無料ブログの広告用スペース(常時冒頭に掲載→新規投稿分はこの次の記事から)

December 31 [Sun], 2017, 23:59
無料ブログサービスに付帯しプロバイダーにより自動表示される広告の画像リンクがこの部分に表示されるよう、当面の間、ここにこうして1記事分のスペースを開けておくことにする。(ときどき、自分の感性的にはびっくりするような画像が、花の写真の隣に出ることがあるので。

広告が表示されることをブログユーザーとしてコントロールできないものの、せめて表示される業界とか画像内容とかのある程度の選択権が事前にあればと思わぬでもない。

もっともそうなるとユーザー側の自己責任部分が出てしまうので、広告表示そのものに関わりたくない自分としては、それもちと困るかと。

無料使用を続けたいユーザーと、サービスを継続してくださるプロバイダーとの共存のための試行錯誤の試み。

(2015.6.13記: 個人的に悪趣味と思われる、過去に実際にこのブログサイトに自動表示されていた広告の画像の掲示は、却って自分自身の品位に関わると考え直して、一旦削除することにした。)

(2017年1月追記)どうやら表立った広告表示が一見現れなくなった代わりに、サイト内のリンクを不用意に左クリックすると広告(旅行関係?)のポップアップが出るような仕組みになったようだ。

自分はそのような変更や広告内容そのものには一切関与していない。ただ、自分が他所様のブログで同じような経験をしたら、なにか仕込まれる(仕込まれた)のではないかと不快・不安に思うだろう。

それゆえこの閑散ブログを訪れて下さった数少ない閲覧者の方々も、このブログサイト内でリンク先をクリックする際は
- 通常の「左クリック」ではなく、「右クリック」で「新しいタブ」ないし「新しいウィンドウ」を開く、を使っていただくほか、
- あらかじめお使いいただいているブラウザの機能設定で「ポップアップウィンドウをブロックする」云々といった設定をしていただいておくとより快適ではなかろうか、ということでここにメモをしておくことにする。

無論、前提としてウィルス対策ソフトを入れたPC等をお使いいただくことで安心感が裏付けされることだろう。PC本体やブラウザの事前設定との合わせ技で、ウィルスそのものでなくても、トラッキングのためのクッキーなどもブロックすることが出来るかもしれない。

無論そうした対応がなかったとき、このブログサイト上にプロバイダさん側が仕込んだ広告がどのような内容・性質や機能を持たされたものであるかについて、自分自身はいっさい関知しておらず、ゆえに当該広告窓が開くことに伴う責任はBlogmasterとしてはいっさい負いかねます。

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利尻島にて - / - 稚内近郊7月上旬の鳥たち - その10(完)

July 23 [Sun], 2017, 23:50
折角この最北の地までやってきたのだから、この際是非、ということでフェリーでやって来た利尻島。

鴛泊フェリーターミナル付近は快晴で風も比較的おだやか。


この日のお出迎え当番は「カワラヒワ」さん。

大型フェリーで2時間近く。朝7時過ぎ発(乗船は30分前から)ということで、連日4時起き、5時台スタートの日々だったので比較的ゆっくりの一日がスタートする。もっとも、それは探鳥の開始時間が大幅に遅れることも意味していた。

フェリーが着いてから30分近く待って、さらにそこから30分の沓掛バス停、さらに徒歩で「利尻島森林公園」。実際にカメラをもって動き出したのは10時半頃から。しかも、島の裏側にあたる当地は、曇天・若干霧で強風、という信じられないようなコンディションだった。


バイカウツギ。都心部に比べるとおよそ1ケ月半遅れの開花だ。


案内板。さほど広大、というほどではなかったものの、当初は自分の現在位置がわからず、全体像が判りづらくて困った。


「池の森」と称するところ。一番居心地がよい場所だった。池の周囲で「アオジ」がさえずっていた。


野鳥案内板。たしかに「コマドリ」は少なくないが、単に聴くだけなら稚内森林公園で十分。全体的に鳥影も薄く、到着して比較的早い時間に「アカゲラ」のツーショットの場面を撮り逃してからというもの、殆どカメラを向けようという場面が無かった。


辛うじてその後、アカゲラの証拠画像1枚だけ。「憩いの森」周辺のアスファルトの道と、「夏の森」に近い林間の「木道」あたりがそれでも鳥の気配がしている場所だった。 - まあ季節とか天候、時間帯にもよるのだろうけれど。


茂みの中から出てきたのは、キタキツネではなくノラネコだった。


滞在2時間ほどで一路、沓掛バス停へ。この「市街地」という案内方向へ砂利道の林道を下り、遠目にバス停そばのセイコーマートのオレンジの看板を目印とする。


途中のバスルートの途中の「富士野園地」あたりも探索候補地だったのだけれども、如何せん強風と霧のことがあって、そこをやり過ごして「夕日ヶ丘展望台」。 - ここからは単なる観光スポット巡り。


一言、「猛烈な強風」だった。ここは風の通り道になっているのかもしれない。だいぶ前(なんと10年前!)に、香港・大嶼山(Lantau Island)の鳳凰山に登ったことがあったけれども、あのときよりも強い感じだった。




周辺の崖や岩礁には、カモメや「ウミウ」の姿を見た。


これは、この後で登った「ペシ岬」。


「夕日ヶ丘展望台」の後で、強風が思いやられたが、なぜか比較的近くにありながら、こちらの方は風もそこそこ穏やかで、むしろ直射光が照りつけるお蔭で暑いぐらいだった。汗をふきふき登る。




「ハナウド」かな。



風が比較的おだやかなこともあってか、この周囲では見慣れたカモメなどに加え、草地では「ノビタキ」、そして...


