無料ブログの広告用スペース(常時冒頭に掲載→新規投稿分はこの次の記事から)

December 31 [Sun], 2017, 23:59
無料ブログサービスに付帯しプロバイダーにより自動表示される広告の画像リンクがこの部分に表示されるよう、当面の間、ここにこうして1記事分のスペースを開けておくことにする。(ときどき、自分の感性的にはびっくりするような画像が、花の写真の隣に出ることがあるので。

広告が表示されることをブログユーザーとしてコントロールできないものの、せめて表示される業界とか画像内容とかのある程度の選択権が事前にあればと思わぬでもない。

もっともそうなるとユーザー側の自己責任部分が出てしまうので、広告表示そのものに関わりたくない自分としては、それもちと困るかと。

無料使用を続けたいユーザーと、サービスを継続してくださるプロバイダーとの共存のための試行錯誤の試み。

(2015.6.13記: 個人的に悪趣味と思われる、過去に実際にこのブログサイトに自動表示されていた広告の画像の掲示は、却って自分自身の品位に関わると考え直して、一旦削除することにした。)

(2017年1月追記)どうやら表立った広告表示が一見現れなくなった代わりに、サイト内のリンクを不用意に左クリックすると広告(旅行関係?)のポップアップが出るような仕組みになったようだ。

自分はそのような変更や広告内容そのものには一切関与していない。ただ、自分が他所様のブログで同じような経験をしたら、なにか仕込まれる(仕込まれた)のではないかと不快・不安に思うだろう。

それゆえこの閑散ブログを訪れて下さった数少ない閲覧者の方々も、このブログサイト内でリンク先をクリックする際は
- 通常の「左クリック」ではなく、「右クリック」で「新しいタブ」ないし「新しいウィンドウ」を開く、を使っていただくほか、
- あらかじめお使いいただいているブラウザの機能設定で「ポップアップウィンドウをブロックする」云々といった設定をしていただいておくとより快適ではなかろうか、ということでここにメモをしておくことにする。

無論、前提としてウィルス対策ソフトを入れたPC等をお使いいただくことで安心感が裏付けされることだろう。PC本体やブラウザの事前設定との合わせ技で、ウィルスそのものでなくても、トラッキングのためのクッキーなどもブロックすることが出来るかもしれない。

無論そうした対応がなかったとき、このブログサイト上にプロバイダさん側が仕込んだ広告がどのような内容・性質や機能を持たされたものであるかについて、自分自身はいっさい関知しておらず、ゆえに当該広告窓が開くことに伴う責任はBlogmasterとしてはいっさい負いかねます。

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まさかこんなところに...

April 22 [Sat], 2017, 19:41




「夢の島」をヒントにだいぶ捜し歩いて、やっとたどり着いた。

土手上の緑地を挟んですぐ隣の東京ヘリポートの爆音が止むことがない。

最寄駅からどことなく木材の香りの漂う街を歩いて15分ほど。海を挟んで対岸には葛西臨海公園の観覧車が見え、京葉線の高架線路や運河を挟んで若洲海浜公園が目の前に。

駅側のあたりには「コサギ」(Little Egret / Egretta garzetta)やカモメの仲間(おそらく「ウミネコ」 - Black-tailed Gull / Larus crassirostris)が多く見られ、奥の方に進んで行くと、ぽつりと「イソシギ」(Common Sandpiper / Actitis hypoleucos)が居る。

あれれ、空振りかな、という考えが頭をよぎる。

しばらくして遠目に見慣れたような鳥の仲間が海上を群れ飛び、再び波打ち際に舞い降りる様子が見られ、歩いた先に「それ」が存在することを確信する。

中ほどまで進むと、第一陣として「チュウシャクシギ」(The Whimbrel / Numenius phaeopus)の少数のグループが目に入る。その先からは本陣と見え、群れのなかに一緒に居たのは「キョウジョシギ」(Ruddy Turnstone / Arenaria interpres)(2ペア+αで計4〜5羽)と「オバシギ」(Great Knot / Calidris tenuirostris)(多分、1ペア+αで計2〜3羽)だった。このほか、「オオソリハシシギ」(Bar-tailed Godwit / Limosa lapponica)と思しき嘴のまっすぐなものが1〜2羽混じっていた。

メインの「チュウシャクシギ」の数は、正確には判らないが20〜30羽くらいだろうか?視界の外になる岩の蔭や波打ち際にも居るうえに結構動き回っているので、数えにくい。

「チュウシャクシギ」とは昨年末の沖縄・豊崎干潟での出会い以来。物珍しいので「キョウジョシギ」と「ウバシギ」に注目して撮っていると、ある程度撮ったところで警戒音の「ピューイ」を合図に一斉に沖へ飛出し、暫くして少し遠くへ降りる、ということを何度か繰り返した。

「チュウシャクシギ」自体は、比較的気が強いのか、カメラを向け続けても比較的落ち着いていたようだった。というより、午後も遅くなって腹一杯で眠たかった、ということかもしれないが...

