…」
 ホッと息を吐いてアーサーの傍らに座り、頭を撫でる。
「アーサー…フグ!」
「テメー!俺を殺す気か!!う…おえ…」
「は?え?」
 いきなり顔面を殴られ、手で押さえる。アーサーはそのまま走ってバスルームに消えた。
「アーサー?」
 えづきが治まらないアーサーの背を撫でようとして、今度は便器に顔を突っ込んだアーサーの足がフランシスに向かってきた。
「なんなんだよ!」
「こっちのセリフだばかぁ!近づくなぁ」
「え?」
「香水なんか…香水なんか…おえ…しかも…お前…タバコ吸ったろ…臭いが…おえ…」
「え?このバラの香り…お前好きだったじゃん。タバコだってもう2時間ぐらい前で…」
「臭うんだよ!その臭いかいだら…おえ…」
「警察犬ですか…わかった…シャワー浴びる。どうする?お前も入る?」
「ぎもぢわるぐではいりだぐない…」
「でも頭とか洗えないだろ?」
「お前となんがはいりだぐない…」
「…わかった…」
 アーサーがソファーに戻ったのを確認してフランシスはシャワーを浴びた。
「ホラ、もういいだろ?んで?今日は何が食べたい?」
「…マンゴーシェイクが飲みたい…」
「なんですと?」
「マンゴーシェイク!」
 昨夜はカレーが食べたいと言ったので作ってやると、ものすごいスピードで3人分食べ、一気にリバースしていた。でもまあ、カレーなら分かるがマンゴーシェイクとは主食ですらない。
「他に、飯は?」
「マンゴーシェイク!マンゴーシェイク!!」
「あのな…」
 少し復活したのか、アーサーはソファをバンバン叩いて要求している。
「いい加減にしてくれよ。買いに行けってか?わがまま言うなよ」
「俺はマンゴーシェイクが飲みたいんだ!!今飲みたいんだ!絶対飲みたいんだばかぁ!」
 目には涙すら浮かべている。
「お前なんて…お前なんて俺の苦しみが分かんないんだ…なんだよ、後ろなら大丈夫とか、男だし…とか人じゃないからぁとか言ってガンガン中 出ししたのお前じゃないか。なんで俺だけこんな苦しまなきゃいけないんだよ。お前が何回も中 出しするから、出来ちゃって俺が苦しんでいるんだろ!マンゴーシェイクぐらい買ってきてくれてもいいだろ!マンゴーシェイク!マンゴーシェイク!」
 とうとうボロボロと涙をこぼしてアーサーは言いきった。そうなるとフランシスも何も言えなくなる。
「わかった…行ってくる。待ってろ」
 頭をポンポンと叩き、フランシスは家を出た。シトシトと冷たい雨が降っていたので、フランシスはプルリと身震いして傘をさした。

「んで?マンゴーシェイク?あるわけないだろートゥルー!」
 ファーストフードを何件か回ったが、あるのはバニラとチョコとストロベリーだけ。マンゴーはない。仕方なくてシェイクの本場であるアフルレッドに電話で問い合わせる。
「マンゴーシェイクは菊んとこの夏の期間限定物なんだぞ。今は冬だぞ。あるわけがない」
「んじゃどうすればいいんだ」
「決まっているよ、夏まで待てばいいんだぞ」
「待てねえよ。アーサーは待てねえよ。今すぐ飲まないと口から火を吹く」
「吹かせておけばいいんだぞ。まったく…いくら妊夫だからって甘やかしすぎなんじゃないのかい?」
 甘やかしているのではなく、こっちが脅かされてるのだ。しかし今のアーサーは本当に辛そうで、その責任の半分は自分にあるのかと思うと、やはり希望はかなえてやりたい。
「マンゴーを自分でつぶして作るしかないんだぞ!じゃあね」
「それだ!」
 フランシスは電話を切ると急いで百貨店に走り、マンゴーを買ってバニラシェイクを買った。
 家に戻るとキッチンに直行してミキサーを取りだし、マンゴーの皮をむく。完熟のマンゴーがドロドロになったところでバニラシェイクを混ぜる。練乳を少し混ぜて味を調えた。
「ん、うまい」
 淡い黄色をトロトロとグラスに注ぎ、ストローを差す。
 アーサーはベッドで寝ているようだ。
「アーサー?」
「ん…」
 寝室のドアを開けると眠そうな声でアーサーが応える。
「ほら、マンゴーシェイクだよ。お兄さんがぁ、張り切って作ったからんまいよ」
「いらない…」
「はい?」
「もういらない…もう飲みたくない」
「坊っちゃん今何ておっしゃいました」
「お前飲んでいいよ…俺吐きつかれたから少し寝る。じゃあな」
 スースーというアーサーの寝息が耳に入る。
「妊プには誰もかなわないって本当だ…」
 フランシスはちょっぴり泣きたくなった。

(フランシス可愛そう…でもこれってよくあるんだよねぇ…次回は12日深夜の予定です)
 
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