血管イキイキ 健診徹底活用法「あなたの血管を知ろう」

January 02 [Thu], 2014, 12:43
血管が傷むと脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすことがある。毎年受ける健診の結果を読み解いて危険因子を取り除けば、病気を未然に防ぐことが可能。自分自身の血管を知る。

1.血管の健康を保つために
日本人の主な死亡原因である脳血管疾患や、心筋梗塞などの虚血性心疾患は、血管の障害が進むことで起こります。これらは生活習慣を改善することで予防につながりますが、そのために重要な役割を果たすのが、健診結果です。
虚血性心疾患を起こした人たちの、発症前10年間の血糖値と血圧のデータを見ると、どちらも診断基準を超えてはいませんでしたが、特定健診の基準値よりはわずかに高くなっています。特定健診は、まだ病気を発症していない人でも、早くから生活習慣を改善することで将来的な病気を予防することが目的となっています。血管の障害によって起こる病気を予防するには、健診結果を活用して、血管を傷つける危険因子を把握することが重要です。

2.健診結果からわかること
血管の障害は、長い経過をたどって少しずつ進行していきます。血管の内腔(ないくう)が狭くなる動脈硬化が進行すると、脳梗塞などの脳血管疾患や心筋梗塞などの虚血性心疾患を起こしやすい状態になります。血管の状態の変化は、健診の結果から、4つの段階に分けて把握することができます。
まず「血管の障害が潜在的に始まる」段階では、身長・体重・BMI(肥満の有無や程度)、腹囲(内臓脂肪の蓄積度合い)、肝機能の数値などに表れてきます。次の「血管が傷つき始める」段階では、血中脂質、血糖値、血圧が関わってきます。これらに異常があると、血管が傷つき始めているといえます。さらに「血管が変化する」段階では、すでに動脈硬化が進行しており、尿たんぱく、眼底検査、心電図などに異常が現れてきます。これらの異常をほうっておくと、脳卒中、心筋梗塞、腎不全などの健康障害につながる危険性が高まります。
(* γーGTはγ−GTPのこと)

3.血管を傷つけないために
特定健診の基準値を外れた検査項目があっても、”まだ大丈夫だろう”などと考えがちです。しかし、それをほうっておくと、基準値を外れる項目が増えていきます。複数の項目が基準値を外れるようになると、血管の障害が進行します。わずかでも基準値を外れている項目があれば、生活習慣を見直すサインです。生活習慣の改善で、動脈硬化の進行を防ぐことができます。
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