このほか、時折群れを成して何度かにわたって葛西方面からアヒルの仲間(スズガモ)が飛来し海上に舞い降りたほか、「コサギ」やカモメの居たあたりにはカワウ(多分)も何羽か見られたが数は多くない。海上には色合い的におそらく「カンムリカイツブリ」と思われる「浮遊物体」がプカプカと浮いていた。

最寄駅から徒歩圏であること、他にバーダーが皆無であること(散歩やジョギングの人がたまにいるくらい)から、トイレ完備の公園でもあり、春・晩夏の渡りの時期限定ではあろうけれども、至って居心地のいい場所だった。

折り畳みの椅子を持参するのがよいだろうと思われる。もっとも陽を遮るものがなく(ベンチだけでなく東屋がほしい)、「晩夏」のほうはコンクリートが灼けて暑そうだけれども...。この日は曇天で海風が寒いぐらいだったが、晴天の午後ならきっと順光で、同じ証拠写真にしても、もっと鮮明で美しい画像が得られた筈、ということでちょっと残念。

(4月第3週、PM15:00〜16:00頃 / 3rd week of April, 2017 @ Shin-kiba Greenway, Tokyo)

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春の独演会 / Singing prowess

April 20 [Thu], 2017, 22:25

夕陽のスポットライトを浴びて。はるか彼方の木の梢近くでさえずっていた。
「一筆啓上」云々という「聞きなし」がされる、というけれど、実際にそれを聴いてみると「?」という感じ。
一生懸命さえずっているのは、傍目でもよく分かるけれど、他の鳥に比べて声量がない。ただ、「♪ピチピチピチ」とか「♪キチキチキチ」とリズミカルに、あるいはロックな感じで、さえずる様子は、一度じっくり聞くと忘れない。
(ホオジロ@北本自然公園、4月第1週、PM17:30頃 / Meadow Bunting - Emberiza cioides ssp. ciopsis, 1st week of April, 2017@ Kitamoto Nature Observation Park, Saitama Pref.)


これまで藪の中でガサゴソやっているのは何度もみていたが、上の「ホオジロ」に比べたら比較にならないほどの声量で、形容し難くさえずっていた。図体もでかいので相応か。
もっとも、よく言われる「やかましい」という非難は当たらないと思う。もともとそれを鑑賞するために飼われた鳥だったのだから。
(ガビチョウ@北本自然公園、4月第1週、PM16:45頃 / Chinese Hwamei - Garrulax canorus, 1st week of April, 2017@ Kitamoto Nature Observation Park, Saitama Pref.)


これは番外。出掛ける際に、近所の高木のてっぺんで賑やかにさえずっている鳥がいた。
逆光だったので確認してみると「メジロ」だった。桜の花に来ている様子はこれまで何度も見ていたけれども、さえずっているところを見たのはこのときが初めて。ちいさな身体に似合わず、声量は大きい。
(メジロ@都内・棲まい近く、3月最終週、AM08:00頃 / Japanese White-eye - Zosterops japonicus ssp. japonicus, Final week of March, 2017@ Tokyo, near my place)

(4/22追記)





花のすっかり終わった桜の樹の上から、独特の調子のしっかりした声量のさえずりが聴こえた。
きっと目下、関東地方に続々飛来中の夏鳥に違いない、と大いにワクワクしながら探したがなかなか見つからない。
漸く探し当て、逆光のなかホワイトバランスをプラスに振ったところ姿を現したのは、なんと今季見慣れた冬鳥のひとつ、「アオジ」だった。
これまで地表近くの藪の中から聞こえる地鳴きの「チッ」しか知らなかった。よもや樹上でこれほどまでにさえずるとは...ものの本によると、「声量が無い」とのことだったが、上述の「ホオジロ」よりは余程しっかりした声だった。
(「アオジ」@夢の島公園にて、4月第3週、PM14:00頃 / Black-faced Bunting (Emberiza spodocephala ssp. personata), 3rd week of April, 2017 @ Yumenoshima Park, Tokyo)

最近は技術が進んで、それぞれの鳥の鳴き声を音声ファイルにしてそのQRコードを図鑑の付録にしたり、まさに「鳴き声CD」で売っていたりする。まあ、今のところ、自分的には謎解き的な部分も含め野外で実際にその鳥を観察して覚える方が楽しいのではなかろうか、と思っている。

