10月頭より施行となった、いわゆる違法ダウンロード刑事罰化ネッ

March 24 [Sun], 2013, 17:07
10月頭より施行となった、いわゆる違法ダウンロード刑事罰化ネットユーザーからは大きな反発とおびえの声が上がっているが、そもそも誰のどのような目的によって、この改正著作権法は成立したのか? そして、下降線をたどる音楽産業は今後どうなってしまうのか?

 10月1日、いわゆる違法ダウンロード刑事罰化が施行された正確には、改正著作権法119条3項の「私的違法ダウンロードの罰則化」のことだが、違法にアップロードされた音楽・映像をそうと知りながらダウンロードをした者に対して、2年以下の懲役または200万円以下の罰金、あるいはその双方が科されることになった9月10日には「STOP!違法ダウンロード広報委員会」が設立されたが、メジャー・レーベルを取りまとめる日本レコード協会をはじめ、音楽・芸能事務所が加盟する日本音楽事業者協会、作品の使用許諾や使用料の分配などを通して著作権を管理するJASRAC(日本音楽著作権協会)……と、構成団体のほとんどが音楽関係の権利者団体IFPI(国際レコード産業連盟)が「全世界でダウンロードされた音楽ファイルのうち、合法のものは5%のみ」と発表するように、世界的に違法ダウンロードは横行しているが、それこそが日本の音楽業界の低迷と著作権や著作隣接権の侵害を招いていると見なす彼らの意図が、刑事罰化の背景には透けて見えるだがネットユーザーからの反発は大きく、今年6月の法案可決時には国際的ハッカー集団のアノニマスが日本政府やレコード協会のサイトへサイバー攻撃を仕掛ける事件もそんな刑事罰化は結局、誰にとって得な話なのか? そして、低迷する日本の音楽産業に何をもたらすのか?まずは法案成立までの経緯を整理しよう

「違法にアップロードされた音楽・映像をダウンロードする行為が違法になった2010年施行のいわゆる『ダウンロード違法化』は、通常の著作権法改正と同様に文化庁内の文化審議会で合意を得てから内閣に通しましたただ、”刑事罰はナシ”という理由もあって文化審議会をギリギリ通過した法案であり、それを数年後に”刑事罰アリ”に改正するのが難しいと考えた一部権利者は、文化審議会を通さず、国会議員にロビー活動を行い、議員立法という形で秘密裏に今回の改正法を進めたこれによって多くのネットユーザーから批判が巻き起こりました」

 こう話すのは、著作権に詳しい骨董通り法律事務所の福井健策弁護士CDの売り上げが98年のピークから約3分の1に落ち込んだ現在、その埋め合わせをすると期待されていた着うたや着メロの売り上げは上げ止まり、iTunesも近年は横ばいだというそうした状況と違法ダウンロードの蔓延に対する危機感から、レコード協会は強硬手段に踏み切ったのだと思われるとはいえ刑事罰化の後、音楽産業が回復しなければ意味はないが……音楽ライターの磯部涼氏は、次のように分析する

「日本の音楽市場の売り上げは11年上半期、アメリカを抜き、全世界で1位になったしかし、依然減少傾向ですし、背景には日本が今も単価の高いCD大国であると同時に、他国と比べてネット配信が遅れていることがありますそんな国で違法ダウンロードへの締め付けを強めただけでは、業界の回復は望めません」「三宅本を推す」
実は著者のことは全く知らなかったが、ものづくり研究の大家である東京大学の藤本隆宏教授が帯に寄せた、このコメントに釣られて買ってしまったことは内緒だ自分の権威主義的な一面に辟易してしまうが、良い意味で期待を裏切られた一冊である

本書の主旨は明快だエレクトロニクス業界を中心に不振が続く日本の製造業が凋落したのは、技術神話を未だに信奉しているからである技術主導の議論をやめて、いかに問題を「開発」するかに目を向けなさいと説く技術開発まずありきではなく、生活を変えるような問題を設定する「問題開発」こそが企業経営では重要であり、それは「文化」を開発することになる現在の日本の大企業では、「問題開発」ではなく、コスト削減など「問題解決」の開発に主眼を置いてしまっており、それが今の不振につながっていると示唆する

確かに、日本でもかつては「問題開発」の精神は根付いていたのは明らかだろう
例えばウオシュレット大きな技術的なブレークスルーはないが「おしりを温かい水で洗う」という何とも気持ちのよい「問題開発」をしたからこそ生まれ、それが文化として根付いたことは明らかだろうもちろん、「問題開発」の次には温水器やポンプをつくるという技術開発の必要性はあるが、それは最大の命題ではない最高の温水器やポンプをつくる技術があり、それに磨きをかけたところでウオシュレットは決して生まれない独自技術などなくても皆があっと驚き生活を変えられる製品市場は生みだせるというわかりやすい例である