「トゥルルルルル・ジョリジョリジョリ」の声を聴いてあたりを探したところ、他の観光客が傍に下りて来るまでの間に奇跡的に撮れた「シマセンニュウ」(Middendorff's Grasshopper Warbler / Locustella ochotensis)。
(PM15:00頃) - これまでの根室・東梅自然観察林納沙布・温根元チャシ浜頓別・ベニヤ原生花園の出会いに鑑み、道東・道北の海岸に近い草原では、北海道の夏鳥の代表のひとつであるこの鳥との出会いの確率が高そうだ。

さて、復路のフェリーの時間まで2時間ほどとなり、暑さと疲労でタクシーを使って精力的にあちこち出掛ける意欲も失せてしまった。一応、山の方まで下見がてら散歩しようかと歩き始めたところで、目に入ってきた「利尻山神社」。


境内には観光客の姿もなく、静寂に包まれていた。 - そもそも来島直後にお参りを済ませておけば何か御利益でもあったかと不遜なことも考えないでもなかったが、これも巡りあわせだろう、最後には「シマセンニュウ」との出会いもあったし、むしろ御礼のお参りなのだと...。

ところで、参道に入る少し前のところで、おそらくは交通事故によるのだろう、「ミヤマカラスアゲハ」の死骸を見つけた。比較的新しい個体なのに、可哀想なことだと拾い上げて、鳥居の傍の草地へと降ろしてやったのだった。


これがすぐさまに蝶の恩返しになったのか判らないけれども、神社の傍の美しい「修景池」では、折しもポプラの綿毛がまるで雪のように風に舞い地面に降りしきる夢うつつな場面に出会った。


そんな中を、数頭の「ミヤマカラスアゲハ」(Papilio maackii)が、池に落ちたポプラの綿毛の上に舞い降りて吸水する姿を観察することが出来た。


この「修景池」もこの時期・時間帯では、観光ルートからは外れているせいか、自分以外に訪れる人もなく、この静けさと木蔭の涼しさを、フェリーの出発時刻までの間、暫し満喫したのだった。


ここで疲労を癒していると、「野鳥観察」その他への執着心のようなものが洗い落とされるような気持ちになった。(その時はそう感じたのだった - 帰京後、相変わらずあだ執着心が消えきっていないのを感じるけれどもw)


不思議にも自分はこういう場所・時間にたまに出会うことがある。記憶に残る前回は、澳門・二龍喉公園(Jardim da Flora)だった。


この後、予定したフェリーで稚内へと戻る。強風に小雨。ひと風呂浴びてさっぱりしてから近くの別のホテルのビュッフェディナーへと向かった。時間も遅く、他に選択肢もなかったためだが、自分的には値段と期待に反していまひとつ...。

まあ、こういう日もありますわな...もし将来機会があるなら、時期を変えて、もう1、2回、次は山の方を目指そう。

(7月第1週 / Rishiri Island, Hokkaido Pref.)

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下サロベツ「三日月沼」の「ツメナガセキレイ」- 稚内近郊7月上旬の鳥たち - その9

July 22 [Sat], 2017, 23:34

既に書いた通り、上の画像にある「分岐点」から「三日月沼」に到着し、遠くの湖面にいた「アカエリカイツブリ」の姿を暫し眺めてからふたたび「分岐点」方向へと戻り始めたときに、「メグマ沼」「ベニヤ原生花園」で聞き覚えていた「ピジッ、ピッ」という声とともに、セキレイ特有の飛び方をする鳥の姿が目に入ってきた。

(例によってピンボケ・逆光・枝被り・トリミング・画像ノイズ上等、ということで。)








道路沿いの背の高い「イタドリ」の葉の上を舞台に、ファッションモデル並みにあれこれとポーズをとって見せてくれた「ツメナガセキレイ」(Green-crowned Yellow Wagtail / Motacilla tschutschensis ssp. talvana)(PM12:30頃) - このときは一応、そこそこ距離があったから大丈夫だとは思うけれども、最近はあまりにも一見愛想よく近寄ってくる個体は、ひょっとして餌付けでもされているんじゃないかとつい疑ってしまう。

もっとも、「愛想よく」なんてのは大概は人間の思い込みであって、相手の気性が激しくて、人間に対して怯むことなく縄張りを主張し威嚇・排除しようとしている、というのが実際のところではないか - そのうち学習して、むしろ人間相手の場合、離れていたほうが安全、と判断できるようになるのではなかろうか?法律で捕獲が禁止され餌をくれてやる日本人と違って、大陸方面だとまさに捕って焼かれて食われるかもしれないし。


いずれにせよ「三日月沼」まで、「分岐点」からわざわざ往復1時間半近くかけて蒸し暑いアスファルトの道を歩いた甲斐があったというものだ。 - というより、別段草原環境でもない此所での出会いは事前にまったく期待しておらず、至って偶然の産物だった。

滞在中、前述のとおり数か所でこの鳥を見かけたけれども、これほどじっくり見ることが出来たのは結局このときだけとなった。

(7月第1週 / 1st week of July, 2017 @ Mikazuki Numa (Pond), Horonobe Town, Hokkaido Pref.)