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心の故郷

April 16 [Sun], 2017, 23:51

この日は、最寄駅からほど近い郊外の公園からスタート。公園前の桜並木は、ほぼ満開か。


公園に入るが、名称に「○○の森」と入るのは文字通り名ばかりで、広々した草地ないし芝生に、まばらに樹々が植えられている感じ。


強いて云えば、入って左手のあたり、住宅地のすぐ隣あたりが幾分「木立」という感じか。


風の強い日だった。こういうときに決まって出会うのが「アトリ」(The Brambling / Fringilla montifringilla)。 PM12:45〜13:00頃。

人が通りかかると樹上に舞い上がり、暫くすると地面に戻って採餌する。この時点で、♂は夏羽に衣替えで、黒坊主の姿だった。

変わったところでは、お隣が飛行場ということで、時折、爆音を立てながらこういう「飛びもの」が現れる。



永井真人著「東京近郊野鳥撮影地ガイド」(山と渓谷社2013)のp.32-33にこの公園が「撮影地」として挙げられているが、曰く「ヒバリ、コチドリ、ホオジロがいるが、飛行場内(立入禁止)のため距離があり、撮影には向かない」とされている。

ただ、「探鳥地」という意味では、飛行場の南西(左)部分はフェンスの外が東(右)下がりの傾斜のついた土手のようになっていて、その上から望遠機能を使うと「観察」が出来なくはない。--- バズーカ・カメラならば尚可、といったところだろう。

飛行場の駐機場などはもっぱら東(右)の奥の方にあり、西(左)は草の生えた空き地になっていて、フェンスで囲まれている分、中の鳥にはさほど影響がない。 --- もっとも、観察している過程で、やはり飛行機の離着陸時の爆音は多少影響があるようだった。

(付記: 飛行場の敷地内とはいえ、そもそも特段の構造物の無い部分だから公園側から覗き込んでいてもさしたる支障があるとも思えない。もしセキュリティー上、現状を問題視するのであれば、そもそももっと厳重な、高い塀なり透視性のないコンクリート塀にすべきだろうが、それはもっぱら飛行場側=運営主体である都の責任範囲だろうと思う。上で引用したガイドブックで敢て「向かない」と書かれていたのは、公刊される出版物に記載するにあたり、あるいはその辺の所謂「大人の事情」を忖度した故であるなら、利用する一読者としてその点は弁えるべきかもしれない。なお、ヰキペヂアによれば、「ヒバリ」はこの公園の所在地を含む「北多摩」では絶滅危惧II類とのことである。) 参考URL ttps://ja.wikipedia.org/wiki/ヒバリ

ところで話題を戻すと、この日は偶然、チョウゲンボウ(Common Kestrel / Falco tinnunculus)が狩りのために低く飛んで草地へ舞い降りた後、近くの杭の上に留まった姿を観察することができた。 --- とはいえ、比較的近かった最初の1枚を除けば、かなり距離があるのでコンデジではこのぐらいが精いっぱい。 PM13:30頃。





公園の池にはアヒルの仲間(ヒドリガモ)の群れが見られた。


この日はヒバリの撮影も試みたのだけれども、まだ要領を得ないうえに、強風と光不足(曇天)で証拠写真としてもロクなものにならなかった。
平凡な鳥なのかもしれないが、都市住民の端くれとして普段殆ど観る機会のない鳥なので、このことはかなり心残りになってしまった。


↑↓さて、公園のはずれまで来ると、飛行場に近いこともあり、このような戦時中の遺構が見られた。敗色の濃い時期、勤労動員で造られたこのコンクリートの遮蔽物の下に、機体を隠して米軍の空爆から守ったとのこと。



↑↓近傍の「龍源寺」と、そこにある幕末の「新撰組」創始者である「近藤 勇」の顕彰墓碑など。あの人はこの地の出身なのだった。


さて、ここからは次の目的地の公園まで、暫し「野川」沿いを歩く。 --- この時間帯は、少しだけ陽が差してきていた。

それにしても「野川」の水がきれいになって、まさに清流、といった趣になっているのには驚かされる。今を遡ること数十年前、1970年代の初めには、大量の下水が加わってドス黒い水が常時滔々と流れ、ところどころで合成洗剤の泡が山のように沸き立っていた当時の面影は今やまったくない。むしろその当時聴かされていた「昔は水がきれいで、川遊びをしたものだ」という時代の姿を逆行して取り戻したかのようだ。