ただ、正直、この類の議論は珍しくないと思う読者も多いだろう米アップルの例を出して、声高にこうした議論を叫ぶエコノミストや評論家は少なくない文化云々という議論まで言及しなくても、技術主導のものづくり経営をやめるべきだという指摘も聞き飽きた感もある(とはいえ、こうした主張がいまだに当たり前のこととして受け入れられていないことが日本の危なさを物語っているのかもしれないが)

既視感のある議論に映るかもしれないが、本書の特筆すべきところは、上記のような主張だけでなく、それを裏付けるため、自分の足で多くの企業を回ったところと余談に溢れた軽妙な文章である

15年間で1000社前後の企業を自ら取材しており、小さいけど「問題開発」した中小企業や大学の製品事例が多数並ぶ飲み口が斜めに切られた介護用コップや競泳用途以外の運動用の水着などなど中でも脳性まひを患っている人向けの車椅子の開発話は興味深い

健常者でもひとつの椅子に長時間同じ姿勢で座っているとつらいが、障害を持つ方は体を自由に動かせない場合が多く、椅子に座ることは「磔の刑」に処せられているような苦痛を伴うというただ、こうした障害を持つ人のための椅子の従来の設計思想は使用者の身体変形を直接的に矯正するものが多かった「使用者の姿勢を正そうとする試みでは変形を防ぐ効果も少なく、体力的な負荷も大きいのでは」と疑問に思った大学の研究者や医療従事者が使用者が考えたのは、「椅子は何のためにあるか」当然ながら、楽に座るためであるそこで、使用者の体格や体の状況に応じて、車椅子に手作りで調整を続けた結果、ひとつの共通項が浮かび上がる全ての使用者の椅子が、健常者のような座面と背面の2面に加え、あばらの下を支える面が必要だったのだ
重要なのはなぜ、あばらの下にもう一面が必要なのかだが、研究を進めた結果、内臓器官を支える効果があるという結論に至った当然ながら、内臓があるのは健常者も同じで、あばらの下を支える面を設けた椅子は健常者向けのオフィスチェアとしても実用化されるに至った小手先ではなく、「椅子とはなにか楽に座るものだ楽に座れる椅子を開発しよう」という「問題開発」に挑むことで、車椅子だけでなく椅子そのものの本質的な欠陥を見つけることに成功したのだこれは身体変形をいかに矯正するかという障害者向け車椅子の「問題解決」の延長線上では決して生まれなかった視点であるのは明らかだし、健常者の椅子だけを見ていても決して得られなかった視点だろう 

足で稼いだ情報が多いからか、本書はなぜか話が脱線しまくるのだが、そこも何とも面白い織田信長の茶器、水泳帽の普及の歴史、ワイングラスの口はなぜすぼまったか、大戸屋はなぜ一階にないのかまで著者自ら余談だらけと語るように、寄り道の連続だだが、「おいおいまた余談かよ司馬遼太郎ではあるまいし」と思いつつも、読んでいるうちに寄り道を期待する自分がいる当然ながら「余談」が著者の主張をより強固にして、読後には著者の製品開発論の広がりを感じさせることにうまく成功している記し忘れていたが、本書の副題は「明日のための余談の多い経営学」である

経営書として読んでもよいし、おもしろい開発特集として読んでもよい私のように余談を楽しんでも良い取材した経営者の共通項を探り、問題開発のためには「知らない人と積極的につきあうべき」など自己啓発的な開発のヒントも豊富で実用書としてよめる人もいるかも現場視線の目線の低さから、高いところから偉そうなことを叫んでいる経営学の本にはない新鮮さと納得感がある9月10日には「STOP!違法ダウンロード広報委員会」が設立されたが、メジャー・レーベルを取りまとめる日本レコード協会をはじめ、音楽・芸能事務所が加盟する日本音楽事業者協会、作品の使用許諾や使用料の分配などを通して著作権を管理するJASRAC(日本音楽著作権協会)……と、構成団体のほとんどが音楽関係の権利者団体ルイヴィトン 新作 財布9月10日には「STOP!違法ダウンロード広報委員会」が設立されたが、メジャー・レーベルを取りまとめる日本レコード協会をはじめ、音楽・芸能事務所が加盟する日本音楽事業者協会、作品の使用許諾や使用料の分配などを通して著作権を管理するJASRAC(日本音楽著作権協会)……と、構成団体のほとんどが音楽関係の権利者団体激安ブランド通販9月10日には「STOP!違法ダウンロード広報委員会」が設立されたが、メジャー・レーベルを取りまとめる日本レコード協会をはじめ、音楽・芸能事務所が加盟する日本音楽事業者協会、作品の使用許諾や使用料の分配などを通して著作権を管理するJASRAC(日本音楽著作権協会)……と、構成団体のほとんどが音楽関係の権利者団体ヴィトン 新作
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