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下沼駅⇔[三日月沼→パンケ沼⇔幌延ビジターセンター](2・完) / - 稚内近郊7月上旬の鳥たち - その8

July 22 [Sat], 2017, 23:00

さて、午後2時頃、パンケ沼から幌延ビジターセンター(VC)へと歩き始めてから10分ほどだろうか、「展望テラス」という木造の見晴台のようなところへと到達した。

階段の1段目は崩壊して使用不能だったが、幸い「立入禁止」にはなっていなかったので、2段目以降を昇ってテラスに出て、少し休憩して周囲を眺めてみた。



下の方には利尻島にある「利尻山(利尻富士)」がおぼろげに写っている。どこか日本離れした風景、そう、まるでキリマンジェロとアフリカのサバンナのような雰囲気がある、と思った。 - もっともアフリカに行ったことはないけれど。


歩きはじめて約20分、「小沼」へ到着。湖面(沼の表面)には何もいない。 - 帰路、「カワウ」1羽。すぐに姿が見えなくなった。



小沼の傍の、カキツバタの群落。幌延VC付近を除けば、まとまって咲いていたのは道中でここが唯一かと。 - それでもせいぜいこの程度。あとは一面のササ(ネマガリタケ?)と「ヤマドリゼンマイ」というシダの仲間。


木道沿いに、ところどころポツリポツリと咲いていたのが「トキソウ」。植物園などに人為的に植えられたもの以外で自生しているのを見たのは今回が初めて。


そこから15分ほど歩くと「長沼」が見えてきた。細長い沼で、木道はその長沼にほぼ沿って進む。 - 記憶から抜けていたが当時のメモによると、遠目にアカエリカイツブリを見た、とある。少なくとも復路では何も見つからなかったかと。



ここまで来れば、幌延VCまであと少し。


ということで「幌延ビジターセンター」。時間は午後3時頃。


内部の展示などを拝見し、周囲の「バリアフリー」対応の広々して新しい木道を暫し歩く。- さすがにここは、直接自動車で乗りつけた観光客の姿が結構あったが、午後の時間ということもあってかさほど混雑するというほどのこともない。


VCの2Fからの景色。


長沼の周囲を含め、探鳥という観点では殆ど見るべきものを自分は見出だすことができなかったため、15分ほど滞在した後で、再びパンケ沼へと戻ることにした。


ここに居る観光客は、長沼の終わる辺りまでは歩く人があるようだけれども、そこから先、パンケ沼までの間で人に出会うことは今回、この時間帯では皆無だった。 - VCの区域を出て、木道の狭くなった部分ではすれ違うのも難しいので、遠目に戻ってくる人が傍をすれ違うまでの間、こうして何度か足場の良い場所に留まって暫し景色を眺めて過ごす。


どんよりと曇っていた往路と違って、復路のこの時間は時折薄日が差し込むときがあって、そんなときに「ヤマドリゼンマイ」に囲まれた木道の周囲も、幾分色彩が鮮やかになり、目に入る印象もだいぶ違ってくる。

そこからさらに30分ほど歩いて小沼のあたりまで戻ってきた頃に、いくつかの野鳥を見かけた。

↑「オオジュリン」、↓「ノゴマ」。 - いずれも証拠写真レベル。(PM16:00〜16:15頃。)

↓「ウグイス」 - さえずりは声量もあって普通だったけれども、この画像だけ見せられたらいったい何の鳥?と思うほどに、尾羽打ち枯らしてボロボロになった姿。


このあたり、「シマセンニュウ」の「トゥルルルルル・ジュリジュリジュリ」というさえずりを耳にして、暫く粘ってその姿を探したけれども結局駄目だった。


ゆっくりと歩いて幌延VCから1時間15分ほど、パンケ沼まで無事に戻ってきた。

すでに書いた通り、ここから「分岐点」あたりまでは意外と鳥の姿を目にする。復路についても「紅いお猿さん」を見かけた。


「ベニマシコ」♂(Long-tailed Rosefinch / Carpodacus sibiricus)(PM16:30頃)



遠くの地平線には、風力発電機がずらりと並び壮観な様子。


下沼駅へ戻ってきた。時刻は17:00頃。
ここを脱出できるのは午後7時前。それまでゆっくり休憩と周辺を散歩でも、と思っていたら狙いすましたように雨が落ちてきた。
いずれも通り雨程度でサーッと降っては止む、ということを繰り返す。駅舎の中は点灯してから虫が飛び交っている。
駅舎の屋根のある部分で雨の時間帯をやり過ごすなどしていた。幸い、まだ日没前。 - この時間に「エゾセンニュウ」や「ツツドリ」の声を聴きながら、この日のまとめのメモを書いた。


稚内の市街地へ戻ると、すでに日はとっぷりと暮れていた。地元の「北門神社」の祭礼ということで駅の周囲はどこから湧いたかと思うほどの人々で溢れかえっていた。

(7月第1週 / 1st week of July, 2017 @ A round walk from JR Shimonuma Station via Lake Panke to Horonobe Visitor Centre, Horonobe Town, Hokkaido Pref.)