↑最近なんだか珍しいもの、有難いものと思わなくなってきた「カワセミ」(Common Kingfisher / Alcedo atthis ssp. bengalensis) PM14:00頃。


↑顔まで黒い「セグロセキレイ」(Japanese Wagtail / Motacilla grandis)とアヒル(カルガモ)。PM14:45頃。


↑↓対岸に居て、カメラを向けても珍しく逃げない「カワラヒワ」のペア。(Grey-capped Greenfinch / Carduelis sinica ssp. minor) PM14:45頃。



夏羽に換羽して真っ黒に日焼けした、でも顔は白いままの「ハクセキレイ」(Black-backed Wagtail / Motacilla alba ssp. lugens)。 PM16:30頃。


さて、この日の2つめの目的地である公園に到着。広大な公園で、そのうち野川沿いの「自然観察園」という区画に入ってみた(夕方4時半まで)。

ここでは武蔵野の林や野原に自生する野草を集めて植栽していた。代表的な「ニリンソウ」や「チョウジソウ」(咲き始め)の群落のほか、主なものをピックアップして載せておくことにする。






↑公園のメインの部分については、ことバードウォッチングに関しては既に冬鳥のシーズンは終盤ということで事前の期待も実際の成果も乏しく、詳細は割愛する。

此所でも広々した敷地に多くの桜の木(ソメイヨシノ)が植栽されており、満開を迎えていた。 --- とはいえ、新宿御苑や昭和記念公園に比べたら訪れている人も比較的少なく、落ち着いた花見が楽しめるのではないだろうか?

この後も引き続き、暫く野川沿いを歩いて行ったけれども、夕方となりそろそろ電車の駅へのアプローチを考えなければいけない時間になってしまっていた。

従って、本日3つ目の公園(「○○の森」のつかない「武蔵野公園」)については詳細割愛する。此所でも桜の木が多く植栽されていたことを特記しておく。

野川沿いを離れて、武蔵野の河岸段丘(国分寺崖線)の崖下の「はけの道」を進んで、中央線の最寄駅へと向かう。
沿道にはこのような、いかにも「武蔵野」という風情の施設があった。




↑「はけの道」の終着点付近にあった趣深い寺院。

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(エピローグ)

さて、およそ10日の後、心残りだった「ヒバリ」(Eurasian Skylark / Alauda arvensis ssp. japonica)を撮るために、風の穏やかな日を狙って例の飛行場そばの公園を性懲りもなく再訪したのだったが...


↑実際にはこんなぐらいの写り方をしているものを、拡大してトリミングして、やっとこさこんな感じの証拠写真を揃えることが出来た...かな?



無論、空高く舞い上がって、というほうがメインなのだろうけれども、どうも此所は開けた場所のせいかやはり風がそれなりにあることもあってか、さほど長く空中に留まることなく地面に舞い降りた後も、こうしてでっかい口を開けてしきりにさえずっていた。

疲れて腹が減れば、あたりをうろうろして地面を啄む姿も見られたけれども、時折まるでワープでもしたかのようにササササッと素早く歩いてカメラの液晶画面から姿を消すのには閉口した。

草の間に垣間見える脚は腿の部分に毛がモサモサと生えて結構しっかりしているから、もしかするとこれで素早く動けるのだろうか。

前回訪問時よりも草の丈が多少伸びたようで、草地に舞い降りても蔭に隠れてしまい見つけることができない。そんなことを繰り返して、さしたる成果も無くそろそろ引き揚げようかと思った午後4時あたりから、急に鳥たちの活性が上がって、カメラの視界に入るようになったり、近くでさえずっている仲間のところへ飛び込んでいったりといった活発な様子が見られるようになった。

この段階でようやく、こうした画像を撮ることができたのだった。 --- 実はその前にも、フェンスを越えて公園側の芝地に舞い降りたことがあって絶好のシャッターチャンスであったのに、あろうことかこの時点ではNDフィルターを付けたままだったのでブレまくりだったという失敗を踏まえてのことだった。


なお、この日、池のアヒル(「ヒドリガモ」、「カルガモ」)はここまで少なくなっていた。
この他、「バン」1羽、「ツバメ」数羽、「カワラヒワ」(5羽ぐらいの群れ)を見かけた。

「カワラヒワ」は池端に水を飲みにやってきていたようだったが、既に春本番となり人の出が半端なく、とくに池の周りは人気なので非常に敏感になっていて、すぐに飛び立って近くの樹に止まったり、遠方へ飛び去ってしまう(暫くするとまた戻ってくる)といったことを繰り返しており、とても撮るどころではなかった。

園内の桜は、ソメイヨシノは終了済みで、シダレザクラを始めとする名残の桜や海棠がいくらか見られたぐらいだった。



(「武蔵野の森公園」「野川公園」 - 4月第1週・第2週 / 1st and 2nd week of April, 2017 @ Musashino-no-Mori Park, Fuchu City and Nogawa Park, Chofu City, Tokyo)

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静寂の森・夕暮れの土手

April 15 [Sat], 2017, 19:15




































(3月最終週・4月第1週 キジ 随時随所で遭遇、カケスの群れ PM13:45頃、カワセミ♀ PM16:30頃 / Final week of March and 1st week of April, 2017 @ Hirose Yachono-mori Bird Sanctuary, Kumagaya City, Saitama Pref.)

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夕暮れの浜辺にて

April 15 [Sat], 2017, 1:21


此所は早朝を除いて逆光状態となり、コンデジでは自分の腕ではなかなか巧く写せない。

加えて、これまでは午前中から昼ごろにかけての「満潮→干潮」あるいは「干潮」のタイミングで訪れる場合が多かったところ、「干潮→満潮」のタイミングを試してみようということで訪れたのだった。

このタイミングでは、岸の方で待ち受けていると、潮が満ちてくるに従って、鳥たちの側から自分の居るほうへと寄ってくるということだった。

反面、果たしてそのような都合のよいことが起こるのだろうか、昼ごろにかけて食べるものを食べてしまったら、後はどこぞへ飛び去って行って戻ってこないのではないのか、と疑心暗鬼だった。

その顛末について、後日の記録のため、まとめておくことにする。



海へ向かって左側(東側)の4分の3は、潮干狩り場を仕切る網が張り巡らされている。この時間、太陽は既に右側(西側)に移っており、右から左を見ると順光で撮りやすい。

着いた時点で、網の向こう側のかなり沖合の干潟で、シギ・チドリ類が採餌している様子が確認できたが、この状態で撮るには及ばない。

ということで右側に歩いて移動しながら、途中手持無沙汰でこんなものを撮っていた。 --- つまりこの時点で風(海側から吹く南風)は、そこそこ強かったということ。

 

ほどなく、これまで見かけたことのないチドリを見つけた。目の周りの黄色いリングが特徴的。




2羽いて、どうやらペアらしい。時折ピヨピヨと鳴き合っている。想像するに、自分という「脅威」の存在を相手に伝えているのだろう。


↑「コチドリ」(Little Ringed Plover / Charadrius dubius ssp. curonicus)。(PM15:30〜15:45頃。)


「ダイサギ」(Great Egret / Ardea alba)の姿を横目に、ふと左側の浜辺を見やると、どうやらシギ・チドリ類らしい群れが網を超えて来ているようで、急いでそちらへと急ぐ。

以下、PM16:00頃〜17:00頃の1時間ほどの出来事。


網の手前(岸側)へ移ってきていたのは「ダイゼン」(Grey Plover / Pluvialis squatarola)の群れ。


地べたへペッタンコ座りする個体を今回初めて観た。まさにチドリ類の証、といったところなのだろうか。


↑かなり夏羽のイメージの強くなった黒っぽい個体もあれば、↓まだ冬羽のような姿の個体もいる。あるいは後者は若鳥とか?



もっぱら「ダイゼン」を撮っていたとき、「オオソリハシシギ」(Bar-tailed Godwit / Limosa lapponica)は未だ網の向こう側だったが、意を決したように一羽の♀が網を超えて岸側へとやってきた。

↑↓「オオソリハシシギ」(Bar-tailed Godwit / Limosa lapponica)♀。美しい...。

この間も潮が刻々と満ちて波打ち際が迫ってきており、この後幾度かそれぞれのシギ・チドリが群れ全体で飛び立っては、まだ水の少ない部分へと移動を繰り返していた。


↑のように、「オオソリハシシギ」の♂は、夏羽がまるで日焼けしたかのような茶色。
識別という意味では分かりやすいものの、個人的な好みとしては上で並べた♀の夏羽のほうが美しく、絵になると思う。


ひょっとすると、↑↓に写っているちっちゃいのは「トウネン」(Red-necked Stint / Calidris ruficollis)なのだろうか? --- 腹部がハマシギのように黒くない。あるいは「ミユビシギ」(The Sanderling / Calidris alba)の居残り組?全部で3羽いる。



この後で、飛び立ったのはよいが、降りる場所に迷ったのか、網を張るための杭の上に留まった。その数29羽。

この間、おなじみのハマシギ集団が少し遅れて登場済み。(黄色いフラグをつけた個体が居る。ロシア系か?)