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下沼駅⇔[三日月沼→パンケ沼⇔幌延ビジターセンター](1) / - 稚内近郊7月上旬の鳥たち - その7

July 20 [Thu], 2017, 21:20

午前11時頃の列車で兜沼を脱出、11時半頃に「下沼駅」着。ここからは「下サロベツ」と呼ばれる地域を歩く。


兜沼駅同様に無人駅。駅舎は、使われなくなった車両を転用したものらしい。兜沼と違ってトイレは駅には無い。 - 1kmほどの最寄トイレへの案内ポスターが貼られていた。

駅舎は扉が閉まるようになっていて、風雨は凌げるほか、夕刻には点灯される。 - すると内部で虫が飛び交う/orz...
出来れば古びた座布団も外しておいてほしいのだが...自分が神経質なだけかも。


駅前は「パンケ沼」へと通じる道が1本延びているだけ。自動販売機すらない。


駅近くの湧水。由緒ただしいものらしいが、飲み物持参済みだった自分は利用せず。


駅から徒歩20分ほどで、「パンケ沼」方面と「幌延ビジターセンター(VC)」方面 - 途中に「三日月沼」がある - の分岐点(以下、「分岐点」)に到達。
地図とにらめっこして、このルートで「幌延VC」へ行くのは若干遠回りのようなので、一旦「三日月沼」へ往復してから、当初予定通り「パンケ沼」から原野の中を通る遊歩道を歩くことにする。


この「分岐点」の周辺から「パンケ沼」への道ではこの「紅い猿」(Long-tailed Rosefinch / Carpodacus sibiricus)のプレゼンスが大きく、あちこちで地鳴きを聴いた。(PM12:00頃)

この鳥の地鳴きは一般に「ピッポ」と聴きなされるらしいが、何度も聴いているうちに、どうも自分には「ズッピン、ズッピン」(スッピンの猿w)と聞こえる気がした。


「カワラヒワ」の群れ(2ペア)。この鳥も周囲に多く見かけた。(Grey-capped Greenfinch / Carduelis sinica ssp. minor)(PM12:00頃)


途中の独特の景観。


途中は、車道を挟んで広大な牧草地となっており、刈取りとその後の攪拌作業があちこちで行われていた。


「分岐点」からゆっくり歩いておよそ40分で「三日月沼」到着。車道沿いから湖面(沼の表面)を観察すると...


ここでも「アカエリカイツブリ」(Red-necked Grebe / Podiceps grisegena)を観察。ただしここでは単独で1羽のみのようだった。(PM12:15頃)

この構図は大橋弘一著「北海道野鳥観察地ガイド」の「下サロベツ」の項(p.120)にあるのと同じだ。


周辺の景観は、これまで見たこともないような大自然感に満ちて素晴らしいものだったが、実はすぐ傍まで牧草地が迫っているのだった。


さて、ここからは「分岐点」に引き返す。 - 実は途中で「ツメナガセキレイ」との出会いがあったが、これについては別途改めて書くことにする。

「分岐点」近くへ戻ってきて、聴きなれないさえずりを耳にした。逆光の中でホワイトバランスをプラスに振っていくと...


現れたのは、またしても「紅いお猿さん」だった。(PM13:00頃)

初めて聞くこの鳥のさえずりは「チョッチョチーチ・チョロリ」(当時のメモによる)だった。


「分岐点」からさらに徒歩15分で「パンケ沼」入口到着。(ここにはきれいなトイレがある。)


案内板。


野鳥観察舎とその内部。



野鳥の案内板。ただし、この日の朝、「兜沼」周辺で「オオジシギ」の地鳴き(「ジェーッツ、ジェーッツ」)を聴いたが、この日の幌延VCとの往復に至る間、「オオジシギ」の鳴き声も姿もまったく耳にせず目にもしなかった。


周辺には木道の遊歩道が設けられている。上述の野鳥観察舎のほか、物見台のようなものもあったが、老朽化のためか立入禁止になっていた。


「パンケ沼」の景観。見渡す限りの湖面(沼の表面)には鳥の姿はまったく無かった。 - 時間帯によるのか、この時期だからなのかは定かではない。(PM13:30頃)


周囲では「ノビタキ」(Siberian Stonechat / / Saxicola maurus ssp. maurus)の子供を多く見かけた。(PM13:30〜PM13:45頃)


今でこそ、この「ノビタキ」もここ北海道の夏には当たり前の普通種だけれども、これから先の数十年、このまま順調に繁殖を続けていくことが果たして出来るのだろうか?


野鳥観察舎の中にあった、おそらく30年前くらいの、ありし日の「あの鳥」の写真パネル。かつてはこの「ノビタキ」のように、当地では当たり前の鳥だったのだろう。それが、2017年の今日、殆どの場所で影も形もなくなってしまった。

▽この鳥の現状/ 大陸で大量に捕獲され、消費されているという。
(参考URL)
「內地人狂食 禾花雀瀕危 國際自然保護聯盟:恐10年內絕種」(蘋果日報2013.11.27から)
ttp://hk.apple.nextmedia.com/news/art/20131127/18526359
"Yellow-breasted bunting songbird in danger of extinction, warns Hong Kong wildlife group" (South China Morning Post 18 June 2015から)
ttp://www.scmp.com/news/hong-kong/health-environment/article/1823465/yellow-breasted-bunting-songbird-danger-extinction

この子供らには「あんたがたには、あんたがたの仲間の将来がかかっているんだよ、責任重大!」と伝えたい気がする。 - 一見、無邪気というかあどけないというか、そんな意識も無さそうだけど。


原野のあちこちでポツリポツリと咲いていた、「エゾカンゾウ」と「カキツバタ」。


「パンケ沼」周辺をひとしきり歩いた後、いよいよ「幌延VC」へと歩き始めた。

(7月第1週 / 1st week of July, 2017 @ Lake Panke (Pankenuma) and its vicinity, Horonobe Town, Hokkaido Pref.)