「ハマシギ」 - The Dunlin (Calidris alpina ssp. sakhalina)


なお、この1時間ほどの間の観察場所は、位置的にはこのあたり。

PM17:00頃、「駐車場の使用時間が終わりますよ」というアナウンスが音楽とともに流れる頃には、だいぶ陽も傾いて雲に隠れんばかりになり、光量も減ってきた。

これが「潮時」ということで引き揚げることにしたのだった。これから翌朝までは、鳥たちだけで過ごす時間。

(ふなばし三番瀬海浜公園にて、4月第2週 PM15:00-17:00頃 / 2nd week of April, 2017 @ Funabashi Sanbanze Seaside Park, Chiba Pref.)

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(追記)午前中に見かけたユリカモメなどカモメの類は殆ど姿を見なかった。ところで、3月ぐらいまであれほどあたり構わず群れていたオオバンの姿をまったく見なくなった。

そういわれると、今季最後に観たのはいつだったろうか?珍鳥/奇鳥を追いかけていて、肝心の平々凡々の種の動向に目配りできていないとは。ちょっと反省。

港湾の風景

April 13 [Thu], 2017, 21:34

以下、望遠倍率目一杯で何とか捉えた画像なので、画像というよりまるで油彩画のようになってしまっているけれども、せめてその場の雰囲気だけでも、ということで後日のための記録としてまとめておく。


もうすでに北帰行したものと思っていた「ミヤコドリ」(Eurasian Oystercatcher / Haematopus ostralegus)を久しぶりに見かけたところ、傍に見慣れないシルエットが...


これってもしかすると...


やっぱりそうだ。嘴の先が日光に当たって輝いている(白飛びだけどw)。


かなりディープに頭を突っ込むが、固いものにぶち当たってたわんだり折れるようなことにならなければよいが...と余計な心配か。 --- そもそも、他のシギ類と一緒に、もっと沖合の干潟で餌を探せば幾らか効率がよいと思うのだけれども...


尾羽が潮風に吹かれる...


近くに居たダイサギ(婚姻色で嘴が灰色)やアヒル(スズガモ)とのサイズ比較。もう少し図体も大きいものかと想像していたが、それほどでも無い。


全体像。遠くの動くものを逆光モードで、しかもこのときは陽が差したり陰ったりと、ホワイトバランスをしょっちゅう調整しながら液晶画面を覗いていた。


あれよあれよという間に防潮堤付近をかなり浜辺近くまで上がってきて、丁度人間二人に挟まれる格好となった。
さすがに不都合だったのか、この直後に飛び立った。(これでもかなり遠くから撮っている。)

(「ホウロクシギ」@ふなばし三番瀬海浜公園にて、4月第2週 AM09:15〜09:30頃 / Far Eastern Curlew (Numenius madagascariensis) @ Funabashi Sanbanze Seaside Park, Funabashi City, Chiba Pref., 2nd week of April, 2017)



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(追記)どうやらこの個体、このあたりと葛西臨海公園の間を行ったり来たりしているようだ。とすると、ある程度人馴れしているのだろう。

群馬・前橋の春 - その1 大室公園

April 12 [Wed], 2017, 1:17

関東地方に住み半世紀近くを生きてきたというのに、群馬県を訪れるのは、記憶する限り今回が初めてである。
事前にあらためて確認して、前橋市の南半分であれば、ということで思い切って出掛けてみた。

地方空港を使っての日帰り・弾丸旅行はさほど気にならないというのに、ローカル電車+バスの片道合計3時間、という距離は主観的にかなり抵抗感が強い。


↑昔の古墳の跡をそのまま公園にしていて、このように埴輪がいたる所に飾られている、という独特の景観。
また、園内各所に「ヤドリギ」(Mistletoe / Viscum album subsp. coloratum)が非常に多いのも特筆すべきかと。


(↑PM12:30頃)


(↑AM10:30頃)




(↑PM12:00〜12:15頃)

自分の目で見た範囲では数は少なく、群れている様子は見られずじまいだったが、居場所が分散しているお蔭で、桜の傍で撮っているときはバズーカ砲団は周囲におらず、自分も含めて手持ちカメラの人たちが思い思いにカメラに収めていた。

バズーカ砲団は、もっぱら樹林の多い方に陣取っていて、カシャカシャと高射砲を打ち続けていた。散歩の人も遠慮して近くを通らない、ある種、異様ともいうべき緊張感に包まれた雰囲気が周辺に漂っていた。 --- おそらく水飲みシーンなどを狙っていたのだろう。