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兜沼公園(兜沼・中沼) - 稚内近郊7月上旬の鳥たち - その6

July 20 [Thu], 2017, 2:48

朝・5時45分の始発列車で「兜沼」駅。到着時、時刻はAM06:00。まだこの時間は霧が出ていた。こうして画像を整理して記事を書いていると、辺りに満ちていた、早朝の夜露に濡れた草木の匂いを思い出す。

以下、例によってピンボケ・逆光・枝被り・画像ノイズ・トリミング上等ということで。

駅を出て、兜沼公園への最短のアクセスルートを確認すべく地形図を眺めながら歩き始める。

というより、駅の北口を出たあたりで、周囲の静寂を破るかのように「(ン)キョキョキョキョキョキョキョキョキョ」(「キョ」が9回 - 当時の音声ファイルで数回分のさえずりを確認済み。)と鳴く声が聞こえてきた。

声の主を確かめるべく、だんだんと音源となるポイントを絞り込んで、ついにその主の姿を捉えたが、予想外のシチュエーションでの出会いゆえ、自分の記憶の中からこの鳥のことを思い出すのに若干時間を要した。


「アリスイ」(Eurasian wryneck / Jynx torquilla ssp. sarudnyi)だった。 - 人家の傍の針葉樹のてっぺんに居た。まさか、地元の方々は毎朝6時ちょうどに(雄鶏の声ではないが)この鳥の声で起きだして来る、ということはさすがにないだろうけれども... - ちなみに、数時間後、駅に戻った時にも、どこか比較的近いところでまださえずっているのが聞こえた。


此所・この時間でも「コヨシキリ」(Black-browed reed warbler / Acrocephalus bistrigiceps)。(AM06:15頃)

このほか周辺では、数回「紅い猿」も見かけたり、地鳴きを聴いたけれども、画像を得るには至らなかった。

さて、この間、事前情報で「兜沼は駅のすぐ傍にあるのに、道路事情で遠回りをしなければならない」という情報に惑わされ、あちこちの枝道に迷い込んで1時間ほど時間ロスした。


駅近くにあった「豊富町(「ほうふまち」ではなく「とよとみちょう」らしい)発祥の地。岐阜の出身者が母体になって、入植初期には相当な辛苦があったらしい。



結局、駅の西側を突っ切ると「オートキャンプ場」と「キャンプ場(バンガロー群)」のほぼ中間地点に出ることが判った。(↓の画像の中ほどの道が駅舎へとつながる。)


何と云うことだ...(絶句) 看板でも立てておいてくれればよいのに!

少なくともこれで復路、電車の時刻の10分前までにこの地点に来れば大丈夫、という確認ができた。
(この2枚の画像を撮っておいたのが、後刻、復路での確認に役立つことになる。)


まるで「随分もたもたしたんだね、お疲れさん!」と云わんばかりに現れた、いつでもどこでも、まるで見守り神の「アオジ」さん。(AM07:00頃)

さて、兜沼ではこんな鳥たちを確認した。 - いずれもギリギリの証拠写真。


尾の形が遠目にも特徴的な「ヨシガモ」(Falcated Duck / Anas falcata) - 今年1月に水戸植物園で見かけて以来。道北は繁殖地ということになっている。(AM06:45頃) - 道に迷っている最中に遠目に見えた湖面(沼面)に居たもので、下で「カンムリカイツブリ」を見ていた頃にはすでに姿は無かった。



サギの仲間。 - 「チュウサギ」?かと思ったけれど、そもそも北海道では稀ということだし、下の拡大トリミング図によると嘴が先まで黄色いから「ダイサギ」か。(Great Egret / Ardea alba)。(AM07:30頃)


「カンムリカイツブリ」(Great Crested Grebe / Podiceps cristatus)。(AM07:30頃)
別に、これだけ見るなら、わざわざ北海道の最北の僻地まで行かずとも、都下・葛西臨海公園から千葉の三番瀬あたりでも十分だし、余程きれいな画像が得られようというもの。...まあ、それを云ってはお仕舞いで、何事も経験だし、当地での探鳥の記録という意味もあることだし、...と言い訳してみる。

BORGとかいう大砲レンズを持っていけば、この悪条件でもそれこそ羽毛のひとつまできれいに撮れるのだろうけど、何せこちらはコンデジだし飛びものは守備範囲外だし...、とまた言い訳。 - それにしても、霧が立ち込めてこれだけ遠くなのに、こちらに気づいてあたふたと逃げ出した。すごい視力と警戒心。

全部で3羽、うち2羽はペア。 - 少なくともこの時、この視界内には「アカエリカイツブリ」は居なかった。


さて、近くに「中沼」というのがあって、そこまで遊歩道が通っているという事前情報に従って進むも、途中でまた道に迷ってタイムロス。要は案内板の脇のロープを潜ればよかったのね、と。


中沼にはこのように展望デッキが設けられていて、沼の大半をある程度見渡すことができる。 - 強風で木の枝がたわんでいる様子が見てとれる。


まあ、迷っているうちにごっついカメラを持った本格装備の先客1名様は撮り終えて、自分はその方と入れ違いでこの時間帯、独り占めで好きなように出来たからよかったけれども。(AM09:00〜09:30頃)
結構長い時間居たようだ。 - 鳥の立場にしてみれば、次から次へと鬱陶しいことこのうえない朝だったかもしれない。