「鳥撮り村」の掟と序列に逆らうな、という無言の圧力、あるいは「空気」。

今年は初めてなので頑張って遠路はるばる出掛けてきたが、今後はいっそのこと冬季の札幌に出掛けるなどした方が、そうした村社会の掟とやらに縛られず、むしろお気楽かもしれない、などと思案している。

以下はその他の証拠写真のまとめ。例によってピンボケ、枝被り上等、ということでw。


↑ごく普通の「スズメ」(Eurasian Tree Sparrow / Passer montanus ssp. saturatus)。
春ですなぁ。(AM09:15頃)


↑↓群馬県を中心とする地域に産すると云われる外来種の「カオジロガビチョウ」(White-browed Laughingthrush / Garrulax sannio)。3〜4羽の群れだった。この外見ゆえの、まさに衝撃的な出会い。ヒヨドリぐらいの大きさ。駐車場の左手にある丘のようなところで。(AM09:30頃)



↑此所で初めて、ある程度まともに姿を捉えた「カケス」(Japanese Jay / Garrulus glandarius ssp. japonicus)。
公園の北辺の狭い樹林帯で。(AM10:30頃)


↑あと1ケ月ほどで北帰行するはずの「ツグミ」(Dusky Thrush / Turdus eunomus)。
ツグミといえば、どちらかというと冬の芝生や草地の上をトコトコと歩いて時折首を伸ばして立ち止まる、というイメージがある。今季もあちこちで普通に見かけた。
そろそろ渡りの時期が迫っているせいなのか、ここでは枝の上を飛び回るのを見るほうが多かった気がする。(AM11:00過ぎ。)


↑トイレの壁に巣作り中の「ツバメ」(Barn Swallow / Hirundo rustica ssp. gutturalis)。場所が場所だけに、あまり粘着して撮れなかったので証拠写真。(AM11:15頃)


↑↓種の特徴とされる背中の「オリーブ色」が殆ど感じられないが、おそらく「ビンズイ」(Olive-backed Pipit / Anthus hodgsoni ssp. hodgsoni)。
アトリと同じで、そっとしておくと地面に下りて採餌する。古墳の斜面で、4羽程度の群れ。(AM11:30〜11:45頃)



↑↓「カワラヒワ」(Grey-capped Greenfinch/ Carduelis sinica ssp. minor)。ここではシジュウカラ並みによく見かける。といっても、殆どの場合は、遙か彼方の高木の梢付近で美しい声でさえずっている姿。

しかも非常に用心深く、カメラを向けて撮り始めるとごく短時間で気づいて遠くへ飛び去る場合が殆ど。
上の画像は、そのようにさえずっている所へ別の個体(♀か?)が寄ってきて、こんな仕草を始めたところ。(PM14:00頃)

まれに草地の地面に下りて何やら啄んでいる様子を見かけたけれども、むしろ例外。なかなか巧い具合に撮れない鳥。



↑↓最後は例によって「シメ」(Hawfinch / Coccothraustes coccothraustes)。
此所ではまだまだ数が多く、あちこちで見かけた。季節ものの「桜シメ」。(PM13:00頃)




折しも園内の桜は満開。ひろびろとした公園で、遠方に赤城の山々を望む雄大な景観を眺め、少しひんやりした清々しい空気を胸いっぱいに吸い込む。

にわかバーダーとしての訪問目的が仮に空振りに終わったとしても十分に心満たされる時間だった。

(その2に続く。)

(4月第2週 / 2nd week of April, 2017 @ Omuro Park, Maebashi City, Gunma Pref.)

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葉隠れの術

April 11 [Tue], 2017, 7:23


今年に入ってあちこちの場所でこれまで幾度も遭遇しながら、たいていの場合、こちらが見つけるより早くあちらがこちらを見つけて茂みの中に逃げ込まれるパターンを繰り返した。

たまに茂みの外側に枝止まりしても、距離があってフォーカスが合わずにもたもたしている間に逃げられてしまう。

リベンジに再訪しても、今度は空振り、鳴き声だけを聴いて帰ることも。

今回は執念が実って、開けた場所に生えた常緑樹の枝の茂る中へ逃げ込んだのを追いかけ、ついに見つけ出したもの。

先方も逃げ出したものか暫し思案したのだろうか、5分ほどの間、互いにレンズ越しにニラメッコした後、飛び去って行った。

それにしてもこれまでの経緯を考えると、この鳥がこんな開けた場所に居たことが不思議。(数羽見かけた。)

(「カケス」 @ 群馬県前橋市・大室公園にて、4月第2週 PM13:30頃 / Japanese Jay (Garrulus glandarius ssp. japonicus), 2nd week of April, 2017 @ Omuro Park, Maebashi City, Gunma Pref.)