中沼では、予定通り「アカエリカイツブリ」(Red-necked Grebe / Podiceps grisegena)を暫し観察。
これだって、都下・水元公園のほうが余程好条件で画づくり出来るのかもしれないが...と言い訳。

けっこう風が強いうえ、ポツポツと雨が落ちてきたり、陽が差して来たり、という状況だったように記憶している。ホワイトバランスの調整が難しかった。


この日ここでは、3羽居て、そのうちの2羽がペアで行動していた。「アカエリカイツブリ」は「雌雄同色」とされているけれども、こうやってペアが並んでいるのを見ると、仮に「親+若鳥」でなくて、いわゆる「カップル」であるとすると、言われているのとは違ってそれぞれ色合いが微妙に違う。- ♂と思われるほうが、(1)明らかに顔の白い部分が広く、(2)胸元も白い。上の単独行動の個体は、この比較によりどちらかといえば♂と思われる。

ちなみにこの日この時間帯、鳴き交わす声はまったく聞こえなかった。至って静寂そのもの。


さて、兜沼公園は東側がバンガロー群のある「キャンプ場」、西側が自動車専用の「オートキャンプ場」になっている。



冒頭で書いたように、迷い歩いているうちに最初に「オートキャンプ場」の方へ出たのだけれども、此所は開けていて、あまり野鳥観察に関しては期待できそうにないように感じた。

実際、野鳥の声を多く聴いたのは、林間にある「キャンプ場」の方だったのだけれども、いかんせんこの時期、木々の葉っぱも茂っているうえ、この日は曇っていて薄暗い感じになっていて、長居してもさほど成果がありそうにも思えなかった。 - 加えて、この時期キャンプ場のログハウスに泊まっている人たちが早朝から動き始めていることもあって、稚内森林公園キャンプ場のように別途遊歩道が確保されているならともかく、キャンプ場の中を利用者でもない余所者が不用意にカメラをもってウロウロするのは気が引ける、というのが率直な気持ちだった。

そうこうしているうちに、予定していた「脱出」の時間も近づいて、やむなく兜沼駅へと戻ることにした。
- 実はこのときも危うく迷いそうになり、予め撮ってあった上述のショートカット・ルートの画像を眺めて確認し、事なきを得たのだった...今、思えばこの時点で早起きと疲労のため、既にかなり判断力が鈍っていたようだ。

(7月第1週 / 1st week of July, 2017 @ Kabutonuma Park, Toyotomi Town, Hokkaido Pref.)

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7月上旬・ベニヤ原生花園の花々

July 18 [Tue], 2017, 18:42


「ヒオウギアヤメ」 - 本州の「アヤメ」より若干色が薄め。



「チシマアザミ」 - うなだれたままでこのように咲く。


「エゾカンゾウ(ゼンテイカ)」 (Hemerocallis dumortieri var. esculenta) -  にしては少し線が細いような...ひょっとすると「エゾキスゲ」(H. lilioasphodelus var. yezoensis)なのか?


「ヒメカイウ」 - 季節外れで生育不良の水芭蕉かと思った。


「コバイケイソウ」 - 自分の中では長野あたりの山岳地帯に咲く高山植物のイメージ。



「ハマナス」 - 本来は浜辺の砂地で地を這うようにして咲くイメージ。実際に目にするのはこのように木立になったものも少なくない。



「エゾニュウ(シシウド)」 - 厳密には「シシウド」は北海道には分布しないらしい。


「ハナウド」


「コウリンタンポポ」と「ブタナ(タンポポモドキ・コウゾリナ)」の広大なオレンジベルト



「シロヨモギ」



「ハマエンドウ」(2タイプ)


「ハマボウフウ」と「エゾコウボウムギ」 - 石狩浜などと違って当地では摘む人も少ないのか、「ハマボウフウ」が沢山咲いていた。


「ハマヒルガオ」と「ハマニガナ」


「スカシユリ」 - 開花後、次第に朱色からオレンジ色に退色するようだ。遠目には二色あるように見える。
今回、この花の短い花期に間に合って、しかも思いがけず近くから眺められてほんとうによかったと思う。





「ハマベンケイ」 - 先日、ノシャップで見かけて以来。美しいブルーの花が、此所には沢山あった。

(7月第1週 / 1st week of July, 2017 @ Beniya Gensei Kaen (Wildflower Sanctuary), Hamatonbetsu Town, Hokkaido Pref.)

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都心部・激しい雷雨と雹(ひょう)

July 18 [Tue], 2017, 15:19
午後3時少し前から棲まいの南向きのガラス窓にコツンコツンと当たっている。

すさまじい音で雷が鳴っており、落雷もあちこちで起こっているらしい。



10分後、強風とともに激しい雨がガラス窓に打ち付けている。23区に大雨警報。(PM15:10)



しかしその5分後には、だいぶ収まって、空も少し明るくなってきた。

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午後4時半、もうまもなく第2波がやってくる。どれだけ発達するだろうか?



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(7/19追記) 結局第2波はさしたる影響なし。そしてこの翌日、関東地方の梅雨明けが発表された。

ベニヤ原生花園の端から端まで(2・完) - 稚内近郊7月上旬の鳥たち - その5

July 17 [Mon], 2017, 15:25

「ベニヤ線」の終点か・・・舗装区間が終わって砂利道が先まで真っ直ぐ延びている。もしかするとほんの数年前までここを近くの採取場(跡)で砂利を採取するダンプカーが行き交いしていたのかもしれない。

このあたり、南方面へ向かって右側の草地ないし疎林帯、左側の原生花園に鳥影が濃い。鳥見という点では、むしろ原生花園の遊歩道沿いよりもこちらの方が歩いていて楽しい。


コウリンタンポポ、アカツメクサ、ハマナスなどが咲き、甘ったるい花の芳香が辺りいっぱいに漂っている。


原生花園広し、といえども「紅いお猿さん」が見られるのは、どうやら駐車場近辺からこのあたりに限られるようだ。
(Long-tailed Rosefinch / Carpodacus sibiricus)(AM10:30頃)


「ノビタキ」♂と「紅い猿」。前者がバタついている後者に向かって「何やってんだお前?」とばかりに眺めている。(PM12:30頃)


「アオジ」(Black-faced Bunting / Emberiza spodocephala ssp. personata)(AM10:45頃)


「ノビタキ」↑♂、↓♀と子供。(Siberian Stonechat / Saxicola maurus ssp. maurus)(AM10:45頃)



4月下旬、新川河口での出会い以来の「オオジュリン」♀。(AM11:45頃) --- そういえば、道南であれだけ見かけた「ホオアカ」を此所ではまったく見かけない。
↓「オオジュリン」♂(AM10:00頃)



砂利道の中ほどまで来たところで、予期した(あるいは予想外の)出会いがあった。 --- 砂利道を比較的頻繁に通る車の中に、地元のバーダーさんが居て、「居ないなぁ」とつぶやいていたが、歩いて探していた自分は、果たして運が良かったのだろうか?


「ツメナガセキレイ」(Green-crowned Yellow Wagtail / Motacilla tschutschensis ssp. talvana)
↑(1日目、AM11:15〜11:30頃) - このときはなぜかフォーカスが合わず、ボケボケの画像。もともと、黄色い色のオブジェクトは「フクジュソウ」「エゾノリュウキンカ」などを初めとしてあまり得意でないこのコンデジ。

↓(2日目、AM09:15頃) - 強風・逆光下の悪条件で、ある程度の証拠写真。




とにかく2日目は風が強く(風速4〜5m/s)、彼らも殆ど停まることができず、こちらも彼ら4羽程度がこの美しい草原を背景に互いに追飛する様子を目で眺めているしかなかった。


このあたりまで来ると、「ヒバリ」(Eurasian Skylark / Alauda arvensis ssp. japonica)を見かけた。 - もう少しまともな画作りをしよう、と思ったところで車が通って台無しに。いっそ、車両進入禁止時間帯を設けてくれないものだろうか?



湿原の上を飛ぶ「アオサギ」(Grey Heron / Ardea cinerea)。(PM12:30頃)


展望塔が遙か遠くに見える、この距離感。砂利道の南端近くへとやってきた。


この先、砂利道は右側の土手の上の方へと曲がって、その先はまた舗装道路となる。


一方、湿原の南端には、何やら帆立貝の殻の産廃処理場のような施設があって、その施設沿いに堤防のようなコンクリートの構造物がある。


その堤防のようなもののすぐ下には、海側へとつながる小道が伸びていて、その先を行くと...




堤防の突端には、「ウミウ」らしい黒い鳥とカモメの群れ。強風下、これ以上の接近は不可能。(2日目、AM09:45頃) - 目前に広がるのは、波立つ「オホーツク海」。


近くの砂地では、「コチドリ」(Little Ringed Plover / Charadrius dubius)の姿を見かけた。(同上、AM10:00頃)


さて、原生花園の南端を確認したところで、また元の道を引き返す。

身体を捻ったとても微妙なポーズでさえずる「コヨシキリ」さん。(AM11:15頃)



最後に、おそらく一連の「コヨシキリ」さんの画像のなかで、いちばん出来がよいもの。(AM08:45)。

(7月第1週 / 1st week of July, 2017 @ Beniya Gensei Kaen (Wildflower Sanctuary), Hamatonbetsu Town, Hokkaido Pref.)

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ベニヤ原生花園の端から端まで(1) - 稚内近郊7月上旬の鳥たち - その4

July 16 [Sun], 2017, 16:48
この日、稚内の市街地は濃霧に時折霧雨が混じるという状況で、バスルートの途中の宗谷岬を廻る辺りまでは周囲が真っ白な状況だった。

それを過ぎて、トイレ休憩のある行程中ほどの鬼志別(おにしべつ)ターミナル(バスセンター)あたりからは、次第に霧も晴れて薄日が差すぐらいになってきた。

バスルートの途中、猿払のあたりにも一見よさそうな探鳥地(沼など)があるが、バスの本数が少ない(徒歩では途中脱出がむずかしい)のと、事前の情報でヒグマのリスクが相対的に高く、車で廻る人向けと判断して敢て途中下車はしなかった。
(参考) ttp://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp/birdwatching/birds/index.html
ttp://www.vill.sarufutsu.hokkaido.jp/hotnews/detail/00000417.html


片道2時間半のバス行程を経て、「ベニヤ原生花園」バス停到着。ちなみに復路バス停は少し先のガソリンスタンドの向かいあたり。


「待合所」と、原生花園の管理棟まで限定で貸出している自転車。ただ、此所をバスで訪れる人はどうやら殆ど居ないようだ。


原生花園への入口。ここから「ベニヤ線」という道路の支線となる。


原生花園までは地図によると15分ほどらしい。道路の入口に「熊アラート」、しかも日付が6月下旬と新しい - そもそも浜頓別町のHPにも出ていなかったような...。(*注)時刻はAM08:30頃。比較的風もおだやかで天気が良く、路傍は除草されそれなりに見通しもよいので、一応用心しながらも熊鈴は付けずに歩いた。