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にわかバーダーの総括と今後について- 補足と整理

April 09 [Sun], 2017, 0:30


土曜日の今日(既に昨日か...)は安息日。先週は桜の開花時期と重なったので、天候と相談しながらあちこちに出掛けていた。

努めてパワーアップになるような夕食を摂り、夜は早めに休むように心がけたけれども、如何せん連日のことだとこの歳になると日に日に疲れが溜まっていくのが感じられる。

夕食後、今年に入ってこれまでストックしてきた数十にのぼる鳥見系のブログを3時間近くかけて閲覧し、情報収集。

似たような場所で似たような鳥を追いかけている人、相変わらず珍鳥・奇鳥・迷鳥ばかり追いかけている人、海外や国内の遠隔地に遠征に出掛けている人、地元で季節の鳥を淡々と記録している人などさまざま。

自分の場合は、探鳥地ガイドや上述の情報収集で得られた場所のロケハンを意識してあちこちに出掛けている。いずれは「マイ・フィールド」と云える場所を決めたい、そのための候補地を探し、知るための下積みの時間。


↑最近手にした、こんな本を参考に。無論あくまで目安であって、実際に訪れたその時が全て。
初心者の場合、「どこで?」「何を?」「いつ・何時頃?」といった情報が圧倒的に不足している。これは子供時代に、昆虫採集地のガイド本を買った時の方法論の応用編。

2011年3月を機に、自分としては当面出掛ける気にならない場所も少なくない。 --- 機会損失だけれども、こればかりは人それぞれの価値観次第。



以下、先日も既にある程度書いたので重複することもあるかもしれないけれども、もう一度整理。

「マイ・フィールド」候補地:
1)人がなるべく少ないこと:
せめて平日だけでも。一般の人は云うまでもなく、鳥見の人すらも。常連のバズーカ砲集団がいつも陣取っているようなところは避けたい。

ついでに、公園であれば、犬の出入りを禁止しているか、直接すれ違うことがなければ、なお可。 - 花にせよ鳥にせよ、 夢中になって撮っている最中に犬の散歩が来られることほど煩わしいことはない。

余談ながら、花撮りの観点からも立川の昭和記念公園に関して、この点は殊に自分に関しては新宿御苑や調布の神代植物公園に大きく劣る欠点。 (以下略)

2)その季節の鳥が豊富に見られる(バラエティーに富む)こと:
珍鳥・奇鳥・迷鳥は不要だけれども、現段階としてはシジュウカラとヒヨドリとムクドリとカラスだけ、というよりはもう少しバラエティーが欲しい。
(いずれはそういった身近な鳥を徹底して追いかける、というのも方法論としてはありうるけれども。)

この"業界"(あるいは"村")では、時折「マイフィールド(MF)」という用語を見かける。同じ場所に日々刻々通うことで、季節と鳥相の移ろいと分布を深堀りするスタイルは、かつて自分が子供の頃、地元の雑木林で蝶を相手にやっていたことの応用編。

3)交通の便が比較的よいこと。電車で都心から1時間程度、出来れば最寄駅からそのまま歩いて行けるか、バスの本数が比較的多い場所。

4)出掛けてそこで過ごす時間を、自分が心地よく思える場所。それにつながる思い出が積み重なる場所。目的を思うように達せず空振りであっても、そこで過ごした時間が単なる無駄とは思えない場所。






↑初めて出会った「ルリビタキ」(Red-flanked Bluetail Orange-flanked Bush-robin / Tarsiger cyanurus)♀、PM14:00頃。
巷の鳥見系ブログにはこの鳥の写真が溢れかえっているけれども、いったいどうやったらあんなに頻繁に出会えるものなのか?
--- まさにそれが初心者が初心者である故の、情報ストック不足、ということなんだろうと思う。

そもそも訪れた時期が遅すぎたのだろう、この日、鳥見に関してはここでは自分的にめぼしい成果はこれだけだった。残りのほとんどの滞在時間を、花撮りで過ごした。

(画像はいずれも都内・聖蹟桜ヶ丘の「桜ケ丘公園」にて、3月第4週 / Pictures taken in Sakuragaoka Park, Tama City, Tokyo, 4th week of March, 2017)

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(追記4/20) 「ルリビタキ」の英名を、"IOC World Bird List" v.7.2 #324 Chats, Old World flycatchers ttp://www.worldbirdnames.org/bow/chats/ に従い、修正した。もっとも、個人的には"Red-flanked"がどうみても赤には見えないのだけれども...
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