道路に向かって左側の様子。奥の方にひとつ手前のバス停のある、濃厚な牛乳で著名な「よつ葉牛乳」の工場が見える。

以下、例によって逆光・ピンボケ・枝被り・画像ノイズ・トリミング上等、ということで。


この日のお出迎え役は「ビンズイ」(Olive-backed pipit / Anthus hodgsoni ssp. hodgsoni)。
さえずっている様子を今回初めて見た。(AM08:30頃)



原生花園の入口付近。左が展望棟(きれいなトイレがある)、右が管理棟。ちょうど管理棟に来られた係員の方にヒグマ情報について確認すると、「既に解除された。」とのことで、一応一安心。


ここで、根室の明治公園で見かけたのと同じシルエットの鳥を見た。ということは「シマセンニュウ」なのか?(AM08:30頃)


案内板。


木道への入口は2つあって、これは北側(とりあえず入口Aとしておく)。自分はここから入って左折し、まずは北方面へと進んだ。


記念写真。このあたり、背の高い「シシウド」が林立してまさにこれから咲き出そうという、そんなタイミングだった。


「オオジュリン」(Common Reed Bunting / Emberiza schoeniclus)(AM09:00頃)



「コヨシキリ」(Black-browed Reed Warbler / Acrocephalus bistrigiceps)(AM09:00頃)



「ノゴマ」(Siberian Rubythroat / Calliope calliope)(AM09:15頃) --- 後で判ったが、「ノゴマ」はベニヤ原生花園ではあまり多くない。



「アオバト」の群れ。(White-bellied Green Pigeon / Treron sieboldii)(AM09:15頃)
これまで道内のあちこちで「ホォーアォーアーオー」という遠くで囁くようなこの鳥の鳴き声を聴いてきたが、実際にその姿を見た(肉眼ではしっかり見た)のは今回が初めて。ひょっとして降り立つかも、という期待をよそにそのまま飛び去った。


「エゾシカ」(Ezoshika Deer / Cervus nippon ssp. yesoensis)。
狭い遊歩道、さあ、どうする?と思っていたら、後ろからいつのまにか来ていた男性のウォーカーに先をお譲りした。
その人はそのままズカズカ歩いて行ったので、シカは已む無く脇の茂みへと入っていくことに。
すると、あろうことかこのシカ、辺りに生えていた「エゾカンゾウ」の花をむしゃむしゃと食べ始めた。 --- こんなこともあってこの花は原生花園からどんどん減っているのだろうか?



この辺りから、遊歩道の陸側は針葉樹の林となる。中には強風で折れ曲がって育った木も。


遊歩道の北端(行き止まり)。少し戻ったところを左に曲がる。


曲がった先に広がったのは、一面の葦原。この日、前半は海側から霧が寄せて来ており、遠くが霞んでいる。



そのまま遊歩道を管理棟方面(南方向)へ進むと、途中で葦原を横切る木道があり、それを渡ると、さらに管理棟方面へと延びる林道があった。



↑「カワラヒワ」と、花の終わりかけたコバイケイソウの穂先でさえずる↓「コヨシキリ」。(AM09:45〜10:00頃)



木道への南側の入口B。ここから海岸へと出ることができる。


原生花園を南北に貫く入江を渡る「ハマナス橋」。この先が海岸で、海岸沿いの土手の草地が、そこかしこから聞こえる「トゥルルルルル・ジュリジュリジュリ」というさえずりからそれと判る、「シマセンニュウ」(Middendorff's Grasshopper Warbler / Locustella ochotensis)の個体数が密集していたところ。 --- 無論、時期・時間・天候その他の事情によるのだろうけれども。
しかし残念ながら、数少ないシャッターチャンスを逃してしまい、画像は無い。(AM11:00〜PM12:00頃)


南方向をのぞむ。


海岸付近の案内板。ここから海岸に出たあたりまでは一般の観光客も少なからず寄るところ。



「スカシユリ」の花咲く海岸沿いの土手。このあたりまで足を延ばす観光客はまず居なさそう。
管理棟側からの画像と、海側からの画像。



この先、先述の針葉樹林の、海岸沿いの土手を挟んで反対側に延々とつづく砂浜を、同じ方向(北方向)へと歩いてみた。

砂浜は砂粒が比較的大きく、その割に締まっておらず、通常の靴では実に歩き辛かった。途中、北方面から進入したらしい自動車の轍が残っていた。

時間の制約もあり、だいたいこの辺までかな、というところにちょうどあった、ポリタンクか何かが積み重なってできたモニュメントのようなもの。

これを見届けて、また管理棟付近へと戻った。このつづき(南方面)は別稿にて。

(参考URL)
ttp://www.town.hamatonbetsu.hokkaido.jp/sightSeeingEvent/index_beniya.phtml

(7月第1週 / 1st week of July, 2017 @ Beniya Gensei Kaen (Wildflower Sanctuary), Hamatonbetsu Town, Hokkaido Pref.)

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(*注) 7/19追記: 浜頓別町のHPによると、7/9(日)AM10:30に新たにヒグマの目撃情報あり、7/16(日)以降、当面の間、立入制限(時間帯を09AM-16PM, 入口〜海岸までのルート限定)をしている由。
ttp://www.town.hamatonbetsu.hokkaido.jp/docs/2016070500027/
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